『スキル0の俺が“女神の代行者”に指名されて、気づけば世界最強ハーレムでした』

春夜夢

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第13話『女神の口づけと、決壊寸前のハーレム会議』

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――王都・聖教会領内、深夜。

「リク様との“初めて”は、正式な儀式として尊重されるべきです」

ミシェルが静かに微笑みながらそう語る横で、
ノアが頬をぷくっと膨らませていた。

「じゃあ私との初契約は!? 一緒に風でくるくるしたじゃないですか~!」

「……くるくる?」

「いや、言い方がアホかわいすぎるだろ」

アリアは腕を組んで睨みつけてくる。

「リク。お前、本気で全員に“誠実”に向き合うつもりか?」

「そ、それは……」

「全員を平等に、なんて一番ずるいのよ」

エリザベートが冷静に茶をすする。

「とはいえ、既にキスの順番は混線しておりましてよ」

セリナは唇をきゅっと結び、俯いていた。

「私は……まだ、してない」

(ああああもう! 心臓がもたねえ!)


---

「では、議題をひとつに絞りましょう」

リュミエールが立ち上がる。

女神の衣が月光に透け、全員の視線が自然と集まる。

「“次のキス”は誰が得るべきか」

「おい神様、堂々と宣戦布告すんな!」

「ふふ……私は代行者の主であり、最初の“契約者”です。
 つまり、もっとも正当な“最初の恋人候補”とも言えるのでは?」

「神の権威、乱用しすぎだろ!」


---

結局――

「ハーレム会議を“温泉施設”で開催します!」

というノアの一言で、全員が温泉へ移動することになった。

「ねぇ、リクさま~。混浴でいいですよね?」

「ぜんぜんよくねええええええ!」

しかし、既に扉の向こうでは、
タオルを巻いた6人の美女たちが揃って待っていた。

(これが、俺の……修行なのか?)


---

湯気の中。

「リク様、後ろ流しますね~」(ノア)
「髪も洗ってやろう」(アリア)
「肩、触っても……いいですか?」(セリナ)
「……肌の感触、記録中です」(アイリス)
「“刺激”の解析完了ですわ」(エリザベート)
「では、“聖なる口づけ”を――」(リュミエール)

「だれか止めてぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

そして、その夜。

女神との正式な“キス契約”が交わされ――

【契約更新:女神リュミエール】
【スキル強化:天命律の支配】【加護重複/真核解放】

「ふふ……これで、あなたはもう――逃げられないわ」

そう囁いたリュミエールの微笑みは、
女神ではなく、ひとりの“女”の顔をしていた。


---

◆次回予告
第14話『魔王の目覚めと、禁断の血脈』
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