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第三章 田中天狼のシリアスな日常・奔走編
田中天狼のシリアスな脱出
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視界の向こうに、下駄箱が見えてきた。
心臓がバクバク音を立てて、熱い血液を一生懸命全身に循環させているのが感じられ、肺に新鮮な空気を取り入れようと、口を鯉の様に開けてゼハゼハ言いながら、やっとの思いでここまで来た。
皮肉にも、ここ最近の特訓が、俺の体力走力持久力を以前よりも格段に上げていたらしい。
一気に自分の下駄箱まで駈け寄り、靴を取り出す。上履きは、教室から走り出した際に、脱ぎ捨ててきてしまった。まあ、それは明日回収すればいい事だし……。
と、バタバタとこちらに近づいてくる足音が耳に入った。
――ヤバい! もう来た……!
このまま外に出て走り出しても、下駄箱からその姿が丸見えだ。まだ、校外の道には、下校する生徒の数はまばらだ。先程のような、人混みを縫っての逃走や、助けを乞うて足止めさせる“人間ファンネル作戦”は使えない――。
単純な追いかけっこになったら、俺は矢的先輩や春夏秋冬にはもちろん、速力はそれ程でない代わりに、持久力がバケモノクラスの撫子先輩にもあっさり捕獲されてしまう……。
俺は、咄嗟の判断で、下駄箱脇の掃除用具入れの中に隠れた。
必死で乱れる呼吸を整え、そうっと、扉に開いている僅かなスリット部分から様子を窺う。
複数の足音がドンドン近づき、春夏秋冬と、撫子先輩がやってきた。二人とも息ひとつ乱していない。
「……シリウスくーん? いる~?」
「……………………」必死で息を潜める俺。
「――いないみたいね。アクアちゃん、田中くんの下駄箱の場所、分かる?」
撫子先輩の冷静な声。「うん、知ってる! ちょっと待ってて!」という春夏秋冬の声がして、パタパタと足音が聞こえた。
「――なでしこセンパーイ! シリウスくんの靴、もう無くなってるよー!」
「あら……もう外に出ちゃったのかしら……」
ふう、何よりも先に靴を回収しておいて良かった。俺は、いっそう気配を消そうと身を縮こませ、息を潜める。
と、ドタドタという足音が近付いてくる。――この喧しい足音は、ヤツか。
「シリウスぅ! 待ちやがれぃ~! ……って、ナデシコたちじゃねえか。速いじゃないの」
「アンディ先輩が遅いんだよぉ……って、何それ?」
「矢的くん……どうしたの? 酷い格好だけど……」
撫子先輩の声に、珍しく驚きの声色が含まれているのに気付いて、恐る恐る外の様子を覗いてみる。
矢的先輩の制服が、ボタンが飛び、ネクタイは千切れ、ズボンはヨレヨレになってしまっているのが見えた。
矢的先輩は、ズレたメガネをかけ直し、ぐちゃぐちゃにかき回された様に乱れまくった髪の毛を手で撫でつけながら、ブツブツ言った。
「いや……。追跡してたら、シリウスが『変人に追われてる』とか叫びだしやがって――そしたら、勘違いした相撲部やらアメフト部やらにとっ捕まってよ……。で、このザマよ」
「あらあら。大変だったのね」
「んだよ、お前まで笑うなよ、ナデシコぉ……」
「いえ……意外とあの子、機転が利くのね」
「アンディ先輩が変人なのは本当だしねぇ」
そう言ってクスクス笑う女子二人。矢的先輩はふてくされてほっぺたを膨らませる……いや、高校二年生男子がそんな仕草しても気持ち悪いだけだからな!
「……つか、シリウスはどこだ?」
矢的先輩はキョロキョロ辺りを見回す。
「もういないみたい。下駄箱も空っぽだったし」
「ゲッ、マジかよ。アイツ、いつの間にそんなに脚速くなったんだよ?」
「練習の成果かしらね?」
と、春夏秋冬がポンと手を叩く。
「――あ、でも、駐輪場にいるかも!」
「あ、そうか。アイツ、チャリ通だもんな」
「行ってみましょう」
「そっか! そうと決まれば、急ぐぞ!」
…………もういいかな?
