上 下
32 / 35

狡猾な罠

しおりを挟む
魔王達は会議室に集められた。人がどんどん暗殺されているからだろう。当たり前だ。

王様が「諸君に特別なブレスレットを与えよう。暗殺防止だ」
ブレスレットを付けたとたん魔力を練れなくなった。しまった。
変装も解除された。レジタンスで、できているのか。

元の姿に戻った俺を指差して「お前が犯人だな」と言われた。
全員捕まってしまう。

牢屋に連れていかれた。
「この牢屋は特殊でな。中で人が戦闘でダメージを受けると
その分パワーアップする能力を持っている。拷問の始まりだ」

拷問官がモンスターを召喚した。ものすごい魔力だ。いや全身が魔力でできている。

珠璃愛に殴りかかってきた。よけれずにラッシュを食らいまくる。
壁に激突した。土煙で見えない。

珠璃愛は後ろに回り込みモンスターを殴る。振り向けざまにキックを食らい吹き飛んだ。
珠璃愛はその一撃で息をしていなかった。

「案外,弱い」と拷問官は言った。

一方魔王の方は互角の戦いをしていた。
壁に魔王は、激突した。
モンスターの攻撃を手を持ちおすことで牢屋に刺さり抜けなくなったのを袋叩きにしている。
魔力がないとダメ-ジを与えれないが牢屋に魔力がこもって流れているのを使い殴っている。
ついに胸に風穴をあけた。

拷問官は「やるな」と言い、さらに2体出した。
(何体でも出せるのか・・・)
は魔王は、息が荒い。

暗殺丸は敵をジャンプして超えて頭部にけりを食らわせた。
アクロバットな動きをしていたが、
ついに捕まってしまい、頭を持たれ、握力で潰された。

魔王は敵のパンチでブレスレットを破壊させた。

「俺様をなめるなよ」
拷問官は笑った。「貴様能力を使える今、危険だ。排除する」

次の瞬間魔王は何故か能力を使えなくなった。
レジタンスでできている弾で頭を打たれて倒れた。
全滅した。

春風創真は、次元把握でそのことを知り、
新たな自分が作った技ワ-プホールで瞬間移動してきた。

拷問官は「お前をおびき寄せる罠だったのさ」と言った。
能力を使えない・・・

「ここでは強すぎる者は能力を使えないのだ。遠い星から、お前の存在は録画していたのだ。
「<術式超絶>モンスターが大量に召喚できるようにする」
モンスターがあたりを埋め尽くした。
全てのモンスターを一撃で屠っていく。
斬撃を飛ばして皆殺しにした。

拷問官が死んだのにもかかわらずモンスターが召喚される。
黒い煙となって迫ってきた。
春風創真の周りは全て黒い煙だ。
魔力を放出して吹き飛ばす。

仲間たちをかつぎ逃走することにした。
黒い煙が手となり魔力ごとつかんできて動けない。なんて力だ。
魔力を一旦消して、ふきとばすを繰り返して壁に穴をあけ、飛び降りた。

能力を使えるようになった。
時限掌を使った。
闇の手を自分から時空で押して離していく。

突如相手も時空掌を使ってきた。
(おかしい、何故能力を使えない牢屋の時に使わなかった。
そういうことか相手の能力を看破したぞ)
斬撃をあっちこっちに飛ばしまくる。
「そうだよな。魂を守るよな」
<空間把握>魔力が固まっている場所にワ-プホールした。

新たな技<マ-キング>を使った。
能力は触った、あらゆるものの居場所が常にわかるだ。

「お前の能力はあらゆるものをとどめる能力だろう。
魔力をとどめていたし、私の能力をとどめて使っていたからだろう」

「だが、極限まで圧縮したこの魔力の体を貫くことはできるかな、それに
魔力を込めるだけで魂をとどめれる。留める能力だ亅
しおりを挟む

処理中です...