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ダーウィン賞取りたいけど良い案が浮かばない
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「あー、俺歴史に名を残したいんだけどさ。大して勉強出来る訳でも無いし取り立てて秀でた物も無いし家庭もごく普通の中流家庭だからさー。そういう訳でダーウィン賞取りたいんだよね」
「えー、命を大事にしなよ」
「んー、つってもこの世の中じゃ真面目に生きても税金上がるばっかだし秀でた物も個性も無い奴は生きづらいし、温暖化は進む一方だし明るい未来全く見えないし、さっさと死に花咲かせて散りたいんだよね」
「いやダーウィン賞取ったら死に花どころじゃ無いでしょ」
「まあ汚名でも歴史に名を残せれば俺としては十分だよ」
「うー、まあそこまで決意が固いならもう何も言わないけどさ。でもダーウィン賞も年々インパクトが増してハードル上がって来てんじゃん。どうすんの」
「うーん、まあとりあえず、近くのアレな研究所に忍び込んで凶悪生物兵器の檻に飛び込んでめちゃめちゃに喰われたりとかかなー」
「えー、それ研究所の人に迷惑だし止めなよ」
「そっかー。じゃあやっぱ近所のアレ気味な精肉工場のミンチマシーンに飛び込んで美味しいミンチになろうかな」
「だからそれも精肉工場に迷惑かかっちゃうって。保健所案件でしょ」
「うーんうーん。ビルから飛び降りとかじゃインパクトに欠けるしなー」
「それも飛び降りた下に通行人がいたら危ないし止めときなって」
「んー、意外と良い案思いつかないなあ。やっぱ俺頭や発想力も残念だなーくそう」
「ってかダーウィン賞受賞者は大概狙ってやらないでしょ」
「あー、でも俺のちょっと年上の世紀末モヒカンな兄貴も似たような感じでダーウィン賞取りたいってさ」
「お前の一家残念過ぎだろ」
「まあ俺の父ちゃんも何度かリストラされて吊るまではいかないまでもかなり鬱になってた事あったし」
「それは普通に可哀想だね」
「まあ社内でエロサイト見まくった挙句にヤバすぎるウィルスに感染してPC爆破したのがいけないんだけどさ」
「あーそれは完全にアホだわ」
「その時は兄貴がだいぶアレだけど金かき集めたり、母ちゃんがパートしてなんとか凌いだけどさ」
「お前の一家母親以外終わってんな」
「まあ母ちゃんは母ちゃんで若い頃アホすぎるカルト宗教ハマってたんだけど。今は金巻き上げられて目覚めたけどさ」
「あーもう一家全員終わってるわ」
「…でもそのカルト宗教の集いで父ちゃんと出会って俺生まれたから否定しきれないんだよね」
「…あー、それは正直死にたくなるのも分かるわ」
「あー、じゃあさ。ダーウィン賞じゃないけどそのアホカルト宗教の本部自爆覚悟でぶっ壊して散ればいいじゃん。そうすれば社会の為になるしちゃんと歴史に名を残せるじゃん」
「あ、なるほど。それ良いね」
「うん、どうせ死ぬんならちゃんと社会貢献しなって」
「よーし、じゃあ最近ナイフの練習もしてて結構ケンカ慣れしてるし兄貴も連れてくか」
「頑張って逝ってらー」
そんな訳で頼れる友人のアイデアにより、後日俺と世紀末モヒカンな兄貴は某所山中のアホカルト集団の本部に来ていた。
「おや、我が《ソーメンチャンプルーは世界を救う》教の入信希望者ですか?入信した人は神のチャンプルー作製費として毎月30万円寄付して頂きます」
「いやソーメンチャンプルーなんて一食ワンコイン程度でしょ。何でそんな計算も出来ないのうちの親」
「俺が言える事じゃねえが両親相当アホだよな」
「まあ親ガチャ相当爆死したよね俺達」
「ううむ、そういう罵倒をするという事は冷やかしですか。では早くお引き取りを」
「いえ、お前らのアホ本部ぶっ壊して散りに来ましたー」
「そういう訳でさっさとこのナイフの錆になって貰うぜ」(ペローリ)
「え、えっ」
「おー、兄貴強いじゃん。一瞬で頸動脈ぶった切った」
