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三. セトの章
36. Epilachna vigintioctopunctata ニジュウヤホシテントウ
しおりを挟む僕の天蓋付きベッドに堂々と寝そべり、睦言の余韻に浸る気怠い雰囲気で食前のチェリー酒に口を付ける姿は、まさに手練れの娼婦そのものである。
今が真昼間で、その同じベッドでふわふわ白毛の少女がぴょんぴょん飛び跳ねて遊んでさえいなければ、僕はそう勘違いしかねなかった、
占い師の女には呆れて物も言えない。
よく知りもしない見ず知らずの男の部屋で、警戒心のカケラもなく、巣であるベッドによくも寝転がっていられるものだ。
君が横たわるそこで、僕は多くの女を抱いてきたんだよ。
メイドが毎日シーツを換えてくれてはいるが、ベッドそのものは愛液塗れ。
不遜な態度のその下には、何人もの女の喘声が隠されていると思ったら、なんだか滑稽で笑えてきた。
さっきの大衆食堂も然り。占い師は遠巻きに僕を誘っているのだろう。
ほんと、オカシナ女である。
「坊ちゃま、テーブルはこちらで宜しいでしょうか」
「ああ、ありがとう。後はこっちでやるから、君たちは父を手伝ってやってくれたまえ」
「かしこまりました」
僕の自室に運び込まれた長テーブルを部屋のど真ん中に置く。
テーブルに合わせて椅子も人数分、5脚用意させた。
それだけなのに殺風景だった部屋は途端に窮屈となり、息苦しさを感じてしまう。
女と寝る為だけの、僕のプライベートルーム。
子どもの頃から、自室というのはオベンキョウする所だと思っていた。だから牙城を特別な仕様に誂えさせた。
程度に広く、狭く。どんなプレイをしても大丈夫なように防音と、どんな悲鳴を上げられても大丈夫なように二重の壁。どんなに逃げようとしても無駄な厚い窓。
ある意味監獄と同じかもしれない。
この部屋に囚われた女は、事が済むまで、そして僕が満足するまで出られる事は叶わないのだから。
その部屋に、使用目的とは違う理由で人が大勢やってくるとは思わなかった。
真昼間、閨でもなければ密談でもない。
「あんたの部屋、変な臭いがするな」
あからさまな天蓋のベッドの使い道が分からないほどねんねの子どもではあるまい。
赤毛の男アッシュは、きちんとその意味を理解した上で僕をせせ笑った。その目はベッドで寛ぐ占い師を見つめている。
「ごめんなさい、セト。どこもお部屋は使えないみたいで」
「いいんだよ。屋敷は人が多過ぎて落ち着かない。ここは静かだから、話すのにも適してるだろう?」
メイドが運んできた長机には、僕らが午前中に買ってきたテイクアウトの昼食と、それからニーナが書庫から漁ってきた古い本が何冊か置いてある。
そそくさと立ち去ったメイド達は、次は父の元へ向かった。今日の昼休憩はお預けを食らう羽目になっただろう。
「しかし凄かったな。よくもまあ、あんな人数が家の中に入れるもんだ」
「そこまで切羽詰まってるって事なのね。もう逃れる場所がないくらいに」
「あのおっさん一人で裁ける量じゃないけどな。坊々はあっちに行かなくていいのかよ」
「僕が行っても行かなくても状況は変わらないよ。僕はこっちで君らの話を訊く方が有益だと思った。だからここにいるまでさ」
昼食とニーナの服を調達し、占い師サンの悪趣味な買い物で少し時間を潰した後、僕らは調べ物をしていたニーナが待つ屋敷に戻った。
しかしそこは阿鼻叫喚の地獄絵図と化していたのである。
大袈裟な表現かもしれないが、まさにそう感じたのだから仕方ない。
「逃げ場がない、か…」
屋敷は人で溢れていた。
ごった返していた。
黒や茶や赤や金の頭が何百も屋敷を取り囲んで入り口に押し寄せる様は、まさに虫の集合体そのものだった。
その全員が思いの丈を叫びまくるものだから、何一つ言葉として聞き取れないのだ。不愉快な虫の羽音の方がマシかと思ったくらいである。
この状況に、僕は懐かしさを覚えた。
あの日、世界が地震に襲われた11年前の日、彼らが天から堕ちてきた災厄の日もこんな感じだった。
あの時も屋敷は人で溢れ、災厄の被害を僕らに責任転嫁した領民から怒りの矛先を向けられて、思う存分屋敷を破壊されたんだったね。
「父はあれでも領主だよ。あの日もうまく領民を落ち着かせたんだから、今回も口先三寸で何とか切り抜けるんじゃないかな」
「ま、俺らが騒いでも仕方ねえな」
「……ええ」
