私の頭の中のお花畑〜こんな女も居るのだから、あなたはまだまだ幸せです〜

再び実家へ…

彼のお母さんに礼を言い、彼の居ない間に荷物を車に積みながら、泣けてきた…。


「一緒に居られて迷惑だった？」

「早く帰れって思ってた？」


そんな事ばかり考えて、大泣きしながら取り敢えず会社へ…。

私の事を凄く心配してくれる社長。

娘の様に可愛がってくれる、頼りになる社長。

社長の顔を見たら、安心して更に号泣…。

泣き止むまで黙っててくれた…。

色々と事情を説明したら「まずは良く話し合え」と。


彼に依存してしまってた…。


それが一気に冷めた…。


その後も何度か会ったけど、好かれようと頑張ってた自分がバカみたいに思えて、よそよそしくなった。


そして「別れよう…」


言ってしまった…。


彼は「何で？」とか「好きな人でも出来た？」
そう言って、別れるのを拒んだ。

でも私が理由を言うと、


「一緒に居たいに決まってんじゃん！」


…今更もう遅い…。


あの時そう言って欲しかった…。


玄関を出て行く時、彼は泣いて引き止めてくれた…。


「今までありがとう…」


そう言ってドアを閉めた…。


とにかく泣けて仕方なかった。

途中車を停めて、ひたすら泣いた…。

泣きまくった…。

初めて長く付き合った人…。


今までありがとう…。


次回へ続く…