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第一部四章 会戦
挑発と暴発
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「……何なんじゃ、あの坊主は?」
「不貞不貞しい面をしておるな……」
「何故、あんな所で……?」
上杉兵達は、川の向こうを指さしながら、戸惑いを隠せない様子で、お互いの顔を見合わせている。
村上義清と直江景綱は、慌てて馬を駆けさせ、どよめく兵達の前に出た。
兵達の視線の先を見ると、確かに、一人の坊主が河原に筵を敷き、強い日光を遮る大きな日傘の下で胡座をかきながら、のんびりとした顔で盃を傾けている。
「……何じゃ、彼奴は――?」
景綱は、その奇妙な光景に、訝しげに首を傾げる。
「……」
一方、傍らの義清は眉根を寄せて目を凝らし、対岸の坊主をじっと凝視する。
そんな上杉軍の喧騒をよそに、渦中の坊主は涼しい顔をしながら、飲み干した盃に、瓢箪の酒を注ぐ。
「いや~、美味し、美味し!」
なみなみと注いだ盃を一気に呷ると、彼は彼岸の上杉軍にまで届くような大音声で至福の声を上げた。
「信州一の清流を見ながら、昼間から酒を飲む酒は格別でござるぞ! 上杉の皆様も、その様な物々しい甲など脱ぎ捨てて、川遊びでもされたら如何ですかな? カッカッカッ!」
不審極まりない怪僧はそう言いながら、真っ赤に染まった化け狸の様な顔を綻ばせて、呵々大笑する。
が、上杉軍は、顔面を緊張で強張らせたまま、無言で男を凝視している。
――と、その時、
村上義清が目を剥き、ハッと息を呑んだ。
「あの男――真田……真田弾正!」
彼は、目を血走らせ、血が出るほどに下唇を噛みながら呟いた。
その呟きに、景綱が振り返る。
「真田……? 村上殿……お主、真田弾正と申したか? ――まさか、あれが、あの真田幸綱だと……!」
景綱が狼狽するのも無理はない。
――今、対峙している武田軍の中に、“武田の攻め弾正”の異名が越後にも轟く屈指の謀将・真田弾正幸綱が加わっているという情報は、今の今まで上杉軍の中には入っていなかったからだ。
驚きを含んだ景綱の言葉に頷く事も忘れ、義清は阿修羅の如き形相で、対岸の坊主を睨みつけている。
――そんな、殺意に満ちた無数の視線を浴びながらも、坊主――幸綱は緩みきった顔で、また一口酒を啜ると、ほぅと息を吐いた。
「いや~、酔った酔った! と……いやはや、まったく、歳を取るといかんなァ。些か催してしもうたわい」
そう、対岸にも届く程の声で独り言ちながらフラリと立ち上がると、フラフラと頼りない千鳥足で、眼前の千曲川の水の中へと足を踏み入れる。
そして、僧衣の前をはだけ、褌に無造作に手を突っ込むと、己のイチモツを摘まみ出した。
それを見ていた上杉軍は、一際大きくどよめく。
幸綱は、そんな対岸の様子を横目に、不敵な半笑いを浮かべながら、
「カッカッカッ! ほ~れほ~れ~ぃ!」
と、まるで対岸に居並ぶ上杉の兵達に引っかけようとするかのように、半笑いでイチモツを振り回しながら、盛大に小便を撒き散らし始めた。
「――!」
上杉兵達の顔色が変わる。
幸綱の放出する小便が、上杉の陣にまで届く訳は無いのだが、それはまるで――いや、明らかに自分たちを嘲り挑発している所業だという事が、ハッキリと解ったからだ。
「こ――この、生臭坊主め! 儂らを愚弄するかァッ!」
「痴れ者が! 今すぐ叩っ斬ってくれようぞ!」
「直江様! 直ちに突撃の下知を!」
「ここまで馬鹿にされて、黙ってはおれませぬ!」
こめかみに青黒い血管を浮き立たせ、目を真っ赤に血走らせた騎馬武者達が、身体を怒りで震わせて、景綱に向かって訴える。
だが、景綱は大きく頭を振った。
「――いかん! あの様な安い挑発に乗るな! あれは、我々を誘き寄せようとする罠じゃ! 何かあるに違いない……」
「で、ですが……!」
「絶対に何かある! あの男は、真田弾正幸綱じゃぞ! 一兵も損なわずに砥石城を落とした男じゃぞ!」
「――ッ!」
景綱の吐いた言葉に、一気に顔色を失ったのは、村上義清だった。――十一年前、真田幸綱に砥石城を乗っ取られたのは、他ならぬ義清自身だったからだ。
彼は、ギロリと景綱を睨み、怒声を発しようと息を吸い込む――
