114 / 360
第2章 4 金の亡者の本懐
美女はずるい
しおりを挟む
カイマセヌの体が消滅――悪魔族は死ぬと体が消滅する――した後、カイマセヌの体がめり込んだ場所から地割れのような亀裂が広がっていき、ついには音を立てて壁が崩壊しはじめた。
その事実が、イツモフさんが愛する弟のために放った一撃の威力を物語っている。
「ってかどうすんだよ。このままじゃ押しつぶされる」
すでに崩壊は遺跡全体に及んでいる。
俺は動けないし、ミライも気絶中。
このままだと瓦礫に押しつぶされる――
「誠道くん。お金持ってませんか? 私はもう使い切ってしまって」
そのとき、イツモフさんの声が飛んできた。
「お金? 財布ならポケットに入ってるけど」
「じゃあそれを下さい!」
ジツハフくんを背負ったイツモフさんが俺のもとに駆け寄ってきて、ポケットから財布を抜き取る。
その財布はすぐに消滅した。
そういうことか。
なんとなく察する。
きっとこの財布は、別次元の金庫の中に送られたのだろう。
イツモフさんの【金の亡者】によって覚えた技は、お金がないと使えないのだ。
さっき全財産と言っていたから、イツモフさんは今、無一文。
だから、お金を必要としていたのだ。
「これでいける! 誠道くん、ありがとう」
その後、イツモフさんが身体能力強化の技を発動させ、ジツハフと俺とミライを抱え、崩れゆく遺跡からの脱出に成功した。
「ありがとう。イツモフさん。イツモフさんがきてくれなかったら今ごろどうなっていたか」
遺跡脱出後、森の木を背もたれにして休むイツモフさんに感謝の言葉を伝える。
ちなみに、ミライはまだ気絶中。
ジツハフくんは安心したのか、イツモフさんに膝枕されてすやすやと眠っている。
「ありがとうなんて、むしろ私は誠道くんたちに謝罪しなければいけません」
「俺たちに謝罪?」
意味がわからない。
イツモフさんがトラウマに打ち勝ってこの場所にこなければ、俺たちは確実にカイマセヌにやられていた。
彼女の一撃で遺跡を壊してしまって死にかけたことを謝罪したいのなら、それもお門違いだ。
カイマセヌを倒すために、ジツハフくんを守るために、イツモフさんは必死だったのだから。
「先ほどの戦いで見たとは思いますが、私は【金の亡者】という固有ステータスを持っています。私は、私が所有するお金を消費して戦う系お姉ちゃんなんです」
深刻そうに告げるイツモフさん。
彼女が非合法じみた手段を用いてお金を貯めていたのは、その力でジツハフをなにがなんでも守るためだった。
「そして、実は私、カイマセヌを倒すための一撃に全財産を使ってしまったので、一文無しになってしまいました」
「まあ、想像はついてたよ」
俺はイツモフさんがなにを謝ろうとしているのか全くわからなかった。
ジツハフくんを守るためにためたお金を、文字通りジツハフくんを守るために全部使った。
なにも悪いことはないと思うのだが。
「私は言いました。ジツハフを助けにいってくれたら、あなたたちに全財産を差し上げると。にもかかわらず、私の手元にはもう誠道くんたちに差し上げるお金がないんです」
「……ふふっ! なんだ、そういうことかよ」
イツモフさんには悪いと思ったが、俺は思わず笑ってしまった。
ちょっと律義すぎやしないか?
「どうして、笑うんですか?」
「だって、実際にカイマセヌを倒したのはイツモフさんだろ? 俺たちも助けられたし。もしお金があったとしても、イツモフさんからもらえるわけがないよ」
「……誠道くん。あなた、欲がなさすぎです。損な性格してますね」
イツモフさんは呆れたような笑みを浮かべていたが。
「ん? でも待ってください」
急に手を顎に当てて、なにかを考えはじめた。
あれ? なんか変な流れが生まれたぞ。
「状況を整理してみましょう。まず私がカイマセヌを倒してくれと誠道くんたちに頼んだ。それで誠道くんたちはカイマセヌを倒しにいって、返り討ちにあった。そしてそのカイマセヌを私が倒した。これで間違いないですよね?」
「まあ間違いはないけど、それがどうしたんだよ」
「いや、だってこれって私の強さを見せつけるために、誠道くんたちを噛ませ犬にしたのと同じじゃないですか。これはやっぱり謝罪すべきですね。私の強さの引き立て役にしてしまってすみませんでした!」
「結局バカにされんのかよ! なんかいい雰囲気だったのにふざけんな!」
なんか俺、噛ませ犬噛ませ犬ってばかにされるカイマセヌの気持ちがわかった気がするなぁ。
いや、あいつは買いませぬってバカにされる方を嫌っていたんだったか。
などと、気持ちよく終われなかったことを心の中で嘆いていると。
「んんん、お姉ちゃん、助けてくれてありがとう……大好き」
イツモフさんの太ももを枕にして寝ているジツハフくんが、はっきりと寝言をしゃべった。
お姉ちゃんのそばに居られて、安心しきっているのだろう。
ものすごく幸せそうな寝顔をしている。
「ジツハフ。お姉ちゃんも、あなたのことが大好きよ」
イツモフさんがすやすやと寝息を立てる弟を愛おしそうに見つめつつ、その頭を優しくなでている。
なんとも微笑ましい光景だ。
彼らの互いを思い合う心が、今回の勝利の一番の立役者だと言っていい。
「んん、誠道お兄ちゃんも、助けにきてくれて、ありがとう」
つづけてジツハフくんは俺のことについても言及してくれた。
まったく、どんな夢を見ているんだか。
悪い気はしない。
「格好よかったよ。僕も大きくなったら絶対に誠道お兄ちゃんみたいになりたいなぁ」
本当に、ジツハフくんはいい子だ。
格好いいなんて照れるじゃねぇか。
その言葉を聞けただけで、命を張って助けにいったかいがあるってもんだ。
「と思ったけど引きこもりだからやっぱりなりたくない」
「おいてめぇ絶対起きてるだろ。俺をからかいたいだけだろ」
前言撤回。
こいつはただ俺をからかいたいだけのクソガキだ。
思わずジツハフくんの頭をはたこうとした俺だったが、イツモフさんにその手首を掴まれて阻まれる。
「弟を傷つける人は何人たりとも許しませんけど」
ぎろりと睨まれる。
おいおい、その目、カイマセヌに向けていたのと同じじゃないですか?
超怖いんですけど。
「目が本気すぎだって。冗談に決まってるだろ」
「ふふふ、わかってますよ」
まだ目がマジですよ。本当にわかっていますか?
「誠道くんの言葉が私を変えてくれた。本当に感謝しているんです」
ですから。
ふわりと笑ったイツモフさんが、掴んでいた俺の手首を引っ張る。
バランスを崩して前のめりになった俺の頬に、イツモフさんの顔が近づいてきて。
「…………え」
唇が触れていた。
一瞬の出来事に、俺はなにも考えられなくなる。
頬にキスをされた?
イツモフさんに?
気がつけば、俺は柔らかな唇がふれていた頬を手のひらでさすっていた。
「今回の感謝の気持ちです」
イツモフさんは花を咲かすような笑みを浮かべた後、立てた人差し指を唇に押しつけ、右目だけを閉じ。
「ミライさんには内緒ですよ」
とても素敵な笑顔だと思った。
俺も思わず頬が緩む。
「ったく。美女はこういうところがずるいよなぁ」
「お金がなかったので体で払いました」
「語弊のある言い方すんなよ!」
「んんん、お姉ちゃんは僕が悪い男から守る……」
「だからジツハフは絶対起きてるだろ。タイミングよすぎなんだよ」
「んんん、誠道さん。浮気は許しませんよ」
「ミライも絶対起きてるだろ!」
俺ただでさえ疲れてるんだから、ツッコみ疲れまで感じさせないでくれます?
