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十九章 銀杯の系譜
129 お前のプレゼントって?
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ややもあって、シャルスへの誕生日プレゼントの開封をしてくれていたセネカから、お礼状と魔道具である自動掃除機ロンバを送るのはどうかと言われた。
「自立掃除するしゴミも消化してくれ、寿命が切れたら魔石が教えてくれる優れ物」
「お礼にしては高くないかな?」
僕が聞くと、
「中身スライムだから。基本無料」
とセネカが答えた。スラムチックでコートしているからこれ以上大きくならず、しかも開いている四つの隙間以上のチリやゴミしか入らないから万が一の生物誤飲は少ない。
「はーーっ、スライムだったのか」
僕が驚くと、
「画期的でしょ。大おばあ様ではハンディクリーナーが精一杯だったけれど、アキラの知識を共有するジーンが考えだしたの。スライム核の上には魔石があって暴走制御も出来てるからね。万が一捨てられても一人でお散歩して故郷の工場に帰ってくるよ」
となんだかペットみたいなロンバが可愛く見えてくる。ちなみにこの部屋でも動いているから、つい撫でてやった。
「陛下、入りますぞ」
アズールが扉を開けた時に入ってきたのは疲れた顔のグレゴリーと、廊下に侍従騎士を待たせたカモンだった。しかも神殿にいた時の貴族ジャケットのままで、
「うん、お出迎えありがとう、バトラー君」
とにこやかで、アズールは追い返すことはせず中に入れる。なんで入れちゃうんだよ。
「陛下、体調はどうかのう?」
グレゴリーがそう言って、シャルスのベッドの横の椅子にどかりと座った。
「情けないのですが、マナ切れです。グレゴリーは忙しそうですが、何か問題でもありましたか?」
シャルスが心配していてグレゴリーは、
「少し調整をしていたのだが、陛下のご友人方と宰相チームと相談をし、陛下のマナ御璽やマナ文字を減らす方向でいたのだ。もちろん陛下には書類を見てもらい、神の許可を必要とする物にはマナを使ったものを、そうでないものは通常のペンによるサインをと分けることはどうかと考え決定したのだ」
と告げた。
おい、その言い方!セネカが無限収納から素敵なペンとインクを出しているぞ。と、気づいたが、シャルスが嬉しそうにしていて、それ以上に素晴らしい笑顔のカモンに気づいた。
何故、グレゴリーとカモンが一緒に来たのか分からない。
「何故、カモン殿とグレゴリーが一緒なのですか?」
言葉を切り出したのは、笑顔を見せたシャルスだ。にこりと笑い掛けたが、シャルスの笑顔の真髄ははにかんだ笑顔だから、これは違うのだ。
グレゴリーは
「わしが来る前から扉の前にいたのだ、カモン殿は」
と話したから、つまり扉が開くのを待っていたらしい。
それを引き留めていたのは扉番の衛兵。素晴らしいぜ、第一近衛隊!レーンが小さく親指を立てたということは、レーンが近衛隊に話していたのかもしれない。うーん、あとでレーンをたくさん誉めなきゃだな。
「そうなのですか」
「ああ、そうだよ。兄上、兄上はマナが流出するご病気だと聞いた。神殿でも倒れただろう?だから俺は誕生日の祝いをしに来たのだ」
カモン、誰の許しを得て会話をしているんだ?