と、
「おやおやあ! そこにおわせられるは、村上殿ではござりませぬか!」
対岸からかけられた親しげな声に、彼の呼吸は止まった。
「……!」
目を真っ赤に充血させたまま、義清はゆっくりと、声の方向――向こう岸へと振り向く。
「……真田ッ……!」
「いやいや、お久しゅうござる! 意外とご健勝のようで何よりですなあ、カッカッカッ!」
「……」
ニタニタといやらしい薄笑みを浮かべた幸綱が、義清に向かって脳天気に手を振っている。
義清は黙ったままだったが、物凄い目で仇敵の事を睨みつけている。幸綱の安い挑発に乗らぬよう、怒りで身体を瘧のように震わせながらも、必死で感情の爆発を抑えていた。
幸綱は、そんな義清の反応に、ニタニタ笑いを更に強めながら言葉を続ける。
「昔は、大変お世話になり申した! 貴殿に領地を逐われて、上野に逃げ延びた事もありましたなあ! いやはや、その節は大変でしたわぁ。――まあ、そのおかげで、西上野の諸将と繋がりが出来、此度の西上野攻めの調略がしやすくなり申したので、結果的には良かったと言うべきですかな? いや、『禍福はあざなえる縄の如し』とは、良う言うたものですのう! おかげで、ワシは武田家中でデカい面ができ申す! 今では感謝しておりますぞ、村上殿!」
「……ぐ――!」
義清の顔色が、真っ赤を通り越して、真っ黒に変わってきた。
幸綱は、遠回しに『上杉が西上野を失いつつあるのは、お前が自分を上野に逐ったからだ』――つまり、『上杉の苦境は義清のせいだ』と揶揄しているのだ。
義清にとっては、到底看過しがたい言い草だった。
だが、義清は耐える。唇を噛み切り、掌に爪が食い込んで血が滴る程にきつく握り締めながらも、彼は必死で激情を耐えている。
と、
「――ああ、これはいかんなあ」
幸綱は、急に腹を押さえて独りごちた。
「いくら、夏の昼下がりだといっても、川風に曝されっぱなしで、少々腹が冷えてしもうた……。少々、失礼をば致しますぞ」
彼はそう言うや、後ろを向き、僧衣の裾をからげ、尻を露わにした。
「な――ッ!」
いきなり尻を向けられて愕然とする上杉兵を、文字通りに尻目にして、彼は褌をずらし、腰を屈める。
その仕草を見た上杉兵は、完全に頭に血が上ってしまった。
「こ――この野郎! 儂らに背を向けて糞を……!」
「我らを何処までも馬鹿にしおって……ッ!」
「もう赦せぬッ!」
そして、血相を変えた一人の兵が、携えていた火縄銃を構え、その火蓋を切った。
ダ――――ンッ
千曲川の水面の上を、雷の如き轟音が響き渡る。
――だが、その弾丸は、狙った坊主の尻から遠く外れた水面に着弾し、小さな水飛沫を上げただけだった。
しかし、それだけで十分だった。……将兵たちの激情の箍を外すには――。
「――オオオオッ!」
上杉の兵たちは、各々の得物を掲げて、我先にと渡しの川べりに殺到しようする。
が、ただひとり、直江景綱のみは冷静だった。
彼は、傍らの足軽から火縄銃を奪うと、上空に構え、引き金を引いた。
ダ――ンッ!
再び鳴り響く銃声に、今にも暴走しそうだった上杉兵の足がビクリと止まる。
景綱は、打ち放った火縄銃を擲つと、乗騎の上から兵達を睥睨しつつ叫んだ。
「たわけが! 安い挑発に乗るなと言うておろうが! 鎮まれぃ!」
百戦錬磨の上杉軍の武将の中でも、抜きん出た実力を持つ景綱の叱声に、上杉の将兵は、冷水を浴びせ掛けられたように冷静さを取り戻した。
乱しかけた陣形を再び調えようと、ゆるゆると動き始める。
――が、
「な、直江様っ! 信濃衆が……!」
近侍の声にハッとして、景綱は頭を巡らせた。上杉の陣から、夥しい蹄の音を響かせながら、黒光りする甲冑の一団がするすると抜け出した。
「――村上殿っ!」
景綱は、思わず舌打ちをしながら、一団の中央で、采配を振りながら疾駆する老将の名を叫んだ。
――だが、彼の呼びかけは、真田憎しに燃える義清の耳には、もはや届かない。
黒い炎の如き勢いで、次々と千曲川へと駆け込んでいく村上隊を止める術は無かった。
「……な、直江様……いかが致しましょう? どうにかして、信濃衆を呼び戻さねば……」
「――もう良い!」
景綱は、近侍の言葉に、苛立たしげに吐き捨てた。
「……信濃衆は捨て置け! 奴らが勝手に突出したのだ。――もう知らぬ!」
そして、景綱は軍配を翻すと、麾下の将兵に厳かに命じる。
「我らはこのまま、隊形を乱さずに待機する! 決して動くな。――良いな!」
「不貞不貞しい面をしておるな……」
「何故、あんな所で……?」
上杉兵達は、川の向こうを指さしながら、戸惑いを隠せない様子で、お互いの顔を見合わせている。
村上義清と直江景綱は、慌てて馬を駆けさせ、どよめく兵達の前に出た。
兵達の視線の先を見ると、確かに、一人の坊主が河原に筵を敷き、強い日光を遮る大きな日傘の下で胡座をかきながら、のんびりとした顔で盃を傾けている。
「……何じゃ、彼奴は――?」
景綱は、その奇妙な光景に、訝しげに首を傾げる。
「……」
一方、傍らの義清は眉根を寄せて目を凝らし、対岸の坊主をじっと凝視する。
そんな上杉軍の喧騒をよそに、渦中の坊主は涼しい顔をしながら、飲み干した盃に、瓢箪の酒を注ぐ。
「いや~、美味し、美味し!」
なみなみと注いだ盃を一気に呷ると、彼は彼岸の上杉軍にまで届くような大音声で至福の声を上げた。
「信州一の清流を見ながら、昼間から酒を飲む酒は格別でござるぞ! 上杉の皆様も、その様な物々しい甲など脱ぎ捨てて、川遊びでもされたら如何ですかな? カッカッカッ!」
不審極まりない怪僧はそう言いながら、真っ赤に染まった化け狸の様な顔を綻ばせて、呵々大笑する。
が、上杉軍は、顔面を緊張で強張らせたまま、無言で男を凝視している。
――と、その時、
村上義清が目を剥き、ハッと息を呑んだ。
「あの男――真田……真田弾正!」
彼は、目を血走らせ、血が出るほどに下唇を噛みながら呟いた。
その呟きに、景綱が振り返る。
「真田……? 村上殿……お主、真田弾正と申したか? ――まさか、あれが、あの真田幸綱だと……!」
景綱が狼狽するのも無理はない。
――今、対峙している武田軍の中に、“武田の攻め弾正”の異名が越後にも轟く屈指の謀将・真田弾正幸綱が加わっているという情報は、今の今まで上杉軍の中には入っていなかったからだ。
驚きを含んだ景綱の言葉に頷く事も忘れ、義清は阿修羅の如き形相で、対岸の坊主を睨みつけている。
――そんな、殺意に満ちた無数の視線を浴びながらも、坊主――幸綱は緩みきった顔で、また一口酒を啜ると、ほぅと息を吐いた。
「いや~、酔った酔った! と……いやはや、まったく、歳を取るといかんなァ。些か催してしもうたわい」
そう、対岸にも届く程の声で独り言ちながらフラリと立ち上がると、フラフラと頼りない千鳥足で、眼前の千曲川の水の中へと足を踏み入れる。
そして、僧衣の前をはだけ、褌に無造作に手を突っ込むと、己のイチモツを摘まみ出した。
それを見ていた上杉軍は、一際大きくどよめく。
幸綱は、そんな対岸の様子を横目に、不敵な半笑いを浮かべながら、
「カッカッカッ! ほ~れほ~れ~ぃ!」
と、まるで対岸に居並ぶ上杉の兵達に引っかけようとするかのように、半笑いでイチモツを振り回しながら、盛大に小便を撒き散らし始めた。
「――!」
上杉兵達の顔色が変わる。
幸綱の放出する小便が、上杉の陣にまで届く訳は無いのだが、それはまるで――いや、明らかに自分たちを嘲り挑発している所業だという事が、ハッキリと解ったからだ。
「こ――この、生臭坊主め! 儂らを愚弄するかァッ!」
「痴れ者が! 今すぐ叩っ斬ってくれようぞ!」
「直江様! 直ちに突撃の下知を!」
「ここまで馬鹿にされて、黙ってはおれませぬ!」
こめかみに青黒い血管を浮き立たせ、目を真っ赤に血走らせた騎馬武者達が、身体を怒りで震わせて、景綱に向かって訴える。
だが、景綱は大きく頭を振った。
「――いかん! あの様な安い挑発に乗るな! あれは、我々を誘き寄せようとする罠じゃ! 何かあるに違いない……」
「で、ですが……!」
「絶対に何かある! あの男は、真田弾正幸綱じゃぞ! 一兵も損なわずに砥石城を落とした男じゃぞ!」
「――ッ!」
景綱の吐いた言葉に、一気に顔色を失ったのは、村上義清だった。――十一年前、真田幸綱に砥石城を乗っ取られたのは、他ならぬ義清自身だったからだ。
彼は、ギロリと景綱を睨み、怒声を発しようと息を吸い込む――
と、
「おやおやあ! そこにおわせられるは、村上殿ではござりませぬか!」
対岸からかけられた親しげな声に、彼の呼吸は止まった。
「……!」