四日前、郊外に死者を出した虫の襲撃は、三日目には町を包囲して井戸を詰まらせ、二日前に郊外を完全に侵略した後に中心街へと侵入を果たす。
昨日は僕とニーナを襲った一方で、街中に大量の数を集めていた。
そして今日。
ついに虫が無差別攻撃を開始した。
僕らが暢気に食堂で朝ごはんを食べていた最中の事だった。
僕らがいた中心街から数キロしか離れていない住宅街を、虫が襲ったのである。
何百、何千、何万。
数で示すのも億劫なほど膨れ上がった虫の大群は、民の住まう家を丸ごと呑み込んだ。
中心街は郊外と違って石と鉄で造られた強固な家であるのに、襲われて十数分後には砂の塊と成り果てた。
中にいる人間も例外ではない。
骨が粉になるまで、生きたまま喰われたのである。
その被害は甚大だった。
災厄の時はほぼ女子供が被害に遭ったが、今回は老若男女構わず皆殺しである。
その者たちが虫を撃退しようとしたとか、下手に刺激を与えてしまったとか、虫に襲われるきっかけは分からないしそういう問題でもない。
虫は一切の差別なく、そこに居るもの、在るものを消した。
その強すぎる顎と、莫大な数で。
屋敷に詰め掛けていたのは、虫の襲来を免れた領民達だった。
いつまでも対処を講じない領主に、救援と責任と魂の救済を求めていた。その剣幕は凄まじく、彼らこそが僕や父を殺しかねない怒りだった。
自らが全く動こうとせず、他人の救援を当たり前だと一丁前に主張する領民達は、11年前とちっとも変っていない。口ばかりが達者な無能の輩たちである。
あの時と同様に、腹いせに屋敷を破壊しようとする強硬派を従者らが必死に止めているのを遠目から確認した僕たちは、僕が「セト」である事と、僕のツレが対応にやってきた《中央》のギルド員だとバレてしまうとただでは済まないと思った。民らに気付かれないように気配を断ち、こっそり屋敷の裏手から帰ってきたのは今し方。
父は領民の対応に追われている。
残りの従者は父の護衛とその補佐だ。
本当は屋敷の会議室で、父と共にニーナの話を一緒に聞く予定だったのだ。しかし父はこの通り手が空かないし、屋敷は怒った領民が入り込んで好き放題やり始めていたから、どうしようもなく僕の部屋を提供したってわけさ。
「はあ…溜息しか出てこないよ」
「そんな事より、テルマはやく食べたーーーい!!!お腹ペコリンだよおおお!!」
「君は何者なんだ、本当に…」
昨日ニーナのピンチを救った幼女ことテルマ嬢は、空から降ってきて現れた。ふわふわと空中に浮いて僕らの度肝を抜かしてくれたのだが、今はそれを全く隠していない。
どうせ見られたのだからと開き直り、長いふわふわの髪を更にふわふわさせて宙を漂っている。
いまだ彼女がどうして空中に浮いているのか、あの時どうやって詠唱無しで魔法を発動したのか、何一つ説明を受けてはいない。
そんなもんと受け入れろ、とアッシュに一言言われて終わりである。
「時間もありませんし、行儀悪いけど食べながら話しましょう。時間は有効に使わないと、ですね」
テーブルにクロスを敷き、素早くテイクアウトの皿を並べながらニーナが言う。
彼女は僕らがわざわざ衣服屋に寄って買ってきた服を着ていない。貸与したメイド服のままでいるのは、購入した服のサイズが全く合わなかったからだ。
アッシュが知らないのはいいとして、直接ニーナに頼まれた占い師もサイズを把握していなかったとは思わなかった。
同じ女性なのにサイズの選び方もトンチンカンで、アッシュにニーナの身体を触った事あるだろと突っ込まれても首を傾げるだけでちっとも役に立たない。
だから僕が恐らくそうだろうと見繕ったサイズは、なんと2ランクも小さくて着れたものじゃなかった。ニーナは思った以上に着痩せするタイプだったのだ。
アッシュが人数分の水をグラスに注いで、ようやく占い師がベッドから抜け出してくる。
僕の部屋の扉を隔てた廊下では、不安と恐怖に苛まされた領民らの怒号と嘆きが飛び交っているのだろう。
心底面倒くさい。ニーナの準備が整うのを待ちながら、僕はそう思わずにはいられなかった。
「単刀直入に言います」
ニーナは資料から顔を上げた。
僕ではなく、真っ直ぐ占い師を見ている。
占い師の視線は分からない。薄絹のベールに隠された顔は、一応ニーナの方を向いてはいるけれど。
「虫の正体は、グレフ。怒れる神の擬態化した姿です」
「は!?」
耳を疑った。
ニーナは今、なんと口走った。
怒れる、神……だって!?
