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第三章:蝕まれる現実
第18話:その愛は純粋か狂気か……
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目を覚ます。
窓から差す陽光は相変わらず眩しい。
うっとうしい。いつもならば思わない感情に、だが不思議と疑問はない。
身体が嫌に重い。鉛のようにずしりと感じるその重さが、余計に心を苛立たせる。
何故、こんなにも朝から胸の内がひどくざわつくのだろう。
思い当たる節はまったくない。
思考を巡らしている間にも疑問ばかりがどんどん募っていく。
なんとか身体をのそりと起こして、京志郎はしばし沈思する。
片手で覆った顔は険しく、何気なく視線をやった鏡に映った眼光は鋭い。
「……なんなんだ、いったい」
苛立ちが収まらない、そればかりか強まっていく一方だ。
喉も異様なほど渇きを訴え、乾燥した唇がわずかに痛む。
(そう言えば、変な夢を見たな……)
夢……憶えていたところでなんの意味もない概念に、京志郎はハッとする。
どんな夢を見たかまでは記憶にはなく、代わりにあることだけは覚えていた。
濃い霧が徐々に晴れていくような心情。それに伴って映像がより鮮明に脳裏をよぎる。
「エルト……ルージェ……?」
気が付けば、その名を口にしていた。
これはいったい誰の名前なのだろう……。京志郎ははて、と小首をひねる。
しかし名を口にした時、確かに荒れた心がわずかに和らいだような気がした。
きっと何かしらの意味がある。思い出せ――京志郎は更に意識を集中させる。
ふと、脳裏に一人の少女が浮かんだ。
銀色の美しい長髪と、血のように赤い瞳を持った少女。
人非ざる者であるが、心は人間となんら変わらない。
臆病で、優しくて、甘え癖の強い……。
「どこ、だ……? 俺は、いったいどこでこいつと出会った?」
肝心な部分は未だ霧の中で、それ以上の進展は望めそうになかった。
釈然としない心境が再び京志郎の表情を険しくさせる。
(エルトルージェ……どこだ? お前は、どこにいる?)
京志郎は素早く身支度を整えると、矢のように外へ飛び出した。
『続いてのニュース。一向に収まらない神隠し事件。今度の被害者は某県在住の会社員、吉住正弘さん。昨日会社を出てから行方不明となっており――』
行く当てなどなかった。とにもかくにも、探さなければいけない。
そんな強迫観念に身体が突き動かされた。
「……そうだ」
危うく見過ごすところだったと己を強く叱責する。
エルトルージェと出会った場所を、ようやく思い出した。
(あそこだ。あそこにいけば、多分会えるはずだ……!)
歩みは駆け足となり、景色を視界の隅にぐんぐんと流す。
道中で、誰かに声をかけられた――おそらく気のせいだろう。
今は応対することさえも時間が惜しかった。
「――間違いない。ここだ」
【夢幻の遊戯場】を前にした途端、口角が無意識に釣りあがった。
頬がだらしなく緩む。それを抑えようという気さえも京志郎には皆無だった。
入店してすぐに、まっすぐと展示室へ向かう。
「どこだ……? 確か、こっちのほうだったはず……」
ふと視界の隅にあるものが映る。
リリーという人形の傍らに、スーツ姿の男性型人形がちょこんと鎮座している。
世界観にはいささか相応しくないが、何故か羨望の感情がそこにあった。
(そういえば、確か男性型の人形はここにきた客をモデルにしているんだったか……)
だとすれば、あの時に出会ったサラリーマンは無事に願いが叶ったのだろう。
自分もいつか、彼と同じように自身に模した人形を飾ってもらえるだろうか……。
京志郎はそんなこと、ふと思った。
幸せそうな表情を示す作品をしばし眺めた後、我に返った京志郎は件の人形を探す。
「……あった!」
それを目にした途端、心がふっと和らいだ。
忙しなかった鼓動も少しずつ、いつものリズムを刻み始める。
特別な雰囲気をかもし出す室内。
その中央の玉座にて、彼女はちょこんと鎮座していた。
赤い瞳がジッとガラスケース越しに見つめている。
京志郎もそんな人形……エルトルージェを静かに見つめ返した。
(夢の中で会ったあいつと同じだ。俺は、この人形の夢を見ていたのか?)
