161 / 423
エピソード7 魔族が来りて法螺を吹く
巨乳と貧乳と協議
しおりを挟む
「よって、わらわはこの場違いな貧乳娘の失格と退場を求めますわッ!」
聖女らしい凛としたエラルティスの糾弾の声が会場に響き渡り、それを聞いた観客たちは騒然とした。
「た……確かにそうだ! オーディションの告知ポスターに書いてあった応募資格に書いてあったのを覚えてる!」
「そ……そう言われれば、あの娘の胸は正直……ねぇ」
「いや……でも、顔はあの中でも一・二を争うくらいの可愛さだぜ。この際、胸の大きさくらい、少しくらいなら目を瞑っても……」
「でも……応募資格に書いてある以上はなぁ……」
「……というか、どのサイズからを“巨乳”と称するかをキチンと定義していない事が問題なのであって――」
「ていうかさ……そもそも、“伝説の四勇士”になる条件におっぱいのサイズって、ぶっちゃけ関係あるの?」
「「「「「「あるっ!」」」」」」
「あ……そこは満場一致なんだ……」
といった声が、観客席のあちこちから上がる。
やにわにざわざわと騒がしくなる会場の中、ステージの上のスウィッシュは、その目を大きく見開いていた。
その視界には、自分の方に指を突きつけて、侮蔑に満ちた笑みを浮かべているエラルティスの顔が映っている。
(……ていうか、これってチャンスなんじゃ……)
唐突過ぎる展開についていけず、様々な感情が渦巻き混濁している頭の中で、彼女の中の冷静な部分はそう呟いていた。
(せっかく、あのバカ乳聖女があたしを失格扱いにしてくれたんだから、ここは大人しく受け入れて、陛下の事をお助けする本来の任務に戻るべきよね……)
考えるまでもなく、それが最善手であろう。
元より、こんな茶番のオーディションなど、参加したくて参加した訳ではない。
人の事を胸の大きさでふるい落とすなんて胸糞の悪くなるような趣味の悪いオーディションなど、一刻も早く棄権して立ち去るべき――。
彼女は、そう心の中で決めると、手に持った拡声貝を口元に近付け、大きく息を吸うと、声高らかに叫ぶ。
『――うるっさいわねぇ、この乳だけ性女が! 誰が棄権なんかするもんですかッ!』
「――ッ!」
彼女の口から飛び出した威勢のいい啖呵に、観客たちの間から、先ほどまでとは違うどよめきが上がった。
異様な雰囲気に包まれる会場の空気の中、スウィッシュは紫色の瞳をギラギラと輝かせながら、更に声を荒げる。
『ていうか、あたしの胸は、あなたが言うほど小さくないわよ! あたしが小さいんじゃなくって、あなたたちが大きすぎるの! そもそも、むやみやたらにデカきゃいいってモンじゃないのよコノヤローッ!』
マイクに齧りつくように絶叫するスウィッシュ。それでも、憤怒で顔を朱に染めた彼女の舌鋒は、留まるどころか更に鋭さを増す。
『女の胸なんて、大きかろうが小さかろうが、所詮同じ脂肪の塊じゃない! 何で胸の大きさがどうのこうのみたいな小さな事で、無条件に排除されなきゃいけないのよ!』
「……ぷっ! 『胸の大きさがどうのこうのみたいな小さな事』って……ちゃんと自覚してるじゃありませんの。自分のお胸が小っちゃい事を」
『その“小さい事”って、そっちの意味じゃないわボケええええっ!』
言葉尻を捕まえてせせら笑うエラルティスに激昂し、拡声貝を床に投げ捨てるスウィッシュ。
「この下衆聖女! 何度も何度も……もう我慢できない! ここで白黒ハッキリつけてやるッ!」
「あら、戦る気ですか? いいですわよ。丁度いい機会ですから、この際キッチリと煉獄神の御許へお送りして差し上げますわ。特別に無料でね!」
殺気を漲らせた瞳で睨み合うスウィッシュとエラルティス。
今にも本気の戦いを始めそうなふたりの様子に、サリアとジェレミィアが慌てて制止に入ろうとするが、剥き出しの刃のような殺伐とした雰囲気を前にして、思わず躊躇してしまう。
まさに一触即発――。
と、その時、
『え~! 会場の皆々様、どうぞ御静粛に!』
唐突に、会場内に拡声貝で増幅された中年男の声が響き渡った。
