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第17話『民の崇拝も、玉座の勧誘も、あなたを超えるものじゃない』
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戦いが終わったあと、世界は一変した。
レオン・フェリス――いや、“レオン・アストレイア”。
神に近き民《光翼の末裔》の名を継ぐ者として、国中から崇められる存在になっていた。
各地の貴族は彼を「新たな王」にと求め、
教会は「神の奇跡」として神聖化を進めようとする。
そして元王族派は、レオンを王家へ迎え戻し、正統な支配者に仕立て上げようとしていた。
けれど、レオンの答えはただ一つだった。
――「いいえ。俺は“ユリウスのもの”です」
王都の広場。再編された議会の場で、レオンは静かに言い放つ。
「俺の血が、誰かの支配や正統性を証明する道具なら――そんなもの、いらない」
「王位を拒否するというのか?」
「はい。俺は“夫”を選びました。ユリウス・フォン・リヴィエールという人を、
王でも、神でもない“ひとりの男”として愛しました」
――そしてその夜。
ふたりは“本当の意味での結婚式”を、秘密の礼拝堂で執り行った。
今度は、誰の目もない。誰の許可もいらない。
たった2人だけの、誓い。
「愛してる、ユリウス様」
「……俺も、何度生まれ変わっても、お前だけを選ぶ」
そして、夜。
新しい生活の始まりにふさわしい、甘く激しい交わりが幕を開ける。
ユリウスの腕の中、レオンは静かに目を伏せた。
「今夜は……あなたのすべてをください。
神でも王でもなく、“ただの俺”として、愛されたい」
「……わかった。今夜は、ただの男として、お前を貫く」
脱がせる手は丁寧で、触れる指先は熱かった。
舌が絡み合い、肌が重なり、挿入の瞬間、レオンの背が跳ねる。
「んっ……ああ、奥、まで……っ、来て……」
「ここだな。お前のいちばん深いところ……」
ゆっくりと動き、焦らすように攻めて、レオンの脚が震える。
「きもち……っ、あなたのが、ほしくて……っ」
「全部やる。だから、何度でも鳴け。俺だけに……」
快楽と愛に包まれながら、レオンは何度も果てた。
誰にも見せない顔を、誰にも許さない声を――
ユリウスだけに晒して。
🔚 続く…
次回:
2人は新たな国を離れ、静かに暮らし始める。
だが、最後にひとつだけ残っていた“約束”――子を残すという選択が、ふたりの未来を再び揺らす。
レオン・フェリス――いや、“レオン・アストレイア”。
神に近き民《光翼の末裔》の名を継ぐ者として、国中から崇められる存在になっていた。
各地の貴族は彼を「新たな王」にと求め、
教会は「神の奇跡」として神聖化を進めようとする。
そして元王族派は、レオンを王家へ迎え戻し、正統な支配者に仕立て上げようとしていた。
けれど、レオンの答えはただ一つだった。
――「いいえ。俺は“ユリウスのもの”です」
王都の広場。再編された議会の場で、レオンは静かに言い放つ。
「俺の血が、誰かの支配や正統性を証明する道具なら――そんなもの、いらない」
「王位を拒否するというのか?」
「はい。俺は“夫”を選びました。ユリウス・フォン・リヴィエールという人を、
王でも、神でもない“ひとりの男”として愛しました」
――そしてその夜。
ふたりは“本当の意味での結婚式”を、秘密の礼拝堂で執り行った。
今度は、誰の目もない。誰の許可もいらない。
たった2人だけの、誓い。
「愛してる、ユリウス様」
「……俺も、何度生まれ変わっても、お前だけを選ぶ」
そして、夜。
新しい生活の始まりにふさわしい、甘く激しい交わりが幕を開ける。
ユリウスの腕の中、レオンは静かに目を伏せた。
「今夜は……あなたのすべてをください。
神でも王でもなく、“ただの俺”として、愛されたい」
「……わかった。今夜は、ただの男として、お前を貫く」
脱がせる手は丁寧で、触れる指先は熱かった。
舌が絡み合い、肌が重なり、挿入の瞬間、レオンの背が跳ねる。
「んっ……ああ、奥、まで……っ、来て……」
「ここだな。お前のいちばん深いところ……」
ゆっくりと動き、焦らすように攻めて、レオンの脚が震える。
「きもち……っ、あなたのが、ほしくて……っ」
「全部やる。だから、何度でも鳴け。俺だけに……」
快楽と愛に包まれながら、レオンは何度も果てた。
誰にも見せない顔を、誰にも許さない声を――
ユリウスだけに晒して。
🔚 続く…
次回:
2人は新たな国を離れ、静かに暮らし始める。
だが、最後にひとつだけ残っていた“約束”――子を残すという選択が、ふたりの未来を再び揺らす。
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