召喚先は腕の中〜異世界の花嫁〜

クリム

文字の大きさ
14 / 27
一章 異世界

13 僕の愛しい

しおりを挟む
「アキラ、ねえ、アキラ……」

 甘い声で呼ばれて乱れた呼吸のまま顔を上げると、ジーンに深く舌を絡めたキスをされた。唇を吸われ舌も吸われて息苦しくなって顔を背けると、顎を掴まれ再びキスをする。

「う……っ、んっ……はあっ……」

 長々と続くキスに苦しくて浅い息をしてから深い息を吸ってお腹に力が入った途端、ジーンの性器が更に深い場所を暴くように刺さってきた。

「ひっ、あーーっ」

 深い奥までいきなり来た。ちかちかと目の前で光が点滅し寒気が全身に走ったあと、下腹が熱くなる。お臍の下でジーンの性器がビクビクしているみたいだ。ジーンの性器を全て受け入れきれたみたいで、ジーンは深く息を吐いてこれ以上奥に入ってこない。ジーンがしばらく動かないでくれたからか、違和感がなくなり腰の奥に熱が広がるだけになった。

「動いていいかい?」

 ジーンが低く囁いてゆっくりと腰を突き上げて来る。小刻みに腰を動かされて、

「は、あ、あ、あ」

と短い息と同時に声が出た。ジーンは激しい動きではなくて、小刻みに動いて揺さぶって来る。揺さぶられていると気持ち良さだけを感じて、ジーンな硬い性器が内部を擦ると、甘い痺れが腰に広がる。ぼくは再び感じる初めての感覚に、ジーンの首にしがみついた。

「やぁ……んっ、あっ、ふぁ……」

 甘い喘ぎ声が出てくると、ジーンが腰を支えて突き上げを深くしてくる。気持ち箇所を突いてくる結果になって僕は腰を引こうとした。

「ひ、や、やらっ、そこ、感じ過ぎっ、ぅ、はっ」

 熱くて硬い性器で感じるところをぐぷりと突き上げられて暴かれて、そこをとんとんと突かれ身体中が震える。駄目なのに、多分、奥の駄目なとこだ、でもジーンはそこばっかり突き上げて振動を与えて来る。余りにも気持ち良過ぎて太ももが震えて、姿勢を保てない。ジーンの上から腰を上げて性器を抜こうとすると、ジーンが動きを止めて僕の腰を掴んで抱いた。

「あーーーっ」

 繋がったままジーンがベッドに寝かせてくれる一瞬、ぐぐっと更に深くまで押し込まれ悲鳴みたいな声が出た。

「ジーン、中、深い。中、変っ……」

 シーツに背中を押し付けられジーンに両足を抱えられて、腰を動かされる。僕は仰け反って悲鳴を上げた。ジーンを受け入れている部分は熱くって溶けてしまいそうで、シーツを乱す。

「アキラが感じているのが分かるよ。番いとの交合は、私が思っていた以上だ。私自身を止められない」

 ジーンが上擦った声で呟き繋がったままぐぐっとかがみ込んで来た。

「んっ、うあっ、んんーーっ」

 僕と唇を合わせながらジーンが腰を打ちつけてながら乳首を摘まれて、甘い喘ぎが漏れた。再び性器が熱い。こんなに何度も勃ってしまったのは初めてで、頭がおかしくなりそう。

「出そうだ……出していいかな……」

 唇を離してジーンが僕の足を胸まで押しつけ、開いて来る。僕の太ももは限界まで開かれてジーンの腰に絡まされた。

「ひっ、あ、あっ、ああっーー」

 ジーンの激しい動きについていけず感じるところを狙うような突き上げに、僕は気持ちよくて涙があふれて止まらず、深い奥でぐりぐりと擦られるとつま先まで震えて息を止める。

「はぁっ、は……ぐぅっ……!」

 ジーンがぐっと腰を引き入れ、僕の奥に精液を吐き出して来た。一度、二度、びくっびくっと性器が深いところで揺れ、僕のお腹の中がじんわり熱くなる。

「は、はあっ……」

 ジーンが荒く息を吐きながら身体を起こし、僕の性器に手を絡めて強引に扱き上げてきた。

「ひっ、んんーーっ」

 無理矢理精液を出すように促されて僕はジーンの手の中に吐き出したものの、性器の裏がつんと渋るような感じがしてほとんど出なかったと思う。それでもジーンは

「美味しいね」

と言って手の中の精液を舌で舐めとった。

「はあっ、はあっ……はっ……」

 僕は酸欠になりそうで大きく息を吐き出し吸って、力が抜けて目を閉じ……。




 疲れて寝てしまったみたい。目を開くと横にジーンがいて、僕を見つめていた。

「アキラ、大丈夫?」

 僕の髪を撫でてジーンがにっこりと笑う。ジーンも僕もまだ裸で、ジーンのベッドに二人で寝転んでいる。ジーンの足や性器が身体に触れていて恥ずかしい。ジーンはそんな僕なんてお構いっこなしで、鼻にキスを振らせて来る。

「私も初めてで、閨事の決まり事や作法そっちのけで、アキラに溺れてしまった」

「はじ、めて?スニークさんとは?」

 笑って囁かれて驚いたとたん、ジーンは目をまん丸にしてから笑う。

「私には番いがいるんだよ。番いを裏切るわけにはいかないよ」

「でも……」

 発情期はどうしていたのだろう。そんな考えを巡らせていると、ジーンが僕を抱き寄せてきた。

「発情期のこと?私は父ほど発情期がきつくはないからね。部屋に籠っていれば耐えられないほどではないよ。今日はこのまま寝ようか?アキラと離れていたくない」

 ジーンの手が髪を撫でてくれる。僕も同じ気持ちで、ずっとこうしてほしかった。寝るまで触れていてほしい。ジーンが好きで、大好きで、離れたくないです、ジーン。僕はそんな確かな幸せな気持ちを抱えて、ジーンの腕の中で目を閉じた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜

レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」 魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。 彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。

逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦

雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、 隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。 しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです… オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が なかたのでした。 本当の花嫁じゃない。 だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、 だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という お話です。よろしくお願いします<(_ _)>

記憶喪失のフリをしたあざといスパイですが、全部お見通しの皇帝陛下に「嘘の婚約者」として閉じ込められています

たら昆布
BL
処刑寸前のスパイが事故にあった後、記憶喪失のフリをして皇帝の婚約者だと偽る話

人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました

よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、 前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。 獣人が支配する貴族社会。 魔力こそが価値とされ、 「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、 レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。 そんな彼を拾ったのは、 辺境を治める獣人公爵アルト。 寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。 溺愛され、守られ、育てられる日々。 だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。 学院での出会い。 貴族社会に潜む差別と陰謀。 そして「番」という、深く重い絆。 レオンは学び、考え、 自分にしかできない魔法理論を武器に、 少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。 獣人と人族。 価値観も、立場も、すべてが違う二人が、 それでも選び合い、家族になるまでの物語。 溺愛×成長×異世界BL。 読後に残るのは、 「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。

追放されたおまけの聖女♂は冷徹王太子の腕の中から離してもらえない〜今さら戻れと言われても、もうこの人の魔力しか受け付けません!〜

たら昆布
BL
聖女のおまけで召喚されたと思われて追放された不憫受けが拾われて愛される話

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

処理中です...