その声に、騒然となっていた観客席は静まり返り、すっかり頭に血が上ったスウィッシュとエラルティスも正気を取り戻す。
――拡声貝越しの声の主は、実行委員長だった。
彼は、脂ぎった額に玉のような汗を浮かべながら言葉を継ぐ。
『え~、エントリーナンバー13番に対し、特別審査員であるエラルティス様が指摘なされたレギュレーション違反に関し、あ~、我々実行委員会がこれから協議を行いますので、会場の皆様におかれましては、しばしの間お待ち頂きますようお願いいたします!』
実行委員長の発表に、観客席からざわめきが上がる。
そんな中、実行委員長は周囲に向かって手招きして、それに応じて数人の男たちが集まって来た。そして、彼らは難しい顔をしながら、額を突き合わせるようにして話し合い始める。
「あ……」
スウィッシュは、先ほどまで真っ赤にしていた顔を心なしか青ざめさせて、実行委員長たちに向かって声をかけようとした。
「あの……すみません。さ、さっきはあんな事を言っちゃったんですけど……」
先ほどは胸の事を言われて思わず頭に血が上り、エラルティスの糾弾に対して反発してしまった彼女だったが、冷静になった瞬間、やにわに強い後悔が胸の内に沸き上がってきたのだ。
(ああ……どうしてあたしは、胸の事になると我を忘れちゃうのかなぁ……)
今更悔やんでももう遅い。
「あの……やっぱり、棄権してもいいかなぁ……って。ええと……聞いてます?」
実行委員長たちの背中に向かって、おずおずと語りかけるスウィッシュだったが、真面目な顔で議論を戦わせている彼らの耳には届かないようだ。
だが、実行委員たちの“協議”は、それから程なくして結論が出た。
彼らは互いに頷き合うと、円陣を解き、元の席に座る。
そして、ひとり立ったままの実行委員長が再び拡声貝を手に取り、口を開いた。
『え~、お待たせいたしました! 今回のエラルティス様からのご指摘に対し、厳正なる協議を行いましたところ――』
そこまで言ったところで、委員長は口を閉じ、スウィッシュの顔を見上げる。
そして、ニコリと微笑んで大きく頷くと、再び口を開いた。
『募集要項内に明記された応募資格には「巨乳且つ美乳であれば尚良し」と記載されている事から、“巨乳且つ美乳”が必須条件にはあたらないとの判断と、何より、今回の“伝説の四勇士新メンバーオーディション”に対するスー候補の並々ならぬ熱意を鑑み、彼女の出場を取り消すには及ばないとの結論に達しました!』
「あ、い、いや……あたしは別に熱意とかは……」
『よって、スー候補は、このままオーディションに参加頂いて結構です! 頑張って下さい、スー候補!』
「だから! 別にあたしは参加したい訳じゃな――」
「おおおおおおおおおおおおおおお――っ!」
自分に向かって、満面の笑みで親指を立ててみせた実行委員長に対し、慌てて否定の声を上げようとしたスウィッシュだったが、その声は地鳴りのように沸き上がった歓喜の声によって掻き消される。
そして、狼狽えているスウィッシュと、不満そうに頬を膨らませているエラルティスにも構わぬ様子で、実行委員長は司会にマイクを手渡すと、満ち足りた顔で自分の席に腰を下ろした。
一方、マイクを取り戻した司会は、大きく息を吸ってからマイクに口を近付ける。
『――さて! 少々のアクシデントはありましたが、無事に十三人の候補者たちの自己紹介が終了しました! これから、いよいよ審査へと移ります!』
「おおおおお~!」
司会の声を聞き、一斉に歓声を上げる観客たち。ある者は拍手をし、ある者は指笛を吹いて、更に会場の雰囲気が盛り上がっていく。
そんな会場のアツい空気を感じ取った司会は、観客席に向かって満足げに頷くと、更に言葉を継ぐ。
『それではここで、第一次審査の発表です! その注目の種目とは――』
そこで一旦言葉を切った司会は、咳払いをして喉の調子を整えてから、大きく声を弾ませながら叫んだ。
『――紳士の皆さんお待ちかねぇッの、ビキニアーマー審査でええええ~すッ!』
「う……う、ひょおおおおおおおおおお~ッ!」
司会の発表を聞いた瞬間、観客席に詰めかけた男たちによる雄叫びのような歓声が、会場全体を大きく揺らしたのだった。
聖女らしい凛としたエラルティスの糾弾の声が会場に響き渡り、それを聞いた観客たちは騒然とした。
「た……確かにそうだ! オーディションの告知ポスターに書いてあった応募資格に書いてあったのを覚えてる!」
「そ……そう言われれば、あの娘の胸は正直……ねぇ」
「いや……でも、顔はあの中でも一・二を争うくらいの可愛さだぜ。この際、胸の大きさくらい、少しくらいなら目を瞑っても……」
「でも……応募資格に書いてある以上はなぁ……」
「……というか、どのサイズからを“巨乳”と称するかをキチンと定義していない事が問題なのであって――」
「ていうかさ……そもそも、“伝説の四勇士”になる条件におっぱいのサイズって、ぶっちゃけ関係あるの?」
「「「「「「あるっ!」」」」」」
「あ……そこは満場一致なんだ……」
といった声が、観客席のあちこちから上がる。
やにわにざわざわと騒がしくなる会場の中、ステージの上のスウィッシュは、その目を大きく見開いていた。
その視界には、自分の方に指を突きつけて、侮蔑に満ちた笑みを浮かべているエラルティスの顔が映っている。
(……ていうか、これってチャンスなんじゃ……)
唐突過ぎる展開についていけず、様々な感情が渦巻き混濁している頭の中で、彼女の中の冷静な部分はそう呟いていた。
(せっかく、あのバカ乳聖女があたしを失格扱いにしてくれたんだから、ここは大人しく受け入れて、陛下の事をお助けする本来の任務に戻るべきよね……)
考えるまでもなく、それが最善手であろう。
元より、こんな茶番のオーディションなど、参加したくて参加した訳ではない。
人の事を胸の大きさでふるい落とすなんて胸糞の悪くなるような趣味の悪いオーディションなど、一刻も早く棄権して立ち去るべき――。
彼女は、そう心の中で決めると、手に持った拡声貝を口元に近付け、大きく息を吸うと、声高らかに叫ぶ。
『――うるっさいわねぇ、この乳だけ性女が! 誰が棄権なんかするもんですかッ!』
「――ッ!」
彼女の口から飛び出した威勢のいい啖呵に、観客たちの間から、先ほどまでとは違うどよめきが上がった。
異様な雰囲気に包まれる会場の空気の中、スウィッシュは紫色の瞳をギラギラと輝かせながら、更に声を荒げる。
『ていうか、あたしの胸は、あなたが言うほど小さくないわよ! あたしが小さいんじゃなくって、あなたたちが大きすぎるの! そもそも、むやみやたらにデカきゃいいってモンじゃないのよコノヤローッ!』
マイクに齧りつくように絶叫するスウィッシュ。それでも、憤怒で顔を朱に染めた彼女の舌鋒は、留まるどころか更に鋭さを増す。
『女の胸なんて、大きかろうが小さかろうが、所詮同じ脂肪の塊じゃない! 何で胸の大きさがどうのこうのみたいな小さな事で、無条件に排除されなきゃいけないのよ!』
「……ぷっ! 『胸の大きさがどうのこうのみたいな小さな事』って……ちゃんと自覚してるじゃありませんの。自分のお胸が小っちゃい事を」
『その“小さい事”って、そっちの意味じゃないわボケええええっ!』
言葉尻を捕まえてせせら笑うエラルティスに激昂し、拡声貝を床に投げ捨てるスウィッシュ。
「この下衆聖女! 何度も何度も……もう我慢できない! ここで白黒ハッキリつけてやるッ!」
「あら、戦る気ですか? いいですわよ。丁度いい機会ですから、この際キッチリと煉獄神の御許へお送りして差し上げますわ。特別に無料でね!」
殺気を漲らせた瞳で睨み合うスウィッシュとエラルティス。
今にも本気の戦いを始めそうなふたりの様子に、サリアとジェレミィアが慌てて制止に入ろうとするが、剥き出しの刃のような殺伐とした雰囲気を前にして、思わず躊躇してしまう。
まさに一触即発――。
と、その時、
『え~! 会場の皆々様、どうぞ御静粛に!』
唐突に、会場内に拡声貝で増幅された中年男の声が響き渡った。
その声に、騒然となっていた観客席は静まり返り、すっかり頭に血が上ったスウィッシュとエラルティスも正気を取り戻す。
――拡声貝越しの声の主は、実行委員長だった。
