鏡花水月

味噌焼きそば

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第3章 初陣

第7話 【幻影】の先

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???「おっと…能力を発動したのに自己紹介はしてなかったな…俺は結山 悠羽…ユウって呼んでくれ…」

泰斗「なんでコイツ…戦闘中に自己紹介してんだ…?全く理解出来んな…」

ユウ「【理解】なんてしなくていいな…意地でも理解せざるを得なくなるんだからな…」

そう言った瞬間、僕は横から殴られた。

泰斗「!?」

ユウ「だから言っただろ…【理解】なんてしなくてもいいってな!」

突如、虚無空間からユウが現れる。

泰斗「なんで…奴はあそこに…何ッ!?」

少し前、奴は【そこ】にいたはずなのに、【そこ】に目を凝らして見ても誰一人としていない。

ユウ「確かに、さっきまで俺は【あそこ】に居たさ。ま、さっきお前が見ていた【あれ】は、お前に見せていた【幻影】さ。」

泰斗「まさか、お前の能力は…!」

ユウ「そう、俺の能力は、【境界世界内の人物に幻を見せる能力】だ!」
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