蒼淵の独奏譚 ~どこか壊れた孤高で最強の魔法使いがその一生を終えるまでの独奏物語~

蔵之介

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三. セトの章

29. 魔法使いのギルドマスター

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 彼女曰く、“紡ぎの塔”ギルドマスターは謎多き人物で、彼女とてその全てを暴く事は到底無理な難題なのだというのだ。
 色々と思惑が絡んでマスターの詳細を隠している部分はあるが、根本的に「謎」しかない彼に、もはや意図的に隠す必要はないくらいなのだそうだ。

「そもそもまだ出会って一年足らず。私がギルド員としてマスターの傍に付き従っても、彼はほとんど自らを明かしてはくれません。信頼は、してくれているみたいですが」

 性別は男。名は名乗ってくれたが、本名なのは疑わしいそうだ。
 なにせ《中央》で彼の名を呼ぶ者はなく、彼は常に肩書でしか呼ばれないからである。
 その肝心な名前をニーナは言わなかった。いずれ分かると、はぐらかされてしまった。

「年齢も分かりません。素顔だけ見るとすごくお若いです。セトは今年で20になるんですよね。マスターの見た目も、不思議な事に大体それくらいです。でも若い割には肝が据わり過ぎているというか、世を達観しすぎているというか」

 見た目と行動がちぐはぐなのも、謎の一つだ。

「いつもローブを着込んで素顔を曝け出さないと聞いた事があるよ。君はその頑なに隠された中身を見たことがあるんだね」

 ニーナは顔を少し赤くして頷いた。

「…一言では言い表せないです。とにかく、最初は目を疑った。あんまりにも綺麗だから」

 彫刻や人形のように整い過ぎて怖いくらいだとニーナは言う。未だに彼の素顔を直視できないのだと。

「コホン。自分で言うのもなんだけど、僕も顔には自信があってね。美形で男としての魅力がたっぷり詰まった顔だと褒められる。僕もそう自負しているんだ。で、同じ美形をニーナから見て、僕はどう映る?」

 ナルシスト上等な発言だが、事実だ。
 僕は頭も良いが、それ以上に見た目が完璧に整っていると思っている。
 白銀の髪と浅黒の肌は最高にセクシーだし、垂れ目がちな紫水晶アメジストの瞳と高い鼻、薄い唇はキュートで女心を擽る。
 高い背丈と長い脚、鍛えた身体は努力の賜物だ。
 そんな僕とタイマンで張れる男はそうそういないと思っていた。

 すると、「綺麗」だという方向ベクトルが違うのだそうだ。

「ごめんなさい、私は男性には疎くて…。その、団にはたくさんの男性はいましたが、どれも恋愛対象じゃなくて。というより初恋を引きずり過ぎて興味が薄かったというか…。あまり顔の善し悪しが分からないの…」

 でも僕の顔は整っている方だと、取って付けたように言われた。
 ちっとも嬉しくは無かったが、あまりに済まなさそうに言うので、これ以上は突っ込まないであげた僕は何て優しいんだろうね。

「マスターは、そんなご自分の顔が色んな意味で目立つ事を知っています。謙遜や傲慢ではなく、彼は第三者から自分がどう思われているか、正確に把握しているんです」

 だからローブを着ているのだという。

「前にちょっとだけ明かしてくれた事があったんです。自分の顔は綺麗だ素敵だと良く云われる。でもこれで昔、嫌な思いをたくさんしてきたと」

 人の第一印象はまず顔だ。
 中身や性格なんて、二の次三の次である。
 まずは外見から、その人の人と成りを想像し、徐々に警戒を解いていく。外見が良ければ、相手の懐に入り込むのは簡単だ。
 それでも「中身しか見ない」と言い張る者はいるが、大概は偽善だと僕は思う。

 僕は見てくれに自信があるから、人は容易く近寄ってくる。
 見てくれは、顔だけを言っているのではない。その人の服装や装飾品、清潔感や仕草も第一印象の中に含まれるんだよ。

「マスターの素顔に惹かれて寄ってくる人は、本当のマスターを知ろうともしないで外見を褒め称える。そして、自分の手元に置きたがるのだそうです。彼はそれが堪らなく嫌なのだと言いました」
「贅沢な悩みだと思うね。逆に外見が悪くてそれで苦しんでいる人もいるだろうに」
「そうですね。多分ですが、そういう他者のやっかみも多かったんじゃないでしょうか。外見は持って生まれた、その人にはどうにもならない先天性要素です。その所為で生まれた時から振り回され、誰かを無駄に不幸にし一方的に嫉妬され、自分すらも幸せにならないのなら、じゃあいっそのこと隠してしまえばいいと思うのではないかしら。…本当の事は分かりませんけどね」

 美形の悩みは美形にしか分からない、か。まあ、何となく理解できない事もないけれど。
  
「魔法、はどうなの?仮にも“マスター”を名乗るくらいだから、それは凄い魔法の使い手なんだろう?」

 これも訊くべき重要な情報である。
 魔法使いの魔法力は、彼ら行商人らが喉から手が出るほど欲しいものだろう。
 常に後手に回され、苦々しい思いをしていたから少しは役に立つ情報が得られるといいが。

「それは勿論です。あの怒れる神グレフを最初に殺したのは、なんとマスターなのだそうですよ!」
「…」

 やはり行商人らが警戒する者と同一人物だ、その魔法使いは。
 そしてそのギルドマスターこそが、前人未到の砂漠越えを果たし、彼らが《王都》を護る結界に触れた。
 僕らの知らぬ間に。

 その事実はまた世に知られていない。
 魔法使いが誰にも喋っていないか、一部だけは知り得ているが内緒にしているか。
 騎士団長はそんな素振りなど全く見せていなかったから後者は考えられない。だとするなら、魔法使いは砂漠を越えた事を誰にも話さず、そこに結界がある事も一貫して口を噤んでいるのだ。

「私は町のあの一件で、マスターの力の断片を垣間見ました。私も少しだけ魔法が使えるんですが、そんなの比較にならないくらいの魔法力でしたよ」

 これも凄すぎて言葉では上手く説明し難いと言うのだ。

「その力の源は何だと思うの?真霊力の保有量には限界がある。彼はそういっても人間だよね。その力は災厄前から発揮していたのかな。それだと戦う力を期待されて、王様は黙っていないと思うけどね」

 災厄前、この世界は創造神の秩序の下、女神の敷いた輪廻の輪に組み込まれ、生き物は生を与えられていた。

「それだけ魔法が強ければ、もしかしたら“勇者”だったりして、ね」

 マナの優劣を二つの種族が争い、その勝利の立役者は突然変異によって突如生まれし者によりもたらされる。

 その名を、“勇者”と呼ぶ。

 勇者は先天的に全ての能力が高く、この世に生まれ落ちたその瞬間から、自らの使命を認識していると書物には記されている。

「私も勇者を疑ったけど、違うみたいなの。実際にマスターは演算能力が高く、判断力もずば抜けています。魔法力は常人とはかけ離れていますしね。でも身体能力は違います。何というか、ごく普通…私と余り変わらないんですよ」
「そうなの?」
「ええ。男性にしてはやや非力です。駆け足も、アッシュの方が速いくらいなの」

 この世界に長らく勇者は顕れていない。
 その存在は書物でしか語られていないが、勇者の能力は桁違いだと言われている。

 今より30年ほど前、《王都》ダンクールの前王自らが勇者を称し、手下を引き連れて魔族に戦いを挑んだ。
 何百年もマナの覇者に君臨し続ける魔族を亡き者にするべく、旅に出たのだ。

 しかし前王は勇者ではなかった。
 戦う力は努力で得たもの。常人からすれば凄い力だったが、もって生まれた才能にはやはり勝てないのだろう。
 前王は勢いづいて魔王城まで乗り込んだが、後一歩のところで失敗。結局何も変わらなかった。
 戦いで引退を余儀なくされた前王は現在行方不明。後を継いだ現王は、それから冒険者の仕組みを変えた。

「武力、知力、統率力、カリスマ。勇者にはその全てが備わっているらしいし、勇者に会えば、それが勇者だと分かると言われているよね」

 僕らを造った創造神がそう遺伝子に組み込んだのか。勇者は自分が勇者だと知っていて、周りにもそれは伝わる。
 だから勇者が誕生すると、同時に全人類が共通認識するらしい。
 勇者に便宜を図り、協力し、ともに旅立てと。

「ほんとにそうなのかは疑わしいところだけどね。なにせ勇者なんて百年単位で産まれていないんだから」
「そうね、だからマスターは勇者ではない。能力の高い騎士団長や、他のギルドマスターの方々も違うわ」

 それでもギルドマスターの魔法力は人智を超える力なのだとニーナは興奮気味に話した。
 次から次へと襲うグレフに一歩も引かず、薙ぎ払う風のように殺していくのだそうだ。

 マナの保有量は未知。
 どれだけ大きな魔法を放っても疲れた様子は無く、間髪入れずに連続発動が可能。
 六大元素であるどの精霊の力も、思う存分引き出せる力を持っている。

 怒れる神グレフはマナを吸収する性質を持っている。また、脅威の回復力があるから傷すらもつけられず倒せなかった。
 魔法の原材料は真霊力マナだ。その力を吸収されてしまっては、普通の魔法使いは手も足も出まい。
 だが、ギルドマスターの魔法力は、グレフの吸収するスピードを上回り、再生する暇さえ与えずに、隠された弱点である真核もろとも力任せにぶっ壊す。
 こうしてグレフは魔法使いに初めて殺されたのだ。

「何故そのような力を持っているのか、その膨大なマナをどうして保有出来ているのか、私達が知る魔法の仕組みとはかけ離れ過ぎていて参考にもなりません」
「近くにいたも分からないものなのかい?」
「近くにいるからこそですよ。それにマスターは一切語りません。目的の為にその力を、惜しまず使うだけです」

 勇者でもなく、ただの人間。
 身体能力は並み程度だが、魔法の力だけは人智を超える神に等しいもの。
 その男が砂漠を越え、《王都》に張られた結界に触れた。
 力の源は、不明―――か。

 分からない事だらけだ。
 もう一歩、深入りしてみようか。彼女が答えてくれるかはどうかは、賭けだ。

「ねえ、不思議に思うのだけどさ。そんな力を持ち合わせていて、どうして君のマスターは直ぐにでも王都攻略をしないんだろうね。グレフを簡単に殺せるのなら、《王都》に行くことも至難じゃないと思うんだけど。あの将軍が何度も砂漠を越えようと必死になっているのに、同じギルドマスターとして、どうして彼は手助けをしてあげないんだろうか。仲が悪いのかな」

 ニーナはきょとんとし、それからうーんと考え込んだ。

「ギルドマスター達の関係は、私もいまいちよく分からないんですよねぇ…。仲が良いのか悪いのか。ギルド設立の時に色々あったような話は古参のメンバーが言っていましたが、私には何も教えてくれず仕舞で。あの騎士団長がマスターを個人的に構っている様子は何度もお見掛けしましたけどね」
「そういえば、フレデリク将軍は執着っぷりが酷かったな…。まさか、あの人…男色!?」

 男が男を愛し、女が女を愛するいわゆる同性愛が存在する事は知っている。
 特に男は、男と契ってその固い絆を築く輩もいるという。

 何を好き好んで、自分と同じモノをぶら下げている硬い身体を組み敷かねばならないのか、僕には不思議でならない世界の話だ。
 女と女の恋愛は美しく崇高な世界観を感じるが、男と男はただ醜く汚い。

 ちなみに、性行為は嗜みとして色々経験しているけれど、相手が男だった事はかつて一度もない。
 女性と戯れるその行為の中で、本来は出す後ろの器官に玩具や一物を挿入して愉しんだ事はあるけどね。
 硬ったいオシリに用は無い。

 フレデリク将軍がそっちのケがあるとも思えないが、あの執着っぷりはまさに恋。

 あああ!
 今、合点がいったぞ。
 か。ふんふん、そうなのか。

 フレデリク将軍は、恋した相手が男だったから、その恋の成就を諦めざるを得なかったんだ。
 好きになった相手が男で、それが世間に知られれば渦中の噂として活動そのものに支障が出るだろう。当然、魔法使いの方もとばっちりを食らう。

 だから将軍は、『占い師』という代わりの女を、噂を立てられても痛くも痒くも無いただの女をモノにしたのだ。
 占い師の彼女は、ギルドの幹部。ギルドマスターとも関係が近かろう。
 そんな彼女を愛人にすることで、少しでも魔法使いの男を身近に感じたかった。

 そうだ、そうに違いない。

「ふふ、どうなんでしょうか。あの将軍は、純粋にマスターの力に心酔しているだけのように見えますが?でもあの人は来るもの拒まずの方だから…」
「え?」

 ニーナは曖昧に笑う。
 先程からどこか諦めたような顔をするのはどうしてだろう。

「いいえ、なんでもないわ。さっきも言ったけど、マスター同士の関係は分からない。ただ一つ言える事は、マスターは何度か失敗しているという事」
「失敗だって?」
「彼もその魔法力を持ちながら、《王都》には辿り着けなかったと仰っていたわ。ご自分の力が通用しなかったと。だから人を集めて神と戦う組織を――ギルドを創ったのだと」
「それは砂漠を越えて、奴らの陣地に侵入したという事?」
「どうなのかしら。それが本当だったら、騎士団長はマスターをそれこそ身近に置いて離さないんじゃないかな。砂漠越えは人類が神に対抗する第一歩ですもの。でも…彼なら、あの人ならもしかしたら砂漠を越えて、神の地まで行けたのかもしれないわね」
「…どうにも見えない人だね、そのマスターさんは。君はギルドでもそこそこの立場にいるんでしょ?なのに彼の本質は不明なまま。ねえ、さっき君は謎が多すぎると言ったけど、昔の彼を知る人はいなかったのかい?余りにも「彼」がふわふわして、定まっていないからさ」
「クスっ、本当にそうです。彼は語らないにも程がある。呆れてしまうわ、人をどぎまぎさせて平然な顔をしているのだから性質が悪い」

 魔法使いは、災厄後に何処からか《中央》に流れ着いた流浪者である。
 ニーナは直接本人からそう聞いた訳ではないが、あの赤髪の男が教えてくれたのだと言う。

 ちなみにあの赤毛はアッシュと名乗ったか。僕はずっとただの賤しい下男だとばかり思っていたが、ニーナと同じく“塔”の構成員であり、ギルドマスターの傍にいる事を許されている数少ない幹部の一人なのだと説明された。

 “塔”での本業は、料理人。
 ギルドの胃袋を一手に引き受ける、肝っ玉母ちゃんのように皆に慕われている男なのだそうだ。
 どちらにしても料理を作るのは下働きに過ぎないので、僕にはどうでもいい情報だったのだけど。

「成程…。僕の町は“紡ぎの塔”の幹部が実に3人も来て救ってくれるという事なのかな。君の所のギルドマスターは太っ腹だね」
「テルマは違いますよ?あの子はお留守番が嫌で、私に着いてきただけですから」
「違う違う。まさかあの幼児が要職とは誰も考えないって。君と赤髪くん、そして占い師の女性だよ」

 リュシアさんでしょ?と占い師の名を言うと、ニーナはうんうんと早く頷いた。

「ああ、そういえばそうでしたね。…そうでした」

 そこで僕は一つの仮説を立ててみた。
 ニーナの今までの話を総合して、導き出された説だ。

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