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第一章 みんなとの出会い
エターナル
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「あー、転校生くんちゃん。また別の子達が放課後会いたいって」
そんな訳で早速。
「…初めまして。僕は秦野病葉。まあ相当色々名前を持っているから、最近気に入っている名前を名乗っているんだけどね。万葉集読んでなんとなく」
「へー、そうなんだ」
「うん、僕いわゆる不老不死でね。まあ体はかなり強いけど大怪我したら死ぬんだけど。もう600年くらい生きているんだ」
「そ、そうなんだ」
「うん、だから今はこの学園入学して、体質がこれだから《エターナル》ってチーム組んでるの」
「他の子も、僕とタイプは違えど似たような感じの子だからね」
「へー、そうなんだ。ほんとにこの学校変わった子が多いね」
「うん。遺伝的要素とかほら、この国呪いとか妖怪とか普通にあるからそういうのがこの周辺すごく集まりやすいんだよね」
「うん、みんな大変そうなのに明るく元気に生きてて本当えらいよね」
「そう、ほぼほぼ皆それなりに色々抱えてるけど、皆前向きだからね。僕ここ大好き」
「でさ。まあ600年も生きてるから、何度か死にかけたりぶっ殺したりもしてるし。何度か幸野君と共闘した事もあるし」
「…そ、そうなんだ」
「僕もそれなりだけど幸野くんも場数踏んでるから強いんだよね。あーまた一緒に殺りたいな」
「た、楽しそうで良かった」
「あ、相方君来た。ほら例の子。挨拶してってよ」
「ああ、どうも。俺、八尾伴久」
彼もまた、病葉君と同じくらいの綺麗な緑髪の男の子だった。
「まあ、俺も同じような体質な訳だけど。大昔うっかり人魚の肉食べちゃってこうなっちゃってさ。美味しかったけど」
「そ、そうなんだ。美味しくて良かったね」
「うん昔飢え死にしかけててつい。食べちゃった後相当後悔したけど。知り合い皆死んじゃうし」
「だ、だよね」
「まあでもその時々で友達作ればいいし、今アイドル活動楽しいし。別にいいかなーって思ってる」
「そ、それは良かった」
「まあそういう訳で俺達人生経験豊富だし、歌詞説得力あると思うし演奏上手いし、結構ここでも上位なんだよね」
「へー、人生経験の差だね」
「そういう訳でもうすぐステージだし見て行ってね。あ、あいつも来た。おーい」
「あー、あんたが例の子ね。どーも」
彼も二人と同じくらいの、黒髪にえんじ色の目をしたとても可愛い子だった。
「俺は、真心面影ね。よろしくー」
「面影君よろしくね。君はどんな体質なの?」
「うん、俺はほら、映画のベンジャミン・バトンってあるじゃん。そんな感じ」
「あー、あれね」
「まあそんな訳で、産まれた時は目も当てられないくらいよぼよぼで、親はそれ見て俺捨てて逃げちゃったんだけど、すぐ病院とかそういう施設に保護されたし」
「…大変だったね」
「まあ一応、この国そういう系の分野もそこそこ発達してるし、ある程度体が出来てきたら色々投与や手術してくれて、そこそこの若さにはしてくれたんだけどね」
「で、100年くらい経った今はもう、ぴちぴちのDKやれてて、毎日最高ってわけ!」
「うん、良かったね!」
「で、体も不死では無いもののそれなりに強いし、いずれは赤ちゃんになって死ぬだろうけど相当ゆっくりだからあと数百年は大丈夫だろうし、似たような奴らと一緒だし、もう当分は人生最高ってわけ!」
「うん、似たお友達が出来て良かったね!」
「まあ他の奴らに比べたらだいぶ年下だけどー」
「うん、最年少だね」
「弟分だよね」
「あー俺もそこそこ生きてケンカ慣れしてるし、一回幸野君と共闘してみたいんだよねー」
「あーいいじゃん。あの子も喜ぶよ」
「うん、今度殺る時はLINEしてー」
「あ、俺達これからリハだから。じゃーね」
そう、仲良く部屋を去っていく3人。
「…ほ、ほんとにここの子達キャラ濃いな…」
そんな訳で早速。
「…初めまして。僕は秦野病葉。まあ相当色々名前を持っているから、最近気に入っている名前を名乗っているんだけどね。万葉集読んでなんとなく」
「へー、そうなんだ」
「うん、僕いわゆる不老不死でね。まあ体はかなり強いけど大怪我したら死ぬんだけど。もう600年くらい生きているんだ」
「そ、そうなんだ」
「うん、だから今はこの学園入学して、体質がこれだから《エターナル》ってチーム組んでるの」
「他の子も、僕とタイプは違えど似たような感じの子だからね」
「へー、そうなんだ。ほんとにこの学校変わった子が多いね」
「うん。遺伝的要素とかほら、この国呪いとか妖怪とか普通にあるからそういうのがこの周辺すごく集まりやすいんだよね」
「うん、みんな大変そうなのに明るく元気に生きてて本当えらいよね」
「そう、ほぼほぼ皆それなりに色々抱えてるけど、皆前向きだからね。僕ここ大好き」
「でさ。まあ600年も生きてるから、何度か死にかけたりぶっ殺したりもしてるし。何度か幸野君と共闘した事もあるし」
「…そ、そうなんだ」
「僕もそれなりだけど幸野くんも場数踏んでるから強いんだよね。あーまた一緒に殺りたいな」
「た、楽しそうで良かった」
「あ、相方君来た。ほら例の子。挨拶してってよ」
「ああ、どうも。俺、八尾伴久」
彼もまた、病葉君と同じくらいの綺麗な緑髪の男の子だった。
「まあ、俺も同じような体質な訳だけど。大昔うっかり人魚の肉食べちゃってこうなっちゃってさ。美味しかったけど」
「そ、そうなんだ。美味しくて良かったね」
「うん昔飢え死にしかけててつい。食べちゃった後相当後悔したけど。知り合い皆死んじゃうし」
「だ、だよね」
「まあでもその時々で友達作ればいいし、今アイドル活動楽しいし。別にいいかなーって思ってる」
「そ、それは良かった」
「まあそういう訳で俺達人生経験豊富だし、歌詞説得力あると思うし演奏上手いし、結構ここでも上位なんだよね」
「へー、人生経験の差だね」
「そういう訳でもうすぐステージだし見て行ってね。あ、あいつも来た。おーい」
「あー、あんたが例の子ね。どーも」
彼も二人と同じくらいの、黒髪にえんじ色の目をしたとても可愛い子だった。
「俺は、真心面影ね。よろしくー」
「面影君よろしくね。君はどんな体質なの?」
「うん、俺はほら、映画のベンジャミン・バトンってあるじゃん。そんな感じ」
「あー、あれね」
「まあそんな訳で、産まれた時は目も当てられないくらいよぼよぼで、親はそれ見て俺捨てて逃げちゃったんだけど、すぐ病院とかそういう施設に保護されたし」
「…大変だったね」
「まあ一応、この国そういう系の分野もそこそこ発達してるし、ある程度体が出来てきたら色々投与や手術してくれて、そこそこの若さにはしてくれたんだけどね」
「で、100年くらい経った今はもう、ぴちぴちのDKやれてて、毎日最高ってわけ!」
「うん、良かったね!」
「で、体も不死では無いもののそれなりに強いし、いずれは赤ちゃんになって死ぬだろうけど相当ゆっくりだからあと数百年は大丈夫だろうし、似たような奴らと一緒だし、もう当分は人生最高ってわけ!」
「うん、似たお友達が出来て良かったね!」
「まあ他の奴らに比べたらだいぶ年下だけどー」
「うん、最年少だね」
「弟分だよね」
「あー俺もそこそこ生きてケンカ慣れしてるし、一回幸野君と共闘してみたいんだよねー」
「あーいいじゃん。あの子も喜ぶよ」
「うん、今度殺る時はLINEしてー」
「あ、俺達これからリハだから。じゃーね」
そう、仲良く部屋を去っていく3人。
「…ほ、ほんとにここの子達キャラ濃いな…」
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