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三. セトの章
37. 饒舌
しおりを挟む「グレフだという理由は幾つかあります。先ほども言いましたが、まず虫の生態と大きくかけ離れている事。セトの言う通り、それだけでは断定できません。災厄からこの世界の生態系が著しく変化したのは事実なのですから」
ニーナと郊外を視察した際も、彼女はそんな事を言っていた。
勇敢にも自ら虫の巣食う穴に飛び込んで、その脅威を思う存分味わう目に遭ったのは、多分彼女の計画にはなかった事だろう。
「穴に降りた時、私は水の魔法を発動していました。少しは虫を牽制できると思って。でも全く通用しなかった。虫に魔法が効かなかったのではなく、マナが吸い取られてしまったの。これはグレフの特異と一致します」
怒れる神は真霊力を吸収する。
真霊力という僕らの世界の原初エネルギーは、彼らにとっては【穢れ】である。
彼らはマナを忌み嫌い、吸収して新たなエネルギーに変換していた。それを黒の行商人は【浄化】と僕に説明していたのだ。
だから怒れる神は人間を襲うのである。潜在的に人間ならば必ず持ち合わせているマナを、彼らはただ浄化しているだけ。彼らの言い分は『掃除』しているにすぎないのだ。
「私を取り囲んだ虫は、ナニモノでもありませんでした。私の目の前で虫は姿を変え、様々なモノに変異したんです。そして魔法を喰らい尽くし、私を齧るのに最も適した姿になりました。テルマがもう少し遅かったら、私は無事では済まなかったでしょうね」
「えっへん!テルマ、そんなヘマなんかしないよ。ずっとおねえちゃんのマナを監視してたんだから!」
ニーナは知らない。あの時僕は彼女を見捨てて逃げた事を。
しかし、僕にはどうする事もできなかったのだ。
魔法も剣も扱えず、得物すら持ってない非力な僕に、あの時一体何が出来たというのだ。
手を尽くすまでもなく、ニーナが穴に落ちた時点で僕らには成す術がなかった。
ニーナは本当にラッキーだった。
テルマ嬢が虫を一掃してくれなければ、彼女は間違いなく穴の中で食われて死んでいた。
そして僕もラッキーだった。
囮を用意したとはいえ、あの数の虫を相手に無傷で帰ってこれたとも思えなかったのだから。
「リュシアさんも、あの、ありがとうございます。気に掛けて下さっていたようで。すぐテルマが動けるように手配してくれていたと聞きました。マスターの助言も守らず、申し訳ありません」
若干顔を赤らめて、ニーナは眉尻をへの字に下げて占い師に微笑んだ。
当の本人はニーナの感謝など全く意に介していない様子で、うざったそうに手をひらひらさせている。
なんて偉そうな態度なのだろう。ギルド内で遥かに立場が上なんだろうけど、あんまりにも目に余る行為である。
健気なニーナの想いに少しは寄り添ってもいいのではないかと、つい口を出しそうになってしまう。
しかしニーナ本人は満更でもない感じだった。彼女に邪険に扱われてもどこか嬉しそうで、だから僕は何も言えない。
「私を襲った虫はテルマに退治されましたが、その残骸はありません。まるで煙のように消えました。核も無かった事から、虫はグレフの分裂したものといえるでしょう」
「自然界にいる虫と大きく違うのは、この町にいる子はみんな中身がカラッポだって事だよ。テルマは感じたの。くまちゃんだった頃のテルマとそっくりの感覚がしたよ」
もうすでに彼女らが何を言っているか分からない。
僕が知らないのを承知で話しを進めている。本当に僕を会話に入れる気はないのだ。
「以上から虫が怒れる神だと判断した次第です。ここまでで異論はありますか?」
「虫が全部、一匹一匹が奴らだってことかよ。一体でもヤバイのに、それが何万も……」
「ええ、決して侮れないのは間違いないわ」
「―――いや、そうでもない」
「旦那?」
黙ってニーナの話を聴いていた占い師が、唐突に会話に割り込んだ。
「一つの心核に一つの本体。確かに無限に分身は湧くが、それでも限界はある」
「どういう事です?」
占い師は語る。饒舌に喋る。
今までだんまりだったのが嘘のように。
「お前が簡単に殺せたのが理由だ。優先順位のてっぺんが統率なんだろう。あれだけの数を操り、統制させるだけで能力の大半を使っている。力よりも数を取ったからこそ、一匹の力は弱い。まあ、数より勝るものはないがな」
「だったら俺にも殺せるって事か…。あの怒れる神を」
「個別には、って事ですね。ある程度ならば私たちでも対処できる強さしかない。だけど数で押されると、どうしても太刀打ち出来なくなってしまう。相手はグレフですもの。過信は駄目よ、アッシュ」
「だから集団でいるのさ。分断させれば脅威ではない。奴らと人間との大きな違いは、頭脳の有無だ。奴らは一切考えない」
「対して人間は考える生き物。対処法さえ見つけて臨機応変に行動すれば必ず勝機が見える。私たちが負ける要素はありませんね!」
「……」
なんとなく見えてきた。
分からないなりに解釈してみたけど、多分こうだ。
虫の正体は怒れる神。
心核を持っている奴が本体で、それが大量の虫を操っている。
だけど操るのが精いっぱいで、虫一匹一匹は弱くなってしまった。神を殺すには、いかに集団を分断させて指揮系統を乱れさせるかが肝。
これで合っているはずだ。
「じゃあ、進めますね。ここからが本題です。どうしてこの町を襲っているのか、…何故このような形で町を滅ぼそうとしているのか、その理由が分かったと思います」
「是非、訊かせて貰いたいね、その真相とやらを」
つい口に出てしまった。
しかし誰も僕を咎めなかった。ニーナは他の面々の視線が集まる中、ある一冊の古い本を取り出して僕の目の前に置いた。
「これがその真相ですよ、セト」
「聖書…?」
「はい、イシュタル経典――聖書です。子供の頃に学校や教会で学ぶ、神学の教科書ですよ」
深緑の装丁に、金色の文字で「聖書」と表題が書かれただけの地味な本。
両手で抱えながらではないと運べないほど大きくて、大の大人でも二冊同時に運ぶのが辛いくらいの重さもある。
この本は、必ず最低一冊はどこの町にもある。どんなに小さくて辺境と云われる田舎村でさえも、国が自治体として認可した集落には証としてこの本が配られる。
著者はイシュタル教会。
我が国が国教として定め、唯一無二の創造神イシュタリアを崇め奉り、命の循環を理として心理に導く輪廻転生を説いたイシュタル信仰の、様々な教義が書かれたバイブルである。
子どもは産まれた時からイシュタル神の申し子であり、義務教育で徹底的に教義を学ばされる。聖書で語学力を習得し、道徳を得るのだ。
息をするかのように、この宗教は人々にとって身近に根付いた存在だ。神の存在の可否はあるものの、教義だけは本物である。
人が人として誇りをもって生きるように、迷った時の人生の道しるべになるように、同族で醜く争うことの愚かさを戒められるように、人が産まれて死ぬまでの教えが聖書には書かれている。
「これは書庫にあったものだね」
「ええ。あなたのお父様から奥様がとても信心深い方だとお聞きしたから、必ず本編があると思ったの。普段私たちが目にして読むのはこっちの方。これは基本的な教義のみを載せた簡易版よ」
ずっしりとした聖書の横に、ニーナは手のひらサイズの薄い本を並べた。
こちらも装丁は緑色。しかし先程の生地で出来た立派な本とは質感が全く違う。ただのペラペラな紙に絵の具で色を自分で塗り、汚い字で「いしゅたる」と書かれたそれは、僕が家庭教師に言われるままに作らされた不格好な手作り聖書だった。
「僕が作ったやつだ…懐かしいな。あの人、取っておいたんだね」
国の方針で、子は15歳の成人を迎えるまでは学校や教会で義務教育を受ける。
聖書作りは最初に必ずやらされる授業だ。本を作って遊びながら、宗教に慣れ親しむのである。
総数50ページにも満たないが、本来はとても長い聖書の特に大事な教義を抜粋している簡易版で、それだけでもイシュタル神が何なのかを十分に学ぶ事ができる。
当然、人々に親しまれているのはこっちのペラペラな方である。
父の5番目の妻は、信心深いがとても潔癖で神経質な女だった。
身体が弱くいつも咳き込んでいて、屋敷に篭ってずっと本を読んでいる人だった。
幸薄そうで色白で、美人だけど鶏ガラみたいに痩せすぎて、だけどとても頭の良い人だった。
父はその頭の良さに惚れ込んで5番目の妻に迎えたけれど、数年も持たずに離縁したと聞いている。僕とは勉学の時に少し話す程度で、あまり関わり合いがなかったらよく知らない。
2番目の妻から随分と虐められた末の離縁だったみたいで、当時は結構な修羅場だったようだ。僕も二番目の女は大嫌いだった。あの女は酷い悪妻だったのを幼心に覚えている。
父の正妻は僕の母だ。
だけど母は僕を産んですぐに出奔し、父は僕を育てる為に代わりの女を見繕ってきた。場末の飲み屋の女だったと聞いた事がある。
権力を得て気位だけが高くなった義母は、行方不明な癖にいつまでも籍を置く正妻の存在を妬み、僕や従者らにその鬱憤晴らしをしていたっけ。
父が新しく妻を連れてくるたびに怒り、古参だからと威張り散らして自由気ままに横暴に振舞っていたけれど、ある日突然亡くなった。
原因は分からないが、他の妻らが共謀して毒殺を図ったんじゃないかと町内で噂話が囁かれた。町を歩くたびにひそひそと指差され、死んだ後まで嫌な思いをさせられたからよく覚えている。
