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エピソード14 魔王がやらねば誰がやる
聖女とダーストと法術
「聖光矢涛ッ!」
という高らかな叫び声と共にエラルティスが放った極太の光線の奔流に、ダーストたちの身体は吞み込まれる。
「うわっ、眩しッ!」
光線は周囲を真昼よりも眩く照らし出し、その凄まじい光量を至近距離でまともに目にしたスウィッシュは、慌てて腕を顔の前に翳し、固く目を瞑った。
――そして、真横に放たれた光線がようやく消え去った後、
「オーッホッホッホッホッホッ!」
元の薄暗さを取り戻した呪祭拝堂の堂内に、高飛車な女の哄笑が響き渡る。
エラルティスは、光線を撃ち終わった聖杖の石突を床に勢いよく打ちつけると、勝ち誇った声で高らかに叫んだ。
「ざまあ見ろですわ、この、二重の意味で神に背きし魔族のゾンビどもめッ! わらわの聖なる光の中で、神の怒りを思い知りながら、骨の一欠片ひとつも残さず浄滅なさいな! オーッホッホッホッホッホッ!」
「……いや」
すっかり勝ち誇ってはしゃぐエラルティスだったが、そんな彼女に白けた声がかけられる。
「なんか……言うほどジョーメツできてなくない?」
「アーッハッハッハ……え?」
馬鹿笑いしていたエラルティスは、スウィッシュの声を聞いて、胡乱げに訊き返した。
「なぁにふざけた事言ってますの? わらわの超絶最大火力法術を食らって、無事な魔族などいるはずがないでしょうが。たとえ“聖女”の天啓が発動しなくても、法力自体の物量で消し飛ばす系の法術ですわよ、コレ」
「いや……だってホラ、あれ……」
スウィッシュは、険しい目で自分を睨みつけてくるエラルティスに辟易しながら、すっと指を伸ばして、つい先ほど聖光矢涛が薙ぎ払った方向を指し示す。
「あれって……」
エラルティスは、怪訝な表情を浮かべながら、スウィッシュが指さした方に目を遣り――、
「……へ?」
そこにあった光景に思わず唖然とした。
「あ……あれって……聖楯法術……?」
彼女の目に映ったのは、先ほどと変わらぬ無傷のままで立っているダーストたちの姿と、その前に聳え立った黄金色に輝く巨大で分厚い光の楯。――それは紛れもなく、先ほどエラルティス自身がダーストの攻撃から身を守る為に張ったものと同じ――いや、それよりもずっと堅固で強力な聖楯法術だった。
その事に気付いたエラルティスは、信じられないものを見たかのように顔を引き攣らせ、呆然とした様子で首を左右に振る。
「そ、そんな……ありえませんわ! ど……どうして、魔族の四天王の成れの果てが、人間族の神官にしか使えないはずの法術を操っていますの……?」
「いや……そうではない」
「……陛下!」
うわ言のように漏れた聖女の疑問に答えたのは、青ざめた顔をしたギャレマスだった。
脇腹からの出血で立っているのもおぼつかない様子の彼は、慌てて駆け寄ったスウィッシュに支えられながら、エラルティスの放った聖光矢涛を防ぎ切った巨大な聖楯法術と、それを展開している髭面のダーストの姿を見据えながら呟くように言う。
「あの男は……恐らく、“法技将”スミギィンであろう……」
「スミギィン……!」
ギャレマスの言葉を聞いたスウィッシュは、ハッとした表情を浮かべた。
「確か――三百五十年前に人間族領から亡命してきて魔王国に仕え、当時の並みいる魔族たちを実力で押し退けて四天王の地位まで上り詰めたっていう……」
「ああ」
驚きの声を上げるスウィッシュに頷きながら、ギャレマスは言葉を継ぐ。
「つまり……あやつは人間族だ。だから、人間族由来の法術も遣えるのは当然だ」
「なるほどのう」
ギャレマスの説明に、ヴァートスは納得顔で顎髭をしごいた。
「じゃから、聖女の姐ちゃんがぶっ放した法術もあっさりと防がれたのじゃな。法術同士の攻防じゃと、同じ力の単純なぶつかり合いでしか無いからのう」
「何を寝惚けた事を言ってますの、この老いぼれエルフが!」
ヴァートスの言葉に、エラルティスは目を吊り上げて激昂する。
「それじゃまるで、神の寵愛を受けし聖女のわらわよりも、あそこのヒゲオヤジゾンビの方が力が上みたいじゃないですのっ!」
「みたいも何も、実際にそうじゃろう?」
そう答えて、ヒステリックに喚き散らすエラルティスの顔をジロリと一瞥したヴァートスは、わざとらしく肩を竦めてみせた。
「現に今、お前さんの渾身の法術攻撃が、いとも容易く防がれたんじゃからな。ヒョッヒョッヒョッ!」
「ぐっ……死にぞこないのクセに、聖女のわらわに向かって……ッ!」
「……ふたりとも、その辺にしておけ」
軽口を叩くヴァートスと、こめかみに青筋を立てて言い返そうとするエラルティスを、ファミィが呆れ顔で嗜める。
そして、自分たちにじりじりと近づいてくるダーストたちの姿を睨みながら、表情を強張らせた。
「どうやら……もう無駄口を叩いている余裕は無さそうだぞ」
「そうでもないよ」
ファミィの言葉に、ジェレミィアが細剣を構えながら、不敵な笑みを浮かべる。
「まあ……確かに元は魔王国の四天王と魔王だっていうし、さっき戦り合った奴らも実際強かったけどさ。でも、アタシたちだって“伝説の四勇士”や四天王や魔王じゃん」
「まあ……そうね」
「実際、もう三人も倒してる訳だしさ」
「そっか……だったら、残るダーストは、あと九体って事――」
「……いや」
スウィッシュの声は、唐突に上がった暗い声によって遮られた。
声の主であるギャレマスは、浮かぬ顔で言葉を継ぐ。
「残念だが……倒せたダーストは、エラルティスの“ぎふと”で浄滅した一体だけだ」
「え……?」
ギャレマスの言葉に当惑の声を上げたのは、ジェレミィアだった。
「でも……さっきアタシも、奥義を使って二体斃して――」
「お主が斃したというのは……彼らの事だろう?」
「……あ……!」
ギャレマスが指さした先に目を向けたジェレミィアは、思わず言葉を失う。彼が指さした先に立っているのが、確かに彼女が突き斃したはずのふたりのダーストだったからだ。
普通ならばとうに息絶えているであろう深傷を負いながら、それでも平然と立っているふたりの姿に慄然としながらも、ジェレミィアは己の不明を悟る。
「そっか……こいつらはゾンビだから、普通の致命傷くらいじゃ死なないんだっけ……」
「そもそも、はじめから死んどる訳じゃからのお」
ジェレミィアの言葉に横から茶々を入れたヴァートスは、ウンザリ顔で「まぁ……」と続けた。
「さっきのように、損傷を回復するオカマの兄ちゃんはおらぬから、四肢を斬り飛ばせば無力化は出来るじゃろうが……そうやすやすとはいかんじゃろうなぁ」
「だったら、エラリィの法術と“天啓”の能力で――」
「あぁ、わらわを当てにしても無駄ですわよ」
そう言って、エラルティスは期待の目を向けたジェレミィアに頭を振る。
「さっき聖光矢涛を放ったせいで、今のわらわの法力は限りなくゼロになってますから。もうわらわはしばらく戦えませーん」
「マジで……?」
「ですから、後は貴方たちが死ぬ気で頑張って下さいまし。……あ、そこの傷モノスクラップ魔王と貧乳娘は、ホントに死んじゃっても別に構いませんけどね、うふふ」
「この……生臭聖女が……!」
「……やめよ、スウィッシュ」
エラルティスの無責任な言い草にカッとするスウィッシュの事を、ギャレマスが制した。
「言い争いをしたところでどうにもならぬ。ここは、少しでも理力が残った者たちが、お互い力を合わせて凌いでいくしかあるまい」
そう言うと、彼は視線を横に向け、ふたりのダーストによって堂内の隅に追い詰められながらも、捉えどころのない身のこなしでダーストたちの度重なる攻撃を巧みに躱し続ける白面の男の姿を一瞥する。
そして、
「……アルトゥーが、マッツコーの事を捕らえて戻って来るまでな」
今まさに彼の元へ忍び寄ろうとしてるであろう影の薄い男に、一縷の望みを寄せるのだった。
という高らかな叫び声と共にエラルティスが放った極太の光線の奔流に、ダーストたちの身体は吞み込まれる。
「うわっ、眩しッ!」
光線は周囲を真昼よりも眩く照らし出し、その凄まじい光量を至近距離でまともに目にしたスウィッシュは、慌てて腕を顔の前に翳し、固く目を瞑った。
――そして、真横に放たれた光線がようやく消え去った後、
「オーッホッホッホッホッホッ!」
元の薄暗さを取り戻した呪祭拝堂の堂内に、高飛車な女の哄笑が響き渡る。
エラルティスは、光線を撃ち終わった聖杖の石突を床に勢いよく打ちつけると、勝ち誇った声で高らかに叫んだ。
「ざまあ見ろですわ、この、二重の意味で神に背きし魔族のゾンビどもめッ! わらわの聖なる光の中で、神の怒りを思い知りながら、骨の一欠片ひとつも残さず浄滅なさいな! オーッホッホッホッホッホッ!」
「……いや」
すっかり勝ち誇ってはしゃぐエラルティスだったが、そんな彼女に白けた声がかけられる。
「なんか……言うほどジョーメツできてなくない?」
「アーッハッハッハ……え?」
馬鹿笑いしていたエラルティスは、スウィッシュの声を聞いて、胡乱げに訊き返した。
「なぁにふざけた事言ってますの? わらわの超絶最大火力法術を食らって、無事な魔族などいるはずがないでしょうが。たとえ“聖女”の天啓が発動しなくても、法力自体の物量で消し飛ばす系の法術ですわよ、コレ」
「いや……だってホラ、あれ……」
スウィッシュは、険しい目で自分を睨みつけてくるエラルティスに辟易しながら、すっと指を伸ばして、つい先ほど聖光矢涛が薙ぎ払った方向を指し示す。
「あれって……」
エラルティスは、怪訝な表情を浮かべながら、スウィッシュが指さした方に目を遣り――、
「……へ?」
そこにあった光景に思わず唖然とした。
「あ……あれって……聖楯法術……?」
彼女の目に映ったのは、先ほどと変わらぬ無傷のままで立っているダーストたちの姿と、その前に聳え立った黄金色に輝く巨大で分厚い光の楯。――それは紛れもなく、先ほどエラルティス自身がダーストの攻撃から身を守る為に張ったものと同じ――いや、それよりもずっと堅固で強力な聖楯法術だった。
その事に気付いたエラルティスは、信じられないものを見たかのように顔を引き攣らせ、呆然とした様子で首を左右に振る。
「そ、そんな……ありえませんわ! ど……どうして、魔族の四天王の成れの果てが、人間族の神官にしか使えないはずの法術を操っていますの……?」
「いや……そうではない」
「……陛下!」
うわ言のように漏れた聖女の疑問に答えたのは、青ざめた顔をしたギャレマスだった。
脇腹からの出血で立っているのもおぼつかない様子の彼は、慌てて駆け寄ったスウィッシュに支えられながら、エラルティスの放った聖光矢涛を防ぎ切った巨大な聖楯法術と、それを展開している髭面のダーストの姿を見据えながら呟くように言う。
「あの男は……恐らく、“法技将”スミギィンであろう……」
「スミギィン……!」
ギャレマスの言葉を聞いたスウィッシュは、ハッとした表情を浮かべた。
「確か――三百五十年前に人間族領から亡命してきて魔王国に仕え、当時の並みいる魔族たちを実力で押し退けて四天王の地位まで上り詰めたっていう……」
「ああ」
驚きの声を上げるスウィッシュに頷きながら、ギャレマスは言葉を継ぐ。
「つまり……あやつは人間族だ。だから、人間族由来の法術も遣えるのは当然だ」
「なるほどのう」
ギャレマスの説明に、ヴァートスは納得顔で顎髭をしごいた。
「じゃから、聖女の姐ちゃんがぶっ放した法術もあっさりと防がれたのじゃな。法術同士の攻防じゃと、同じ力の単純なぶつかり合いでしか無いからのう」
「何を寝惚けた事を言ってますの、この老いぼれエルフが!」
ヴァートスの言葉に、エラルティスは目を吊り上げて激昂する。
