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第一部九章 愛憎
診断と決断
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――その日の午後。
布団の上に胡座をかき、寝間着の袷を寛げた信玄の胸に右手の指先を当てて、左手で軽く叩く、頭を青々と剃り上げた薬師姿の若い男。
彼は、軽く目を瞑りながら、信玄の身体を触診する。
二人の周りには、信玄の弟の信繁や信廉、嫡男の太郎義信らが膝を詰めて座り、若い男の一挙手一投足を、固唾を呑んで見守っていた。
「……ふむ」
やがて、若い薬師は詰めていた息を吐くと、信玄の胸から指を離し、信玄のはだけた寝間着を整えた。
「信玄様……、お疲れ様にござりました。診察は以上です」
「御苦労であった、法印」
信玄も、緊張で強張っていた表情を緩めると、脇に置いた盥の水で手を洗っている自分の典医・板坂法印に声をかける。
「京におったお主を、急ぎ呼び返してしまって、すまなかったな」
「いえ……私は、信玄様の典医にございます。お召しあらば駆けつけるのは、けだし当然の事にござります」
そう答えると、法印は姿勢を正し、信玄に向かって深々と頭を垂れる。
「……寧ろ、ここに参るまでに、斯様に時を費やしてしまいました事……誠に申し訳ございませぬ」
「いやいや、お主が詫びるには及ばぬぞ」
信玄は、目の前で平伏した法印に向けて鷹揚に言った。
「……お主が京で、公方様の夏風邪の治療に当たっておった事は、話に聞いておる。そもそも、お主は儂の典医である以前に、将軍家の御典医なのだ。儂が咎め立てできようはずもなかろう」
「……御仁慈に満ちたお言葉を賜り、この板坂法印、汗顔の至りにござります」
信玄の言葉にそう答え、法印は更に深く頭を垂れた。
――と、
「……板坂殿。然様な事はもう良い。それよりも……お屋形様の御容態はどうなのだ? 一体、どの程度で、元の健やかなお身体に戻る事が出来るのか?」
業を煮やした様子で、法印に厳しい声を放ったのは、心配で眉に深い皺を刻んだ信玄の弟・一条信龍であった。
法印は、信龍の声を受けると顔を上げ、小さく頷くと、その口を開く。
「は……、その事にござりますが――」
彼はそこで一拍置き、淡々と己の看立ての結論を述べた。
「一条様……誠に申し上げにくい事なのですが……」
「……」
「いつまでも抜けぬ全身の倦怠感。食欲減退とそれに伴う体重の減少。いつまでも下がらぬ微熱。呼吸時に気管より漏れ聞こえる、微かな喘鳴――その事実を勘案致しますと……」
そこまで言うと、法印は一瞬だけ、躊躇う様に口を閉ざした。
が、すぐに表情を引き締めると、その先の言葉を口にする。
「……信玄公のご病気……それは、労咳にござります」
法印の言葉に、部屋に居合わせた全ての者が、一斉に息を呑む。
その中にあって、最も側に侍っていた信繁と義信のふたりは、僅かに目を伏せたのみであった。元より、ある程度覚悟していた通りの診断だったからである。
そして、信玄本人も取り乱す様子を見せなかった。
「……左様か」
彼はそう呟くと、ほうっと小さく息を吐いた。そして、法印の目をジッと見据えながら、静かに尋ねる。
「なれば……儂は、あと幾年生きる事が出来るのだ、法印よ」
「……断定は難しゅうござりまする」
法印は、信玄の問いに対して、ゆっくりと頭を振った。
「労咳は、歩みの遅い病にございまする。静かな環境に身を置き、栄養を充分に摂りつつ、清い空気の中に身を置いておけば、病状の進行を遅らせる事は出来ますが……。病が治る事は、決してありませぬ」