俺は、三人の足音が聞こえなくなってからも、しばらくの間身じろぎもせずにいて、その後ソロソロと掃除用具入れの扉を開いた。
下駄箱で靴に履き替えていた、生徒たちの驚いた視線が俺に集中する――が、あの三人の姿は、そこには無かった。
ふう――と、俺は息を吐く。何とか撒けたようだ。
だが、油断は禁物。
(どうしようかな……)
俺は思案する。
多分、奴らは駐輪場に置きっ放しの、俺の自転車の前で待ち伏せている事だろう。であれば当然、自転車を回収して帰宅する事は困難だ。
しかし、それは些細な事だ。
なぜなら、この学校から家までは、歩いても30分もかからない。
歩いて帰ればいいだけだ。
そう割り切れば、駐輪場の俺の自転車は、逆に奴らに対する目くらましとなる。彼らが俺を待ち構えて、駐輪場に釘付けになっている隙に、こっそりと俺は学校を抜け出して、帰宅してしまえばいいのだ。
俺は、そう決断するや活動を開始した。
慎重に辺りの様子を窺いながら、そっと下駄箱から離れる。駐輪場に向かったという行動自体が矢的先輩のフェイクで、俺がのこのこ下駄箱から外に出るのを待ち構えている――という可能性も考えたからだ。
俺は、まるで忍者か、隻眼の潜入工作員かのように、物陰から物陰へと隠れ進む。――すっぽり身体を隠せる段ボールが欲しいところだぜ。
そして俺は、目的地へたどり着いた。
駐輪場から一番遠い、技術工作室前の廊下。その脇のガラス窓を開けて、外に飛び降りた。
すかさず傍らの植え込みに身を隠し、辺りを窺う。――異状なし。
ふうっと安堵のため息を吐き、辺りを警戒しながら進み、外周に面した金網をよじ登り――遂に校外への脱出に成功した!
俺は思わずガッツポーズをし、雄叫びを上げる。――大雨が降っていないのが惜しいところだ。
……おっと、いけないいけない。油断大敵――。
俺は、辺りを慎重に見回し、敵がいない事を確認し、足早にその場を去るのだった。
結局、俺が自宅へたどり着いたのは、学校を脱出して一時間後だった。矢的先輩たちが尾行してくる可能性を恐れ、大幅に回り道したり、物陰に隠れて背後を窺ったりして、かなりの時間を費やしてしまった。
念の為、もう一度背後を振り返る――大丈夫だ。誰もいない。
「ただいま-」
扉を開け、玄関に入る。
……………………おかしい。
俺は、すぐ異変に気付いた。
――――靴が、多い。
いつもは、母の靴とサンダル、父の長靴くらいしか置いていないはずの三和土に、今日は見慣れない靴が並んでいる。
男性用のスニーカー一足と、女性用のローファーが二足……。
まさか――――――――!
俺は、慌てて靴を脱ぎ捨てると、廊下を走り、リビングの扉を開け放った――。
「あ――! おかえりー、シリウスくん!」
「あら、田中くん。お先にお邪魔しているわ」
「おう、シリウス! お前、遅かったなぁ! どこで道草食ってたんだよ?」
見慣れた――そして、見たくなかった顔が三つ並んで俺を迎えた。
俺は――思わず叫んだ。
「いや、何でおんねん、お前ら――――!」
心臓がバクバク音を立てて、熱い血液を一生懸命全身に循環させているのが感じられ、肺に新鮮な空気を取り入れようと、口を鯉の様に開けてゼハゼハ言いながら、やっとの思いでここまで来た。
皮肉にも、ここ最近の特訓が、俺の体力走力持久力を以前よりも格段に上げていたらしい。
一気に自分の下駄箱まで駈け寄り、靴を取り出す。上履きは、教室から走り出した際に、脱ぎ捨ててきてしまった。まあ、それは明日回収すればいい事だし……。
と、バタバタとこちらに近づいてくる足音が耳に入った。
――ヤバい! もう来た……!
このまま外に出て走り出しても、下駄箱からその姿が丸見えだ。まだ、校外の道には、下校する生徒の数はまばらだ。先程のような、人混みを縫っての逃走や、助けを乞うて足止めさせる“人間ファンネル作戦”は使えない――。
単純な追いかけっこになったら、俺は矢的先輩や春夏秋冬にはもちろん、速力はそれ程でない代わりに、持久力がバケモノクラスの撫子先輩にもあっさり捕獲されてしまう……。
俺は、咄嗟の判断で、下駄箱脇の掃除用具入れの中に隠れた。
必死で乱れる呼吸を整え、そうっと、扉に開いている僅かなスリット部分から様子を窺う。
複数の足音がドンドン近づき、春夏秋冬と、撫子先輩がやってきた。二人とも息ひとつ乱していない。
「……シリウスくーん? いる~?」
「……………………」必死で息を潜める俺。
「――いないみたいね。アクアちゃん、田中くんの下駄箱の場所、分かる?」
撫子先輩の冷静な声。「うん、知ってる! ちょっと待ってて!」という春夏秋冬の声がして、パタパタと足音が聞こえた。
「――なでしこセンパーイ! シリウスくんの靴、もう無くなってるよー!」
「あら……もう外に出ちゃったのかしら……」
ふう、何よりも先に靴を回収しておいて良かった。俺は、いっそう気配を消そうと身を縮こませ、息を潜める。
と、ドタドタという足音が近付いてくる。――この喧しい足音は、ヤツか。
「シリウスぅ! 待ちやがれぃ~! ……って、ナデシコたちじゃねえか。速いじゃないの」
「アンディ先輩が遅いんだよぉ……って、何それ?」
「矢的くん……どうしたの? 酷い格好だけど……」
撫子先輩の声に、珍しく驚きの声色が含まれているのに気付いて、恐る恐る外の様子を覗いてみる。
矢的先輩の制服が、ボタンが飛び、ネクタイは千切れ、ズボンはヨレヨレになってしまっているのが見えた。
矢的先輩は、ズレたメガネをかけ直し、ぐちゃぐちゃにかき回された様に乱れまくった髪の毛を手で撫でつけながら、ブツブツ言った。
「いや……。追跡してたら、シリウスが『変人に追われてる』とか叫びだしやがって――そしたら、勘違いした相撲部やらアメフト部やらにとっ捕まってよ……。で、このザマよ」
「あらあら。大変だったのね」
「んだよ、お前まで笑うなよ、ナデシコぉ……」
「いえ……意外とあの子、機転が利くのね」
「アンディ先輩が変人なのは本当だしねぇ」
そう言ってクスクス笑う女子二人。矢的先輩はふてくされてほっぺたを膨らませる……いや、高校二年生男子がそんな仕草しても気持ち悪いだけだからな!
「……つか、シリウスはどこだ?」
矢的先輩はキョロキョロ辺りを見回す。
「もういないみたい。下駄箱も空っぽだったし」
「ゲッ、マジかよ。アイツ、いつの間にそんなに脚速くなったんだよ?」
「練習の成果かしらね?」
と、春夏秋冬がポンと手を叩く。
「――あ、でも、駐輪場にいるかも!」
「あ、そうか。アイツ、チャリ通だもんな」
「行ってみましょう」
「そっか! そうと決まれば、急ぐぞ!」
…………もういいかな?
俺は、三人の足音が聞こえなくなってからも、しばらくの間身じろぎもせずにいて、その後ソロソロと掃除用具入れの扉を開いた。
下駄箱で靴に履き替えていた、生徒たちの驚いた視線が俺に集中する――が、あの三人の姿は、そこには無かった。
ふう――と、俺は息を吐く。何とか撒けたようだ。
だが、油断は禁物。
(どうしようかな……)
俺は思案する。
多分、奴らは駐輪場に置きっ放しの、俺の自転車の前で待ち伏せている事だろう。であれば当然、自転車を回収して帰宅する事は困難だ。
しかし、それは些細な事だ。
なぜなら、この学校から家までは、歩いても30分もかからない。
歩いて帰ればいいだけだ。
そう割り切れば、駐輪場の俺の自転車は、逆に奴らに対する目くらましとなる。彼らが俺を待ち構えて、駐輪場に釘付けになっている隙に、こっそりと俺は学校を抜け出して、帰宅してしまえばいいのだ。
俺は、そう決断するや活動を開始した。
慎重に辺りの様子を窺いながら、そっと下駄箱から離れる。駐輪場に向かったという行動自体が矢的先輩のフェイクで、俺がのこのこ下駄箱から外に出るのを待ち構えている――という可能性も考えたからだ。
俺は、まるで忍者か、隻眼の潜入工作員かのように、物陰から物陰へと隠れ進む。――すっぽり身体を隠せる段ボールが欲しいところだぜ。
そして俺は、目的地へたどり着いた。
駐輪場から一番遠い、技術工作室前の廊下。その脇のガラス窓を開けて、外に飛び降りた。
すかさず傍らの植え込みに身を隠し、辺りを窺う。――異状なし。
ふうっと安堵のため息を吐き、辺りを警戒しながら進み、外周に面した金網をよじ登り――遂に校外への脱出に成功した!
俺は思わずガッツポーズをし、雄叫びを上げる。――大雨が降っていないのが惜しいところだ。
……おっと、いけないいけない。油断大敵――。
俺は、辺りを慎重に見回し、敵がいない事を確認し、足早にその場を去るのだった。
結局、俺が自宅へたどり着いたのは、学校を脱出して一時間後だった。矢的先輩たちが尾行してくる可能性を恐れ、大幅に回り道したり、物陰に隠れて背後を窺ったりして、かなりの時間を費やしてしまった。
念の為、もう一度背後を振り返る――大丈夫だ。誰もいない。
「ただいま-」
扉を開け、玄関に入る。
……………………おかしい。
俺は、すぐ異変に気付いた。
――――靴が、多い。
いつもは、母の靴とサンダル、父の長靴くらいしか置いていないはずの三和土に、今日は見慣れない靴が並んでいる。
男性用のスニーカー一足と、女性用のローファーが二足……。
まさか――――――――!
俺は、慌てて靴を脱ぎ捨てると、廊下を走り、リビングの扉を開け放った――。
「あ――! おかえりー、シリウスくん!」
「あら、田中くん。お先にお邪魔しているわ」
「おう、シリウス! お前、遅かったなぁ! どこで道草食ってたんだよ?」
見慣れた――そして、見たくなかった顔が三つ並んで俺を迎えた。
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