「くふふっ。本当にミライさんは苦労しそうですね」
「いや、明らかに俺の方が苦労しまくってるんだが?」
いったいこれまでのなにを見てきたらその言葉が出てくるんですかねぇイツモフさん!
その事実が、イツモフさんが愛する弟のために放った一撃の威力を物語っている。
「ってかどうすんだよ。このままじゃ押しつぶされる」
すでに崩壊は遺跡全体に及んでいる。
俺は動けないし、ミライも気絶中。
このままだと瓦礫に押しつぶされる――
「誠道くん。お金持ってませんか? 私はもう使い切ってしまって」
そのとき、イツモフさんの声が飛んできた。
「お金? 財布ならポケットに入ってるけど」
「じゃあそれを下さい!」
ジツハフくんを背負ったイツモフさんが俺のもとに駆け寄ってきて、ポケットから財布を抜き取る。
その財布はすぐに消滅した。
そういうことか。
なんとなく察する。
きっとこの財布は、別次元の金庫の中に送られたのだろう。
イツモフさんの【金の亡者】によって覚えた技は、お金がないと使えないのだ。
さっき全財産と言っていたから、イツモフさんは今、無一文。
だから、お金を必要としていたのだ。
「これでいける! 誠道くん、ありがとう」
その後、イツモフさんが身体能力強化の技を発動させ、ジツハフと俺とミライを抱え、崩れゆく遺跡からの脱出に成功した。
「ありがとう。イツモフさん。イツモフさんがきてくれなかったら今ごろどうなっていたか」
遺跡脱出後、森の木を背もたれにして休むイツモフさんに感謝の言葉を伝える。
ちなみに、ミライはまだ気絶中。
ジツハフくんは安心したのか、イツモフさんに膝枕されてすやすやと眠っている。
「ありがとうなんて、むしろ私は誠道くんたちに謝罪しなければいけません」
「俺たちに謝罪?」
意味がわからない。
イツモフさんがトラウマに打ち勝ってこの場所にこなければ、俺たちは確実にカイマセヌにやられていた。
彼女の一撃で遺跡を壊してしまって死にかけたことを謝罪したいのなら、それもお門違いだ。
カイマセヌを倒すために、ジツハフくんを守るために、イツモフさんは必死だったのだから。
「先ほどの戦いで見たとは思いますが、私は【金の亡者】という固有ステータスを持っています。私は、私が所有するお金を消費して戦う系お姉ちゃんなんです」
深刻そうに告げるイツモフさん。
彼女が非合法じみた手段を用いてお金を貯めていたのは、その力でジツハフをなにがなんでも守るためだった。
「そして、実は私、カイマセヌを倒すための一撃に全財産を使ってしまったので、一文無しになってしまいました」
「まあ、想像はついてたよ」
俺はイツモフさんがなにを謝ろうとしているのか全くわからなかった。
ジツハフくんを守るためにためたお金を、文字通りジツハフくんを守るために全部使った。
なにも悪いことはないと思うのだが。
「私は言いました。ジツハフを助けにいってくれたら、あなたたちに全財産を差し上げると。にもかかわらず、私の手元にはもう誠道くんたちに差し上げるお金がないんです」
「……ふふっ! なんだ、そういうことかよ」
イツモフさんには悪いと思ったが、俺は思わず笑ってしまった。
ちょっと律義すぎやしないか?
「どうして、笑うんですか?」
「だって、実際にカイマセヌを倒したのはイツモフさんだろ? 俺たちも助けられたし。もしお金があったとしても、イツモフさんからもらえるわけがないよ」
「……誠道くん。あなた、欲がなさすぎです。損な性格してますね」
イツモフさんは呆れたような笑みを浮かべていたが。
「ん? でも待ってください」
急に手を顎に当てて、なにかを考えはじめた。
あれ? なんか変な流れが生まれたぞ。
「状況を整理してみましょう。まず私がカイマセヌを倒してくれと誠道くんたちに頼んだ。それで誠道くんたちはカイマセヌを倒しにいって、返り討ちにあった。そしてそのカイマセヌを私が倒した。これで間違いないですよね?」
「まあ間違いはないけど、それがどうしたんだよ」
「いや、だってこれって私の強さを見せつけるために、誠道くんたちを噛ませ犬にしたのと同じじゃないですか。これはやっぱり謝罪すべきですね。私の強さの引き立て役にしてしまってすみませんでした!」
「結局バカにされんのかよ! なんかいい雰囲気だったのにふざけんな!」
なんか俺、噛ませ犬噛ませ犬ってばかにされるカイマセヌの気持ちがわかった気がするなぁ。
いや、あいつは買いませぬってバカにされる方を嫌っていたんだったか。
などと、気持ちよく終われなかったことを心の中で嘆いていると。
「んんん、お姉ちゃん、助けてくれてありがとう……大好き」
イツモフさんの太ももを枕にして寝ているジツハフくんが、はっきりと寝言をしゃべった。
お姉ちゃんのそばに居られて、安心しきっているのだろう。
ものすごく幸せそうな寝顔をしている。
「ジツハフ。お姉ちゃんも、あなたのことが大好きよ」
イツモフさんがすやすやと寝息を立てる弟を愛おしそうに見つめつつ、その頭を優しくなでている。
なんとも微笑ましい光景だ。
彼らの互いを思い合う心が、今回の勝利の一番の立役者だと言っていい。
「んん、誠道お兄ちゃんも、助けにきてくれて、ありがとう」
つづけてジツハフくんは俺のことについても言及してくれた。
まったく、どんな夢を見ているんだか。
悪い気はしない。
「格好よかったよ。僕も大きくなったら絶対に誠道お兄ちゃんみたいになりたいなぁ」
本当に、ジツハフくんはいい子だ。
格好いいなんて照れるじゃねぇか。
その言葉を聞けただけで、命を張って助けにいったかいがあるってもんだ。
「と思ったけど引きこもりだからやっぱりなりたくない」
「おいてめぇ絶対起きてるだろ。俺をからかいたいだけだろ」
前言撤回。
こいつはただ俺をからかいたいだけのクソガキだ。
思わずジツハフくんの頭をはたこうとした俺だったが、イツモフさんにその手首を掴まれて阻まれる。
「弟を傷つける人は何人たりとも許しませんけど」
ぎろりと睨まれる。
おいおい、その目、カイマセヌに向けていたのと同じじゃないですか?
超怖いんですけど。
「目が本気すぎだって。冗談に決まってるだろ」
「ふふふ、わかってますよ」
まだ目がマジですよ。本当にわかっていますか?
「誠道くんの言葉が私を変えてくれた。本当に感謝しているんです」
ですから。
ふわりと笑ったイツモフさんが、掴んでいた俺の手首を引っ張る。
バランスを崩して前のめりになった俺の頬に、イツモフさんの顔が近づいてきて。
「…………え」
唇が触れていた。
一瞬の出来事に、俺はなにも考えられなくなる。
頬にキスをされた?
イツモフさんに?
気がつけば、俺は柔らかな唇がふれていた頬を手のひらでさすっていた。
「今回の感謝の気持ちです」
イツモフさんは花を咲かすような笑みを浮かべた後、立てた人差し指を唇に押しつけ、右目だけを閉じ。
「ミライさんには内緒ですよ」
とても素敵な笑顔だと思った。
俺も思わず頬が緩む。
「ったく。美女はこういうところがずるいよなぁ」
「お金がなかったので体で払いました」
「語弊のある言い方すんなよ!」
「んんん、お姉ちゃんは僕が悪い男から守る……」
「だからジツハフは絶対起きてるだろ。タイミングよすぎなんだよ」
「んんん、誠道さん。浮気は許しませんよ」
「ミライも絶対起きてるだろ!」
俺ただでさえ疲れてるんだから、ツッコみ疲れまで感じさせないでくれます?
「くふふっ。本当にミライさんは苦労しそうですね」
「いや、明らかに俺の方が苦労しまくってるんだが?」
いったいこれまでのなにを見てきたらその言葉が出てくるんですかねぇイツモフさん!
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる