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番の約束6
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イってしまった僕は陸さんを見ると目に欲が見て取れた。あぁ、食べられる。でも陸さんに食べられるのなら本望だ。ただ、初めてだから少し怖い。
「ベッドへ行こう」
そう言うと陸さんは僕を横抱きにする。え? ちょっと待って。僕、大した筋肉はないし、細身だけど男だから重い。
「陸さん、下ろして下さい。僕、重いから」
「重くはないよ。逆にもう少し食べろ。とにかく暴れるな。落とす」
重くないはずなんかないのに。でも、落とされるのも怖いので陸さんの首に手をやる。すると陸さんは嬉しそうに笑った。なんで? なんでそんな顔をするの? 怖いから首に手をやっただけなのに。
ソファからベッドまではそれほど距離はなく、すぐにベッドの上に静かに寝かせられる。
すると唇は先ほどのように僕の乳首を吸い、空いている片方の乳首は手で捏ねられたかと思うと優しくつねられる。その刺激に僕の背は大きく反る。痛いはずなのに気持ちいい……。
そして乳首をいじっていた手はするすると下がり、僕の後ろの蕾みへと降りていく。なにをされるのかわかり、思わず身が固くなる。
陸さんに初めてをあげるのは構わない。でも、怖いんだ。痛いんじゃないかって。
「緊張するな。力を抜け。痛いことはしないから」
嘘だ。指があんなところに入って痛くないはずがない。そう思っていると、また僕の唇にキスを落とし、ちゅっちゅとリップ音を鳴らす。そしてまた陸さんの舌が口に入ってきて、縦横無尽に動き回る。陸さんのくれるキスは気持ち良くて、僕の神経は途端にキスに移る。
そしてキスをしているうちに、陸さんの指は僕の蕾みに一本入っていた。でも、それに気がついたのは指が僕の中をくるりと周り、なにかを探しているときだった。
指一本ですら痛いんじゃないかと思っていたけれど、痛みはなかった。それよりなにを探しているんだろう。そう思ったとき体に電流が走ったようになった。
「ダメ!陸さん、そこはダメ!」
「ここか。ここは千景のいいところだよ」
僕のいいところ? 訳がわからず考えてしまう。
「前立腺。聞いたことはあるだろ。ここを刺激すると気持ち良くなるんだ」
前立腺。それは聞いたことはある。すごい刺激で気持ち良くなるって。さっき触れられたときは体に電流が走った。それが気持ちいいということなにだろうか。でも、刺激が強過ぎる。
そんなことを考えていると陸さんの指が二本に増える。そして先ほどの点を刺激され、穴を開くように動かれる。前立腺を刺激されながら、陸さんの指は二本から三本へと増えていき、中でバラバラと動く。それが僕の中を慣らしているのだと気づく。
「ん……陸さん、そこばかり刺激されると変になっちゃいます」
陸さんは僕の目を見て小さく微笑むと、大丈夫だと言う。大丈夫なんかじゃない気がするけど、大丈夫なんだろうか?