目を真っ赤に充血させたまま、義清はゆっくりと、声の方向――向こう岸へと振り向く。
「……真田ッ……!」
「いやいや、お久しゅうござる! 意外とご健勝のようで何よりですなあ、カッカッカッ!」
「……」
ニタニタといやらしい薄笑みを浮かべた幸綱が、義清に向かって脳天気に手を振っている。
義清は黙ったままだったが、物凄い目で仇敵の事を睨みつけている。幸綱の安い挑発に乗らぬよう、怒りで身体を瘧のように震わせながらも、必死で感情の爆発を抑えていた。
幸綱は、そんな義清の反応に、ニタニタ笑いを更に強めながら言葉を続ける。
「昔は、大変お世話になり申した! 貴殿に領地を逐われて、上野に逃げ延びた事もありましたなあ! いやはや、その節は大変でしたわぁ。――まあ、そのおかげで、西上野の諸将と繋がりが出来、此度の西上野攻めの調略がしやすくなり申したので、結果的には良かったと言うべきですかな? いや、『禍福はあざなえる縄の如し』とは、良う言うたものですのう! おかげで、ワシは武田家中でデカい面ができ申す! 今では感謝しておりますぞ、村上殿!」
「……ぐ――!」
義清の顔色が、真っ赤を通り越して、真っ黒に変わってきた。
幸綱は、遠回しに『上杉が西上野を失いつつあるのは、お前が自分を上野に逐ったからだ』――つまり、『上杉の苦境は義清のせいだ』と揶揄しているのだ。
義清にとっては、到底看過しがたい言い草だった。
だが、義清は耐える。唇を噛み切り、掌に爪が食い込んで血が滴る程にきつく握り締めながらも、彼は必死で激情を耐えている。
と、
「――ああ、これはいかんなあ」
幸綱は、急に腹を押さえて独りごちた。
「いくら、夏の昼下がりだといっても、川風に曝されっぱなしで、少々腹が冷えてしもうた……。少々、失礼をば致しますぞ」
彼はそう言うや、後ろを向き、僧衣の裾をからげ、尻を露わにした。
「な――ッ!」
いきなり尻を向けられて愕然とする上杉兵を、文字通りに尻目にして、彼は褌をずらし、腰を屈める。
その仕草を見た上杉兵は、完全に頭に血が上ってしまった。
「こ――この野郎! 儂らに背を向けて糞を……!」
「我らを何処までも馬鹿にしおって……ッ!」
「もう赦せぬッ!」
そして、血相を変えた一人の兵が、携えていた火縄銃を構え、その火蓋を切った。
ダ――――ンッ
千曲川の水面の上を、雷の如き轟音が響き渡る。
――だが、その弾丸は、狙った坊主の尻から遠く外れた水面に着弾し、小さな水飛沫を上げただけだった。
しかし、それだけで十分だった。……将兵たちの激情の箍を外すには――。
「――オオオオッ!」
上杉の兵たちは、各々の得物を掲げて、我先にと渡しの川べりに殺到しようする。
が、ただひとり、直江景綱のみは冷静だった。
彼は、傍らの足軽から火縄銃を奪うと、上空に構え、引き金を引いた。
ダ――ンッ!
再び鳴り響く銃声に、今にも暴走しそうだった上杉兵の足がビクリと止まる。
景綱は、打ち放った火縄銃を擲つと、乗騎の上から兵達を睥睨しつつ叫んだ。
「たわけが! 安い挑発に乗るなと言うておろうが! 鎮まれぃ!」
百戦錬磨の上杉軍の武将の中でも、抜きん出た実力を持つ景綱の叱声に、上杉の将兵は、冷水を浴びせ掛けられたように冷静さを取り戻した。
乱しかけた陣形を再び調えようと、ゆるゆると動き始める。
――が、
「な、直江様っ! 信濃衆が……!」
近侍の声にハッとして、景綱は頭を巡らせた。上杉の陣から、夥しい蹄の音を響かせながら、黒光りする甲冑の一団がするすると抜け出した。
「――村上殿っ!」
景綱は、思わず舌打ちをしながら、一団の中央で、采配を振りながら疾駆する老将の名を叫んだ。
――だが、彼の呼びかけは、真田憎しに燃える義清の耳には、もはや届かない。
黒い炎の如き勢いで、次々と千曲川へと駆け込んでいく村上隊を止める術は無かった。
「……な、直江様……いかが致しましょう? どうにかして、信濃衆を呼び戻さねば……」
「――もう良い!」
景綱は、近侍の言葉に、苛立たしげに吐き捨てた。
「……信濃衆は捨て置け! 奴らが勝手に突出したのだ。――もう知らぬ!」
そして、景綱は軍配を翻すと、麾下の将兵に厳かに命じる。
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