記憶は未だ朧気だが、時間を共にしたという事実だけは色濃く残っている。
いずれにせよ、目の前の人形に夢中になっている。
これは紛れもない事実であり、京志郎もそれについて否定する気は微塵もない。
いつまでも眺めていたい――そんな気持ちが胸中を満たす。
「――、あら京志郎さん。来ていたんですね!」
驚いた顔をした後、にこりと優しくマリヤが微笑む。
京志郎はすぐに視線をエルトルージェから外し、小さく会釈を返した。
「すいません、挨拶も何もせずにここにきてしまって……」
「ふふっ、構いませんよ。それだけ私の作品に夢中になってくれているってことですから」
こんな冷やかし客にもマリヤは寛大で優しい。
改めて、謝意を込めて深く頭を下げてから――
「そういえば」
と、京志郎は口火を切った。
「以前ここにきていた、あのサラリーマンの……」
「えぇ、吉ず……っと、個人情報を漏洩するところでした!」
ハッとしたマリヤは、慌てた顔で安堵の溜息を深く吐いた。
「ちゃんと完成したので、一緒に飾らせていただきました」
「……羨ましいですね」と、京志郎は彼らがいる方角に視線をやった。
「京志郎さんの人形ももう少ししたら完成しますよ」
「え? そうなんですか?」
「はい! けど、色々と問題が出てきて完成までもう少しかかりそうですけど」
うんうんと難しい顔をしてうなるマリヤ。
京志郎は、頬をやんわりと緩めた。
かつては興味などなかったが、現在は一刻でも早く完成してほしいとばかり願っている。
自分らしさが損なわれている気がするが、それもまた心地良い。
「いくらだって俺は待ちますよ。完成が今から楽しみです」
「――えぇ。私としても完璧な仕上がりにしてみせますので」
優しい笑み……細めた瞳の奥に見えた輝きが黒く濁っている。
照明の加減によって、そう見えてしまっただけだろう。京志郎はそう軽く流した。
「それにしても、マリヤさんほどの腕前ならモデルがいなくても作れたのではないですか?」
前々からずっと不思議でならなかった疑問を、京志郎はここで問うた。
マリヤが手掛ける人形は等しく芸術の領域にある。
男性体だけがないのは、あまりにも不自然極まりない。
「……私では、駄目なんですよ」
京志郎の問い掛けに、マリヤの顔からすうっと笑顔が消えた。
後悔というよりかは、憤懣焦燥――そんな感情がひしひしと伝わる顔だ。
「京志郎さん、これを見てあなたはどう思いますか?」
いつの間にか、マリヤの手には人形があった。
加えてそれは、正に疑問の渦中にある男性体である。
「忖度する必要はありません。率直な感想をお願いします」
「……では、遠慮なく」と、京志郎は咳払いを一つする。
「他の人形と比べて魅力を感じない。見た目はすごくいいのに、中身が空っぽといえばいいでしょうか……」
「えぇ……えぇ……! 正にその通りなんですよ京志郎さん!」
人形を床にたたきつける。
形は一瞬にして失われ、ばらばらになった破片やパーツが床に四散する。
それは仮にも、ドールを生業とする者にとってはあるまじき行動だった。
突拍子もないマリヤの行動に、京志郎は目を大きく丸くする。
「マリヤさん!? いったいなにを……!」
京志郎が静止する暇もなく、マリヤは感情のままに言葉を荒げる。
「どう頑張っても男性体だけの人形は作れなかった! 作れたとしてもそれは中身もすかすかな皮だけ!」
ばらばらになった破片を、これでもかと執拗に踏みつける。
憤怒の顔にさしもの京志郎も言葉を失った。
どう声をかけたところで、彼女の耳にもう届きそうにない。
そんな雰囲気を目前に、京志郎は唖然とする他なかった。
「そんなもので、私の娘たちが喜ぶはずがない! 真に幸せになんてなれるはずがない!」
「落ち着いてくださいマリヤさん! 本当にどうしたんですか!」
「はぁ……はぁ……」
獣のように荒々しく呼吸を幾度か繰り返して、突然ハッと我に返る。
「あ、す、すいません京志郎さん! 私ったらついカッとなってしまって……」
「い、いえ……」
「……私だと、男性体の人形は作れないんです。だから、お客様の協力が必要なんですよ」
「な、なるほど……」
芸術家の思考は一般人では到底理解できない。
言葉ではなく感覚によるなにかが、きっとマリヤにもあるのだろう。
素人という立場を理解したのなら、玄人を前に余計なことは口走らないに限る。
困惑冷めやらぬ中で京志郎はそう思った。
「じゃ、じゃあ私は後片付けをしないといけませんので!」
「あの、よかったら手伝いますよ?」
「いやいや! 京志郎さんは大事なお客様なんですから、ゆっくりとしていってください!」
そそくさと走り去っていくマリヤの背中を見送る。
視界から姿が完全に消えた時、京志郎は深い溜息を吐いた。
「とんでもないものを見てしまった気がする……」
京志郎は心底そう思った。
(今日はもう帰るか……)
立ち去ろうとした手前――
「そうだ」
と、京志郎は立ち止まった。
今日の分の小説をまだ読んでなかったことを思い出した。
「最新話は更新されているかな……」
これも【夢幻の遊戯場】へ訪れるささやかな楽しみでもある。
淡い期待を胸に、京志郎はページをめくった。
窓から差す陽光は相変わらず眩しい。
うっとうしい。いつもならば思わない感情に、だが不思議と疑問はない。
身体が嫌に重い。鉛のようにずしりと感じるその重さが、余計に心を苛立たせる。
何故、こんなにも朝から胸の内がひどくざわつくのだろう。
思い当たる節はまったくない。
思考を巡らしている間にも疑問ばかりがどんどん募っていく。
なんとか身体をのそりと起こして、京志郎はしばし沈思する。
片手で覆った顔は険しく、何気なく視線をやった鏡に映った眼光は鋭い。
「……なんなんだ、いったい」
苛立ちが収まらない、そればかりか強まっていく一方だ。
喉も異様なほど渇きを訴え、乾燥した唇がわずかに痛む。
(そう言えば、変な夢を見たな……)
夢……憶えていたところでなんの意味もない概念に、京志郎はハッとする。
どんな夢を見たかまでは記憶にはなく、代わりにあることだけは覚えていた。
濃い霧が徐々に晴れていくような心情。それに伴って映像がより鮮明に脳裏をよぎる。
「エルト……ルージェ……?」
気が付けば、その名を口にしていた。
これはいったい誰の名前なのだろう……。京志郎ははて、と小首をひねる。
しかし名を口にした時、確かに荒れた心がわずかに和らいだような気がした。
きっと何かしらの意味がある。思い出せ――京志郎は更に意識を集中させる。
ふと、脳裏に一人の少女が浮かんだ。
銀色の美しい長髪と、血のように赤い瞳を持った少女。
人非ざる者であるが、心は人間となんら変わらない。
臆病で、優しくて、甘え癖の強い……。
「どこ、だ……? 俺は、いったいどこでこいつと出会った?」
肝心な部分は未だ霧の中で、それ以上の進展は望めそうになかった。
釈然としない心境が再び京志郎の表情を険しくさせる。
(エルトルージェ……どこだ? お前は、どこにいる?)
京志郎は素早く身支度を整えると、矢のように外へ飛び出した。
『続いてのニュース。一向に収まらない神隠し事件。今度の被害者は某県在住の会社員、吉住正弘さん。昨日会社を出てから行方不明となっており――』
行く当てなどなかった。とにもかくにも、探さなければいけない。
そんな強迫観念に身体が突き動かされた。
「……そうだ」
危うく見過ごすところだったと己を強く叱責する。
エルトルージェと出会った場所を、ようやく思い出した。
(あそこだ。あそこにいけば、多分会えるはずだ……!)
歩みは駆け足となり、景色を視界の隅にぐんぐんと流す。
道中で、誰かに声をかけられた――おそらく気のせいだろう。
今は応対することさえも時間が惜しかった。
「――間違いない。ここだ」
【夢幻の遊戯場】を前にした途端、口角が無意識に釣りあがった。
頬がだらしなく緩む。それを抑えようという気さえも京志郎には皆無だった。
入店してすぐに、まっすぐと展示室へ向かう。
「どこだ……? 確か、こっちのほうだったはず……」
ふと視界の隅にあるものが映る。
リリーという人形の傍らに、スーツ姿の男性型人形がちょこんと鎮座している。
世界観にはいささか相応しくないが、何故か羨望の感情がそこにあった。
(そういえば、確か男性型の人形はここにきた客をモデルにしているんだったか……)
だとすれば、あの時に出会ったサラリーマンは無事に願いが叶ったのだろう。
自分もいつか、彼と同じように自身に模した人形を飾ってもらえるだろうか……。
京志郎はそんなこと、ふと思った。
幸せそうな表情を示す作品をしばし眺めた後、我に返った京志郎は件の人形を探す。
「……あった!」
それを目にした途端、心がふっと和らいだ。
忙しなかった鼓動も少しずつ、いつものリズムを刻み始める。
特別な雰囲気をかもし出す室内。
その中央の玉座にて、彼女はちょこんと鎮座していた。
赤い瞳がジッとガラスケース越しに見つめている。
京志郎もそんな人形……エルトルージェを静かに見つめ返した。
(夢の中で会ったあいつと同じだ。俺は、この人形の夢を見ていたのか?)
