10 / 68
おっぱいをかけた戦い
私を縛って③
しおりを挟む
というわけで、俺はいま吉良坂さんの身体を椅子に縛りつけている最中だ。
両手首を椅子の背もたれの後ろで結び、右足、左足はそれぞれ椅子の前右脚、前左脚に結ぶ。腰と椅子を結んで立ち上がれないようにすることも忘れない。足を完全に閉じられなくなった吉良坂さんの正面でしゃがめば、きっとスカートの中がのぞけることだろう。
…………って、よく考えるとなんだこの状況はっ!
さっきはテンションが上がってついつい『一緒に目指そう!』なんて言ったけど、やっぱりこれよくないよエロすぎだよなんか変な性癖に目覚めそうだよ!
「あれ、なんでもしていいって言われても、なにしたらいいんだ?」
ここまできて俺はようやくその疑問を口にした。
いや、なんでもって言われた時点で、思春期真っ只中の健全な男子高校生が身動き取れない女子を目の前にして思うことは大体考えたよ?
服を脱がして裸の写真を撮ったり、おっぱいをもんでみたりとか。
でも、それをやる勇気は流石にない。際限のない自由が与えられた途端、人間は不自由になる生き物だ。なんでもできるからこそ、なんでもできなくなるのだ。
「なんでも大丈夫だよ。スカートめくったりとか、その、おおおっぱい触ったりとか?」
「そんなんできるか!」
そういうエロい考えをせっかく押さえ込んでいたのに吉良坂さんが言うなよ! でも……待てよ? 勢いで否定したけど吉良坂さんがそれをしていいって言ってるなら――だめだだめだ。いくらなんでもそれはできないよ!
「じ、じゃあ、髪、触ってもいいか?」
「聞かなくていい。好きにしていいから」
「そ、そうだよな」
俺はごくんと唾を飲み込んで、椅子に縛られて身動きが取れなくなっている吉良坂さんの頭に手を近づける。ゆっくりと髪を撫でる。
「ひっゃあ!」
突然、嬌声をあげた吉良坂さんに驚いて手を離す。
「ご、ごめんくすぐったかった?」
「……うん。でも」
吉良坂さんは吐息がたっぷり混じった声を出した。
「目隠ししてるせいで他の感覚が鋭くなってるだけだと思う。いつもよりくすぐったいっていうか、いきなりなのもあって……でも続けて。すごく気持ちよかったから」
そう言われてはやるしかない。
別に吉良坂さんのシルクのようにさらさらな髪が気持ちよすぎて、もっと触っていたいと思ったからじゃないよ!
その後しばらく髪を撫で続けた俺は、吉良坂さんの、
「もっと他には?」
という言葉に覚悟を決めて、脇腹をくすぐった。
そのときの吉良坂さんの「ああっ」とか「んんぅ、もう、んぁっ!」とかいった悲鳴? 喘ぎ声? はもうやばかったよ。身体のくねらせ方も……これはあえて説明しないほうがいいだろう。吉良坂さんの名誉もあるしね。
「あぁっ、もう、らめぇ」
荒い呼吸の吉良坂さんの脇腹から手を離す。あれ、なんで俺まで呼吸荒いの? おかしいなぁ、俺はくすぐってただけなのになぁ。身体が燃えるように熱いよ。
「すごい。宮田下くんの、激しくて、上手で」
くすぐりが、ってきちんと言おうな。
「私、こんなの始めて。宮田下くんの好きにされてるのに、ものすごく気持ちよかったの」
目隠しはそりゃあ初めてですもんね。誤解を生まない発言を心がけて。小説家目指すんならそういうことは大事だと思います。
「とりあえず縄解くぞ。疲れただろうし、今日はこの辺で」
「え? もう、いいの?」
「ああ、もうなにしていいか思いつかないし」
俺は吉良坂のアイマスクを取り、縛っていた縄も解いて自由にしてやった。
「すごい開放感。身体が自由に動かせるってこんなに感動的なんだ」
立ち上がった吉良坂さんは手足をプラプラさせたり、背伸びをしたりして、身体が自由に動かせることの喜びをかみしめていた。
「いろいろわかってよかったな」
「うん。ありがとう。じゃあ次は宮田下くんの番ね」
「そうだな………はっ?」
ぴきり、と身体中が凍りついたように動かなくなる。
空耳じゃ……ないよね?
