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第3章 初陣
第8話 【幻】のユウ
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泰斗「幻を見せる…能力だと?」
ユウ「だからそう言ってるだろ?もしかしたら俺も幻かもしれないんだぜ?」
泰斗「!」ババッ
真後ろに回避。辺りを見渡す。
ユウ「【それ】は読めていたよ……なーんちゃって」
ユウ「実は俺が本物さ!ほら、見分け付かなかっただろ?」
泰斗「チッ…何がしたい…」
ユウ「お前を疑心暗鬼にさせているのさ!俺の言葉を全て疑え!」
と言うと、ユウは何体にも分裂した。
泰斗「何っ!?」
ユウ「お前は何十体の俺に嬲り殺される…訳ではなくて、幻影は幻影だから攻撃出来ないんだ…それだけが残念だなぁ…」
何処からか聴こえてくる声に耳を凝らし、場所を特定しようとする。が、音の反射で分からない。
バキッ!
泰斗「くっ…!」ヨタヨタ
見えない暴力に泰斗は振り回される。
ユウ「フフフ…疲れてきたかな?そうだ…もっと疲れろ…」
バンッ
泰斗「ぐはぁっ!」タタッ…トン
ユウ「地面に手を着くなよ…」
その手を足で踏み付ける。
泰斗「ぐぬぅあ!く…」
ユウ「もうそろそろ諦めろよ…!俺に勝つことは不可能なんだよ!」
泰斗(諦めない…!俺が…今度は俺が…守るんだ…!じいちゃんを!)
踏み付けられた手を振り上げる。
ユウ「!…と。おい、言えよなぁ、突然動く時は…っておい!」
全速力で【奴】の逆側を走る。
ユウ「なんだよー…怒ったのか?」
泰斗「…幻は…【見る】ものだ。…つまり、【目に向かって来ている】ということだ…!」
ユウ「おーい、気でも狂ったか?」
泰斗「能力を…【俺の能力】を教えてやるよ…」
泰斗「俺の能力は…【角度を変える能力】!!」
ユウ「だからそう言ってるだろ?もしかしたら俺も幻かもしれないんだぜ?」
泰斗「!」ババッ
真後ろに回避。辺りを見渡す。
ユウ「【それ】は読めていたよ……なーんちゃって」
ユウ「実は俺が本物さ!ほら、見分け付かなかっただろ?」
泰斗「チッ…何がしたい…」
ユウ「お前を疑心暗鬼にさせているのさ!俺の言葉を全て疑え!」
と言うと、ユウは何体にも分裂した。
泰斗「何っ!?」
ユウ「お前は何十体の俺に嬲り殺される…訳ではなくて、幻影は幻影だから攻撃出来ないんだ…それだけが残念だなぁ…」
何処からか聴こえてくる声に耳を凝らし、場所を特定しようとする。が、音の反射で分からない。
バキッ!
泰斗「くっ…!」ヨタヨタ
見えない暴力に泰斗は振り回される。
ユウ「フフフ…疲れてきたかな?そうだ…もっと疲れろ…」
バンッ
泰斗「ぐはぁっ!」タタッ…トン
ユウ「地面に手を着くなよ…」
その手を足で踏み付ける。
泰斗「ぐぬぅあ!く…」
ユウ「もうそろそろ諦めろよ…!俺に勝つことは不可能なんだよ!」
泰斗(諦めない…!俺が…今度は俺が…守るんだ…!じいちゃんを!)
踏み付けられた手を振り上げる。
ユウ「!…と。おい、言えよなぁ、突然動く時は…っておい!」
全速力で【奴】の逆側を走る。
ユウ「なんだよー…怒ったのか?」
泰斗「…幻は…【見る】ものだ。…つまり、【目に向かって来ている】ということだ…!」
ユウ「おーい、気でも狂ったか?」
泰斗「能力を…【俺の能力】を教えてやるよ…」
泰斗「俺の能力は…【角度を変える能力】!!」
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