「そろそろ大丈夫かな」
そう言うと陸さんは自身を僕の蕾みに当てた。来る! そう思うとまた体が緊張して硬くなる。
「大丈夫だから。痛くしないから。前立腺は痛くないだろ?」
痛くはない。ただ、電流が走ったようになるだけで。それでも力を上手く抜けないでいると、陸さんは僕の耳を再びぱくりと食んだ。そうされて背筋が反る。その隙に陸さんのものが僕の中に入ったのがわかった。
痛くはないけれど、すごい圧迫感だ。それでも陸さんは奥へと少しずつ入ってくる。
「大丈夫か? 痛くはないか?」
痛くないって陸さんが言ったのに、それでも気にかけてくれることに僕は嬉しくなる。
「んっ……。痛くは、ないです。でも、圧迫感が」
「それは少しずつ良くなるはずだ」
そう言いながらもゆっくりと中へと進んでいたとき、先ほどの前立腺がこすられた。
「あぁっ。やぁん」
それでも陸さんは僕の声など聞こえないかのように、奥へ奥へと進めていく。そしてどれくらいたったのだろう。陸さんの動きが止まった。
「全部入ったぞ」
え? 陸さんのモノ全てが入ったの? 圧迫感はすごかったけど、陸さんの言う通り痛くはなかった。これで僕と陸さんは結ばれたんだ。そう思うと目が潤んだ。
「ベッドへ行こう」
そう言うと陸さんは僕を横抱きにする。え? ちょっと待って。僕、大した筋肉はないし、細身だけど男だから重い。
「陸さん、下ろして下さい。僕、重いから」
「重くはないよ。逆にもう少し食べろ。とにかく暴れるな。落とす」
重くないはずなんかないのに。でも、落とされるのも怖いので陸さんの首に手をやる。すると陸さんは嬉しそうに笑った。なんで? なんでそんな顔をするの? 怖いから首に手をやっただけなのに。
ソファからベッドまではそれほど距離はなく、すぐにベッドの上に静かに寝かせられる。
すると唇は先ほどのように僕の乳首を吸い、空いている片方の乳首は手で捏ねられたかと思うと優しくつねられる。その刺激に僕の背は大きく反る。痛いはずなのに気持ちいい……。
そして乳首をいじっていた手はするすると下がり、僕の後ろの蕾みへと降りていく。なにをされるのかわかり、思わず身が固くなる。
陸さんに初めてをあげるのは構わない。でも、怖いんだ。痛いんじゃないかって。
「緊張するな。力を抜け。痛いことはしないから」
嘘だ。指があんなところに入って痛くないはずがない。そう思っていると、また僕の唇にキスを落とし、ちゅっちゅとリップ音を鳴らす。そしてまた陸さんの舌が口に入ってきて、縦横無尽に動き回る。陸さんのくれるキスは気持ち良くて、僕の神経は途端にキスに移る。
そしてキスをしているうちに、陸さんの指は僕の蕾みに一本入っていた。でも、それに気がついたのは指が僕の中をくるりと周り、なにかを探しているときだった。
指一本ですら痛いんじゃないかと思っていたけれど、痛みはなかった。それよりなにを探しているんだろう。そう思ったとき体に電流が走ったようになった。
「ダメ!陸さん、そこはダメ!」
「ここか。ここは千景のいいところだよ」
僕のいいところ? 訳がわからず考えてしまう。
「前立腺。聞いたことはあるだろ。ここを刺激すると気持ち良くなるんだ」
前立腺。それは聞いたことはある。すごい刺激で気持ち良くなるって。さっき触れられたときは体に電流が走った。それが気持ちいいということなにだろうか。でも、刺激が強過ぎる。
そんなことを考えていると陸さんの指が二本に増える。そして先ほどの点を刺激され、穴を開くように動かれる。前立腺を刺激されながら、陸さんの指は二本から三本へと増えていき、中でバラバラと動く。それが僕の中を慣らしているのだと気づく。
「ん……陸さん、そこばかり刺激されると変になっちゃいます」
陸さんは僕の目を見て小さく微笑むと、大丈夫だと言う。大丈夫なんかじゃない気がするけど、大丈夫なんだろうか?
「そろそろ大丈夫かな」
そう言うと陸さんは自身を僕の蕾みに当てた。来る! そう思うとまた体が緊張して硬くなる。
「大丈夫だから。痛くしないから。前立腺は痛くないだろ?」
痛くはない。ただ、電流が走ったようになるだけで。それでも力を上手く抜けないでいると、陸さんは僕の耳を再びぱくりと食んだ。そうされて背筋が反る。その隙に陸さんのものが僕の中に入ったのがわかった。
痛くはないけれど、すごい圧迫感だ。それでも陸さんは奥へと少しずつ入ってくる。
「大丈夫か? 痛くはないか?」
痛くないって陸さんが言ったのに、それでも気にかけてくれることに僕は嬉しくなる。
「んっ……。痛くは、ないです。でも、圧迫感が」
「それは少しずつ良くなるはずだ」
そう言いながらもゆっくりと中へと進んでいたとき、先ほどの前立腺がこすられた。
「あぁっ。やぁん」
それでも陸さんは僕の声など聞こえないかのように、奥へ奥へと進めていく。そしてどれくらいたったのだろう。陸さんの動きが止まった。
「全部入ったぞ」
え? 陸さんのモノ全てが入ったの? 圧迫感はすごかったけど、陸さんの言う通り痛くはなかった。これで僕と陸さんは結ばれたんだ。そう思うと目が潤んだ。
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