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ある日・・
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「うぅ・・ひっくううぅ」二階のユキの部屋から鳴き声が聞こえた。「ユキ?どうしたの?」私はユキの部屋をノックした。「お母さん・・助けて」いきなりの言葉で私は扉を開けた「どうしたの?」「私、私!いつか自分の作り出した世界に戻ってこれない気がするの・・」その時私は決心した。絶対この子を助けると・・私は知り合いや友達などに聞きとある病院へユキと一緒に連れていった。その病院はほとんどの患者を治したと言われる有名病院だった。そして待合室で待ってる時だった。「お母さん!また・・また私の作り出した世界が襲ってくる!」「大丈夫よ、すぐにお医者さんが見てくれるから」「わたし・・わたしいつか自分で作り出した世界に飲み込まれそう、ほら!この病院がお菓子で出来た病院になって来た」するとすぐに私達の名前が呼ばれた。そして診察室にいたのは若い医師だった。「どうぞ、座って下さい。」私達は座った。そして医師からいきなり変な質問が来た。「いきなり変な質問をするのですが、ユキさんの肩に青いシミの様な物はありませんか?」最初は意味が分からなかった。しかしユキの方から答えた「あります。3センチぐらいの青いシミがあります。痣にしては色が異様綺麗です。」「なるほどだとすると原因は分かりました。」 私は驚いて言った「原因ってわかったんですか?」すると医師は冷静に喋った「原因は脳の病気でも心理的な病院でもありません。ユキさん・・最近青い彼岸花の匂いを嗅ぎましたか?」ユキはピンッと来た様に言った。「あっ、はい!帰り道友達と寄り道してる時に少し車も通れない様な山道に入ったんです。まぁ軽い肝試し的な奴でした。その時とてもいい香りがしたんです。でも友達には分からないみたいで、私は友達を置いて匂いの方向へ行ったんです。そしたら青い彼岸花が咲いてました。それも結構な数です。」「青い彼岸花は別名悪魔の花とも呼ばれてるんです。特殊な匂いを出してターゲットを定めて花の近くへまで寄らせる、その時その彼岸花はまぁ杉で言う花粉の様な物質を出してそれを人間や動物の脳へ寄生するんですよ。そして寄生された人は想像力あるいは妄想力が激しくなり。最終的にはその想像力が実体化します。」私は言葉が出なかった。どうしたらいいか分からなかったからだ。「もし実体化してしまったら周囲の人に迷惑を掛ける事になるので直ちに入院して下さい」「そ、そんな!その病気は治ならいんですか?」「今まで治った患者は残念ながらまだいません。なぜならその彼岸花は江戸末期に絶滅したと言われており、今まで患者がいなかったので薬などもありません。しかし最近この病院でもすでに2人青い彼岸花の患者がいます。今はその人達も落ち着いてるぐらいの余裕があるので症状は軽いですが、ユキさんの場合おそらく青い彼岸花の花の部分を思いっきり吸ってしまったので、おそらく辛い闘病生活が待ってると思います。」私は絶望した。涙が止まらなかった。しかし医師からは意外な言葉が来た「ユキさん・・花粉アレルギーって聞いた事ありますよね?」「あ、はい」「実は私にもよく分からないんですが、青い彼岸花からでる物質が花粉アレルギーの薬でなぜか落ち着くのです。なので少しずつ直していきましょう」
というわけで娘は入院する事になった。
というわけで娘は入院する事になった。
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