74 / 360
第2章 1 なにか忘れてるような
可能性癖
しおりを挟む
「要するに、ミライも技を使えるってことでいいんだよな?」
「はい。そういうことです」
ミライがうなずく。
でもさ、そういう初歩的で大事な内容って、熟読しないといけないような場所に書かれてあるかな?
まあいいか。
「ちなみにだけど、その鞭はどこで買ったんだ? まさかとは思うけど、これまでみたいに借金して」
「誠道さんひどいです。私をなんだと思ってるんですか」
「借金を作る天才」
「ひどすぎます! たしかに私は天才で優秀なメイドですけど。借金してなにかを買うなんて、そんなバカなことするわけがありません」
「いやそれをずっとしてきたんだけどね君は」
今の言葉を過去のミライに聞かせてやりたいなぁ。
反省という言葉を知らないミライさんは、自分の胸に手を当てて、過去を振り返ってみてはいかがでしょう。
「とにかく、この鞭は借金で買ったのではありません」
「じゃあどうやったんだ? まさか盗み」
「本当に心外です。女神様がくれたのです」
「え、あの女神様が?」
思わず目を丸くする。
あの転生者を弄んで楽しむことで有名な女神リスズが、そんな親切なことをしたっていうのか!
「『本当は最初から持たせておく予定が、ついうっかり忘れてました』って言ってましたよ」
「そういうことだろうと思ったよ! あのクソ女神ちゃんとしろよ。ついうっかりって、全知全能者しか神になれないんじゃないのか」
脳内で女神リスズのニヤニヤした顔が浮かんでしまい、さらにムカついた。
「とにかく、これで私はただの足手纏いにはなりませんから。戦いの面でも誠道さんを支援できます」
ミライは嬉しそうに鞭を抱きしめながら、何度もうなずいている。
「そうか。頼りにしてるよ」
「はい。まだ技は覚えられていませんが……」
急にミライがしおらしくなって、鞭を大切そうに撫ではじめる。
俺の体を舐めるように見た後、頬を紅潮させながら目を横に逸らした。
「誠道さんから頼りにされているのであれば……その、私……」
髪を耳にかけながら、ぷっくりとした唇を動かしてしゃべるミライ。
す、すげぇ色っぽくて、かわいい。
心がどうしようもなくときめく。
「誠道さんがいま望んでいること、したいこと、なんでもしてあげますよ」
……え? 今なんでもって言った?
先ほどのミライのセリフがアニメとして放映されたら、そのコメントで溢れかえっていることだろう。
俺もそのコメントを打ったことがある。
しかも一度や二度ではない。
「ミ、ミライ……それは……なんでもって」
「誠道さん。なにを恥ずかしがっているのですか?」
ミライがとろけるような声を出しながら、俺に近づいてくる。
出会ったときにもこんなことがあったなぁと思い出す。
あのときは期待させるだけ期待させといて――いや俺が勝手に期待しただけだけど――結局筋トレの話だった。
「石川誠道という人間のすべてをさらけ出してください。私はどんな誠道さんも受け入れますから。なんでもしてあげますから」
でも、今回はどうだ?
あのときよりも確実に仲は深まっている。
膝枕だってしてもらった。
つまり、俺が勘違いする要素なんてなにもない。
「では誠道さん。ベッドに座ってください」
「は、はひ」
言われるがままベッドに座る。
ミライがいつもの二割増しで綺麗に見える。
「あのぉ、いろいろとご奉仕しているときの顔を見られるのは恥ずかしいので、目を閉じてくれると助かります」
「わ、わかった」
ミライに言われた通り目を閉じる。
視界が奪われたことで他の感覚が鋭敏になった気がした。
ああ、心臓の鼓動がやばい。
俺、これからどうなっちゃうのー!
「それじゃあ、しますね。痛かったら遠慮なく言ってください。私は誠道さんに気持ちよくなってもらいたいだけなので」
ん? 痛かったらって、もしかしてミライが責める側なの?
たしかに俺は目を閉じているし、どちらかというとMだからまあいいか。
ああ、ほんとマジやばすぎて語彙力がどんどんなくなっていく。
興奮が止まらないよぉ。
興奮の先にいきたいよぅ。
「ミ、ミライさん。よ、よろしくお願いします」
「わかりました。では――」
ミライが隣に座るのがわかった。
俺はごくりとつばを飲み、そのときを待つ。
「手から縛っていきますね」
「はひ。よろしくお願いしま――え?」
ん?
聞き間違いかな?
耳まで興奮して正常に働いていないのかな?