「おう、やっぱかっこいい剣ペロするからにはナイフの腕もねえとな」
「おーし、俺も色々アレな手段で武器かき集めて来たし頑張るぞー」
そうして俺は下調べしてたので構造を把握してたアレな研究所や、やっぱり近所のセキュリティガバガバな暴力団事務所から拝借してきた武器や兵器をランボーのごとく体中に巻き付け乱射し頭にソーメンチャンプルーの皿を乗せたアホな信徒達を殲滅していった。
なんか変な物が混じってないか怖かったが、まあどうせ死ぬ覚悟だしいっかとお腹が空いたら調理室の山盛りソーメンチャンプルーをかっ喰らったりして進んで行った。味は普通に良かった。
そうしてアホな信徒達をあらかたジェノサイドし、現状に施錠された最上階最奥部の教祖の部屋のドアを強化手榴弾でぶっ壊し、俺達はそこに乗り込んだ。
「な、なんだ貴様らは。聖なる儀式の最中に無礼だぞ」
いかにもな胡散臭いペテン師顔の教祖(デカデカと【ソーメンチャンプルー命!!】というプリントがされたクソダサTシャツを着ていた)が下品なキングサイズベッドの上で狼狽える。
そいつの周りには、全裸で体の上にソーメンチャンプルーを乗せた美しい少年少女達がいた。
「うっわー。想像は付いてたけどほんとに悪趣味で最低だなこいつ」
「ああ。まあ世紀末モヒカンな俺が言えた事じゃねえが最低の腐れ外道だな」
「おーし、腐れ外道と相打ちになって歴史に名を残すぞー」
「おー。おうおうてめえ、ここが年貢の納め時だぜ」(ペローリ)
「ひ、ひいいいいい」
「あれ、こいつ弱すぎ」
「何か実はすごい特殊能力あったり凶悪な用心棒が出て来るかと思ったら、全くそんな事無かったな」
「うん、作者の別作品みたいに闇堕ちした親友や知り合いが出て来たりとかしないかなーとかちょっと期待してたのに」
「まあこれ単発話だし知り合い大して出てねえけどな」
「えー、どうしよ。流石にこの男体や女体盛りされてる子達は無関係だろうし殺しちゃ可哀想だし」
「そうだな。洗脳されてるだけだろうしな。じゃあまあとりあえずこいつら脱出させて、建物全部爆破して一緒に散るか」
「うーん、そうだね。ほら君達、もうこいつ死んだし自由だよ。さっさと逃げな」
「…あ、ありがとうございます」
「…家族が借金まみれになり、教祖様の玩具になるのと引き換えに献金を免除されていました」
「あー、そういう事情だったのか。可哀想に。じゃあ俺達ここ爆破して死ぬから、早く逃げて通報しといて」
「…いえ、恩人のあなた達を見殺しには出来ません。どうか一緒に逃げて、生きて下さい」
「えー。俺達死ぬ気満々だったんだけど」
「おう。これだけ派手にやったし、もうどうせ捕まってその内吊られるだろうしよ」
「私達がそうさせないように、一生懸命弁護します。親は洗脳され騙されてしまいましたが、ここはアホだけど相当に悪辣な宗教団体です。数か月後には全国にソーメンチャンプルーしか食べられないようにさせる洗脳電波を流す計画も立てられていました。信徒達の大量虐殺も情状を酌量されるはずです」
「うわー。アホだけどそんな派手な事やらかすつもりだったのか」
「ぶっ殺しておいて良かったな」
「ですからどうか、ここで死ぬなど言わずに私達と共に下山してください。あなた方は私達を救って下さった立派な方です」
「…うーん。まあ、そこまで言うなら」
「…だな。何か俺達も捨てたもんじゃねえのかもな」
そんな訳で女体男体盛りされてた可哀想な子達(ちゃんとシャワー浴びてクソダサTシャツ着た)と共に俺達は下山した。
やっぱりアレな武器兵器拝借して大量虐殺したのは相当怒られたが、アホだが凶悪な計画を阻止したという事で情状酌量が認められ、ギリ犯罪歴は付かずに済んだ。
俺達は意図せず死なずとも歴史に名を残す事となり、まあ相当荒っぽい手段だが英雄として語り継がれる事となった。
