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第2章 2 男として、俺は先にいくよ
姉としての一面
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その後、俺たちもイツモフさんたちの隣で、ユニコーソの角を採集する運びとなった。
自然に自生しているものだからイツモフさんだけがその権利を主張するのはおかしい、とミライが珍しく正論を言い放ったのだ。
ちなみに、俺たちはユニコーソの角をユニコーンの角と偽って販売しようとは思ってないからね。
節約のために自分たちで食べるだけだからね。
黒い笑みを浮かべているミライはちょっと不安要素ではあるけれど。
「ふぅ、これだけ取れば充分ですね」
もともと借用書が入っていた鞄には、今度はあふれんばかりのユニコーソの角が入っている。
イツモフさんたちも採集を終えたようで、二人が背負っているリュックは力士のおなかのように大きく膨らんでいた。
これ以上長居をする必要はないので、四人でグランダラへと帰る。
グランダラにつくと、ジツハフくんがソフトクリームの屋台を見て、
「あれおいしそう! 食べたい!」
とイツモフさんにねだりはじめた。
「ね、お姉ちゃん! いいでしょう?」
「しょうがないなぁ。ほら、これで買っておいで」
イツモフさんはすぐにジツハフくんに200リスズを手渡す。
意外だ。
もったいないから我慢しろ! って金の亡者であるイツモフさんなら言うと思ったのに。
「ありがとう。お姉ちゃん」
満面の笑みを浮かべたジツハフくんが、ソフトクリーム屋に走っていく。
その背中を愛おしそうに見つめているイツモフさんに俺は声をかけた。
「なんか意外なんだけど。イツモフさんがこんな無駄遣いをするなんて」
「無駄遣いじゃないですよ。これは」
頬を緩めたイツモフさんは、ジツハフくんの背中をじっと見つめている。
「あの子の笑顔が見られるなら、それは無駄遣いなんかじゃないんです。ジツハフの笑顔はプライスレスですから」
「人の笑顔で物が買えますか? って言ってたやつの言うことじゃないな」
「そりゃそうですよ。だって人じゃなくてジツハフだから。私はなにがあってもジツハフの笑顔を守り通すって決めていますから」
イツモフさんはソフトクリームを買おうとしているジツハフくんの背中を見たままだ。
「へぇ。それは頼りになるお姉ちゃんだな」
「そうでありたいものです。本当に。いつまでも」
しみじみとつぶやいたイツモフさんに金の亡者の面影はない。
今この瞬間は、他のなによりも弟のことを大切に思う立派なお姉ちゃんでしかなかった。
「そんなに思われてるなんて、ジツハフは幸せ者だな」
俺もジツハフくんの方を見る。
ちょうどジツハフくんがお金を店員に渡しているところだった。
「ただ……もし私が守れなかったときは、ジツハフのこと、お願いしていいでしょうか。誠道くんたちは強いみたいなので。私なんかよりずっと、本当の強さを知っていますから」
「……え?」
俺は反射的に聞き返していた。
イツモフさんの声はたしかに小さかったが、聞き取れなかったわけではない。
でも、言われた内容が想定外すぎて、つい聞き返してしまったのだ。
「ですから、誠道くん…………いえ、聞こえなかったのなら、今のは忘れてください」
「お、おう。イツモフさんがそう言うなら」
仕方がない。
もやもやした思いは募るが、イツモフさんがなかったことにしようとしているのだから、俺に追及する権利はない。
どことなく気まずさを感じて隣を見ると、ミライはソフトクリーム屋の……近くにある金貸し屋の看板を眺めていたおいふざけんな!
「お姉ちゃん! ソフトクリーム買ってきたよ!」
そのうちに、ジツハフくんがソフトクリームを持って走ってくる。
「よかったね。ジツハフ」
「はい! お姉ちゃんが一番にどうぞ」
「え? いいの?」
「うん!」
「ありがとう」
ジツハフくんが差し出したソフトクリームをイツモフさんがぺろりと舐める。
「どう? おいしい?」
「うん。ジツハフが買ってきてくれたからすごくおいしいよ」
なんの変哲もない、むしろかなり微笑ましい姉弟のやり取り。
二人の笑顔を見ているだけで、互いが互いを思い合っていることがわかる。
暖かな空気が二人の周りを漂っている。
「そうだ。誠道お兄ちゃんも舐める?」
「え、俺もいいのか?」
「うん。もちろんワンペロ300リスズで」
「金取るのかよ! ほんとちゃっかりしてんなこいつは」
ってか、ワンペロってなんだよ。俺は犬かっ。
「もう、誠道くんったら。いきなり弟を褒めないでくださいよ。まあ、たしかに姉としてジツハフのことはきちんと教育してますけど」
「いや褒めてねぇからな!」
なんでイツモフさんは嬉しがっているのかなぁ。
きちんと教育していたら、こんな風にお金を稼ぐこと第一の思考をしないんだよなぁ。
「それで、誠道お兄ちゃんはワンペロするの? しないの?」
「するわけねぇだろ。なんなら普通に買ってきた方が安いわ」
当然の事を言い放つと、ジツハフくんは、どうして? と言わんばかりに眉尻を下げた。
「え? ワンペロしないの? このソフトクリームにはお姉ちゃんがすでに舐めたっていう、間接キスという付加価値が」
「ジツハフ。それ、言い値で買お」
俺がそう言いかけた瞬間に、ミライさんから思いきり頭をはたかれたとさ。
え?
俺、さっきからずっとソフトクリームを買う前提で話を進めていたのに、なんでいきなりはたかれたの?