「やっぱりか、旦那の言った通りだったな」
「は?はあ!?」
「テルマもお役に立てたよ!ね、ね、りゅしあ、褒めて褒めて!!」
「はあ?はあ?はああ!?」
テーブルに乗り出すテルマ嬢を押し退け、僕はニーナの聞き捨てならない言葉の意味を問いただす。
「ごめん、意味が分からない。何だって?この虫が、ヴァレリを襲う虫ケラが、世界を脅かす怒れる神だと言っているのかい!?」
「断定した理由は幾つかあるわ。本来の虫の生態からかけ離れて―――」
ダン!と、テーブルを叩いた。
大きな音にテルマ嬢が肩をビクリと震わす。思わず大きな音を立ててしまったが、気にしていられなかった。
「はは、有り得ないよ。原因は虫の突然変異か異常気象だよ。全部が全部、人死にを出す事件に奴らが関わってるわけじゃない」
そう、有り得ない。
彼らが僕を、僕の町を襲う事は、契約にないのだ。
大事な取引相手である僕を、彼らの理解者であり味方である僕を、彼らが裏切る筈がない。脅かす理由もない。
万が一つでも有り得ないのだ。絶対に。
すると黙々と料理を突いていた占い師が身を乗り出し、前に座るアッシュに何やら耳打ちをした。
コソコソと占い師の小さな声がするが、言葉までは聞き取れない。
アッシュは少し驚いたような顔をして、すぐに僕に向き直る。その表情は人の良いアッシュにしては不釣り合いな生真面目な顔だった。
「悪ぃ、あんたの事情はこの際二の次なんだ。あるのないの、今はそんな討論してる場合じゃないし、議論を交わすつもりもない。場所を提供させて貰ってるとはいえ、本来この話にあんたは必要ないんだ」
「セト、私は話し合いをする気はないんです。私が行き着いた結論を言うのであって、あなたの意を伺う場ではありません」
「そそ。あんたはここで大人しく座って聴いていればいいの。疑問は後でゆっくりテルマが教えてあげるからね!」
アッシュに続いてニーナにテルマ嬢からも注意を入れられてしまった。
特に幼女は上から目線で失礼極まりなく、実に不愉快である。
しかし彼らの意見も、最もな事だと思った。僕が裏で黒の行商人と繋がっている事実は父以外は誰も知らないし、ここで動揺して変に悟られる方が困る。
腹は立つし気に食わないが、ニーナの話を聴いた上で、本当に原因が彼らなのかを僕が判断すればいいだけの事。そう思い直してみたら少し心が落ち着いた。
「それから―――」
アッシュは一息置いて、また僕を見た。
真面目な顔が、少しだけ和らいでいる。
「旦那も今から参加すっから」
「え?参加って……喋るってこと?」
「そ」
驚いて占い師をまじまじと見つめてしまった。黒衣に包まれた衣服の所為で、相変わらずその表情が見えなくてもどかしく感じる。
先程の耳打ちはこの事だったのか。
「それは楽しみだね。出会ってから無視されっ放しで、いい加減気分を害していたところだよ」
「さっきも言ったろ?あんたは本来この場にいなくてもいいんだってよ。旦那に冗談は通じない。回りくどいのも嫌いだ。旦那も俺らもそのつもりでいるから、下手に喋んなよ」
「酷い言い草だね。でもちゃんと理解したよ。君らの希望通り、黙っているともさ。それじゃあ占い師サン、お手並み拝見といこうか?」
深く椅子に座り直し、両手を広げて促した。
その悠々とした僕の態度にアッシュとニーナは揃って溜息を吐いたがどうでもいい。
早く占い師自身の言葉を、声を聴きたかった。
高圧的で不遜な女。そんな彼女はここで一体何を口走ってくれるのか。
それが実に楽しみだったから揚げ足を取らずに従ったまでである。
僕が黙り込んだのを一瞥し、占い師はやっとのこさ、その重い口を開いた。
「話せ」
記念すべき彼女の第一声は、とても短い一言だった。
腕を組んで僕よりも偉そうに踏ん反り返り、何の感情も篭らない、端的で簡潔な言葉だった。
小さな声だったが、確かに僕の耳に届いた。
僕が想像していたどの声質とも違う。落ち着いた低い声だった。
「はい、続けます」
ニーナは赤縁の伊達眼鏡をクイと上げ、書き込み量の多い資料に目を落とす。
もう誰も僕を見ていない。
僕は約束を守る男だ。若干疎外感を味わいつつも口を慎み、素っ頓狂な話に耳を傾けるのであった。
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