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四. ルーベンスの章
12. Livestock
しおりを挟む人が振り分けられる。
精肉を待つ、屠殺場の家畜のように。
捕食者の都合で勝手にランク付けさせられた挙句、良否のラベルを尻に貼り付けて。
しかし結局のところ、行き着く先は同じ解体場なのだ。部位ごとにバラバラにされてどれだけ細かく選別されようと、その肉が旨かろうが不味かろうが、被食者側にとってはどうでもいい情報である。
等しく「死」を与えられる俺達にとって、奴らの舌鼓など知ったことではない。
「次のバケモン!!出て来いや!!」
嗄れた声が家畜の群れを捌く。
「てめぇはなんだぁ?鹿か?ヤギか?それとも単細胞のロバちゃんかぁ?」
「はん!一丁前にツノなんか生やしやがって、丁度オレ様の背中掻きを新調しようと思ってたんだ。さっさとそれを寄越すんだな!ギャハハハハ!!!」
「た、たすけ…ぎゃあああああ!!!!」
切れ味の悪そうな、錆びた鉈が振り下ろされる。
使い古された鈍い色の刃は刃こぼれが酷く、殺傷能力には期待できない。しかし、それ以外の使い道には最も効果的な役割を果たす。
鈍さ故に、即死が許されない。いつまでも意識を保ったまま、激しい痛みに最後の最後まで苦しみ喘いで死に絶える。獣は恐怖心を煽られ、身を竦ませる。その絶望に引き攣った顔がまた、捕食者の腹を満たす絶好のスパイスとなる。
それでも獣は最後の悪足搔きを、ささやかな抵抗を見せる。口汚く罵り暴れる獣は、頭の位置があちこち動いて定まらない。
なのにそれすらも愉しんで問答無用と鉈を滅多打ちにするものだから、得物は目的のツノではなく、頭部そのものを破壊する。
ぐしゃり。
頭蓋骨の割れる音。のたうち回る獣の前に、鬼の面を付けたモノが二つ。
ゲタゲタと下品に笑い転げる鬼達は、頭からすっぽりと被った蓑が返り血を浴びて紅く染まるのを見て、興奮を募らせている。
「クソ!クソ!ツノが!折れねえ!じゃねえかよ!!」
「おいおい、頭もぎ取ってどうすんだよ兄者。せっかくの獲物がくたばっちまうじゃねえか」
頭部を割られた獣はもはや虫の息である。命を早々に諦め、死にたい死にたい、殺して殺してと呟くその嘆願は、残念ながら女神には届かない。
獣特有のタフな肉体が逆に仇となっている。強靭な身体を持つ種族だと本来は称賛を浴びるべきその性質が、安らかな死への旅路を阻止する要因に繋がろうとは、流石の本人も想定すらしていなかった事だろう。
可哀想とは思う。運に見放された獣だとも。
恐らくこの長い行列を待つ者全てが同じ気持ちを抱いている。
しかし、思うだけで何もせず見ているだけなのは、次は自分の番である事を知っているからだ。
列に並ぶ獣は無力。どんな抵抗も返ってくるのは「少し早い死」であり、掛けた情けへの見返りは皆無。
それに必要以上の同情心も無意味だ。心を乱せば乱すほど、他人にくれてやった同情心が大きければ大きいほど、いざ自分の番になった時の理不尽さに耐えられない事を、本能的に悟っているからだ。
家畜が屠殺場に並んでいる間の心情が、ほんの少しだけ分かったような気がした。言葉が喋れないだけで、実は多くの葛藤の末に己の命が尽きる順番を、ただただ待っているのかもしれない。
俺の前に並ぶ立派なツノを携えた女が、髪をぐしゃぐしゃにして必死に頭の形を隠そうとしていた。
その前では、深い体毛に覆われた我が身の毛を、ぶちぶちと派手な音を立てながら毟りまくっている者もいる。
そのもっと前では、くるくると自由に動く尻尾を目一杯引っ張って、無理やり引き千切ろうとする者もいた。
つい先ほど、飾りが気に食わないと同じ目に遭った同胞の姿を見たからである。
飾りは性質。俺には持ち合わせていない彼らだけの身体的特徴は、彼らが彼らであるべき同一性であり、彼らの唯一の拠り所であり、彼らにとってはこれ以上の無い誇りであったはずである。
命乞いの前に気位など不用の産物、彼らは魔族の誇りを棄ててまで、少しでも長い生に固執した。
だが、一様にして殺戮者とは気まぐれなものである。対処したとて、気に食わなければまた別の言いがかりをつけてくる。浅はかな獣の駄案など、奴らにしてみればお見通しに違いない。愉悦に拍車をかけるだけの無意味な行為だと果たして気付く者がいるかどうか。