「兄上は身体が弱いなら、俺が政務の代わりを務めようと思ったのだ。父上ははっきりとは申されなかったが、父上を間近に見て俺は父上似だと確信した。母上はお心が弱く『アーネスト』としか話さないが、第一王子と第二王子の母と、母親違いの第三王子の許されない恋と愛は大変素晴らしい物語ではないか。私は祖父と母の意を汲み、兄上からは玉座から降りていただき離宮でゆっくりとお過ごしになられるようにしようと思う」
何ほざいてんだこいつと誰もが思っているところで、僕はシャルスへ視線を向けた。
なんだか機嫌が良い感じ?あれ?青い大きな瞳は少し見開き気味で、僕はシャルスが何か考えているのを感じる。
「私はガルド神より王座をいただいています。私の弟と称するカモン殿はどのように王座を望まれますか?」
「えっ?」
なんとまあ、譲って貰えるものと考えていたらしいのだから、カモンの楽天的考え方に頭が痛くなってきた。
「俺が王になれば、宰相が書類の選抜をして、マナが豊富にある俺がサインする。お祖父様も魔法省の大臣だからより力になってくれ、豊かな国を作れるし、国民も豊かになる。だから兄上は離宮で静養し、俺の政務の話し相手になれば有意義な時間が持てるだろう」
思い込みってすごいな。レーダー公の帝王学っていうか王政学って偏ってるよ。王がいるから国があるなんて思い上がりだろう。
シャルスはそこまでは静かに聞いていた。しかし、そのあとの言葉にシャルスが掛布を握る。
「ノリン君も俺が大切にする。兄上では実を成すことが難しいだろう?実を成すのも多くの閨行為とマナが必要だ。後継者を作るのも王の務めだから、俺がたくさん作ろうと思う。腹が空になる隙がないくらい注いで孕ませてあげるからね、ノリン君」
閨行為とマナの語句の強めに言い放つカモンに対して、絶賛お断りをしようとした僕より先に、
「お断りします!私はカモン殿を弟と認めた覚えはありません。ましてやノリンに対する侮辱的発言は許し難いです!ノリンは私の伴侶です」
とシャルスがそう言い放った瞬間、空気が急に張り詰めて、一気に硬くなったように感じたのに、脳天気なのか理解しなかったのかカモンは譲らなかった。
「ではこうしましょう。兄上にもお貸しします。兄弟が同じ人を孕ませることなど大した問題ではない。だって伴侶は宿り木が違うのだから。ましてやノリン君は腹実だからね。腹実は体型に変化があって実にいい。俺が孕ましたと実感が出来るから。うん、我ながら良い考えだ」
何も伝わらない、こいつ。えーと、どうしたら部屋を出て行ってくれるかなあ。
「ああ、なんだ。俺のこと信用してないんだ。では、魔剣ロータスをこちらに。ロータスを抜くことが、兄上への俺からのささやかなプレゼントなんだ。さやから抜けば理解できるよね?俺が亡き上皇陛下の息子だって」
笑顔をカモンが浮かべる。グレゴリーは首を傾げた。
「わしには分からんのだが……なんだこれは」
分かるだろうが、脳筋め。ミカエルもセネカも何も言わないから、僕がまだ怒りを込めているシャルスに代わりグレゴリーに話してやる。
「カモン『様』は、魔剣ロータスを引き抜いてアーネストの息子だと認知してもらい、シャルスから国王譲位をしてもらいたいって言ってるんだよ」
「その通り!ノリン君は聡いな!」
カモンがくるりと僕に身体ごと向いてウィンクをした。寒気しかしなしないそれと、シャルスに対しての発言は許せないなあ。
「ーーグレゴリー、魔剣を貸してやれ」
僕は顎に拳を付けて少し間を置いてから、語気を強めて言った。
「はぁ?いや、それは……」
グレゴリーが僕とシャルスとカモンを交互に見る。
抜けた後が怖いのだろう、怖気付き野郎。そもそもカモンにさやから抜けるわけないだろうが。身分とかアーネストの子とがじゃない。魔剣ロータスが認めるか、だ。歴代王だって引っこ抜いてないっての。そもそも、魔剣ロータスもうっかり抜けてみろ、僕のミスリルで叩き折ってやるからな。
そう思っていたら、
「ノリン、口に出ておるぞ」
とグレゴリーが壁に掛かっていた魔剣ロータスを手にしていた。
「ーーあぁ?え、あ、そう?」
殺気がこもってしまい、慌てて引っ込めると笑顔にする。そうしたら、グレゴリーが苦笑しながら魔剣ロータスのつかとさやに手をやり
「ふぅっ、む!抜けんな」
と力を込めてから笑う。
「まぁ、グレゴリウス宰相では無理だ。貸してくれないか」
「…………」
グレゴリーのワンクッション、台無しだ。空気読め、カモン。剣に手をかけそうなミカエルをセネカが押さえていてくれて助かる。カモンが魔剣でありアリシア王国の宝剣でもあるロータスを手にする。その姿はアーネストに似ているが、『似ている』に過ぎない。
「ねえ、仲良くしようよ」
