151 / 170
三. セトの章
67. 僕の帰還 ②
しおりを挟む「…ごほっ、ごほっ」
もう咳き込んでも何も出てこない。
ただただ、喉が渇いている。
「ごめんなさいね、セト。私たち、水は持っていないの。テルマが採ってきたリンゴの欠片があるけど、まだ固形物を摂取しない方がいいと思うわ」
「あとちょっとで、キューケーするとか言ってたよ」
「お、いいな。脚は動かねえけど、腕さえありゃあ軽食くらい作れるってもんよ。タダ飯はどうも性に合わなくってさ」
「アッシュの料理は騎士団でも人気ですもの!ついでにセトが目覚めた事も、マスターに伝えに行きましょうか」
「テルマ、あんまいケーキが食べたい!!」
「お前は食い過ぎだ!こんな設備もねえ草原で、ケーキなんぞ焼けるかガキンチョ!」
蠱毒の話は早々にどっかに追いやられ、また和やかな雰囲気が漂う。
むず痒くて心地良くもあるこの気持ちは、ヴァレリにいた頃では無かった感情だ。
僕は常に人を見下して、女のことしか頭になかった。
どうすればモテるのか、どうやれば悦ばせることができるのか、そんな邪な気持ちしか抱いていなかった。
騎士団御用達の硬い盾に身体を預け、僕はあったかい三人をぼんやりと眺めている。
「な、ようやく分かったろ?旦那は変な奴だってことがよ」
「変」で一括りできるほど、あの人は単純じゃないと思うけど。
話せないから曖昧に笑って答えてみせる。
「無口で無表情でぶっきらぼうで、何考えてんのか分かりにくいけどよ。めちゃくちゃ短気なんだわ、ああ見えて」
人も容赦なく殺しちまう、と、アッシュは眉尻を下げて笑う。
ああ、本当にその通りだったよ。
「甘く見ちゃダメだって忠告してあげたのにね~。お兄ちゃん、表情筋が乏しい割には、人の心情を読むことに長けてるんだから。なんていうか、ちょーのーりょくしゃ?みたいな感じよ」
精霊の心だって暴くんだから、と、テルマ嬢は歯を見せて笑う。
僕は阿呆だったね。愚かで浅はかな気持ちで接していた僕は、とっくに看破されていたんだから。
「それでも私達はマスターから離れられないんです。あの危うさに惹かれてしまうというか。あの人は身体は惜しげもなくくれるけど、決して心はくれない。明かしてもくれない。でも、本当の彼はとても優しい人だと思うの」
あなたもそう感じたんじゃないの、と、ニーナは目を細めて微笑んだ。
さて、それはどうかな。なんせ僕はみんなと違って拒否されているのだから。
「でもいいよな~、アンタ」
「……?」
「あの人さ、好きとか嫌いとかよ、そんな感情なんか持ってないかと思ってたぜ?」
公然と嫌われている僕の、何が良いというのだ。
望みの欠片もない僕と、好きでも嫌いでもない普通の君らとじゃ、同じスタート地点にすら立っていないのに不利に決まっている。勝敗の軍配がどちらに上がるか、言われるまでもなく明らかだ。
なのにアッシュはしきりに羨ましいと羨望の眼差しを向けてくる。
ニーナに視線を移しても、うんうんと納得するように頷いているものだから、正直驚いた。
「こう言っては何ですけど…マスターは貞操観念が無いんですよね…。要は誰とでも、必要があればしちゃんです。彼にとってのあの行為は、交渉事が上手くいく為のただのツールでしかない。私たちが思うように、特別な事ではないの」
「だからよ、旦那にとって何とも思わないアレをよ、アンタに限って拒絶したっつー事はさ、アンタにだけは感情を曝け出して見せたんだよ。俺らには向けられない感情の起伏をさ、旦那に体当たりされて羨ましいなと思うのは当然だろ?」
そう、なのだろうか。
よく分からないが、僕より長くリュシアと身近に接している彼らだからこその言葉かもしれない。
でも僕は、嫌われるより好かれたかった。
だけど彼らの言葉通りに受け取るならば、まだ恋の成就を諦めるのには早い。
誰にも好悪の感情を抱いていないリュシアの心を、特別に僕だけが引き出したと思えば、形勢逆転のワンチャンスも不可能ではない。
よく言うではないか。
愛と憎しみは紙一重だと。
それに、「好き」の反対は「嫌い」ではない事を知っているかな。人はね、本当に好きじゃなくなってしまったら、「無関心」になってしまうんだよ。
人から忘れられた時こそ、完全に存在が消えるのだ。