だが下山後やっぱどうせ死ぬだろうしと思い俺は未成年だが兄貴と酒がぶ飲みし、急性アルコール中毒とついでにアホ本部で食べたソーメンチャンプルーに大量のヒトヨタケが混入していたらしく強烈な食中毒で死にかけ世間から笑いものにされる事になった。
ギリ死ななかったのでダーウィン賞には入らなかったのが残念だった。
「えー、命を大事にしなよ」
「んー、つってもこの世の中じゃ真面目に生きても税金上がるばっかだし秀でた物も個性も無い奴は生きづらいし、温暖化は進む一方だし明るい未来全く見えないし、さっさと死に花咲かせて散りたいんだよね」
「いやダーウィン賞取ったら死に花どころじゃ無いでしょ」
「まあ汚名でも歴史に名を残せれば俺としては十分だよ」
「うー、まあそこまで決意が固いならもう何も言わないけどさ。でもダーウィン賞も年々インパクトが増してハードル上がって来てんじゃん。どうすんの」
「うーん、まあとりあえず、近くのアレな研究所に忍び込んで凶悪生物兵器の檻に飛び込んでめちゃめちゃに喰われたりとかかなー」
「えー、それ研究所の人に迷惑だし止めなよ」
「そっかー。じゃあやっぱ近所のアレ気味な精肉工場のミンチマシーンに飛び込んで美味しいミンチになろうかな」
「だからそれも精肉工場に迷惑かかっちゃうって。保健所案件でしょ」
「うーんうーん。ビルから飛び降りとかじゃインパクトに欠けるしなー」
「それも飛び降りた下に通行人がいたら危ないし止めときなって」
「んー、意外と良い案思いつかないなあ。やっぱ俺頭や発想力も残念だなーくそう」
「ってかダーウィン賞受賞者は大概狙ってやらないでしょ」
「あー、でも俺のちょっと年上の世紀末モヒカンな兄貴も似たような感じでダーウィン賞取りたいってさ」
「お前の一家残念過ぎだろ」
「まあ俺の父ちゃんも何度かリストラされて吊るまではいかないまでもかなり鬱になってた事あったし」
「それは普通に可哀想だね」
「まあ社内でエロサイト見まくった挙句にヤバすぎるウィルスに感染してPC爆破したのがいけないんだけどさ」
「あーそれは完全にアホだわ」
「その時は兄貴がだいぶアレだけど金かき集めたり、母ちゃんがパートしてなんとか凌いだけどさ」
「お前の一家母親以外終わってんな」
「まあ母ちゃんは母ちゃんで若い頃アホすぎるカルト宗教ハマってたんだけど。今は金巻き上げられて目覚めたけどさ」
「あーもう一家全員終わってるわ」
「…でもそのカルト宗教の集いで父ちゃんと出会って俺生まれたから否定しきれないんだよね」
「…あー、それは正直死にたくなるのも分かるわ」
「あー、じゃあさ。ダーウィン賞じゃないけどそのアホカルト宗教の本部自爆覚悟でぶっ壊して散ればいいじゃん。そうすれば社会の為になるしちゃんと歴史に名を残せるじゃん」
「あ、なるほど。それ良いね」
「うん、どうせ死ぬんならちゃんと社会貢献しなって」
「よーし、じゃあ最近ナイフの練習もしてて結構ケンカ慣れしてるし兄貴も連れてくか」
「頑張って逝ってらー」
そんな訳で頼れる友人のアイデアにより、後日俺と世紀末モヒカンな兄貴は某所山中のアホカルト集団の本部に来ていた。
「おや、我が《ソーメンチャンプルーは世界を救う》教の入信希望者ですか?入信した人は神のチャンプルー作製費として毎月30万円寄付して頂きます」
「いやソーメンチャンプルーなんて一食ワンコイン程度でしょ。何でそんな計算も出来ないのうちの親」
「俺が言える事じゃねえが両親相当アホだよな」
「まあ親ガチャ相当爆死したよね俺達」
「ううむ、そういう罵倒をするという事は冷やかしですか。では早くお引き取りを」
「いえ、お前らのアホ本部ぶっ壊して散りに来ましたー」
「そういう訳でさっさとこのナイフの錆になって貰うぜ」(ペローリ)
「え、えっ」
「おー、兄貴強いじゃん。一瞬で頸動脈ぶった切った」
「おう、やっぱかっこいい剣ペロするからにはナイフの腕もねえとな」
「おーし、俺も色々アレな手段で武器かき集めて来たし頑張るぞー」
そうして俺は下調べしてたので構造を把握してたアレな研究所や、やっぱり近所のセキュリティガバガバな暴力団事務所から拝借してきた武器や兵器をランボーのごとく体中に巻き付け乱射し頭にソーメンチャンプルーの皿を乗せたアホな信徒達を殲滅していった。
なんか変な物が混じってないか怖かったが、まあどうせ死ぬ覚悟だしいっかとお腹が空いたら調理室の山盛りソーメンチャンプルーをかっ喰らったりして進んで行った。味は普通に良かった。
そうしてアホな信徒達をあらかたジェノサイドし、現状に施錠された最上階最奥部の教祖の部屋のドアを強化手榴弾でぶっ壊し、俺達はそこに乗り込んだ。
「な、なんだ貴様らは。聖なる儀式の最中に無礼だぞ」
いかにもな胡散臭いペテン師顔の教祖(デカデカと【ソーメンチャンプルー命!!】というプリントがされたクソダサTシャツを着ていた)が下品なキングサイズベッドの上で狼狽える。
そいつの周りには、全裸で体の上にソーメンチャンプルーを乗せた美しい少年少女達がいた。
「うっわー。想像は付いてたけどほんとに悪趣味で最低だなこいつ」
「ああ。まあ世紀末モヒカンな俺が言えた事じゃねえが最低の腐れ外道だな」
「おーし、腐れ外道と相打ちになって歴史に名を残すぞー」
「おー。おうおうてめえ、ここが年貢の納め時だぜ」(ペローリ)
「ひ、ひいいいいい」
「あれ、こいつ弱すぎ」
「何か実はすごい特殊能力あったり凶悪な用心棒が出て来るかと思ったら、全くそんな事無かったな」
「うん、作者の別作品みたいに闇堕ちした親友や知り合いが出て来たりとかしないかなーとかちょっと期待してたのに」
「まあこれ単発話だし知り合い大して出てねえけどな」
「えー、どうしよ。流石にこの男体や女体盛りされてる子達は無関係だろうし殺しちゃ可哀想だし」
「そうだな。洗脳されてるだけだろうしな。じゃあまあとりあえずこいつら脱出させて、建物全部爆破して一緒に散るか」
「うーん、そうだね。ほら君達、もうこいつ死んだし自由だよ。さっさと逃げな」
「…あ、ありがとうございます」
「…家族が借金まみれになり、教祖様の玩具になるのと引き換えに献金を免除されていました」
「あー、そういう事情だったのか。可哀想に。じゃあ俺達ここ爆破して死ぬから、早く逃げて通報しといて」
「…いえ、恩人のあなた達を見殺しには出来ません。どうか一緒に逃げて、生きて下さい」
「えー。俺達死ぬ気満々だったんだけど」
「おう。これだけ派手にやったし、もうどうせ捕まってその内吊られるだろうしよ」
「私達がそうさせないように、一生懸命弁護します。親は洗脳され騙されてしまいましたが、ここはアホだけど相当に悪辣な宗教団体です。数か月後には全国にソーメンチャンプルーしか食べられないようにさせる洗脳電波を流す計画も立てられていました。信徒達の大量虐殺も情状を酌量されるはずです」
「うわー。アホだけどそんな派手な事やらかすつもりだったのか」
「ぶっ殺しておいて良かったな」
「ですからどうか、ここで死ぬなど言わずに私達と共に下山してください。あなた方は私達を救って下さった立派な方です」
「…うーん。まあ、そこまで言うなら」
「…だな。何か俺達も捨てたもんじゃねえのかもな」
そんな訳で女体男体盛りされてた可哀想な子達(ちゃんとシャワー浴びてクソダサTシャツ着た)と共に俺達は下山した。
やっぱりアレな武器兵器拝借して大量虐殺したのは相当怒られたが、アホだが凶悪な計画を阻止したという事で情状酌量が認められ、ギリ犯罪歴は付かずに済んだ。
俺達は意図せず死なずとも歴史に名を残す事となり、まあ相当荒っぽい手段だが英雄として語り継がれる事となった。
だが下山後やっぱどうせ死ぬだろうしと思い俺は未成年だが兄貴と酒がぶ飲みし、急性アルコール中毒とついでにアホ本部で食べたソーメンチャンプルーに大量のヒトヨタケが混入していたらしく強烈な食中毒で死にかけ世間から笑いものにされる事になった。
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