とロータスに声を掛けてから、カモンが手に力を入れた。
びくともしない。
二度目も無理。
するとカモンがキラッキラとした明るい笑みを浮かべて、魔剣ロータスを僕に返して肩を抱く。
「ーーは?」
「兄上、また試させてください。近頃はマナを使い過ぎてしまい、マナを溜めてから魔剣チャレンジを致します。それではノリン君、また学舎で。俺はここで失礼します」
肩を抱かれて呆気に取られていたが、僕は踵を返したカモンに対して、回転をつけアーネスト似の横っ面を強化陣を塗布した拳で殴り、アズールが開いた扉から外に叩き出した。
「ーー二度と来るな!侍従騎士、そのツラに治癒を掛けろ!ついでに失礼で能天気な頭の中も治癒してもらえ、バーーーーカッ!」
あ、言い過ぎた。まあ、いいか。腹実の時は気分にムラがあるって師匠も話していたしな。
「自立掃除するしゴミも消化してくれ、寿命が切れたら魔石が教えてくれる優れ物」
「お礼にしては高くないかな?」
僕が聞くと、
「中身スライムだから。基本無料」
とセネカが答えた。スラムチックでコートしているからこれ以上大きくならず、しかも開いている四つの隙間以上のチリやゴミしか入らないから万が一の生物誤飲は少ない。
「はーーっ、スライムだったのか」
僕が驚くと、
「画期的でしょ。大おばあ様ではハンディクリーナーが精一杯だったけれど、アキラの知識を共有するジーンが考えだしたの。スライム核の上には魔石があって暴走制御も出来てるからね。万が一捨てられても一人でお散歩して故郷の工場に帰ってくるよ」
となんだかペットみたいなロンバが可愛く見えてくる。ちなみにこの部屋でも動いているから、つい撫でてやった。
「陛下、入りますぞ」
アズールが扉を開けた時に入ってきたのは疲れた顔のグレゴリーと、廊下に侍従騎士を待たせたカモンだった。しかも神殿にいた時の貴族ジャケットのままで、
「うん、お出迎えありがとう、バトラー君」
とにこやかで、アズールは追い返すことはせず中に入れる。なんで入れちゃうんだよ。
「陛下、体調はどうかのう?」
グレゴリーがそう言って、シャルスのベッドの横の椅子にどかりと座った。
「情けないのですが、マナ切れです。グレゴリーは忙しそうですが、何か問題でもありましたか?」
シャルスが心配していてグレゴリーは、
「少し調整をしていたのだが、陛下のご友人方と宰相チームと相談をし、陛下のマナ御璽やマナ文字を減らす方向でいたのだ。もちろん陛下には書類を見てもらい、神の許可を必要とする物にはマナを使ったものを、そうでないものは通常のペンによるサインをと分けることはどうかと考え決定したのだ」
と告げた。
おい、その言い方!セネカが無限収納から素敵なペンとインクを出しているぞ。と、気づいたが、シャルスが嬉しそうにしていて、それ以上に素晴らしい笑顔のカモンに気づいた。
何故、グレゴリーとカモンが一緒に来たのか分からない。
「何故、カモン殿とグレゴリーが一緒なのですか?」
言葉を切り出したのは、笑顔を見せたシャルスだ。にこりと笑い掛けたが、シャルスの笑顔の真髄ははにかんだ笑顔だから、これは違うのだ。
グレゴリーは
「わしが来る前から扉の前にいたのだ、カモン殿は」
と話したから、つまり扉が開くのを待っていたらしい。
それを引き留めていたのは扉番の衛兵。素晴らしいぜ、第一近衛隊!レーンが小さく親指を立てたということは、レーンが近衛隊に話していたのかもしれない。うーん、あとでレーンをたくさん誉めなきゃだな。
「そうなのですか」
「ああ、そうだよ。兄上、兄上はマナが流出するご病気だと聞いた。神殿でも倒れただろう?だから俺は誕生日の祝いをしに来たのだ」
カモン、誰の許しを得て会話をしているんだ?
「兄上は身体が弱いなら、俺が政務の代わりを務めようと思ったのだ。父上ははっきりとは申されなかったが、父上を間近に見て俺は父上似だと確信した。母上はお心が弱く『アーネスト』としか話さないが、第一王子と第二王子の母と、母親違いの第三王子の許されない恋と愛は大変素晴らしい物語ではないか。私は祖父と母の意を汲み、兄上からは玉座から降りていただき離宮でゆっくりとお過ごしになられるようにしようと思う」
何ほざいてんだこいつと誰もが思っているところで、僕はシャルスへ視線を向けた。
なんだか機嫌が良い感じ?あれ?青い大きな瞳は少し見開き気味で、僕はシャルスが何か考えているのを感じる。
「私はガルド神より王座をいただいています。私の弟と称するカモン殿はどのように王座を望まれますか?」
「えっ?」
なんとまあ、譲って貰えるものと考えていたらしいのだから、カモンの楽天的考え方に頭が痛くなってきた。