彼は、脂ぎった額に玉のような汗を浮かべながら言葉を継ぐ。
『え~、エントリーナンバー13番に対し、特別審査員であるエラルティス様が指摘なされたレギュレーション違反に関し、あ~、我々実行委員会がこれから協議を行いますので、会場の皆様におかれましては、しばしの間お待ち頂きますようお願いいたします!』
実行委員長の発表に、観客席からざわめきが上がる。
そんな中、実行委員長は周囲に向かって手招きして、それに応じて数人の男たちが集まって来た。そして、彼らは難しい顔をしながら、額を突き合わせるようにして話し合い始める。
「あ……」
スウィッシュは、先ほどまで真っ赤にしていた顔を心なしか青ざめさせて、実行委員長たちに向かって声をかけようとした。
「あの……すみません。さ、さっきはあんな事を言っちゃったんですけど……」
先ほどは胸の事を言われて思わず頭に血が上り、エラルティスの糾弾に対して反発してしまった彼女だったが、冷静になった瞬間、やにわに強い後悔が胸の内に沸き上がってきたのだ。
(ああ……どうしてあたしは、胸の事になると我を忘れちゃうのかなぁ……)
今更悔やんでももう遅い。
「あの……やっぱり、棄権してもいいかなぁ……って。ええと……聞いてます?」
実行委員長たちの背中に向かって、おずおずと語りかけるスウィッシュだったが、真面目な顔で議論を戦わせている彼らの耳には届かないようだ。
だが、実行委員たちの“協議”は、それから程なくして結論が出た。
彼らは互いに頷き合うと、円陣を解き、元の席に座る。
そして、ひとり立ったままの実行委員長が再び拡声貝を手に取り、口を開いた。
『え~、お待たせいたしました! 今回のエラルティス様からのご指摘に対し、厳正なる協議を行いましたところ――』
そこまで言ったところで、委員長は口を閉じ、スウィッシュの顔を見上げる。
そして、ニコリと微笑んで大きく頷くと、再び口を開いた。
『募集要項内に明記された応募資格には「巨乳且つ美乳であれば尚良し」と記載されている事から、“巨乳且つ美乳”が必須条件にはあたらないとの判断と、何より、今回の“伝説の四勇士新メンバーオーディション”に対するスー候補の並々ならぬ熱意を鑑み、彼女の出場を取り消すには及ばないとの結論に達しました!』
「あ、い、いや……あたしは別に熱意とかは……」
『よって、スー候補は、このままオーディションに参加頂いて結構です! 頑張って下さい、スー候補!』
「だから! 別にあたしは参加したい訳じゃな――」
「おおおおおおおおおおおおおおお――っ!」
自分に向かって、満面の笑みで親指を立ててみせた実行委員長に対し、慌てて否定の声を上げようとしたスウィッシュだったが、その声は地鳴りのように沸き上がった歓喜の声によって掻き消される。
そして、狼狽えているスウィッシュと、不満そうに頬を膨らませているエラルティスにも構わぬ様子で、実行委員長は司会にマイクを手渡すと、満ち足りた顔で自分の席に腰を下ろした。
一方、マイクを取り戻した司会は、大きく息を吸ってからマイクに口を近付ける。
『――さて! 少々のアクシデントはありましたが、無事に十三人の候補者たちの自己紹介が終了しました! これから、いよいよ審査へと移ります!』
「おおおおお~!」
司会の声を聞き、一斉に歓声を上げる観客たち。ある者は拍手をし、ある者は指笛を吹いて、更に会場の雰囲気が盛り上がっていく。
そんな会場のアツい空気を感じ取った司会は、観客席に向かって満足げに頷くと、更に言葉を継ぐ。
『それではここで、第一次審査の発表です! その注目の種目とは――』
そこで一旦言葉を切った司会は、咳払いをして喉の調子を整えてから、大きく声を弾ませながら叫んだ。
『――紳士の皆さんお待ちかねぇッの、ビキニアーマー審査でええええ~すッ!』
「う……う、ひょおおおおおおおおおお~ッ!」
司会の発表を聞いた瞬間、観客席に詰めかけた男たちによる雄叫びのような歓声が、会場全体を大きく揺らしたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる