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第十三章 屍鬼(したい)置き場でロマンスを
巨腕と生氣
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『我が額ィ 宿りし太陽ォ アッザムの聖眼ェッ! 光を放ちて 邪を払わんっ!』
パームの唱えたアッザムの聖句と共に、彼の額の聖眼が黄金色の輝きを放ち、その目映い光に照らされた屍鬼たちが、蒸発するように消え失せた。
あれだけたくさん蠢いていた屍鬼たちの姿は、目に見えて数を減らしている。飲酒して威力を増した、パームのキヨメによって浄化されたのも少なくないが、――それ以上に、フジェイルに喰われた数の方が多かった。
パームの視界に、こちらに背を向けて、今だ夢中で屍鬼に齧り付き続けている白い上衣姿が見えた。
「……?」
が、パームは、その背中に違和感を感じた。
――フジェイルの白装束が、その縫い目が今にもほつれそうな程に、パンパンに張っているのだ。
パームは酩酊しながらも、その後ろ姿に言いようもない不気味さと脅威と威圧を感じ、咄嗟に右手を掲げた。
『ブシャムの聖眼 宿る右の掌 紅き月 集いし雄氣 邪気を滅するっ!』
彼の右手の“ブシャムの聖眼”が、蒼く輝き、高濃度の雄氣の球を創り出す。
パームとフジェイルの間には、まだ距離がある。屍人形と化したフジェイルに、アッザムの聖眼によるキヨメは有効だが、その射程は短い。
その為、牽制としてまず“ミソギ”を放ち、彼我の距離を詰めてから、キヨメでフジェイルを祓いきる――それが、彼の脳内で構築された作戦だった。
紅い雄氣の球が、フジェイルの背中へと、一直線に飛んで行く。
同時に、パームは床を蹴り、彼との距離を詰めようとする。
ミソギの紅球が、フジェイルの背中に着弾した。瞬間、彼の身体の表面を、紅い雄氣が波のように走り、フジェイルは身体をビクリと痙攣させ、その動きを一瞬止めた。
彼の硬直の隙を逃さず、パームは一気に近付くと、左手で前髪を払い除けて、
『我が額 宿りし太陽っ アッザムの聖眼ッ! 光を放ちて 邪を払わんっ!』
キヨメの聖句を唱える。彼の額の“アッザムの聖眼”が輝きを増し、破邪の黄金光が、フジェイルを照らし出――そうとした瞬間、彼の背中が盛り上がり、白い上衣を突き破って、何かが飛び出した。
背中から飛び出た何かは、真っ直ぐにパームに迫り、その喉元を掴み、締め上げる。
「――ッハァッ!」
パームの口から、驚愕と苦痛がない交ぜになった呻き声が漏れた。彼は、信じられないという表情で、自分の喉元に伸びたソレを凝視する。
――それは、どす黒く変色し、不気味に脈打つ、巨大な腕だった。
「フフフ……。何かしよウトしたのかイ? 神官ン……?」
まるで、鉄が軋むような耳障りな声でパームを嘲りながら、フジェイルは背中越しに血走った目を彼へと向ける。
冬の湖色だったその瞳は、どす黒い闇の色に変色していた。
パームは喘ぎながら、切れ切れに言葉を発する。
「か……は……そ――その……う、で……は……?」
「ん? いい巨腕だろウ? 君が、背中でブンブンとうルサかったかラ、ついツイ手が出テしまっタよ、文字通りニネ。アハ……あははははハハハァツ!」
そう言って、狂ったように哄笑するフジェイル。その間も、彼の背中から生えた三本目の腕は、パームの細首を締め上げ続ける。
「が……かは……ぁ……」
巨腕に吊り上げられた状態のパームは、何とか食い込む指を外そうと藻掻くが、ガッチリと首に食い込んだ指の締め付けは緩まない。
やがて、痛みと苦しみは、眠気へと変わってくる。あらゆる感覚が薄まってくるのを感じながら、彼の意識は徐々に遠ざかっていく――。
「……たい ……し……ぅ ……むの……ぇ ……りを…………て ……は……わん……!」
混濁した意識の中で、譫言のように紡がれた言葉。フジェイルは、わざとらしく首を捻って薄笑いを浮かべた。
「どうしタ? 遺言かイ、それは? そんなンジャあ、解らな――」
そう嘲りながら、彼が第三の腕を揺すってみせた瞬間、項垂れたパームの額が黄金色に輝いた。