記憶は未だ朧気だが、時間を共にしたという事実だけは色濃く残っている。
いずれにせよ、目の前の人形に夢中になっている。
これは紛れもない事実であり、京志郎もそれについて否定する気は微塵もない。
いつまでも眺めていたい――そんな気持ちが胸中を満たす。
「――、あら京志郎さん。来ていたんですね!」
驚いた顔をした後、にこりと優しくマリヤが微笑む。
京志郎はすぐに視線をエルトルージェから外し、小さく会釈を返した。
「すいません、挨拶も何もせずにここにきてしまって……」
「ふふっ、構いませんよ。それだけ私の作品に夢中になってくれているってことですから」
こんな冷やかし客にもマリヤは寛大で優しい。
改めて、謝意を込めて深く頭を下げてから――
「そういえば」
と、京志郎は口火を切った。
「以前ここにきていた、あのサラリーマンの……」
「えぇ、吉ず……っと、個人情報を漏洩するところでした!」
ハッとしたマリヤは、慌てた顔で安堵の溜息を深く吐いた。
「ちゃんと完成したので、一緒に飾らせていただきました」
「……羨ましいですね」と、京志郎は彼らがいる方角に視線をやった。
「京志郎さんの人形ももう少ししたら完成しますよ」
「え? そうなんですか?」
「はい! けど、色々と問題が出てきて完成までもう少しかかりそうですけど」
うんうんと難しい顔をしてうなるマリヤ。
京志郎は、頬をやんわりと緩めた。
かつては興味などなかったが、現在は一刻でも早く完成してほしいとばかり願っている。
自分らしさが損なわれている気がするが、それもまた心地良い。
「いくらだって俺は待ちますよ。完成が今から楽しみです」
「――えぇ。私としても完璧な仕上がりにしてみせますので」
優しい笑み……細めた瞳の奥に見えた輝きが黒く濁っている。
照明の加減によって、そう見えてしまっただけだろう。京志郎はそう軽く流した。
「それにしても、マリヤさんほどの腕前ならモデルがいなくても作れたのではないですか?」
前々からずっと不思議でならなかった疑問を、京志郎はここで問うた。
マリヤが手掛ける人形は等しく芸術の領域にある。
男性体だけがないのは、あまりにも不自然極まりない。
「……私では、駄目なんですよ」
京志郎の問い掛けに、マリヤの顔からすうっと笑顔が消えた。
後悔というよりかは、憤懣焦燥――そんな感情がひしひしと伝わる顔だ。
「京志郎さん、これを見てあなたはどう思いますか?」
いつの間にか、マリヤの手には人形があった。
加えてそれは、正に疑問の渦中にある男性体である。
「忖度する必要はありません。率直な感想をお願いします」
「……では、遠慮なく」と、京志郎は咳払いを一つする。
「他の人形と比べて魅力を感じない。見た目はすごくいいのに、中身が空っぽといえばいいでしょうか……」
「えぇ……えぇ……! 正にその通りなんですよ京志郎さん!」
人形を床にたたきつける。
形は一瞬にして失われ、ばらばらになった破片やパーツが床に四散する。
それは仮にも、ドールを生業とする者にとってはあるまじき行動だった。
突拍子もないマリヤの行動に、京志郎は目を大きく丸くする。
「マリヤさん!? いったいなにを……!」
京志郎が静止する暇もなく、マリヤは感情のままに言葉を荒げる。
「どう頑張っても男性体だけの人形は作れなかった! 作れたとしてもそれは中身もすかすかな皮だけ!」
ばらばらになった破片を、これでもかと執拗に踏みつける。
憤怒の顔にさしもの京志郎も言葉を失った。
どう声をかけたところで、彼女の耳にもう届きそうにない。
そんな雰囲気を目前に、京志郎は唖然とする他なかった。
「そんなもので、私の娘たちが喜ぶはずがない! 真に幸せになんてなれるはずがない!」
「落ち着いてくださいマリヤさん! 本当にどうしたんですか!」
「はぁ……はぁ……」
獣のように荒々しく呼吸を幾度か繰り返して、突然ハッと我に返る。
「あ、す、すいません京志郎さん! 私ったらついカッとなってしまって……」
「い、いえ……」
「……私だと、男性体の人形は作れないんです。だから、お客様の協力が必要なんですよ」
「な、なるほど……」
芸術家の思考は一般人では到底理解できない。
言葉ではなく感覚によるなにかが、きっとマリヤにもあるのだろう。
素人という立場を理解したのなら、玄人を前に余計なことは口走らないに限る。
困惑冷めやらぬ中で京志郎はそう思った。
「じゃ、じゃあ私は後片付けをしないといけませんので!」
「あの、よかったら手伝いますよ?」
「いやいや! 京志郎さんは大事なお客様なんですから、ゆっくりとしていってください!」
そそくさと走り去っていくマリヤの背中を見送る。
視界から姿が完全に消えた時、京志郎は深い溜息を吐いた。
「とんでもないものを見てしまった気がする……」
京志郎は心底そう思った。
(今日はもう帰るか……)
立ち去ろうとした手前――
「そうだ」
と、京志郎は立ち止まった。
今日の分の小説をまだ読んでなかったことを思い出した。
「最新話は更新されているかな……」
これも【夢幻の遊戯場】へ訪れるささやかな楽しみでもある。
淡い期待を胸に、京志郎はページをめくった。
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