しかも。
「すみません、ジツハフくん。申しわけありませんが、私たちの家計は火の車。常に節約を心掛けているので、そちらのソフトクリームは購入できません」
「いやどの口が言ってんだよその言葉をよぉ」
自然に自生しているものだからイツモフさんだけがその権利を主張するのはおかしい、とミライが珍しく正論を言い放ったのだ。
ちなみに、俺たちはユニコーソの角をユニコーンの角と偽って販売しようとは思ってないからね。
節約のために自分たちで食べるだけだからね。
黒い笑みを浮かべているミライはちょっと不安要素ではあるけれど。
「ふぅ、これだけ取れば充分ですね」
もともと借用書が入っていた鞄には、今度はあふれんばかりのユニコーソの角が入っている。
イツモフさんたちも採集を終えたようで、二人が背負っているリュックは力士のおなかのように大きく膨らんでいた。
これ以上長居をする必要はないので、四人でグランダラへと帰る。
グランダラにつくと、ジツハフくんがソフトクリームの屋台を見て、
「あれおいしそう! 食べたい!」
とイツモフさんにねだりはじめた。
「ね、お姉ちゃん! いいでしょう?」
「しょうがないなぁ。ほら、これで買っておいで」
イツモフさんはすぐにジツハフくんに200リスズを手渡す。
意外だ。
もったいないから我慢しろ! って金の亡者であるイツモフさんなら言うと思ったのに。
「ありがとう。お姉ちゃん」
満面の笑みを浮かべたジツハフくんが、ソフトクリーム屋に走っていく。
その背中を愛おしそうに見つめているイツモフさんに俺は声をかけた。
「なんか意外なんだけど。イツモフさんがこんな無駄遣いをするなんて」
「無駄遣いじゃないですよ。これは」
頬を緩めたイツモフさんは、ジツハフくんの背中をじっと見つめている。
「あの子の笑顔が見られるなら、それは無駄遣いなんかじゃないんです。ジツハフの笑顔はプライスレスですから」
「人の笑顔で物が買えますか? って言ってたやつの言うことじゃないな」
「そりゃそうですよ。だって人じゃなくてジツハフだから。私はなにがあってもジツハフの笑顔を守り通すって決めていますから」
イツモフさんはソフトクリームを買おうとしているジツハフくんの背中を見たままだ。
「へぇ。それは頼りになるお姉ちゃんだな」
「そうでありたいものです。本当に。いつまでも」
しみじみとつぶやいたイツモフさんに金の亡者の面影はない。
今この瞬間は、他のなによりも弟のことを大切に思う立派なお姉ちゃんでしかなかった。
「そんなに思われてるなんて、ジツハフは幸せ者だな」
俺もジツハフくんの方を見る。
ちょうどジツハフくんがお金を店員に渡しているところだった。
「ただ……もし私が守れなかったときは、ジツハフのこと、お願いしていいでしょうか。誠道くんたちは強いみたいなので。私なんかよりずっと、本当の強さを知っていますから」
「……え?」
俺は反射的に聞き返していた。
イツモフさんの声はたしかに小さかったが、聞き取れなかったわけではない。
でも、言われた内容が想定外すぎて、つい聞き返してしまったのだ。
「ですから、誠道くん…………いえ、聞こえなかったのなら、今のは忘れてください」
「お、おう。イツモフさんがそう言うなら」
仕方がない。
もやもやした思いは募るが、イツモフさんがなかったことにしようとしているのだから、俺に追及する権利はない。
どことなく気まずさを感じて隣を見ると、ミライはソフトクリーム屋の……近くにある金貸し屋の看板を眺めていたおいふざけんな!
「お姉ちゃん! ソフトクリーム買ってきたよ!」
そのうちに、ジツハフくんがソフトクリームを持って走ってくる。
「よかったね。ジツハフ」
「はい! お姉ちゃんが一番にどうぞ」
「え? いいの?」
「うん!」
「ありがとう」
ジツハフくんが差し出したソフトクリームをイツモフさんがぺろりと舐める。
「どう? おいしい?」
「うん。ジツハフが買ってきてくれたからすごくおいしいよ」
なんの変哲もない、むしろかなり微笑ましい姉弟のやり取り。
二人の笑顔を見ているだけで、互いが互いを思い合っていることがわかる。
暖かな空気が二人の周りを漂っている。
「そうだ。誠道お兄ちゃんも舐める?」
「え、俺もいいのか?」
「うん。もちろんワンペロ300リスズで」
「金取るのかよ! ほんとちゃっかりしてんなこいつは」
ってか、ワンペロってなんだよ。俺は犬かっ。
「もう、誠道くんったら。いきなり弟を褒めないでくださいよ。まあ、たしかに姉としてジツハフのことはきちんと教育してますけど」
「いや褒めてねぇからな!」
なんでイツモフさんは嬉しがっているのかなぁ。
きちんと教育していたら、こんな風にお金を稼ぐこと第一の思考をしないんだよなぁ。
「それで、誠道お兄ちゃんはワンペロするの? しないの?」
「するわけねぇだろ。なんなら普通に買ってきた方が安いわ」
当然の事を言い放つと、ジツハフくんは、どうして? と言わんばかりに眉尻を下げた。
「え? ワンペロしないの? このソフトクリームにはお姉ちゃんがすでに舐めたっていう、間接キスという付加価値が」
「ジツハフ。それ、言い値で買お」
俺がそう言いかけた瞬間に、ミライさんから思いきり頭をはたかれたとさ。
え?
俺、さっきからずっとソフトクリームを買う前提で話を進めていたのに、なんでいきなりはたかれたの?
しかも。
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