うちのメイドがウザかわいい! 転生特典ステータスがチートじゃなくて【新偉人(ニート)】だったので最強の引きこもりスローライフを目指します。

田中ケケ

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第4章 2 激闘勃発マンティコア!

ごほうび?

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「それじゃあ、後攻は私ですね」

 ミライがゆっくりと俺の前まで歩いてきて立ち止まった。

 期待していてください、と言わんばかりにウインクされたのだが、正直言って心配と不安しかない。

 ミライがこの顔をしたときに、俺が求める結果を得られたことがこれまであっただろうか。

 それに、俺のお尻はもうとっくの昔に限界を超えている。

 お尻がちゃんとついているかも怪しい。

 そこだけ抉られてないよね?

 これ以上お尻に電撃を喰らったら、俺のお尻はお尻じゃなくなってしまう。

「私は誠道さんを支援する優秀な美少女メイド。誠道さんのことはなんでも心得ております」

 ミライはちらりとキアラちゃんを見て、侮蔑の笑みを浮かべる。

「こんな幼稚な女とは違いますからね。『マンティコア』なんて間接的な表現ではなく、私は直接的に攻めますから」

 いや、直接的って、それって色々とアウトなんじゃないの?

「ちょっとぉ、御託はいいからぁ、早くしたらどうなんですかぁ」

「そうですね。では、誠道さん、いきますね」

 不敵に笑ったミライは鞭を取り出して俺に向かって一振り。

 一瞬にして俺は縛り上げられる。

「直接的って、そういう直接的かよっ」

 まあ、こんなことだろうと思ってたけどさ。

「ちょっとぉ、ボディタッチは禁止ですよぉ」

「私は触れていません。触れているのは鞭ですよ」

 鬼ごっこで突然無敵バリアを使う小学生と同レベルの言いわけをしたミライは、すぐに鞭を引く。

 当然ながら、俺は椅子ごと横向きに倒れる。

「……あのぉ、ミライ。こんなことして俺が喜ぶとでも」

「さぁ、誠道さん」

 ミライは横向きになっている俺の顔の上に右足を乗せた。

「そのまま私の靴を舐めなさい」

「そんな言葉で興奮するかぁいってててぇえええよおおおお!」

 この椅子、絶対に壊れてるだろぉ!

 椅子に縛られたまま、俺は床の上でびくびくと激しい痛みに悶える。

 くそ痛い。

 というかもう痛さの向こう側にいってしまってちょっと気持ちいい――そんなわけない!

 この痛みが快感だなんて、まるで俺が超ドMみたいじゃないか!

「ちょっとぉ、だからぁ反則ぅ。ボディタッチは禁止って」

「いま、誠道さんに触れているのは私の靴です。私は一切触れておりません」

「だから小学生みたいな言いわけはやめろって…………あ」

 俺は、俺の頬に靴を押しつけつづけるミライを見上げようと目を動かしたのだが、そうなると当然見えるものがある。

 なぜなら、ミライは俺の真上にいて、片足を上げているのだ。

 しかもミライが着ているのは制服――つまりスカート。

 当然、普段は絶対に見えない、薄いオレンジ色の下着が俺の視界にはっきりと姿を現し。

「誠道さんのえっち。変態っ。私のパンツを盗み見て興奮する土辺態男だったなんて」

 こうしてミライにより一層強く踏みつけられる俺なのであった。

「俺はっ、変態でもないし興奮もしてないってぇえええええ……」

 もう俺のお尻はだめだ。

 みんな、俺のお尻を置いて先にいってくれ。

 あと、この椅子は絶対に壊れていやがるぅ!
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