リュシアが僕に抱く感情は、無関心でない事だけは確かだ。
彼らが羨む理由が少しだけ分かったような気がする。
「でもアンタとは《中央》でお別れだから、俺は気にしてねぇけどな!」
「はい。これ以上マスターと関わる事もないでしょうから、私も安心です!」
恋の好敵手は少ない方がいい。
アッシュとニーナは徒党を組んで、僕の排除に勤しむつもりらしい。
リュシアを真ん中に据えて、僕らの三竦みが成ってしまうかと思ったけれど、二人が協力し合うなんて狡い。こんなの不公平である。
それに―――。
「お兄ちゃん言ってたよ。これからセトくんは、ヘンタイ騎士団ちょーに取っ捕まって拷問されてきっつい尋問されて、ヘンタイ科学者のおっちゃんに解剖されて細切れにバラバラにさられて、あれこれ調べられる人生を送る事になるんだって!」
「…ぐ…」
「あはは!人間の癖に、人を陥れようとした罰なんだってさ」
そんな人生、真っ平である。
だったら開き直ってやろうではないか。
浅はかでしたたかで、見透しも認識も甘くて駄目な男だけれど、僕は僕のままで在りたいと願う。
反省せず、後悔すらもしていないからリュシアに嫌われちゃったのかもしれないけれど、これこそ僕が僕たる所以の僕で、そんな僕こそセトなのだ。
「……ふふ…」
「何笑ってんだよ、気味が悪いぜ」
何が在ろうと、僕は僕でいたい。
この僕のまま、何処であっても生き抜いてやるんだ。
「…ありがと、ね…」
「どうしたの、セト?……涙が…」
これは哀しみでも怒りでも、嘆きの涙でもないよ。
嬉し涙さ。
君たちが僕に生きる勇気を与えてくれた。それを気付かせてくれた事が嬉しくて、真っ暗だった未来が開けた事への記念の涙。
僕は生まれた時に母に捨てられ、貴族になりたい父の夢の為だけに育てられてきた。
父からはそれなりの愛情を貰ったけれど、愛は希薄でいつも心は空虚だった。
核の影響もあって、僕は女に不自由をしなかった。女好きの父に習うかのように、当たり前のように女を抱いた。
毎日毎晩、日替わりで様々な女と情を交わしたのに、一人も特別な人は現れなかった。軽い気持ちで僕と寝て、ひと時の快楽を得られればそれでいい。あわよくば、領主のお零れに預かろうとばかり思っていて、誰も僕の深いところまで覗き込んでくる人はいなかったのだ。
みんな当たり障りの無い口先だけの挨拶を交わし、僕と本音で語り合う友人もいない。
気さくに声を掛けてくるのは商売女ばかりで、僕よりお金が大好きだった。
真に僕を案じ、愛してくれた人はいない。
僕は常に人に囲まれていたのに、僕自身はいつも孤独だった。
僕こそ本音の部分で他人を信じていなかったし、今思えば人との本音のぶつかり合いが怖くて避けていた弱虫だったんだろう。
そんな僕が、人を好きになった。
自分の全てを捧げてもいいと思うくらい、その人に夢中になった。
女好きを公言していたのに、好きになった人は男だったけど、それすらも許容してしまうほどに。
きっかけは激しい性交だったし、邪な考えを抱いていない訳もではない。純朴な愛情じゃないかもしれないが、痴態から始まる恋愛があってもいいと思う。
僕は、リュシアの特別になりたい。
生涯のパートナーとして、僕を愉しませて欲しいと本気で願う。
それこそ僕の生きる理由。僕の開けた未来の姿だ。
その可能性はとても低いだろうね。
でも0コンマの確率だったとしても、0じゃない限りは可能性は無限大である。
僕は、僕らしく生きる。
《中央》でも変わらずに、したたかに生きて生きて、リュシアの心に存在を残し続けよう。
ピーーーーーー
遠くで笛が鳴っている。
馬車はガタンと大きな音を立てて、速度を徐々に落としていく。
「わぁい!キューケーだ!!」
テルマ嬢が馬車から飛び出すのを、ニーナがやれやれと笑っている。
ガタン、ガタン、ガタガタ
馬車が止まる。
馬の嘶きが、あちこちから聴こえてくる。
アッシュが急場で作った杖を付いて、ニーナの手を借りながら外へ出て行く。
僕にとっては久しぶりの陽射しが馬車の中に入ってくる。
動けない僕は、幌の隙間から太陽を満喫している。
ザッザッザッザ
ふと、誰かが近付いてくる音に気付く。草を踏む音だ。
飲み物を取って来てくれたニーナかなと思って、光の向こう側から微かに見える人の陰を僕は眺めている。
外が騒がしくなってくる。
騎士達の談笑が、笑い声が、鎧の音が、鳴り響く。
ザッザ―――ザ。
足音が止まった。
「なんだ、死ななかったのか。ユリウスにどう言い訳しようか考えていたのが無駄になったな」
ああ、僕はやっぱり運がいい。
それにこの人の、どこが無感情だというのだ。
こんなにも気を抜いて、僕に笑いかけてくれているのに。
「……僕はしつこいんだよ、リュシア」
一生懸命声を出す。とても小さくて、耳を澄ませないと聞き取れない嗄れ声。
でも、多分彼には届いている。
涼しい風が吹く。
砂を含まない、青々とした風が。
腰までの、長かったはずのこの人の髪が靡かない。
鬱陶しそうに掻き上げるプラチナブロンドは短い。
本当の、リュシアの姿がここにある。
「男のくせに…本当に綺麗なんだから」
乱暴に投げ入れられた水筒を顔面で受け止める。
痛みよりも、嬉しさの方が勝る。
この人が来てくれた事の嬉しさが募る。
「ねえ、リュシア。僕は君が好きだよ」
「またそれか。俺はお前のことな――」
「君に嫌われても構わない」
「……」
リュシアの言葉を遮って、僕は僕の意を通す。
「僕はね、僕の好きに生きようと思う。そうしながら、君も僕のモノにするつもりだよ」
「……」
「男も性根も磨こう。君が絆されるくらい、誰にも負けない男になる。必ず君の役に立ってみせるよ」
興味がなければ、こんなことを言い出す前から立ち去るはずだ。
でもリュシアはここにいる。
少し怪訝な顔をして、それでも僕の前にいる。
「だから傍にいるね。君の元で…僕は永遠に在り続けたいんだ」
僕の誓いの言葉プロポーズにリュシアが何と答えたのかは、内緒にさせて欲しい。
その言葉は、僕だけのものにしたいから。
一つだけ云えるとしたら、それは僕が生きるに値する救いの言葉だったってことかな。
「ありがとう、リュシア」
ねえ、女神様。
くたばってしまった女神様よ。
創造神がいなくても、世界は在るよ。新しい神だって、僕にとっての神だっている。
貴女はもう用無しだ。最初から無能だったけれどね。
精々人間が足掻く姿を、糞食らえな現実に抗う姿を、無の世界で見ているといい。
あのね、女神様。
死んでくれて、ありがとう。
貴女が死んでくれたから、この人に逢うことができた。
貴女が世界を放置して去って行ったから、代わりにこの人がこの世に出てきた。
世界に混沌をくれてありがとう。
僕をこの人に出逢わせてくれて、感謝していますよ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~
namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。
かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。
海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。
そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。
それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。
そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。
対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。
「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」
アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。
ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。
やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。
揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる