αゲーム

りりり

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wall game

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「なんだよこれ!画面は反応しねえしどうなってんだ!」

何度画面をタッチしてもスマホに反応はない。スマホにはただひたすらに俺には理解できないような英数字の羅列がびっしりと映っている。


『player name α』

『基本情報
片柳とうや
かたやなぎとうや
年齢 16 性別 男 身長172cm 体重 60kg
職業 学生  王林高校所属』

『基本データはこちらでよろしいですか?』



「なんで俺の情報が勝手に打ち込まれてるんだよ!承認できるわけねえだろ!」


何度取り消しのボタンを押しても反応しない。じわりと出てくる汗でスマホを床に落としてしまった。


『承認されました』





まじかよ…





『今後はplayer様は本名ではなく、player nameで呼ばせていただきます。』


「なんで俺の名前はαで登録されてるんだよ!中二くせえだせえ名前で!」




『全プレイヤーの登録が完了後ゲーム説明がございます』

『基本情報より、h_a様 まいい様とフレンド登録いたしました。現在vcをお繋ぎすることが可能です。お繋ぎいたしますか?』



「h_a? まいい? 一体誰なんだ…でもとにかく情報を集めるしかねえ。繋げてくれ!」


『了解いたしました』







……ピッ




「おい!おい!どうなってるんだ!なにが起こってるだ!?誰なんだよ!返事をしてくれ!」




「この声…まさかとうやか!?」


「隼人にとうや??ほんとに?」


聞こえてきたのは、いつもの2人の声だった。





「h_aとまいいって、隼人と舞のことか!」
「芦崎隼人の頭文字と、舞は自分の名前をいじってってことか。でもなんか、どっちもダサいな!笑」


「は!?とうやのほうがダサいでしょ!?なにそのαって!高校生にもなってまだそんな名前つけるなんて幼稚だよね!」


たしかに舞の言う通り、俺のplayer nameはダサい。いや、痛すぎる。



「いや、でも…このゲーム、たしかαは…」

『全プレイヤーの登録が完了いたしました』



『これよりマッチングを開始します』

『今回のゲームは大きく人数を絞るため、学生の方々には基本情報より得られた在学中の学校内での対戦となります』


『今回行っていただくゲームは…』











『wall game』



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