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魔導書
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錬金術、古くは鉱物をより良質なものに変異させる魔法の一派として確立した。
金を錬成することを目的として探求され、やがては永遠の命の源、,,賢者の石,,の錬成を目指した。
不老不死の実現はなされなかったが、新たな物質を錬成するこの魔法は、帝国に多くの恩恵をもたらした。
その究極が竜機である、最強の生物たる竜を模倣したこの航空機は勇者なき後の帝国の軍事力に大きく寄与した。
この理論を確立したのもまた、帝立魔法学院の教授であった。
学院で発見された新たな魔法や、復活した古代の術式は帝国にとって繁栄の元であったものの、,,来るもの拒まず,,というその性質から、帝国への忠誠なき者たちの巣窟と化し、帝国領内にありながら独立国家のようになっていた。
その中でも特異的な魔法使いが、マリア.フランソアである。
永遠の命を求めた末、実験で術式の暴走を引き起こし学院のどこかに消えてしまった教授。
「…というのが私だ。」
教授はそう言った。
「君は非常に興味深い、転生者であるにも関わらず、あちら側の姿を維持しこちらにやって来た稀有な例だ。」
「俺はあっちに戻れますか?」
「霊石蘭人君、残念だが転移魔法の中でも最も複雑な術式を必要とするのが、時空間転移だ。」
「つまり?」
「君をあちらへ送ってあげるには、少々時間がかかる。」
「はあ。」
「まあ、君も元気なら魔法を学んで見るのはどうかな?」
「そうですね…せっかくだし、そうしてみます。」
そうして俺、霊石蘭人は、教授の教室で魔法を学んでいる。
だけど…教授がとんでもないことを言い出した、最近色々な場所に開いて問題を起こしている,,穴,,をここに開けようというのだ。
「穴が開くようになったということは、時空間に乱れが起きているということ、でも言い換えれば境界が曖昧になって転移や召喚系の魔法が扱いやすくなっているということだ。」
教授が椅子の上にたち、特異げに講義をする、見た目が幼女なので威厳を出すためにこうしているそうだ。
「さあ、我が学院歴代の教授の残した、魔導書たちの出番だ。」
魔導書というのは、魔法の術式、つまり魔法陣や呪文の書かれた本で、この本に魔力を込めるだけで複雑な魔法が扱えるというものだ。
「出よ。」
たくさんの本が教授の周りに浮かぶ。
「古より生き続ける魔術よ、目覚めよ。」
本が光だし、たくさんの魔法陣が重なる。
「さあ、門が開くぞ。」
「ああ~お姉ちゃん今行くから、待ってなね。」
酔っ払ったお姉さんが出て来た。
金を錬成することを目的として探求され、やがては永遠の命の源、,,賢者の石,,の錬成を目指した。
不老不死の実現はなされなかったが、新たな物質を錬成するこの魔法は、帝国に多くの恩恵をもたらした。
その究極が竜機である、最強の生物たる竜を模倣したこの航空機は勇者なき後の帝国の軍事力に大きく寄与した。
この理論を確立したのもまた、帝立魔法学院の教授であった。
学院で発見された新たな魔法や、復活した古代の術式は帝国にとって繁栄の元であったものの、,,来るもの拒まず,,というその性質から、帝国への忠誠なき者たちの巣窟と化し、帝国領内にありながら独立国家のようになっていた。
その中でも特異的な魔法使いが、マリア.フランソアである。
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「俺はあっちに戻れますか?」
「霊石蘭人君、残念だが転移魔法の中でも最も複雑な術式を必要とするのが、時空間転移だ。」
「つまり?」
「君をあちらへ送ってあげるには、少々時間がかかる。」
「はあ。」
「まあ、君も元気なら魔法を学んで見るのはどうかな?」
「そうですね…せっかくだし、そうしてみます。」
そうして俺、霊石蘭人は、教授の教室で魔法を学んでいる。
だけど…教授がとんでもないことを言い出した、最近色々な場所に開いて問題を起こしている,,穴,,をここに開けようというのだ。
「穴が開くようになったということは、時空間に乱れが起きているということ、でも言い換えれば境界が曖昧になって転移や召喚系の魔法が扱いやすくなっているということだ。」
教授が椅子の上にたち、特異げに講義をする、見た目が幼女なので威厳を出すためにこうしているそうだ。
「さあ、我が学院歴代の教授の残した、魔導書たちの出番だ。」
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「出よ。」
たくさんの本が教授の周りに浮かぶ。
「古より生き続ける魔術よ、目覚めよ。」
本が光だし、たくさんの魔法陣が重なる。
「さあ、門が開くぞ。」
「ああ~お姉ちゃん今行くから、待ってなね。」
酔っ払ったお姉さんが出て来た。
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