「それじゃまるで、神の寵愛を受けし聖女のわらわよりも、あそこのヒゲオヤジゾンビの方が力が上みたいじゃないですのっ!」
「みたいも何も、実際にそうじゃろう?」
そう答えて、ヒステリックに喚き散らすエラルティスの顔をジロリと一瞥したヴァートスは、わざとらしく肩を竦めてみせた。
「現に今、お前さんの渾身の法術攻撃が、いとも容易く防がれたんじゃからな。ヒョッヒョッヒョッ!」
「ぐっ……死にぞこないのクセに、聖女のわらわに向かって……ッ!」
「……ふたりとも、その辺にしておけ」
軽口を叩くヴァートスと、こめかみに青筋を立てて言い返そうとするエラルティスを、ファミィが呆れ顔で嗜める。
そして、自分たちにじりじりと近づいてくるダーストたちの姿を睨みながら、表情を強張らせた。
「どうやら……もう無駄口を叩いている余裕は無さそうだぞ」
「そうでもないよ」
ファミィの言葉に、ジェレミィアが細剣を構えながら、不敵な笑みを浮かべる。
「まあ……確かに元は魔王国の四天王と魔王だっていうし、さっき戦り合った奴らも実際強かったけどさ。でも、アタシたちだって“伝説の四勇士”や四天王や魔王じゃん」
「まあ……そうね」
「実際、もう三人も倒してる訳だしさ」
「そっか……だったら、残るダーストは、あと九体って事――」
「……いや」
スウィッシュの声は、唐突に上がった暗い声によって遮られた。
声の主であるギャレマスは、浮かぬ顔で言葉を継ぐ。
「残念だが……倒せたダーストは、エラルティスの“ぎふと”で浄滅した一体だけだ」
「え……?」
ギャレマスの言葉に当惑の声を上げたのは、ジェレミィアだった。
「でも……さっきアタシも、奥義を使って二体斃して――」
「お主が斃したというのは……彼らの事だろう?」
「……あ……!」
ギャレマスが指さした先に目を向けたジェレミィアは、思わず言葉を失う。彼が指さした先に立っているのが、確かに彼女が突き斃したはずのふたりのダーストだったからだ。
普通ならばとうに息絶えているであろう深傷を負いながら、それでも平然と立っているふたりの姿に慄然としながらも、ジェレミィアは己の不明を悟る。
「そっか……こいつらはゾンビだから、普通の致命傷くらいじゃ死なないんだっけ……」
「そもそも、はじめから死んどる訳じゃからのお」
ジェレミィアの言葉に横から茶々を入れたヴァートスは、ウンザリ顔で「まぁ……」と続けた。
「さっきのように、損傷を回復するオカマの兄ちゃんはおらぬから、四肢を斬り飛ばせば無力化は出来るじゃろうが……そうやすやすとはいかんじゃろうなぁ」
「だったら、エラリィの法術と“天啓”の能力で――」
「あぁ、わらわを当てにしても無駄ですわよ」
そう言って、エラルティスは期待の目を向けたジェレミィアに頭を振る。
「さっき聖光矢涛を放ったせいで、今のわらわの法力は限りなくゼロになってますから。もうわらわはしばらく戦えませーん」
「マジで……?」
「ですから、後は貴方たちが死ぬ気で頑張って下さいまし。……あ、そこの傷モノスクラップ魔王と貧乳娘は、ホントに死んじゃっても別に構いませんけどね、うふふ」
「この……生臭聖女が……!」
「……やめよ、スウィッシュ」
エラルティスの無責任な言い草にカッとするスウィッシュの事を、ギャレマスが制した。
「言い争いをしたところでどうにもならぬ。ここは、少しでも理力が残った者たちが、お互い力を合わせて凌いでいくしかあるまい」
そう言うと、彼は視線を横に向け、ふたりのダーストによって堂内の隅に追い詰められながらも、捉えどころのない身のこなしでダーストたちの度重なる攻撃を巧みに躱し続ける白面の男の姿を一瞥する。
そして、
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*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**