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第5章 2 背徳快感爆走中!
牛乳と豆乳
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そういや、俺いまデート中なのすっかり忘れてたな。
なんなら聖ちゃんとのやり取りに夢中になりすぎて、ホンアちゃんの存在を忘れていた。
彼女の存在を忘れるなんて彼氏失格だ。
「ああ、えっとこの子は俺のかのじ」
彼女、と言おうとしてやめる。
聖ちゃんのことを信用していないわけではないが、その事実を無駄に広めるのも違う気がする。
俺たちの関係は秘密なのだから。
なんてったて彼女は、いまはやりのアイドルのホンアちゃんなのだから。
さて、ここからなんと言ってごまかそうかな。
なんて思っていた矢先。
ホンアちゃんが自己紹介でもはじめるのか、一歩前に出る。
「そこのメロン大好き女の子さん。いま、私のことを『どなた』って言いました?」
「はい、言いましたけど」
「あなたはバカなんですか? この街に住んでいて私のことを知らないなんて恥ですよ。だって私はいま超絶話題、大人気沸騰中のアイドっ! ……んんんんん!」
俺はフードを外そうとしたホンアちゃんの口を左手で押えつつ、身柄を拘束する。
聖ちゃんに聞こえない様に耳元でささやくように注意する。
「この大バカアイドル。なにこんな往来で自分からばらそうとしてんだよ。秘密だという自覚を持てっ」
「あのぉ……誠道さん?」
「ん? どうしたの? 聖ちゃん?」
「いやぁ、そのぉ……声から察するにその子は女の子ですよね? こんな往来でいきなり人に抱き着くのはちょっと……」
「いや! これは違う!」
「しかも、その……胸のあたりにしっかりと空いた手を持ってくるあたり、相当の変態さんですね」
「これも違くてだな!」
指摘され、慌ててホンアちゃんから離れる。
たしかに傍から見ればいきなり抱き着いているように見えただろう。
胸のあたりに手が当たってしまったのも事実だ。
が、ホンアちゃんは男だ。
なんの問題もない。
「形勢逆転ですね。さぁ、誠道さん。このことをミライさんにばらされたくなかったら、いますぐ私とゴブリンタイラインをぐちゃぐちゃに」
「だから全部誤解だって。たしかにいきなり抱き着いたように見えたかもしれないけど、たしかに聖ちゃんよりおっぱいが大きいかもしれないけど、こいつは本当はおと」
「石川くんだって秘密をばらそうとしてるじゃないかっ!」
ホンアちゃんから思いきり頭をぶたれる。
そして、前方からはものすごい殺気を感じる。
「私よりその子のなにが大きいだって? 詳しく説明してもらおうじゃないか、誠道さん」
「いや違うんだ」
聖ちゃんの目が怖い。
これはやばいぞ。
てんぱって、なんか変なことを口走った自覚がある。
俺の睾丸がピンチだ!
「なんていうか、その……まあ聖ちゃんのおっぱいがこの子より小さくたって、その……それはある意味で貴重というか、それはそれで需要があるというか……牛乳とか豆乳が発育にはいいと聞いたことがあるっていうか」
ってか冷静に考えて、男より小さいってなんかもう、成長期とか育乳とかのレベルではない気がするけども。
「でもナルチーくん。私、牛乳も豆乳も嫌いで全然飲んでないけど、ここまで大きくなったよ?」
「お前はいらんこと抜かすな! いまは黙ってろ!」
男にしては大きいおっぱいを自慢げに持ち上げるホンアちゃんの頭をまたはたく。
聖ちゃんの殺気は止まらない。
「私は牛乳も豆乳も嫌いなんです! それでも頑張ってたくさん飲んでるんです! ……あ、こんなところにちょうどいいメロンが。資源を大切にするため、余すところなく使うために、これで誠道さんの頭をたたき割りますね」
「それだけはやめてほんとに死んじゃうからぁ!!!」
なんなら聖ちゃんとのやり取りに夢中になりすぎて、ホンアちゃんの存在を忘れていた。
彼女の存在を忘れるなんて彼氏失格だ。
「ああ、えっとこの子は俺のかのじ」
彼女、と言おうとしてやめる。
聖ちゃんのことを信用していないわけではないが、その事実を無駄に広めるのも違う気がする。
俺たちの関係は秘密なのだから。
なんてったて彼女は、いまはやりのアイドルのホンアちゃんなのだから。
さて、ここからなんと言ってごまかそうかな。
なんて思っていた矢先。
ホンアちゃんが自己紹介でもはじめるのか、一歩前に出る。
「そこのメロン大好き女の子さん。いま、私のことを『どなた』って言いました?」
「はい、言いましたけど」
「あなたはバカなんですか? この街に住んでいて私のことを知らないなんて恥ですよ。だって私はいま超絶話題、大人気沸騰中のアイドっ! ……んんんんん!」
俺はフードを外そうとしたホンアちゃんの口を左手で押えつつ、身柄を拘束する。
聖ちゃんに聞こえない様に耳元でささやくように注意する。
「この大バカアイドル。なにこんな往来で自分からばらそうとしてんだよ。秘密だという自覚を持てっ」
「あのぉ……誠道さん?」
「ん? どうしたの? 聖ちゃん?」
「いやぁ、そのぉ……声から察するにその子は女の子ですよね? こんな往来でいきなり人に抱き着くのはちょっと……」
「いや! これは違う!」
「しかも、その……胸のあたりにしっかりと空いた手を持ってくるあたり、相当の変態さんですね」
「これも違くてだな!」
指摘され、慌ててホンアちゃんから離れる。
たしかに傍から見ればいきなり抱き着いているように見えただろう。
胸のあたりに手が当たってしまったのも事実だ。
が、ホンアちゃんは男だ。
なんの問題もない。
「形勢逆転ですね。さぁ、誠道さん。このことをミライさんにばらされたくなかったら、いますぐ私とゴブリンタイラインをぐちゃぐちゃに」
「だから全部誤解だって。たしかにいきなり抱き着いたように見えたかもしれないけど、たしかに聖ちゃんよりおっぱいが大きいかもしれないけど、こいつは本当はおと」
「石川くんだって秘密をばらそうとしてるじゃないかっ!」
ホンアちゃんから思いきり頭をぶたれる。
そして、前方からはものすごい殺気を感じる。
「私よりその子のなにが大きいだって? 詳しく説明してもらおうじゃないか、誠道さん」
「いや違うんだ」
聖ちゃんの目が怖い。
これはやばいぞ。
てんぱって、なんか変なことを口走った自覚がある。
俺の睾丸がピンチだ!
「なんていうか、その……まあ聖ちゃんのおっぱいがこの子より小さくたって、その……それはある意味で貴重というか、それはそれで需要があるというか……牛乳とか豆乳が発育にはいいと聞いたことがあるっていうか」
ってか冷静に考えて、男より小さいってなんかもう、成長期とか育乳とかのレベルではない気がするけども。
「でもナルチーくん。私、牛乳も豆乳も嫌いで全然飲んでないけど、ここまで大きくなったよ?」
「お前はいらんこと抜かすな! いまは黙ってろ!」
男にしては大きいおっぱいを自慢げに持ち上げるホンアちゃんの頭をまたはたく。
聖ちゃんの殺気は止まらない。
「私は牛乳も豆乳も嫌いなんです! それでも頑張ってたくさん飲んでるんです! ……あ、こんなところにちょうどいいメロンが。資源を大切にするため、余すところなく使うために、これで誠道さんの頭をたたき割りますね」
「それだけはやめてほんとに死んじゃうからぁ!!!」
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