「あの、ミライさん。今縛るって言わなかった?」
「はい! もちろんです!」
ミライの嬉々とした返事が聞こえてくる。
「うまくできるかはわかりませんが、誠道さんが満足してもらえるよう頑張って縛りますね」
「満足するかー」
俺は慌てて立ち上がってミライから距離を取る。
ミライは恍惚の表情を浮かべながら、鞭を両手で引っ張っていた。
「どうして逃げるんですか? 恥ずかしいんですか?」
「恥ずかしいとかのレベルじゃねぇ!」
「大丈夫です。私もはじめてですから。誠道さんになら、はじめてをあげてもいいと思っていますから」
「そんなはじめてもらいたくねぇよ!」
「さぁ、私と誠道さんのはじめての共同作業です! 誠道さんの望むこと、なんでもしてあげたいんです!」
「だから俺はこんなの望んでないんだよ!」
必死で説得しようとするも、目がキマっているミライは言うことを聞いてくれない。
「望んでない? それはあり得ません。だって私の専用の武器は鞭なんですから!」
「なんですから、じゃねぇよ! 理由になってねぇだろ!」
「聖さんの技を見ていないんですか? 基本的に転生者に与えられる技はその人が求めるものを具現化できるようになっているんです!」
……なるほど。
たしかに聖ちゃんは魔物をぐちゃぐちゃにできる技を習得している。
そう考えると、必殺技が転生者の欲求を叶えるためにあるという説明にも納得がいく……のか?
「つまりですね! 誠道さんを支援するメイドである私がやろうとすることはすべて、誠道さんが求めるものに合致しているのです!」
「俺は借金を望んでないけど。はい論破」
あぶねー。
なんかミライに都合のいいように言いくるめられるところだった。
「論破なんて関係ありません」
「いや関係あるだろ」
「もう! 強がらないでください。早く私に縛らせてください!」
「目をぎらぎらさせんな! 必殺技より先に変な性癖獲得してんぞ!」
俺がミライに縛られる前に、ミライが俺を縛らなければいけないっていう妄想に縛られてますよ。
「誠道さん。自分に正直になってください。新たな可能性癖、見つけたいですよね?」
可能性と性癖で可能性癖かぁ、なんか深いなぁ(浅い)。
「だったら俺は今すぐ自分探しの旅にでるから! それで新しい自分見つけるから!」
「そんなことで見つかる自分は大したことないって言ったのは誠道さんです。ブーメランでは?」
「鞭で縛られることで見つかる自分の方が絶対大したことないから!」
その後もしばらく言い争っていたが、最終的にはミライに無理やり体を抑え込まれ、鞭で縛られてしまいましたとさ。
そして、その時に聞こえてきた天の声は。
「サポートアイテム、ミライが装備主の内に秘めた真なる欲求を満たすことに成功しました。特殊条件を満たしたため、サポートアイテム、ミライに必殺技【拘束】が付与されます」
天の声まで俺をいじってるじゃねぇか。
べ、別に俺は縛られて嬉しぃ、なにこれしゅごいぃぃいい! なんて新たな自分に出会ってないからね。
仕方なく、ミライが折れないから仕方なく、縛られてあげただけだからね。
ほ、ほんとなんだよー。
「はい。そういうことです」
ミライがうなずく。
でもさ、そういう初歩的で大事な内容って、熟読しないといけないような場所に書かれてあるかな?
まあいいか。
「ちなみにだけど、その鞭はどこで買ったんだ? まさかとは思うけど、これまでみたいに借金して」
「誠道さんひどいです。私をなんだと思ってるんですか」
「借金を作る天才」
「ひどすぎます! たしかに私は天才で優秀なメイドですけど。借金してなにかを買うなんて、そんなバカなことするわけがありません」
「いやそれをずっとしてきたんだけどね君は」
今の言葉を過去のミライに聞かせてやりたいなぁ。
反省という言葉を知らないミライさんは、自分の胸に手を当てて、過去を振り返ってみてはいかがでしょう。
「とにかく、この鞭は借金で買ったのではありません」
「じゃあどうやったんだ? まさか盗み」
「本当に心外です。女神様がくれたのです」
「え、あの女神様が?」
思わず目を丸くする。
あの転生者を弄んで楽しむことで有名な女神リスズが、そんな親切なことをしたっていうのか!
「『本当は最初から持たせておく予定が、ついうっかり忘れてました』って言ってましたよ」
「そういうことだろうと思ったよ! あのクソ女神ちゃんとしろよ。ついうっかりって、全知全能者しか神になれないんじゃないのか」
脳内で女神リスズのニヤニヤした顔が浮かんでしまい、さらにムカついた。
「とにかく、これで私はただの足手纏いにはなりませんから。戦いの面でも誠道さんを支援できます」
ミライは嬉しそうに鞭を抱きしめながら、何度もうなずいている。
「そうか。頼りにしてるよ」
「はい。まだ技は覚えられていませんが……」
急にミライがしおらしくなって、鞭を大切そうに撫ではじめる。
俺の体を舐めるように見た後、頬を紅潮させながら目を横に逸らした。
「誠道さんから頼りにされているのであれば……その、私……」
髪を耳にかけながら、ぷっくりとした唇を動かしてしゃべるミライ。
す、すげぇ色っぽくて、かわいい。
心がどうしようもなくときめく。
「誠道さんがいま望んでいること、したいこと、なんでもしてあげますよ」
……え? 今なんでもって言った?
先ほどのミライのセリフがアニメとして放映されたら、そのコメントで溢れかえっていることだろう。
俺もそのコメントを打ったことがある。
しかも一度や二度ではない。
「ミ、ミライ……それは……なんでもって」
「誠道さん。なにを恥ずかしがっているのですか?」
ミライがとろけるような声を出しながら、俺に近づいてくる。
出会ったときにもこんなことがあったなぁと思い出す。
あのときは期待させるだけ期待させといて――いや俺が勝手に期待しただけだけど――結局筋トレの話だった。
「石川誠道という人間のすべてをさらけ出してください。私はどんな誠道さんも受け入れますから。なんでもしてあげますから」
でも、今回はどうだ?
あのときよりも確実に仲は深まっている。
膝枕だってしてもらった。
つまり、俺が勘違いする要素なんてなにもない。
「では誠道さん。ベッドに座ってください」
「は、はひ」
言われるがままベッドに座る。
ミライがいつもの二割増しで綺麗に見える。
「あのぉ、いろいろとご奉仕しているときの顔を見られるのは恥ずかしいので、目を閉じてくれると助かります」
「わ、わかった」
ミライに言われた通り目を閉じる。
視界が奪われたことで他の感覚が鋭敏になった気がした。
ああ、心臓の鼓動がやばい。
俺、これからどうなっちゃうのー!
「それじゃあ、しますね。痛かったら遠慮なく言ってください。私は誠道さんに気持ちよくなってもらいたいだけなので」
ん? 痛かったらって、もしかしてミライが責める側なの?
たしかに俺は目を閉じているし、どちらかというとMだからまあいいか。
ああ、ほんとマジやばすぎて語彙力がどんどんなくなっていく。
興奮が止まらないよぉ。
興奮の先にいきたいよぅ。
「ミ、ミライさん。よ、よろしくお願いします」
「わかりました。では――」
ミライが隣に座るのがわかった。
俺はごくりとつばを飲み、そのときを待つ。
「手から縛っていきますね」
「はひ。よろしくお願いしま――え?」
ん?
聞き間違いかな?
耳まで興奮して正常に働いていないのかな?
「あの、ミライさん。今縛るって言わなかった?」
「はい! もちろんです!」
ミライの嬉々とした返事が聞こえてくる。
「うまくできるかはわかりませんが、誠道さんが満足してもらえるよう頑張って縛りますね」
「満足するかー」
俺は慌てて立ち上がってミライから距離を取る。
ミライは恍惚の表情を浮かべながら、鞭を両手で引っ張っていた。
「どうして逃げるんですか? 恥ずかしいんですか?」
「恥ずかしいとかのレベルじゃねぇ!」
「大丈夫です。私もはじめてですから。誠道さんになら、はじめてをあげてもいいと思っていますから」
「そんなはじめてもらいたくねぇよ!」
「さぁ、私と誠道さんのはじめての共同作業です! 誠道さんの望むこと、なんでもしてあげたいんです!」
「だから俺はこんなの望んでないんだよ!」
必死で説得しようとするも、目がキマっているミライは言うことを聞いてくれない。
「望んでない? それはあり得ません。だって私の専用の武器は鞭なんですから!」
「なんですから、じゃねぇよ! 理由になってねぇだろ!」
「聖さんの技を見ていないんですか? 基本的に転生者に与えられる技はその人が求めるものを具現化できるようになっているんです!」
……なるほど。
たしかに聖ちゃんは魔物をぐちゃぐちゃにできる技を習得している。
そう考えると、必殺技が転生者の欲求を叶えるためにあるという説明にも納得がいく……のか?
「つまりですね! 誠道さんを支援するメイドである私がやろうとすることはすべて、誠道さんが求めるものに合致しているのです!」
「俺は借金を望んでないけど。はい論破」
あぶねー。
なんかミライに都合のいいように言いくるめられるところだった。
「論破なんて関係ありません」
「いや関係あるだろ」
「もう! 強がらないでください。早く私に縛らせてください!」
「目をぎらぎらさせんな! 必殺技より先に変な性癖獲得してんぞ!」
俺がミライに縛られる前に、ミライが俺を縛らなければいけないっていう妄想に縛られてますよ。
「誠道さん。自分に正直になってください。新たな可能性癖、見つけたいですよね?」
可能性と性癖で可能性癖かぁ、なんか深いなぁ(浅い)。
「だったら俺は今すぐ自分探しの旅にでるから! それで新しい自分見つけるから!」
「そんなことで見つかる自分は大したことないって言ったのは誠道さんです。ブーメランでは?」
「鞭で縛られることで見つかる自分の方が絶対大したことないから!」
その後もしばらく言い争っていたが、最終的にはミライに無理やり体を抑え込まれ、鞭で縛られてしまいましたとさ。
そして、その時に聞こえてきた天の声は。
「サポートアイテム、ミライが装備主の内に秘めた真なる欲求を満たすことに成功しました。特殊条件を満たしたため、サポートアイテム、ミライに必殺技【拘束】が付与されます」
天の声まで俺をいじってるじゃねぇか。
べ、別に俺は縛られて嬉しぃ、なにこれしゅごいぃぃいい! なんて新たな自分に出会ってないからね。
仕方なく、ミライが折れないから仕方なく、縛られてあげただけだからね。
ほ、ほんとなんだよー。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる