青い彼岸花

Nemo

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普通の普通じゃない

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 「もう、うちの子は治ならいのですか?」「いえ、100%治らない訳ではありませんが。またあの場所に行かせないようにお願いします。一様市の方にも住民の方にも話しておきました。」私の娘は今重大な病気にかかっている。それも未知の病だ。そうこれは3ヶ月前の話である。




3ヶ月前

私はいつも通り家の家事をしていた。「そろそろミキが帰って来る頃かな」と思っていた。しかしまだ帰って来ない。「寄り道でもしてるのかな」と思いながら30分は経った時だった。「ただいま!」ミキの元気な声がした。「遅いよー、心配するでしょ?」「あはは、ごめんなさーい、寄り道してた!」やはり予想通りだった。「もー、友達と寄り道したい気持ちは分かるけど、一回家に帰って来てから遊びなさい。わかった?」「はーい」と言いミキは玩具の人形で遊んだ。「・・ただいま」「あ、ユキおかえり」「ねぇ、お母さん・・」ユキは嬉しそうにいった。それは今思えば様子がおかしかったのかもしれない。顔は笑ってるけど何となく暗いような感じだった。「今まで思わなかったんだけど。私・・私って想像力が豊かなのかな?」「いきなりどうしたの?」「なんかね今日気付いたの!周りがあんなに美しいの!」最初はあまり理解が出来なかった。でも・・あの時の事を思い出すと、もう娘は手遅れだったのかもしれない。あの不気味な笑顔を思い出すと今でも私は悲しくなります。
 その日の夕飯を食べている時の事だった。「ねぇ・・お母さん」「何?」ユキは夕飯のハンバーグを見て言った。「もし、このハンバーグが岩だとするでしょ?」「・・うん」「お皿が地面でブロッコリーが森の木々、そしてそこを小人が歩くの、そしてその小人はピッケルで岩を叩くのよ」「ねぇ?ユキ」「なぁに?お母さん」「あなた今日は勉強しないで寝た方がいいんじゃない?なんか様子がおかしいよ?」ユキは目を覚ました様に言った。「そうだよね・・私一体どうしちゃったのかな?」「ただ疲れてるだけよ、今日は寝なさい」「・・うん」ユキは二階へ上がっていった。
 最初はただ疲れが溜まってるだけだと思った。でも・・ユキの言葉はさらに悪化していった。
 「ねぇ、お母さん。」「今度は何よ」「今日犬が喋りかけて来たの」「・・は?」「本当だって、可愛かったな。犬って喋る事が出来るのね」「ユキ・・」そして私はユキを病院へ連れていった。しかし医師からは特に異常は無いと言われるばかりであった。でも明らかに娘の様子がおかしいのは本当の事だろう。
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