「俺が王になれば、宰相が書類の選抜をして、マナが豊富にある俺がサインする。お祖父様も魔法省の大臣だからより力になってくれ、豊かな国を作れるし、国民も豊かになる。だから兄上は離宮で静養し、俺の政務の話し相手になれば有意義な時間が持てるだろう」
思い込みってすごいな。レーダー公の帝王学っていうか王政学って偏ってるよ。王がいるから国があるなんて思い上がりだろう。
シャルスはそこまでは静かに聞いていた。しかし、そのあとの言葉にシャルスが掛布を握る。
「ノリン君も俺が大切にする。兄上では実を成すことが難しいだろう?実を成すのも多くの閨行為とマナが必要だ。後継者を作るのも王の務めだから、俺がたくさん作ろうと思う。腹が空になる隙がないくらい注いで孕ませてあげるからね、ノリン君」
閨行為とマナの語句の強めに言い放つカモンに対して、絶賛お断りをしようとした僕より先に、
「お断りします!私はカモン殿を弟と認めた覚えはありません。ましてやノリンに対する侮辱的発言は許し難いです!ノリンは私の伴侶です」
とシャルスがそう言い放った瞬間、空気が急に張り詰めて、一気に硬くなったように感じたのに、脳天気なのか理解しなかったのかカモンは譲らなかった。
「ではこうしましょう。兄上にもお貸しします。兄弟が同じ人を孕ませることなど大した問題ではない。だって伴侶は宿り木が違うのだから。ましてやノリン君は腹実だからね。腹実は体型に変化があって実にいい。俺が孕ましたと実感が出来るから。うん、我ながら良い考えだ」
何も伝わらない、こいつ。えーと、どうしたら部屋を出て行ってくれるかなあ。
「ああ、なんだ。俺のこと信用してないんだ。では、魔剣ロータスをこちらに。ロータスを抜くことが、兄上への俺からのささやかなプレゼントなんだ。さやから抜けば理解できるよね?俺が亡き上皇陛下の息子だって」
笑顔をカモンが浮かべる。グレゴリーは首を傾げた。
「わしには分からんのだが……なんだこれは」
分かるだろうが、脳筋め。ミカエルもセネカも何も言わないから、僕がまだ怒りを込めているシャルスに代わりグレゴリーに話してやる。
「カモン『様』は、魔剣ロータスを引き抜いてアーネストの息子だと認知してもらい、シャルスから国王譲位をしてもらいたいって言ってるんだよ」
「その通り!ノリン君は聡いな!」
カモンがくるりと僕に身体ごと向いてウィンクをした。寒気しかしなしないそれと、シャルスに対しての発言は許せないなあ。
「ーーグレゴリー、魔剣を貸してやれ」
僕は顎に拳を付けて少し間を置いてから、語気を強めて言った。
「はぁ?いや、それは……」
グレゴリーが僕とシャルスとカモンを交互に見る。
抜けた後が怖いのだろう、怖気付き野郎。そもそもカモンにさやから抜けるわけないだろうが。身分とかアーネストの子とがじゃない。魔剣ロータスが認めるか、だ。歴代王だって引っこ抜いてないっての。そもそも、魔剣ロータスもうっかり抜けてみろ、僕のミスリルで叩き折ってやるからな。
そう思っていたら、
「ノリン、口に出ておるぞ」
とグレゴリーが壁に掛かっていた魔剣ロータスを手にしていた。
「ーーあぁ?え、あ、そう?」
殺気がこもってしまい、慌てて引っ込めると笑顔にする。そうしたら、グレゴリーが苦笑しながら魔剣ロータスのつかとさやに手をやり
「ふぅっ、む!抜けんな」
と力を込めてから笑う。
「まぁ、グレゴリウス宰相では無理だ。貸してくれないか」
「…………」
グレゴリーのワンクッション、台無しだ。空気読め、カモン。剣に手をかけそうなミカエルをセネカが押さえていてくれて助かる。カモンが魔剣でありアリシア王国の宝剣でもあるロータスを手にする。その姿はアーネストに似ているが、『似ている』に過ぎない。
「ねえ、仲良くしようよ」
とロータスに声を掛けてから、カモンが手に力を入れた。
びくともしない。
二度目も無理。
するとカモンがキラッキラとした明るい笑みを浮かべて、魔剣ロータスを僕に返して肩を抱く。
「ーーは?」
「兄上、また試させてください。近頃はマナを使い過ぎてしまい、マナを溜めてから魔剣チャレンジを致します。それではノリン君、また学舎で。俺はここで失礼します」
肩を抱かれて呆気に取られていたが、僕は踵を返したカモンに対して、回転をつけアーネスト似の横っ面を強化陣を塗布した拳で殴り、アズールが開いた扉から外に叩き出した。
「ーー二度と来るな!侍従騎士、そのツラに治癒を掛けろ!ついでに失礼で能天気な頭の中も治癒してもらえ、バーーーーカッ!」
あ、言い過ぎた。まあ、いいか。腹実の時は気分にムラがあるって師匠も話していたしな。
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