「――っ!」
フジェイルの目が驚愕に見開かれ、咄嗟に顔を背け、身を捩る。
パームの額から放たれた黄金色の光は、彼の首を掴むフジェイルの第三の腕を煌々と照らす。光に晒された第三の腕は、じゅくじゅくと嫌な音を立てながら黒い塵へと姿を変えていき、やがて、ボキリと音を立てて折れた。
中空に吊されていたパームの身体は、支えを失い、ボロ雑巾のようにベシャリと床へ落ちる。
フジェイルは、暫しの間、塵と灰と化した己の新しい腕を凝視した。
それから、うつ伏せに倒れ、荒い息を吐いている神官見習いをギロリと睨む。
「……やってくれルジャあないか、神官? 私の新シイ腕ヲ……!」
そう、憎々しげに吐き捨てると、首を横に倒した。と、彼の肩の辺りがもこもこと盛り上がり、服を突き破って、また新しい腕が生えてきた。
「――でモ、ざあんねン。すぐニ生えてくルンダよ。 ヒャハハハハハハハハ!」
鉄板に爪を立てて引っ掻いたような、耳障りな声で哄笑し、肩から生えた巨腕を、ゆっくりとパームに向かって伸ばす。
「さて、選んでいイヨ。頭を拳で潰さレルのがいいカナ? それとモ、さっきのよウニ首を絞めテ、首のホネごト握り千切ルのがいいカイ?」
そう言うと、にたありと凄惨な笑みを、火傷で爛れた左半面に浮かべながら、フジェイルはその巨腕を伸ばし、かぎ爪のついた指を開いて、パームの金髪に覆われた頭部を掴もうとす――、
「――やらせないぜ! 団長さんよ!」
あらぬ所から投げかけられた声に、フジェイルの動きが、一瞬だけ止まる。
次の瞬間、風を切る音と共に、マゼンタ色の瞬光が彼の視界に入り――、彼の巨腕を貫いた。
「――!」
フジェイルの貌から、余裕が消えた。マゼンタ色の光の刃に貫かれた巨腕が先程と同様、みるみる黒く変色し、塵と化したからだ。
「――団長さんよぉ、アンタ、すっかり屍鬼に堕ちたんだなぁ。身体が完全に向こう側の存在になっちゃったから、生氣の塊の“無ジンノヤイバ”に貫かれて、塵カスになっちゃうんでしょ?」
軽薄そうな調子の声が、マゼンタ色の光刃の向こうから響いてきた。
声に違わぬ軽薄そうな顔を皮肉気に歪めながら、ジャスミンは片目を瞑ってみせる。
「おまちどおさま! ――『天下無敵の色事師』ジャスミン、満を持して完全回復――ってね!」
パームの唱えたアッザムの聖句と共に、彼の額の聖眼が黄金色の輝きを放ち、その目映い光に照らされた屍鬼たちが、蒸発するように消え失せた。
あれだけたくさん蠢いていた屍鬼たちの姿は、目に見えて数を減らしている。飲酒して威力を増した、パームのキヨメによって浄化されたのも少なくないが、――それ以上に、フジェイルに喰われた数の方が多かった。
パームの視界に、こちらに背を向けて、今だ夢中で屍鬼に齧り付き続けている白い上衣姿が見えた。
「……?」
が、パームは、その背中に違和感を感じた。
――フジェイルの白装束が、その縫い目が今にもほつれそうな程に、パンパンに張っているのだ。
パームは酩酊しながらも、その後ろ姿に言いようもない不気味さと脅威と威圧を感じ、咄嗟に右手を掲げた。
『ブシャムの聖眼 宿る右の掌 紅き月 集いし雄氣 邪気を滅するっ!』
彼の右手の“ブシャムの聖眼”が、蒼く輝き、高濃度の雄氣の球を創り出す。
パームとフジェイルの間には、まだ距離がある。屍人形と化したフジェイルに、アッザムの聖眼によるキヨメは有効だが、その射程は短い。
その為、牽制としてまず“ミソギ”を放ち、彼我の距離を詰めてから、キヨメでフジェイルを祓いきる――それが、彼の脳内で構築された作戦だった。
紅い雄氣の球が、フジェイルの背中へと、一直線に飛んで行く。
同時に、パームは床を蹴り、彼との距離を詰めようとする。
ミソギの紅球が、フジェイルの背中に着弾した。瞬間、彼の身体の表面を、紅い雄氣が波のように走り、フジェイルは身体をビクリと痙攣させ、その動きを一瞬止めた。
彼の硬直の隙を逃さず、パームは一気に近付くと、左手で前髪を払い除けて、
『我が額 宿りし太陽っ アッザムの聖眼ッ! 光を放ちて 邪を払わんっ!』
キヨメの聖句を唱える。彼の額の“アッザムの聖眼”が輝きを増し、破邪の黄金光が、フジェイルを照らし出――そうとした瞬間、彼の背中が盛り上がり、白い上衣を突き破って、何かが飛び出した。
背中から飛び出た何かは、真っ直ぐにパームに迫り、その喉元を掴み、締め上げる。
「――ッハァッ!」
パームの口から、驚愕と苦痛がない交ぜになった呻き声が漏れた。彼は、信じられないという表情で、自分の喉元に伸びたソレを凝視する。
――それは、どす黒く変色し、不気味に脈打つ、巨大な腕だった。
「フフフ……。何かしよウトしたのかイ? 神官ン……?」
まるで、鉄が軋むような耳障りな声でパームを嘲りながら、フジェイルは背中越しに血走った目を彼へと向ける。
冬の湖色だったその瞳は、どす黒い闇の色に変色していた。
パームは喘ぎながら、切れ切れに言葉を発する。
「か……は……そ――その……う、で……は……?」
「ん? いい巨腕だろウ? 君が、背中でブンブンとうルサかったかラ、ついツイ手が出テしまっタよ、文字通りニネ。アハ……あははははハハハァツ!」
そう言って、狂ったように哄笑するフジェイル。その間も、彼の背中から生えた三本目の腕は、パームの細首を締め上げ続ける。
「が……かは……ぁ……」
巨腕に吊り上げられた状態のパームは、何とか食い込む指を外そうと藻掻くが、ガッチリと首に食い込んだ指の締め付けは緩まない。
やがて、痛みと苦しみは、眠気へと変わってくる。あらゆる感覚が薄まってくるのを感じながら、彼の意識は徐々に遠ざかっていく――。
「……たい ……し……ぅ ……むの……ぇ ……りを…………て ……は……わん……!」
混濁した意識の中で、譫言のように紡がれた言葉。フジェイルは、わざとらしく首を捻って薄笑いを浮かべた。
「どうしタ? 遺言かイ、それは? そんなンジャあ、解らな――」
そう嘲りながら、彼が第三の腕を揺すってみせた瞬間、項垂れたパームの額が黄金色に輝いた。
「――っ!」
フジェイルの目が驚愕に見開かれ、咄嗟に顔を背け、身を捩る。
パームの額から放たれた黄金色の光は、彼の首を掴むフジェイルの第三の腕を煌々と照らす。光に晒された第三の腕は、じゅくじゅくと嫌な音を立てながら黒い塵へと姿を変えていき、やがて、ボキリと音を立てて折れた。
中空に吊されていたパームの身体は、支えを失い、ボロ雑巾のようにベシャリと床へ落ちる。
フジェイルは、暫しの間、塵と灰と化した己の新しい腕を凝視した。
それから、うつ伏せに倒れ、荒い息を吐いている神官見習いをギロリと睨む。
「……やってくれルジャあないか、神官? 私の新シイ腕ヲ……!」
そう、憎々しげに吐き捨てると、首を横に倒した。と、彼の肩の辺りがもこもこと盛り上がり、服を突き破って、また新しい腕が生えてきた。
「――でモ、ざあんねン。すぐニ生えてくルンダよ。 ヒャハハハハハハハハ!」
鉄板に爪を立てて引っ掻いたような、耳障りな声で哄笑し、肩から生えた巨腕を、ゆっくりとパームに向かって伸ばす。
「さて、選んでいイヨ。頭を拳で潰さレルのがいいカナ? それとモ、さっきのよウニ首を絞めテ、首のホネごト握り千切ルのがいいカイ?」
そう言うと、にたありと凄惨な笑みを、火傷で爛れた左半面に浮かべながら、フジェイルはその巨腕を伸ばし、かぎ爪のついた指を開いて、パームの金髪に覆われた頭部を掴もうとす――、
「――やらせないぜ! 団長さんよ!」
あらぬ所から投げかけられた声に、フジェイルの動きが、一瞬だけ止まる。
次の瞬間、風を切る音と共に、マゼンタ色の瞬光が彼の視界に入り――、彼の巨腕を貫いた。
「――!」
フジェイルの貌から、余裕が消えた。マゼンタ色の光の刃に貫かれた巨腕が先程と同様、みるみる黒く変色し、塵と化したからだ。
「――団長さんよぉ、アンタ、すっかり屍鬼に堕ちたんだなぁ。身体が完全に向こう側の存在になっちゃったから、生氣の塊の“無ジンノヤイバ”に貫かれて、塵カスになっちゃうんでしょ?」
軽薄そうな調子の声が、マゼンタ色の光刃の向こうから響いてきた。
声に違わぬ軽薄そうな顔を皮肉気に歪めながら、ジャスミンは片目を瞑ってみせる。
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