『スキル0の俺が“女神の代行者”に指名されて、気づけば世界最強ハーレムでした』

春夜夢

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第14話『魔王の目覚めと、禁断の血脈』

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「リク。魔界で“異常魔力の振動”が観測されました」
リュミエールの顔が珍しく険しい。

「今までにない波長。それに……この魔力には、見覚えがある」

「まさか……魔王が?」

「ええ。正確には、“次代の魔王核”の覚醒反応。
 封印されていたはずの“あれ”が、動き始めたのかもしれません」

ノアが不安げに口を開く。

「でも、前の魔王って、確か……アリアのお父さんじゃなかったっけ?」

「……ああ」

アリアが静かに頷いた。

「奴は、“俺の中に眠っている”。
 俺の魔核の奥に、父の魔力が封じられているんだ」

「待て。つまり、お前……」

「そう。俺は、“魔王の娘”じゃない」

アリアがフードを下ろし、背中の刺青を見せる。

「“俺は、先代魔王の“遺伝核を継いだ”――正統後継者だ」


---

驚きが広がる中、
リュミエールは静かに口を開いた。

「あなたの存在は、世界の秩序を左右します。
 人間としても、魔族としても、そして……」

「……ハーレムメンバーとしても、ですわね?」(エリザベート)

「会話に刺を混ぜないでくれ」


---

その夜、アリアが俺の部屋を訪れた。

「なあ、リク。もし……俺が暴走したら、どうする?」

「止めるよ。何があっても」

「殺す覚悟もあるのか?」

「……いや、絶対に殺さない。代行者としてじゃなくて、“リク”として、お前を守る」

アリアの赤い瞳が揺れた。

「お前、ほんと……ズルいわ」

「よく言われる」

「……じゃあ、いっそ“責任”取れよ」

「は?」

次の瞬間、アリアが俺の唇を奪った。

【契約深化:アリア・ディ・ノクティス】
【新スキル:魔核制御Lv10/混沌支配/闇王覚醒】

「これで、俺の全部、お前のもんだ。
 逃げるなよ、“俺の王”」

(……今、なんかプロポーズされた!?)


---

その頃、魔界の最奥――

封印の門が、静かに音を立ててひび割れた。

「アークライトの名を継ぐ者よ……お前は、どちらの血に従う?」

暗黒の空間から響いた声は、
確かにリクと、何かを共有していた。

「目覚めろ。“原初の魔王”の子よ――」


---

◆次回予告
第15話『原初の血と、俺の正体』
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