「静かな環境か……」
信玄は、法印の言葉を反芻するかの様に呟くと、皮肉気な笑みを浮かべた。
「では……、戦場は、まるで正反対だな」
「御意……」
法印は、軽い口調の信玄の問いかけに対し、仏頂面で生真面目に頷く。
「――寧ろ、戦場など、労咳持ちにとっては最も忌避すべき場にござります。出来る事ならば、脚に鎖をつけてでも行かせたくないですな……典医としては」
「ふふふ……随分と大袈裟だな」
直接的な法印の警告を聞いた信玄は、愉快そうに笑った。
それを見た法印は、憮然とした表情を浮かべて、大きな溜息を吐く。
「信玄様……笑い事ではございませぬ」
「はは……すまぬ」
信玄は、法印に軽く頭を下げる。そして、顔を僅かに引き締めると、顎髭を撫でながら再度尋ねた。
「だが……今の内ならば、まだ猶予がありそうか? ……儂の命は」
「……」
法印は、その信玄の問いに目を剥き、口を開きかけるが、つと言い淀んだ。
そして、僅かに唇を噛むと、じっと信玄の目を見て、ゆっくりと諭す様に言った。
「……喀血後は小康を保っておられる事で、良くなっていると錯覚をしておられるようですが……。労咳は決して良くなる事はございませぬ。そう……それは丁度、蝋燭と同じなのです」
「蝋燭……」
「左様」
法印は軽く頷き、言葉を継いだ。
「蝋燭の長さは命の長さ。静かなところで灯していれば、ゆっくりと短くなっていきます。――ですが、風の強い場所や、激しく揺れる場で灯す蝋燭はあっという間に短くなり、或いは中途で炎が消えてしまう……」
「戦場は、風の吹き荒ぶ原の如く――という事か」
「いえ。嵐のただ中で漂う船の上――という方が相応しいかと」
そう答えると、法印は再び大きく息を吐く。
「――と、申したところで、信玄様は聞く耳を持たれぬのでありましょうな。――そう、顔に出ております」
「――無論だ」
信玄は、法印の言葉に得たりと笑うと、脇に控えた義信の顔を見た。
「……儂は、まだ隠居して、静かに療養に専念する事は出来ぬ。――まだ、お前に仕込まねばならぬ武田の当主としての教えが、山程残っておるからな。――のう、太郎よ」
「――!」
突然、信玄に名を呼ばれた義信は、驚きで目を丸くする。
「父上……!」
「……今まで、儂は、お前を蔑ろにし過ぎていたかもしれぬ。儂自身の力を過信し、何でも、自分一人でどうにかできると考え、実際にそうしてきた……」
「……」
「だが……それは、嘗ての父上――信虎公と、まったく同じ事を繰り返しておったのだ……此度の事で、漸くその事に気が付いた」
伏し目がちでそう言うと、信玄は、日頃の彼とは打って変わった優しい目で、じっと義信の顔を見つめた。
「太郎……お主にも、随分と苦い思いをさせてきたのであろう。――さぞ、この儂を憎く思うておったであろう」
「い――いえ! その様な事は……全く……」
信玄の言葉に、大きく頭を振る義信の目は潤んでいた。
そんな息子の顔を見た信玄も、微かに微笑みを浮かべ、大きく頷く。
「――それにも関わらず、この一月、お前は陣代として、立派に儂の代わりを務めてくれた様だな。……案外と、儂が療養に専念できる日も近いかも知れぬのう」
「は――はっ!」
義信は、信玄の言葉に顔を紅潮させ、両手を床について、深々と父に頭を下げた。
「こ……この太郎義信! 一日も早く、武田の統領として、父上から跡を任せられる様、一層精進仕りまする! どうぞ……厳しくご指導下さりませ、父上!」
「……うむ。期待しておるぞ、太郎」
義信の言葉に、僅かに目を潤ませながら頷く信玄。――長い間、ふたり親子を隔てていた、見えない氷の壁は、すっかりと溶け消えたかの様だった。
(……これで良い。これで、武田の絆は、更に盤石なものとなった)
そんなふたりを見ながら、信繁は心の中で大きな安堵の息を漏らすのだった。
布団の上に胡座をかき、寝間着の袷を寛げた信玄の胸に右手の指先を当てて、左手で軽く叩く、頭を青々と剃り上げた薬師姿の若い男。
彼は、軽く目を瞑りながら、信玄の身体を触診する。
二人の周りには、信玄の弟の信繁や信廉、嫡男の太郎義信らが膝を詰めて座り、若い男の一挙手一投足を、固唾を呑んで見守っていた。
「……ふむ」
やがて、若い薬師は詰めていた息を吐くと、信玄の胸から指を離し、信玄のはだけた寝間着を整えた。
「信玄様……、お疲れ様にござりました。診察は以上です」
「御苦労であった、法印」
信玄も、緊張で強張っていた表情を緩めると、脇に置いた盥の水で手を洗っている自分の典医・板坂法印に声をかける。
「京におったお主を、急ぎ呼び返してしまって、すまなかったな」
「いえ……私は、信玄様の典医にございます。お召しあらば駆けつけるのは、けだし当然の事にござります」
そう答えると、法印は姿勢を正し、信玄に向かって深々と頭を垂れる。
「……寧ろ、ここに参るまでに、斯様に時を費やしてしまいました事……誠に申し訳ございませぬ」
「いやいや、お主が詫びるには及ばぬぞ」
信玄は、目の前で平伏した法印に向けて鷹揚に言った。
「……お主が京で、公方様の夏風邪の治療に当たっておった事は、話に聞いておる。そもそも、お主は儂の典医である以前に、将軍家の御典医なのだ。儂が咎め立てできようはずもなかろう」
「……御仁慈に満ちたお言葉を賜り、この板坂法印、汗顔の至りにござります」
信玄の言葉にそう答え、法印は更に深く頭を垂れた。
――と、
「……板坂殿。然様な事はもう良い。それよりも……お屋形様の御容態はどうなのだ? 一体、どの程度で、元の健やかなお身体に戻る事が出来るのか?」
業を煮やした様子で、法印に厳しい声を放ったのは、心配で眉に深い皺を刻んだ信玄の弟・一条信龍であった。
法印は、信龍の声を受けると顔を上げ、小さく頷くと、その口を開く。
「は……、その事にござりますが――」
彼はそこで一拍置き、淡々と己の看立ての結論を述べた。
「一条様……誠に申し上げにくい事なのですが……」
「……」
「いつまでも抜けぬ全身の倦怠感。食欲減退とそれに伴う体重の減少。いつまでも下がらぬ微熱。呼吸時に気管より漏れ聞こえる、微かな喘鳴――その事実を勘案致しますと……」
そこまで言うと、法印は一瞬だけ、躊躇う様に口を閉ざした。
が、すぐに表情を引き締めると、その先の言葉を口にする。
「……信玄公のご病気……それは、労咳にござります」
法印の言葉に、部屋に居合わせた全ての者が、一斉に息を呑む。
その中にあって、最も側に侍っていた信繁と義信のふたりは、僅かに目を伏せたのみであった。元より、ある程度覚悟していた通りの診断だったからである。
そして、信玄本人も取り乱す様子を見せなかった。
「……左様か」
彼はそう呟くと、ほうっと小さく息を吐いた。そして、法印の目をジッと見据えながら、静かに尋ねる。
「なれば……儂は、あと幾年生きる事が出来るのだ、法印よ」
「……断定は難しゅうござりまする」
法印は、信玄の問いに対して、ゆっくりと頭を振った。
「労咳は、歩みの遅い病にございまする。静かな環境に身を置き、栄養を充分に摂りつつ、清い空気の中に身を置いておけば、病状の進行を遅らせる事は出来ますが……。病が治る事は、決してありませぬ」
「静かな環境か……」
信玄は、法印の言葉を反芻するかの様に呟くと、皮肉気な笑みを浮かべた。
