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はじめましての誤解から5
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「おいしかった。明日海、ありがとう」
「気に入ってくれたならなにより」
「気に入るよ。当然だ。さて、次はデザートだ!」
今、天ぷら蕎麦を食べたばかりなんだけどな、と思うけれど朝からなにも食べていないのなら、それも仕方ないか。俺はもうそんなに食べられないから、案内と通訳に徹していればいい。
蕎麦屋から、今来た仲見世通りへと戻る。イジュンはなにを食べたいんだろう。仲見世通りで食べ歩きと言ったところでお店はたくさんある。いくらお腹のすいてるイジュンとはいえ、全部を食べられるわけではないから、食べたいものを食べるのが一番だ。
「なにが食べたい?」
「どれも美味しそうだったけど、明日海のおすすめはある? あるなら、それを食べたい」
俺のおすすめ。
「俺、そんなに知ってるわけじゃないよ?」
「大丈夫。俺より知ってるから」
そういって胸を張るイジュンを見て、俺は笑いそうになった。イジュンは面白い。まだ出会ったばかりだと言うのに、そうは思えないほど話していて楽しい。やっぱり頭がいいんだな。そう思ってイジュンを見る。なにを食べさせたらイジュンは喜ぶだろう。そう俺は考える。そしていくつかお店が頭に浮かんだ。それは芋ようかんソフトともんじゃコロッケ、和クレープ、メロンパンだ。メロンパンはどこでも食べられるけれど、大きくて美味しいお店があるのだ。それ以外はおそらくここにしかない。
「メロンパンって知ってる……わけないよね」
「メロンパン? メロンが入ったパンがあるのか?」
ああ。やっぱりそうなっちゃうよね。
「パンにビスケット生地を乗せて焼いてあるんだ。別にメロンが入っているわけじゃない」
「なるほどね。そうだね。メロンが入ってたらアメージングだ。うん、パンなら食事だよね。食べたい」
そういうイジュンをメロンパンのお店に連れて行く。そして、メロンパンを見てイジュンがびっくりする。
「大きい!」
イジュンの言うとおり、この店のメロンパンは大きい。だからいくらイジュンでも、ここのメロンパンを食べたらお腹いっぱいになるんじゃないだろうか。そう思いながら、メロンパンを買い、イジュンに渡す。イジュンは俺からパンを受けとり、看板を見て驚いていた。
「え? こんなに大きなパンがこの値段で買えるの?」
「ん? 値段、おかしい?」
「おかしいよ。韓国でパンを買おうとしたら高いんだ。だから俺はパンは好きだけど、しょっちゅうは食べない」
確かにこの大きさでこの価格はというと安い方だけど、大体日本はパンはそんなに高くない。パンを高いなんて思ったことがない。俺もパンは好きだから、パンが高い国は寂しい。
「まぁ、いいから食べてみて」
俺がそう言うとイジュンは大きな口を開けてメロンパンにかじりつく。そして目をキラキラとさせて俺を見る。どうも美味しかったらしい。ここはサイズがジャンボなだけでなく、味だって普通に美味しいのだ。ましてイジュンはメロンパンがなにかをよく知らずに食べてる。だから、こういうリアクションになるだろうなと思ってはいた。
「おいしい! サイズがジャンボなだけかと思ったけど、味もおいしい。メロンの味はいっさいしないけど、ほのかな甘みがあっておいしい。これは食べられてラッキーだ。明日海はいらないの?」
「俺はいらないから、イジュン食べろよ」
「うん。じゃあ待っててね、急いで食べるから」
「急がなくていいよ。食事はゆっくり食べろ」
俺がそういうとイジュンは甘い笑みをこちらに見せた。男が男にそんな甘い顔を見せてどうする。甘いのは食べ物だけで十分だとそう思った。
「気に入ってくれたならなにより」
「気に入るよ。当然だ。さて、次はデザートだ!」
今、天ぷら蕎麦を食べたばかりなんだけどな、と思うけれど朝からなにも食べていないのなら、それも仕方ないか。俺はもうそんなに食べられないから、案内と通訳に徹していればいい。
蕎麦屋から、今来た仲見世通りへと戻る。イジュンはなにを食べたいんだろう。仲見世通りで食べ歩きと言ったところでお店はたくさんある。いくらお腹のすいてるイジュンとはいえ、全部を食べられるわけではないから、食べたいものを食べるのが一番だ。
「なにが食べたい?」
「どれも美味しそうだったけど、明日海のおすすめはある? あるなら、それを食べたい」
俺のおすすめ。
「俺、そんなに知ってるわけじゃないよ?」
「大丈夫。俺より知ってるから」
そういって胸を張るイジュンを見て、俺は笑いそうになった。イジュンは面白い。まだ出会ったばかりだと言うのに、そうは思えないほど話していて楽しい。やっぱり頭がいいんだな。そう思ってイジュンを見る。なにを食べさせたらイジュンは喜ぶだろう。そう俺は考える。そしていくつかお店が頭に浮かんだ。それは芋ようかんソフトともんじゃコロッケ、和クレープ、メロンパンだ。メロンパンはどこでも食べられるけれど、大きくて美味しいお店があるのだ。それ以外はおそらくここにしかない。
「メロンパンって知ってる……わけないよね」
「メロンパン? メロンが入ったパンがあるのか?」
ああ。やっぱりそうなっちゃうよね。
「パンにビスケット生地を乗せて焼いてあるんだ。別にメロンが入っているわけじゃない」
「なるほどね。そうだね。メロンが入ってたらアメージングだ。うん、パンなら食事だよね。食べたい」
そういうイジュンをメロンパンのお店に連れて行く。そして、メロンパンを見てイジュンがびっくりする。
「大きい!」
イジュンの言うとおり、この店のメロンパンは大きい。だからいくらイジュンでも、ここのメロンパンを食べたらお腹いっぱいになるんじゃないだろうか。そう思いながら、メロンパンを買い、イジュンに渡す。イジュンは俺からパンを受けとり、看板を見て驚いていた。
「え? こんなに大きなパンがこの値段で買えるの?」
「ん? 値段、おかしい?」
「おかしいよ。韓国でパンを買おうとしたら高いんだ。だから俺はパンは好きだけど、しょっちゅうは食べない」
確かにこの大きさでこの価格はというと安い方だけど、大体日本はパンはそんなに高くない。パンを高いなんて思ったことがない。俺もパンは好きだから、パンが高い国は寂しい。
「まぁ、いいから食べてみて」
俺がそう言うとイジュンは大きな口を開けてメロンパンにかじりつく。そして目をキラキラとさせて俺を見る。どうも美味しかったらしい。ここはサイズがジャンボなだけでなく、味だって普通に美味しいのだ。ましてイジュンはメロンパンがなにかをよく知らずに食べてる。だから、こういうリアクションになるだろうなと思ってはいた。
「おいしい! サイズがジャンボなだけかと思ったけど、味もおいしい。メロンの味はいっさいしないけど、ほのかな甘みがあっておいしい。これは食べられてラッキーだ。明日海はいらないの?」
「俺はいらないから、イジュン食べろよ」
「うん。じゃあ待っててね、急いで食べるから」
「急がなくていいよ。食事はゆっくり食べろ」
俺がそういうとイジュンは甘い笑みをこちらに見せた。男が男にそんな甘い顔を見せてどうする。甘いのは食べ物だけで十分だとそう思った。
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