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第15話『今度は、俺があなたを守る番です』
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平穏な日々は、長くは続かなかった。
かつての王都から北の隣国・リュゼリアが、王政崩壊の隙を突いて侵攻を開始。
元王族であるユリウスを「反逆者」として名指しし、命を狙っているとの情報が届いたのだ。
「……来るか。隣国王女の父親だ。そう簡単には引き下がらないな」
ユリウスは冷静だったが、レオンは違った。
愛する人の命を、もう二度と誰にも握らせたくはなかった。
「ユリウス様、今度は俺が行きます」
「……なに?」
「ずっと守られてばかりでした。
でも、もう俺は――ただの剣じゃない。“あなたの夫”です」
レオンの瞳は、強く、揺れていなかった。
その夜。
レオンは戦支度を整え、最後の夜をユリウスと過ごすため、彼のもとへ戻ってきた。
「今夜は……あなたを、俺のものにさせてください」
その言葉に、ユリウスは目を見開いた。
けれど、拒まなかった。
「……好きにしろ。どうせ、お前には逆らえない」
レオンは手慣れた手つきでユリウスの服を脱がせ、丁寧に肌へ口付けていった。
首筋、鎖骨、胸元、腹部――そして、脚の間まで。
「お前が……主導とはな……」
「今夜だけは、守られる側になってください。……全部、俺が奪います」
ユリウスの脚を開かせ、自らの指で準備を進めていく。
「っ……あ、く……こんな、感覚……っ、お前……っ」
「感じてください。俺の愛を」
そして、ゆっくりと自身を押し入れていく。
「んぁっ……っ、く……レオン……!」
「奥まで……あなたを抱きしめたい……っ」
いつもとは逆に、ユリウスが喘ぎ、レオンの腕にすがっている。
肌を打ちつけ、重ねるたび、愛の重さだけが積み重なっていく。
――抱かれる王子。
――貫く平民の剣。
誰も知らない、世界に背を向けた夫婦の、ひと夜。
「……あなたを守れるのなら、俺は地獄にだって行けます」
「……そんな目で言うな。俺が、またお前に溺れる」
🔚 続く…
次回:
リュゼリア軍の先遣部隊が襲来。レオンは一人、戦場へと立つ――
だがそこで明かされる、「レオンの出生の真実」と、王家に秘された“最終血脈”の正体とは?
かつての王都から北の隣国・リュゼリアが、王政崩壊の隙を突いて侵攻を開始。
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ユリウスは冷静だったが、レオンは違った。
愛する人の命を、もう二度と誰にも握らせたくはなかった。
「ユリウス様、今度は俺が行きます」
「……なに?」
「ずっと守られてばかりでした。
でも、もう俺は――ただの剣じゃない。“あなたの夫”です」
レオンの瞳は、強く、揺れていなかった。
その夜。
レオンは戦支度を整え、最後の夜をユリウスと過ごすため、彼のもとへ戻ってきた。
「今夜は……あなたを、俺のものにさせてください」
その言葉に、ユリウスは目を見開いた。
けれど、拒まなかった。
「……好きにしろ。どうせ、お前には逆らえない」
レオンは手慣れた手つきでユリウスの服を脱がせ、丁寧に肌へ口付けていった。
首筋、鎖骨、胸元、腹部――そして、脚の間まで。
「お前が……主導とはな……」
「今夜だけは、守られる側になってください。……全部、俺が奪います」
ユリウスの脚を開かせ、自らの指で準備を進めていく。
「っ……あ、く……こんな、感覚……っ、お前……っ」
「感じてください。俺の愛を」
そして、ゆっくりと自身を押し入れていく。
「んぁっ……っ、く……レオン……!」
「奥まで……あなたを抱きしめたい……っ」
いつもとは逆に、ユリウスが喘ぎ、レオンの腕にすがっている。
肌を打ちつけ、重ねるたび、愛の重さだけが積み重なっていく。
――抱かれる王子。
――貫く平民の剣。
誰も知らない、世界に背を向けた夫婦の、ひと夜。
「……あなたを守れるのなら、俺は地獄にだって行けます」
「……そんな目で言うな。俺が、またお前に溺れる」
🔚 続く…
次回:
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