鬼は支配者としての絶対なる優越を味わいたいだけなのであって、これに対する答えは「何もしない」が正解だ。
どうせ痛い思いをするのだ。二度も、味わう必要はない。
「次だ、次ぃ!!」
ぞろぞろと、列が進む。
長い行列だ。一人一人に掛ける時間が長いから、列もなかなか進まない。
かれこれ半日はここで無意味に突っ立っている。外から隔離されたこの場所は、時間の感覚を曖昧にさせる為に体内時計に頼り切りではあるが。
いい加減疲れてきた。座り込みたいが、列を乱すと弁解の時を与えられる事なく死の制裁が食らわせられる。一人ならば自己責任でまだ済むが、鬼はその周辺もまとめて殺してしまうのだ。
鬼の気まぐれで死んだ塊が、少なくとも二つは出来ている。重ねられるように放置された死体は見せしめであり、おいそれと手が出せないのはその為でもある。
自分の身勝手な行動が他人を殺す。無責任に同胞を死に追いやる訳にはいかないと、鬼の牽制は効果抜群だ。
この状況に付け加えると、何日も飲まず食わずなのも地味に辛い。
いや、水だけは辛うじて与えられている。これも一日に一度だけではあるが。
人は何も食べずとも、意外と生きていける。ただし、水を飲まなければ三日で死ぬ。
鬼はちゃんと分かっている。食わせず疲労困憊にさせて、死なないギリギリのラインを攻めて遊んでいるのだ。
飢えと恐怖、不眠と暴力の四苦に責められる獣は、もはや抗う気力さえない者が殆どだった。
「生き地獄だ…」
どこからか、掠れた声が聴こえてくる。
その声に反応した何人かのすすり泣きが始まる。
泣いても何も変わらない。むしろ、泣いた事で鬼の機嫌を損ねかねない危険を孕む。
鬼は従順な獣をいたぶりたいだけであって、泣く意思――つまり拒絶の意を知りたいわけではない。
鬼は絶望の涙は受け入れよう。その涙を流す時、それは死へのカウントダウンがゼロを指した時である。
囚われし獣、彼らは―――魔族。
マナの優勢種族である世界最強の魔族たちは、ここで無残に殺されゆく運命にある。
そしてこの俺は、彼ら以上に惨めな囚人だった。
「あ~あ、今回も外れかよ。バケモンしかいねぇじゃん!」
「そうか?さっき檻に入れたアレと、それからあっちのアレも良さげだな。尻が真ん丸でオレ様好みだ」
「早速頂いてんじゃねえよ!また舌を噛まれて死んじまうぞ。乱暴に扱いやがって、一匹損したじゃねえか」
鬼による身体検査が終わると、獣は身ぐるみを剥がされて檻の中に入れられる。
檻は五つあり、大きさはバラバラだ。
奴らなりの選別方があるのだろう、複数の檻に無造作に放り込まれる魔族の基準は不明だが、どうやら見た目で判断している節がある。
男女の区別はしていないが、年齢の区別はしてある。それと考えられるのは体力か。鬼らに「飾り」をもぎ取られて明らかに弱ってしまった魔族の扱いはぞんざいだ。無造作に投げ入れて、おしまいである。檻の中で死に絶えようとお構いなしだ。
奴らが見た目で魔族を選り分けていると理由づけたのは、鬼の性欲が関係している。
鬼は魔族を列に並ばせ、無慈悲な拷問と尋問で遊んでいただけではない。
鬼の趣向に適う女を、その場で強姦していたのである。
「オレっちはこっちの方がいいぜ!この女、さっきからオレっちを睨みやがって、跳ねっ返りをしつけてやんのもオツってなもんよ!!」
「きゃあ!や、やめ…!!ええい、汚い手で私に触るな、無礼であるぞ!!!」
また鬼の毒牙に掛かる者が現れた。
獲物は女、長い艶やかな黒髪を振り乱して鬼らに抗う。
はっきりとした綺麗な顔立ちをしている。二本の手足があり、目鼻口も俺と同じ数だけ備わっている。少々垂れ目がちな瞳が涙で濡れていて、しかしその瞳の瞳孔は金色で縦に走っており、恐怖で竦む耳は長い。
「ザラザラしてやがんな!てめぇは蛇か?それともただの洗濯板かぁ?」
ゲラゲラと下卑た笑い。間髪入れず、女は喚いた。
「わ、私は蜥蜴人族!誇り高き竜の血族ぞ!私を愚弄するなかれ、私を誰だと思っておるのだ。こ、こんな所業、許されぬぞ!!」
女は涙に顔を濡らしながらも気丈に振舞う。臆しているのは声が震えているだけでも十分伝わってくる。その必死の虚勢が痛々しくもあった。
列の魔族らは固唾を呑んで見守っている。その女に期待の眼差しを向ける輩もいる。
その物言い、立ち振る舞い、怯えながらでも凛とした佇まいは女が只者ではない事を物語るものの、そうせざるを得ない雰囲気に呑まれた感もある。この女の本音は逃げたい一心だろう。その女の立つ地位が、皆の眼前に居る事が、それを許してくれない。
それよりも、対する相手が悪かった。悪すぎた。
「私はフォースの竜ことレオナルドが妻!身を控えよ、私に手を出してみよ、後悔するぞ鬼め!!」
「ゲハハハハ!!!だから何だってんだ!!」
「ただの烏合の衆が、オレ様たちを一度も見つけた事が無いくせに、粋がってんじゃねえよ!!」
権力の誇示は、敵に喪うものがなければ成立しない。どの組織にも属さない無法者は、権力とは真逆の位置にいる。むしろ誇示することで、奴らの神経を逆撫でしかねない。
無法でいる理由の多くに、理不尽な権力から逃げて独自のコミュニティを作る傾向にあるからだ。
「蜥蜴がそんなに偉いんか?竜がそんなに強いんか?畜生もどきが何言っても効かねえぞ!!」
「最近の女は気が強くていけねぇなあ!女っつーもんは、男の前で黙って股を濡らして待ってるべきなんだよ!!」
「オラオラ、剥け剥けっ!」
「いやだ、いやだぁ!!あなた…レオ!!どうして誰も来ない、何故私を追ってこないの、レオ!!!」
耳障りな女の悲鳴、男たちの遠慮ない手つき、2人の鬼が手足を拘束し1人が華奢な身体を持ち上げる。
次第に聴こえてくる、肌と肌のぶつかる音、女のか細い悲鳴と、鬼の興奮した息遣い。
同胞の目の前で行われる、情け容赦ない凌辱。
可哀想で見ていられないと目を瞑る囚人らは、ひと時だけ己の境遇忘れている。
皆の見ている前で性器を剥き出しにされて犯されるよりはマシだと思っているのだろう。つい何分か前に生きながら鉈で頭を叩き割られたモノが、すぐ傍で屍となって朽ち果てているというのに。
殺される方がいいか、犯される方がいいかはそれぞれの心情次第だ。どちらも凄惨な事には変わりないが。
列に並ぶ囚人を差し置いて一向に止まらない鬼どものヘコヘコ動く腰を眺めながら、ようやく一つだけ情報が手に入った事に息を吐く。
やはりこの魔族達は、行方知らずになっていたフォース区画の住人達だ。俺達が到着する前夜に一斉に拉致されたという、屈強な守護者達の家族40名。凌辱に泣き叫ぶあの蜥蜴の女は、視察の際に俺に抱き着いて、その無事な姿を確かめて欲しいと懇願してきた竜の若者の伴侶だったのか。
身体は今のところ無事だが、嬲られた事で精神に異常をきたすかもしれない。人は案外簡単に心が壊れる。特に身体を蹂躙される性的な暴力は、いつまでもいつまでも何年経とうとその心にしこりを残すものだ。
身体の傷はいつか治る。しかし心の傷までは癒されない。一生のトラウマを抱えて生きる女を、あの若者が伴侶として支えてあげられればいいが、どれだけ愛していようと「他人を受け入れた」事実は一生変わらない。
誓いを交し合った二人が、一方は拒絶し、一方は許容しなければ関係はいずれ破綻する。例え克服したとて、ひょんなことがきっかけでまたいつでも不安定になり得る爆弾を抱える羽目になる。
性的被害の実害は、果ての見えないトラウマに怯えながら生きるその未来にある。
鬼は笑いながら、簡単に女の健全な未来を奪い去った。これではさくっと殺してくれた方が、まだ救いもようもある。
鬼と蜥蜴女との痴態を凝視する囚人達の数は約50人だ。聞いた話では、攫われた住民は40人。女と老人ばかりであったというが、列には所々若い男も混じっている。長の仕切る集合体とは別のところから攫ってきた者達だろう。
すべて予測の域を超えないのがもどかしい。
なにしろ私語をするだけで、何処からか殺意を込めた矢が飛んでくるのだ。この者らと会話が出来れば、せめて鬼の正体を掴める情報が何らかの手掛かりが入手できたかもしれないのに、無駄に時間だけ費やすだけでうんざりだ。
鬼の腰が激しく動き、肌と肌のぶつかる音も高くなる。鬼が無駄に吠え出して蹂躙もそろそろ終わりをみせている。
蜥蜴の女はとっくに諦めて、肢体を弛緩させて鬼のやりたいようにやらせている。女はピクリとも反応しない。ただただ虚ろな目で涙を流すのみである。
俺はその時を待つ。鬼が果てるその瞬間を。
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