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第六章 Fighting Fate
宝具と光明
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「おい! ジャス公、しっかりしろ!」
グッタリしたままのジャスミンを、何とか金庫扉の裏側まで引き摺ったジザスは、彼の襟首を掴んで、ブンブンと乱暴に揺らす。
低い唸り声を上げて、ジャスミンがうっすら目を開ける。
「お! 気が付いたか――?」
「――ん……あと……5分……」
「おいっ! こんな状況で呑気に寝惚けてる場合か!」
ジザスはジャスミンの脳天に拳骨を落とす。
「いッ――いってぇっ! な……何をしや――」
「目ぇ醒めたか、このボケ! おら、背中向けろ!」
ジザスは、悪態をつきながら、ジャスミンの背中に突き立つ氷の矢を抜こうとするが、
「つ――冷てえっ!」
顔を顰めて手を放す。見ると、掌が真っ赤になっている。凄まじい冷たさだ。素手で触れると、氷に掌が張り付いて、放したくても放せなくなってしまうだろう……。
しかし、このまま氷の矢を背中に刺したままでは、ジャスミンの身体が内部から凍え切ってしまう……。
そうだ――彼は、腰に提げた道具入れから巨大なペンチを取り出し、持ち手にボロ布を巻き付けてから氷の矢を挟み込み、一気に引き抜いた。
「いでででででッ! 痛い痛い痛いッ!」
「死にたくなけりゃガマンしろ! あと4本!」
「――! いっでででででッ……あれ? 意外と痛くない?」
「……そりゃ、お前、凍え切って、感覚が麻痺してるんだよ……ま、逆に好都合だけどな……」
そう言いながら、ジザスは手早く刺さった矢を、次々と抜いていく。冷気で血管も収縮している為か、出血も思ったよりも少ない。
「――ほら、これで終いだ!」
最後の矢を抜き放ち、ジザスは大きく息をつく。
「ふぅ……助かったよ、ジザスのダンナ……この借りは、フェーンとハグ権10分でも足りないなぁ」
「……いや、それよりも……。――そ……そ……」
「そ? そ……なに?」
顔を真っ赤にしてモゴモゴ言うジザスに、ジャスミンは聞き直す。
ジザスは、意を決した顔つきで口を動かした。
「そ……添い寝! ……とか、あ、いや、例えばの話で……その……」
「……………………」
「……………………」
二人の間に気まずい沈黙が流れる……。
「…………あ、あー……そ、そうだね……。正直、そこまではどうかなぁ……一応、フェーンには頼んでみよう……うん」
ジザスの要望に、目を逸らして言葉を濁すジャスミン。
が、その言葉を聞いたジザスは、喜色満面。
その表情を見たジャスミンの顔が紙のように白いのは、凍えているからだけではない。
(……あ、これ、本当の事知ったら、確実に殺されるわ……俺)
一方――。
「なかなかやるじゃねえか、団長殿よぉ」
ヒースは、石壁に凭れかかりながら、ニヤリと笑ってチャーに声をかけた。
「まさか、アンタが氷術士の能力持ちだとは思いもしなかったぜ……能あるブタは牙を隠す……ってか?」
「舐めた口を叩いてたら、アンタも凍らすわよん!」
「おお怖い」
ヒースは、戯けた顔で肩を竦める。
チャーは、苛立ちの表情を隠しもせずに、金庫の扉を睨みつけながら、呟いた。
「……隠してた訳じゃないわ。正直、あまり使いたくなかったのよねん、この能力……」
チャーは、視線を落として、右手に握る氷の大刀を見る。
「……氷を見ると、どうしても思い出ちゃうのよん……あの、氷と雪しかない忌々しい街の事を……」
「……で、これからどうするんだよ、ジャス公」
半開きの金庫扉の裏側に張り付いて、隙間から外の様子を窺いながら、ジザスは訊いた。
「今更ごめんなさいしても赦してくれないだろうなぁ……」
「当たり前だ、アホ。――正味のハナシ、二択しか無えだろ。……逃げるか、戦うか」
「いっそ、このまま金庫室に籠城するって手も……」
「あ、その手もあるな……いや」
ジザスは、ジャスミンの言葉に頷きかけて、首を横に振る。
彼は、ジャスミンの背中を指差した。
「今は凍えきってるから血が止まってるけど、血が通い始めたら、その傷口から血が流れ始めて、お前は出血多量でお陀仏だぜ。――長期戦は無理だ」
「……あ、そうか」
ポンと手を叩くジャスミン。
「そうなると……戦うしかないかぁ」
「……オレには期待するなよ。タダのしがない鍵師だからな。多分、潜ってきた修羅場は色事師より少ない……」
「はいはい……分かってますよ」
そう言って舌を出すと、ジャスミンは金庫の奥へと視線を向け――ヒュウッと口笛を吹いた。
「……いやはや……コレは聞きしに優る絶景だねェ……!」
巨大な金庫の中には、内壁材に照明代わりの夜光石を混ぜ込んでいる為、仄かに青白い光を放っている。
その心許ない光の中で、拳大のダイヤモンドの首飾り、金の装飾を施された燭台、様々な宝石が嵌め込まれた王冠、金貨がギュウギュウに詰め込まれた宝箱……正に宝の山々が、燦然と光り輝いていた。
「こりゃ、あの豚まんじゅう団長も欲目を出して一人占めしたくなるわ……」
そう呟きながら、ジャスミンは宝の山を掻き分け、色々物色し始める。
「お……おい、ジャス公! んな事してる場合じゃねえだろッ!」
慌てて、ジザスがジャスミンを咎める。
ジャスミンは顔を上げると、心外だと言わんばかりに口を尖らせる。
「ち――違うよぉ! 俺は、何か武器になるものは無いかなぁ……って探してただけだよ……他人を盗賊呼ばわりとは……失礼だな!」
「…………じゃあ、その尻ポケットから覗いてるソレは何なんだよ」
ジザスは、呆れ顔でジャスミンの尻を指差す。そこからは、真っ赤なルビーを嵌め込んだペンダントが垂れ下がっていた――。
「――テヘペロ♪」
「テヘペロ♪……じゃあねえよ! マジメにやれよッ!」
「何だよぉ……ちょっと位いいじゃんかよ……ケチ!」
「ケチじゃねえ! オレ達の生命がかかってるの、分かってるのかよ!」
「へいへーい……」
ジャスミンは、不満を顔いっぱいに表しながら、しぶしぶポケットの中身を取り出して宝の山に戻し始める。
――と、
「……おや?」
ジャスミンの目が一つの古ぼけた木箱に留まる。何だろう……妙に気になる。
彼は、無意識に箱を手に取っていた。
細長い箱だ。表面にはかすれた字で『宝具 無ジンノヤイバ』と記載してある。
「無ジンノヤイバ……? 宝具だって……?」
「……多分、そりゃ、ラバッテリア布教所から収奪してきたお宝だったハズ……でも、今はそんな骨董品に――」
「いや! コレだ!」
ジザスの言葉を遮り、ジャスミンは振り返った。その黒い目は、希望に満ち溢れて、黒曜石の如くキラキラと輝いている。
「コレが、切り札になる! 俺の勘だけどな……俺の勘と運は、頼りになるんだ!」
そう叫ぶと、ジャスミンは箱の中から取り出した宝具を掲げた。
彼の手にあったのは――、
金象嵌で幾何学的な模様が施された、円筒形の剣の柄だった。
グッタリしたままのジャスミンを、何とか金庫扉の裏側まで引き摺ったジザスは、彼の襟首を掴んで、ブンブンと乱暴に揺らす。
低い唸り声を上げて、ジャスミンがうっすら目を開ける。
「お! 気が付いたか――?」
「――ん……あと……5分……」
「おいっ! こんな状況で呑気に寝惚けてる場合か!」
ジザスはジャスミンの脳天に拳骨を落とす。
「いッ――いってぇっ! な……何をしや――」
「目ぇ醒めたか、このボケ! おら、背中向けろ!」
ジザスは、悪態をつきながら、ジャスミンの背中に突き立つ氷の矢を抜こうとするが、
「つ――冷てえっ!」
顔を顰めて手を放す。見ると、掌が真っ赤になっている。凄まじい冷たさだ。素手で触れると、氷に掌が張り付いて、放したくても放せなくなってしまうだろう……。
しかし、このまま氷の矢を背中に刺したままでは、ジャスミンの身体が内部から凍え切ってしまう……。
そうだ――彼は、腰に提げた道具入れから巨大なペンチを取り出し、持ち手にボロ布を巻き付けてから氷の矢を挟み込み、一気に引き抜いた。
「いでででででッ! 痛い痛い痛いッ!」
「死にたくなけりゃガマンしろ! あと4本!」
「――! いっでででででッ……あれ? 意外と痛くない?」
「……そりゃ、お前、凍え切って、感覚が麻痺してるんだよ……ま、逆に好都合だけどな……」
そう言いながら、ジザスは手早く刺さった矢を、次々と抜いていく。冷気で血管も収縮している為か、出血も思ったよりも少ない。
「――ほら、これで終いだ!」
最後の矢を抜き放ち、ジザスは大きく息をつく。
「ふぅ……助かったよ、ジザスのダンナ……この借りは、フェーンとハグ権10分でも足りないなぁ」
「……いや、それよりも……。――そ……そ……」
「そ? そ……なに?」
顔を真っ赤にしてモゴモゴ言うジザスに、ジャスミンは聞き直す。
ジザスは、意を決した顔つきで口を動かした。
「そ……添い寝! ……とか、あ、いや、例えばの話で……その……」
「……………………」
「……………………」
二人の間に気まずい沈黙が流れる……。
「…………あ、あー……そ、そうだね……。正直、そこまではどうかなぁ……一応、フェーンには頼んでみよう……うん」
ジザスの要望に、目を逸らして言葉を濁すジャスミン。
が、その言葉を聞いたジザスは、喜色満面。
その表情を見たジャスミンの顔が紙のように白いのは、凍えているからだけではない。
(……あ、これ、本当の事知ったら、確実に殺されるわ……俺)
一方――。
「なかなかやるじゃねえか、団長殿よぉ」
ヒースは、石壁に凭れかかりながら、ニヤリと笑ってチャーに声をかけた。
「まさか、アンタが氷術士の能力持ちだとは思いもしなかったぜ……能あるブタは牙を隠す……ってか?」
「舐めた口を叩いてたら、アンタも凍らすわよん!」
「おお怖い」
ヒースは、戯けた顔で肩を竦める。
チャーは、苛立ちの表情を隠しもせずに、金庫の扉を睨みつけながら、呟いた。
「……隠してた訳じゃないわ。正直、あまり使いたくなかったのよねん、この能力……」
チャーは、視線を落として、右手に握る氷の大刀を見る。
「……氷を見ると、どうしても思い出ちゃうのよん……あの、氷と雪しかない忌々しい街の事を……」
「……で、これからどうするんだよ、ジャス公」
半開きの金庫扉の裏側に張り付いて、隙間から外の様子を窺いながら、ジザスは訊いた。
「今更ごめんなさいしても赦してくれないだろうなぁ……」
「当たり前だ、アホ。――正味のハナシ、二択しか無えだろ。……逃げるか、戦うか」
「いっそ、このまま金庫室に籠城するって手も……」
「あ、その手もあるな……いや」
ジザスは、ジャスミンの言葉に頷きかけて、首を横に振る。
彼は、ジャスミンの背中を指差した。
「今は凍えきってるから血が止まってるけど、血が通い始めたら、その傷口から血が流れ始めて、お前は出血多量でお陀仏だぜ。――長期戦は無理だ」
「……あ、そうか」
ポンと手を叩くジャスミン。
「そうなると……戦うしかないかぁ」
「……オレには期待するなよ。タダのしがない鍵師だからな。多分、潜ってきた修羅場は色事師より少ない……」
「はいはい……分かってますよ」
そう言って舌を出すと、ジャスミンは金庫の奥へと視線を向け――ヒュウッと口笛を吹いた。
「……いやはや……コレは聞きしに優る絶景だねェ……!」
巨大な金庫の中には、内壁材に照明代わりの夜光石を混ぜ込んでいる為、仄かに青白い光を放っている。
その心許ない光の中で、拳大のダイヤモンドの首飾り、金の装飾を施された燭台、様々な宝石が嵌め込まれた王冠、金貨がギュウギュウに詰め込まれた宝箱……正に宝の山々が、燦然と光り輝いていた。
「こりゃ、あの豚まんじゅう団長も欲目を出して一人占めしたくなるわ……」
そう呟きながら、ジャスミンは宝の山を掻き分け、色々物色し始める。
「お……おい、ジャス公! んな事してる場合じゃねえだろッ!」
慌てて、ジザスがジャスミンを咎める。
ジャスミンは顔を上げると、心外だと言わんばかりに口を尖らせる。
「ち――違うよぉ! 俺は、何か武器になるものは無いかなぁ……って探してただけだよ……他人を盗賊呼ばわりとは……失礼だな!」
「…………じゃあ、その尻ポケットから覗いてるソレは何なんだよ」
ジザスは、呆れ顔でジャスミンの尻を指差す。そこからは、真っ赤なルビーを嵌め込んだペンダントが垂れ下がっていた――。
「――テヘペロ♪」
「テヘペロ♪……じゃあねえよ! マジメにやれよッ!」
「何だよぉ……ちょっと位いいじゃんかよ……ケチ!」
「ケチじゃねえ! オレ達の生命がかかってるの、分かってるのかよ!」
「へいへーい……」
ジャスミンは、不満を顔いっぱいに表しながら、しぶしぶポケットの中身を取り出して宝の山に戻し始める。
――と、
「……おや?」
ジャスミンの目が一つの古ぼけた木箱に留まる。何だろう……妙に気になる。
彼は、無意識に箱を手に取っていた。
細長い箱だ。表面にはかすれた字で『宝具 無ジンノヤイバ』と記載してある。
「無ジンノヤイバ……? 宝具だって……?」
「……多分、そりゃ、ラバッテリア布教所から収奪してきたお宝だったハズ……でも、今はそんな骨董品に――」
「いや! コレだ!」
ジザスの言葉を遮り、ジャスミンは振り返った。その黒い目は、希望に満ち溢れて、黒曜石の如くキラキラと輝いている。
「コレが、切り札になる! 俺の勘だけどな……俺の勘と運は、頼りになるんだ!」
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