そんな多くの妻が父にはいたが、今は誰もこの屋敷に残っていない。
父は60を過ぎた時、これからは死ぬまで婚姻の契約に縛られずに生きると宣言した父により、全員離婚させられたのだ。
僕の母だけの籍を残して。もう、二度と母が現れない事を知っているのに。
「セト?大丈夫ですか?」
「え?あ、ああ、ごめん。僕の事は気にせず、どうか進めてくれたまえ」
話が逸れてしまったね。
さて、改めてニーナが何を話すのか、期待して聴こうではないか。
彼らと聖書に繋がりなんて、あるはずもないだろうけど。
「まずこの話をする前に、グレフの――怒れる神の行動基準を、少し説明させてください。リュシアさん、宜しいでしょうか?」
「……」
「マスターは既にご存知だけど、アッシュとテルマにはまだ詳細を伝えていなかったわね」
「行動基準?あいつらに本命のボスがいるって事か?グレフ単品は馬鹿だの阿呆だの、旦那が好き放題言ってたあれか?」
「かみさまは聲に従ってた。その聲は核から伝わるってのはテルマとおねえちゃんで実証したよね。それ以外にもなにかあるの?」
驚いた。
ギルドの連中というのは、僕の知らない最中に意外にも彼らの事をよく知っている。
ギルドが表立って怒れる神を滅ぼす為に動いているのは昔からだが、目に見える成果を上げ始めたのはここ数年の話だ。
ギルドは公表されている事以外は秘密主義だ。
《中央》で目立っているのはもっぱら騎士団で、グレフ絡みの事件解決も騎士団が果たし、称賛を一身に浴びている。
僕は何も知らなかった。特に魔法使いギルドは市場管理だけが目に付いて、本業の戦いの部分は謎だらけだった。
彼らとて何もしていなかったわけではなかったのだ。こうして少しずつ、人類の敵の生態を暴いている。
しかも間違っていない。
そういえば怒れる神を最初に殺したのは、魔法使いのギルドマスターだと彼らは恐れていたのだったね。
ギルド“紡ぎの塔”は、実は騎士団よりも侮れない組織なのかもしれない。警戒すべきは魔法力が桁外れなギルドマスターただ一人だと彼らは思っていたが、戦闘に特化した占い師やニーナ達のようなギルド員もまた、捨て置けない存在なのは間違い。
また彼らに報告すべき事案ができた。
占い師達が懐に入って来てくれたお陰で、ますます彼らが【浄化】を進めるお役に立てるだろう。
「俺が説明する」
喋りだそうと口を開けたニーナを遮って、占い師は言った。
ニーナもアッシュも驚いて目を見開いている。
しかも一人称が俺だったのに、僕も耳を疑った。
「え、あ、お願いします」
「珍しいな旦那。おい坊々、ラッキーだったな。ありゃ相当機嫌が良さそうだ」
僕の隣に座るアッシュは声を潜め、ニヤニヤと僕の脇腹を肘で突いてきた。
「どういう事?彼女が喋るのがそんなに珍しいのかい?それに自分の事を「俺」って…一瞬呆気に取られたよ」
「旦那は普段はあんま喋んないけど、気が乗ってると意外と話し好きなんだよ。あくまで気が乗らないと、だけどな。今日は余所者のあんたがいるのに、面倒くさい説明を省かない。回りくどいのが嫌いな癖によ」
あっけらかんとアッシュは言う。
惚れた女に対する台詞ではないと思うけども、アッシュは誰に対してもこんな感じで喋る。
「あれで機嫌がいいの?僕には全く変わらないように見えるけどね。でも占い師サンは君達とは迫力が違うね。ちょっと偉そうだけど、彼女の言葉を聴けるのはありがたいよ」
「よっぽどドンピシャなローブを見つけたんだな、多分。それと、旦那の言葉遣いはあんま気にしないでもらえると助かるな」
「ふふ、面白いね、君たちは」
服屋で占い師が見繕った奇抜なローブを思い出して笑いそうになった。
着る機会なんて死ぬまで訪れなさそうな、デザイナーが酒に酔った頭でがむしゃらに造ったとしか思えない変な服を手に入れた彼女が心なしかウキウキしているように見えたのは、決して僕の気のせいでは無かったという事だ。
占い師は屋敷に帰り着いた時、裏手に回る僕らから一人離れて行動していた。何をしているかと思ったら、馬舎に繋いでいたラクダにその買ったばかりの服を丁寧に括り付け、なんと町の外に逃がしていたのだ。
ラクダはカポカポと中央方面へとのんびり消えて行った。
彼女らの帰る手段を手放してどうするつもりなのかと怪訝に思ったけど、どうにも彼女が答えを教えてくれるとは到底思えない。
だから素知らぬ振りを続けているのだけど、占い師の素振りには、何か必ず意味があるようにみえてならないのだ。
ここでぐだぐだ考えても仕方がないのだけどね。
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