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『第2話:聖女の力は、快楽をもたらす?』
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──どうしてこんなことに。
私は、王宮の離宮――第二皇子専用の、誰も立ち入ることのできない私室にいた。
「……落ち着いたか?」
低く響く声に、ビクリと肩が震えた。
「そ、そもそも……どうして私を助けたんですか?」
震える声で問いかけると、彼はわずかに目を細め、私に近づいた。
「……理由が必要か?」
「理由がなければ、こんなこと……」
「なら、俺が“お前に触れられた”理由は?」
唐突な問いに、息が詰まった。
さっき、処刑場から連れ出されたとき――
彼に触れた瞬間、まるで火がついたように彼の体温が上がった。
「お前、あのとき……俺の身体に、何をした?」
ベッドの上に座る私の頬に、スッと指が添えられる。
「癒した……だけ、です」
「なら……“なぜ、あんなに熱くなった?”」
言葉の意味がわからない。
けれど彼の眼差しは真剣で、そして――どこか、獣のような色をしていた。
「試してみよう」
「え……?」
手首をつかまれて、彼の胸元に触れさせられる。
「なっ……!」
――ドクン。
まるで心臓が震えたような感覚が、私の手から彼に流れ込む。
彼の顔がわずかに歪む。息が漏れた。
「っ……く、これは……また、だ……」
「だ、大丈夫ですか? 熱が……!」
あわてて手を引こうとするも、彼の腕に力がこもる。
「……お前の手に、癒しの力があるのは間違いない。ただ、それは……」
彼の瞳が、私をまっすぐ射抜く。
「“快楽”を通して発動するものだ」
「っっ……!?」
「その証拠に、俺の身体は今――お前に触れられて、こんなにも……熱くなっている」
ベッドに押し倒され、腕の中に閉じ込められた。
彼の吐息が、耳元をかすめる。
「……試させてくれ。お前が“本当に聖女かどうか”を」
そして、そのまま唇が近づいてきて――
私は、王宮の離宮――第二皇子専用の、誰も立ち入ることのできない私室にいた。
「……落ち着いたか?」
低く響く声に、ビクリと肩が震えた。
「そ、そもそも……どうして私を助けたんですか?」
震える声で問いかけると、彼はわずかに目を細め、私に近づいた。
「……理由が必要か?」
「理由がなければ、こんなこと……」
「なら、俺が“お前に触れられた”理由は?」
唐突な問いに、息が詰まった。
さっき、処刑場から連れ出されたとき――
彼に触れた瞬間、まるで火がついたように彼の体温が上がった。
「お前、あのとき……俺の身体に、何をした?」
ベッドの上に座る私の頬に、スッと指が添えられる。
「癒した……だけ、です」
「なら……“なぜ、あんなに熱くなった?”」
言葉の意味がわからない。
けれど彼の眼差しは真剣で、そして――どこか、獣のような色をしていた。
「試してみよう」
「え……?」
手首をつかまれて、彼の胸元に触れさせられる。
「なっ……!」
――ドクン。
まるで心臓が震えたような感覚が、私の手から彼に流れ込む。
彼の顔がわずかに歪む。息が漏れた。
「っ……く、これは……また、だ……」
「だ、大丈夫ですか? 熱が……!」
あわてて手を引こうとするも、彼の腕に力がこもる。
「……お前の手に、癒しの力があるのは間違いない。ただ、それは……」
彼の瞳が、私をまっすぐ射抜く。
「“快楽”を通して発動するものだ」
「っっ……!?」
「その証拠に、俺の身体は今――お前に触れられて、こんなにも……熱くなっている」
ベッドに押し倒され、腕の中に閉じ込められた。
彼の吐息が、耳元をかすめる。
「……試させてくれ。お前が“本当に聖女かどうか”を」
そして、そのまま唇が近づいてきて――
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