「では……、戦場は、まるで正反対だな」
「御意……」
法印は、軽い口調の信玄の問いかけに対し、仏頂面で生真面目に頷く。
「――寧ろ、戦場など、労咳持ちにとっては最も忌避すべき場にござります。出来る事ならば、脚に鎖をつけてでも行かせたくないですな……典医としては」
「ふふふ……随分と大袈裟だな」
直接的な法印の警告を聞いた信玄は、愉快そうに笑った。
それを見た法印は、憮然とした表情を浮かべて、大きな溜息を吐く。
「信玄様……笑い事ではございませぬ」
「はは……すまぬ」
信玄は、法印に軽く頭を下げる。そして、顔を僅かに引き締めると、顎髭を撫でながら再度尋ねた。
「だが……今の内ならば、まだ猶予がありそうか? ……儂の命は」
「……」
法印は、その信玄の問いに目を剥き、口を開きかけるが、つと言い淀んだ。
そして、僅かに唇を噛むと、じっと信玄の目を見て、ゆっくりと諭す様に言った。
「……喀血後は小康を保っておられる事で、良くなっていると錯覚をしておられるようですが……。労咳は決して良くなる事はございませぬ。そう……それは丁度、蝋燭と同じなのです」
「蝋燭……」
「左様」
法印は軽く頷き、言葉を継いだ。
「蝋燭の長さは命の長さ。静かなところで灯していれば、ゆっくりと短くなっていきます。――ですが、風の強い場所や、激しく揺れる場で灯す蝋燭はあっという間に短くなり、或いは中途で炎が消えてしまう……」
「戦場は、風の吹き荒ぶ原の如く――という事か」
「いえ。嵐のただ中で漂う船の上――という方が相応しいかと」
そう答えると、法印は再び大きく息を吐く。
「――と、申したところで、信玄様は聞く耳を持たれぬのでありましょうな。――そう、顔に出ております」
「――無論だ」
信玄は、法印の言葉に得たりと笑うと、脇に控えた義信の顔を見た。
「……儂は、まだ隠居して、静かに療養に専念する事は出来ぬ。――まだ、お前に仕込まねばならぬ武田の当主としての教えが、山程残っておるからな。――のう、太郎よ」
「――!」
突然、信玄に名を呼ばれた義信は、驚きで目を丸くする。
「父上……!」
「……今まで、儂は、お前を蔑ろにし過ぎていたかもしれぬ。儂自身の力を過信し、何でも、自分一人でどうにかできると考え、実際にそうしてきた……」
「……」
「だが……それは、嘗ての父上――信虎公と、まったく同じ事を繰り返しておったのだ……此度の事で、漸くその事に気が付いた」
伏し目がちでそう言うと、信玄は、日頃の彼とは打って変わった優しい目で、じっと義信の顔を見つめた。
「太郎……お主にも、随分と苦い思いをさせてきたのであろう。――さぞ、この儂を憎く思うておったであろう」
「い――いえ! その様な事は……全く……」
信玄の言葉に、大きく頭を振る義信の目は潤んでいた。
そんな息子の顔を見た信玄も、微かに微笑みを浮かべ、大きく頷く。
「――それにも関わらず、この一月、お前は陣代として、立派に儂の代わりを務めてくれた様だな。……案外と、儂が療養に専念できる日も近いかも知れぬのう」
「は――はっ!」
義信は、信玄の言葉に顔を紅潮させ、両手を床について、深々と父に頭を下げた。
「こ……この太郎義信! 一日も早く、武田の統領として、父上から跡を任せられる様、一層精進仕りまする! どうぞ……厳しくご指導下さりませ、父上!」
「……うむ。期待しておるぞ、太郎」
義信の言葉に、僅かに目を潤ませながら頷く信玄。――長い間、ふたり親子を隔てていた、見えない氷の壁は、すっかりと溶け消えたかの様だった。
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