吉良坂さんあなたやっぱり……。
「だから、今度は宮田下くんの番だよ?」
「だから、今度は俺ってどういうことだよ?」
「言葉通りの意味だけど」
きょとんと首をかしげる吉良坂さん。だから純粋な目を向けないでよ。それがかえって怖いんだって。
「拘束してる側の反応も見たいの。拘束されてる側の体験だけじゃだめだと思うの」
「それは……」
なるほどたしかに一理ある…………本当に一理あるか?
「さっきは私になんでも好きなことしたくせに」
恥ずかしそうにそう言われると、なんだかごねている俺が悪いみたいに見えるんですけど? ってかなんでもしてないからな俺! 考えたことの一割もやってないからな!
「それは……なんでもしていいって、そういう条件だっただけだろ?」
「でも私が宮田下くんのなすがままにされたのは事実」
「だから」
「写真」
「もちろん喜んで拘束されたいと思います!」
そうだ! 忘れてた! あの写真がある限り吉良坂さんに逆らえないんだった! こんなことならさっき遠慮なく裸にして写真撮って俺も弱みを握り返しとくんだった!
「じゃあ、私が座ってた椅子に座って」
「はい喜んで!」
「今度は宮田下くんがなんでもされる番だから、なんでも受け入れてね。拒否権はなし」
「は、ははいよよよ喜んで!」
「なんで今度は噛んだの?」
「かかか噛んでねぇし」
別に吉良坂さんが恐ろしくて口が回らなかったわけじゃありませんから!
両手首を椅子の背もたれの後ろで結び、右足、左足はそれぞれ椅子の前右脚、前左脚に結ぶ。腰と椅子を結んで立ち上がれないようにすることも忘れない。足を完全に閉じられなくなった吉良坂さんの正面でしゃがめば、きっとスカートの中がのぞけることだろう。
…………って、よく考えるとなんだこの状況はっ!
さっきはテンションが上がってついつい『一緒に目指そう!』なんて言ったけど、やっぱりこれよくないよエロすぎだよなんか変な性癖に目覚めそうだよ!
「あれ、なんでもしていいって言われても、なにしたらいいんだ?」
ここまできて俺はようやくその疑問を口にした。
いや、なんでもって言われた時点で、思春期真っ只中の健全な男子高校生が身動き取れない女子を目の前にして思うことは大体考えたよ?
服を脱がして裸の写真を撮ったり、おっぱいをもんでみたりとか。
でも、それをやる勇気は流石にない。際限のない自由が与えられた途端、人間は不自由になる生き物だ。なんでもできるからこそ、なんでもできなくなるのだ。
「なんでも大丈夫だよ。スカートめくったりとか、その、おおおっぱい触ったりとか?」
「そんなんできるか!」
そういうエロい考えをせっかく押さえ込んでいたのに吉良坂さんが言うなよ! でも……待てよ? 勢いで否定したけど吉良坂さんがそれをしていいって言ってるなら――だめだだめだ。いくらなんでもそれはできないよ!
「じ、じゃあ、髪、触ってもいいか?」
「聞かなくていい。好きにしていいから」
「そ、そうだよな」
俺はごくんと唾を飲み込んで、椅子に縛られて身動きが取れなくなっている吉良坂さんの頭に手を近づける。ゆっくりと髪を撫でる。
「ひっゃあ!」
突然、嬌声をあげた吉良坂さんに驚いて手を離す。
「ご、ごめんくすぐったかった?」
「……うん。でも」
吉良坂さんは吐息がたっぷり混じった声を出した。
「目隠ししてるせいで他の感覚が鋭くなってるだけだと思う。いつもよりくすぐったいっていうか、いきなりなのもあって……でも続けて。すごく気持ちよかったから」
そう言われてはやるしかない。
別に吉良坂さんのシルクのようにさらさらな髪が気持ちよすぎて、もっと触っていたいと思ったからじゃないよ!
その後しばらく髪を撫で続けた俺は、吉良坂さんの、
「もっと他には?」
という言葉に覚悟を決めて、脇腹をくすぐった。
そのときの吉良坂さんの「ああっ」とか「んんぅ、もう、んぁっ!」とかいった悲鳴? 喘ぎ声? はもうやばかったよ。身体のくねらせ方も……これはあえて説明しないほうがいいだろう。吉良坂さんの名誉もあるしね。
「あぁっ、もう、らめぇ」
荒い呼吸の吉良坂さんの脇腹から手を離す。あれ、なんで俺まで呼吸荒いの? おかしいなぁ、俺はくすぐってただけなのになぁ。身体が燃えるように熱いよ。
「すごい。宮田下くんの、激しくて、上手で」
くすぐりが、ってきちんと言おうな。
「私、こんなの始めて。宮田下くんの好きにされてるのに、ものすごく気持ちよかったの」
目隠しはそりゃあ初めてですもんね。誤解を生まない発言を心がけて。小説家目指すんならそういうことは大事だと思います。
「とりあえず縄解くぞ。疲れただろうし、今日はこの辺で」
「え? もう、いいの?」
「ああ、もうなにしていいか思いつかないし」
俺は吉良坂のアイマスクを取り、縛っていた縄も解いて自由にしてやった。
「すごい開放感。身体が自由に動かせるってこんなに感動的なんだ」
立ち上がった吉良坂さんは手足をプラプラさせたり、背伸びをしたりして、身体が自由に動かせることの喜びをかみしめていた。
「いろいろわかってよかったな」
「うん。ありがとう。じゃあ次は宮田下くんの番ね」
「そうだな………はっ?」
ぴきり、と身体中が凍りついたように動かなくなる。
空耳じゃ……ないよね?
吉良坂さんあなたやっぱり……。
「だから、今度は宮田下くんの番だよ?」
「だから、今度は俺ってどういうことだよ?」
「言葉通りの意味だけど」
きょとんと首をかしげる吉良坂さん。だから純粋な目を向けないでよ。それがかえって怖いんだって。
「拘束してる側の反応も見たいの。拘束されてる側の体験だけじゃだめだと思うの」
「それは……」
なるほどたしかに一理ある…………本当に一理あるか?
「さっきは私になんでも好きなことしたくせに」
恥ずかしそうにそう言われると、なんだかごねている俺が悪いみたいに見えるんですけど? ってかなんでもしてないからな俺! 考えたことの一割もやってないからな!
「それは……なんでもしていいって、そういう条件だっただけだろ?」
「でも私が宮田下くんのなすがままにされたのは事実」
「だから」
「写真」
「もちろん喜んで拘束されたいと思います!」
そうだ! 忘れてた! あの写真がある限り吉良坂さんに逆らえないんだった! こんなことならさっき遠慮なく裸にして写真撮って俺も弱みを握り返しとくんだった!
「じゃあ、私が座ってた椅子に座って」
「はい喜んで!」
「今度は宮田下くんがなんでもされる番だから、なんでも受け入れてね。拒否権はなし」
「は、ははいよよよ喜んで!」
「なんで今度は噛んだの?」
「かかか噛んでねぇし」
別に吉良坂さんが恐ろしくて口が回らなかったわけじゃありませんから!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』
まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。
朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。
「ご主人様の笑顔が見たいんです」
その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。
全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!?
甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる