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第16話 「四騎士会議」
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第16話 「四騎士会議」
私の名前はジュリエット
グワァン!
ジュリエット「あら…?」
いきなり空間が歪む感覚がする。
これは間違いない。騎士達が集まる合図。
ジュリエット「フフフ…来たわね…」
薄暗い血の池の中に落とされていく。
ストン…
血痕の操者「………」
・準Ⅲ騎士「血痕の操者」
仮面を被った、老婆。右目に「Q Ⅲ」の刻印。あれは準Ⅲ騎士の「血痕の操者」ちゃん。
ジュリエット「みんな。お久しぶりね。」
目の前の血の池からゆっくりとアコンシャスが現れる。
ギモーヴ「ヒョッヒョッヒョッ!久しぶりですなぁ!ジュリエットォ!」
・準Ⅱ騎士「ギモーヴ」
右目に「Q Ⅱ」と刻印があるアコンシャス。彼は「ギモーヴ」
ジュリエット「ギモーヴちゃん!元気してたかしら!また遊びましょ!」
オースティン「騎士達だけが集められている…一体何が起きてるんじゃ…」
・準Ⅰ騎士 オースティン
右目に「Q Ⅰ」と刻印が刻まれたアコンシャス。彼は「オースティン」
バッファ「騎士達が集められたということは…SRに騎士がやられた…!?」
・Ⅳ騎士「バッファ」
左目にはK、右目Ⅳ。顔の右半分には火傷がある男。彼はバッファ。
ストン…
グレーゴル「久しぶりだなぁ…坊やぁ…」
グレーゴルはそういいながらバッファの肩に手を置く。
グレーゴル「死んでなくてよかったぜぇ…お前は四騎士最弱だからなぁ…。俺はよぉ心配してたんだぜぇ…?大切な家族だからなぁ…」
ジュリエット「久しぶりね。グレーゴル。」
グレーゴル「よぉ…ジュリエット。何年ぶりか忘れたけどなぁ…」
・Ⅲ騎士「グレーゴル」
右目に左目にはK、右目Ⅲ。彼は「グレーゴル」。
バッファ「手をどかせ……」
グレーゴル「あ…?なんて…?」
バッファ「手を…どかせ…!!」
バゴンッ!
バッファの炎の拳がグレーゴルの顔面の下半分を破壊する。
グレーゴル「ちぃは強くなったかぁ…?坊や…いいねぇ…ヒヒヒ…」
ピキッ!
バッファの血管が盛り上がる音がした。分かるわ怒ってるのね。
ジュリエット「あらあら。バッファちゃん。グレーゴルちゃん。兄弟喧嘩かしら?」
・Ⅱ騎士「ジュリエット」
バッファ「ちっ、ったく…」
スカル「静粛にしろ…」
・Ⅰ騎士「スカル」
左目にはK、右目Ⅰ。死神のような黒い服、胸の奥には燃え盛る青色の炎があり、命を刈り取らんとする大きな鎌と6本の腕を持っている。そう彼こそ騎士最強の男・スカルちゃん。
彼が現れた途端、空気が揺れる。
私達騎士は大丈夫だったけど、準四騎士からはダラダラと汗が流れる。
カフティー「………」
スカル「カフティー様が…御見えだ…」
カフティー「みなの者。久しぶりだな。何故今回集めたのか…。察しの良い者は分かっているだろう。キャリーがやられた。やったのは『天城譲介』『遊馬慧悟』『問馬鹿之助』『剣』『平野田蔵』の5人。騎士から欠落者が現れた。」
グレーゴル「そりゃ残念だなぁ…」
カフティー「大切な家族が欠けた。私は本当に悲しい。だがな革命には一定の犠牲が不可欠…受け入れなければなるまい。革命のために。キャリーをやった5人を確実に仕留める必要がある。加えて禍達の撃破も必要だ。」
グワァン!
血痕の操者「新たな情報が入ってきました…。禍が会議を行い。剣の死刑が撤廃されました。」
カフティー「なるほど。貴重な情報感謝する。死刑の撤廃…私は認められないな。人間とアコンシャスが共存の道へ向かうなどありえんのだよ。」
スカル「その通りです…やつらは…甘い…」
血痕の操者「譲介達は…現在入院しているかと…」
ギモーヴ「ヒョ!ヒョ!ヒョ!ならば私の探知能力でSRの病棟を見つけてさしあげましょう!!」
カフティー「なるほど。わかった。ギモーヴ。頼むぞ。他のものよ質問などはないな?では本日の会議は終わりとする。」
こうしてこの会議は終わりを告げた。
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!では探してみますか!」
ギモーヴは探索を始めた。譲介たちは知らないでしょうね…
・譲介side
その頃、白衣着た男が研究室にいた。
福井「なるほど…また失敗か。やっぱ僕のシステムに適応する人間はそうそうでないか。」
彼はSR開発部「天空寺龍馬」
天空寺「人間には限界あるよね。やっぱり彼に頑張ってもらわないとね…鹿之助君」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
俺の名前は天城譲介。
俺達は笹川にやられた傷は勿論、キャリーや仲間割れの時の傷もひどく、SR病棟で入院していた。
俺達は入院をし、1ヶ月がたった。
その中で退院が早かったのは問馬さんと剣さんだった。
笹川とキャリーにやられた傷が俺達にも比べ、あまりなかった。それに加え、問馬さんは分厚い筋肉が傷を浅くしていた。剣さんもアコンシャスの再生力がある。
問馬「退院だぁ~ぜぇ~!!!」
剣「やな!」
医者「でもリハビリが必要なので、一応定期通院はお願いします!」
問馬「わかったぁ~ぜぇ~」
剣「問馬忘れそうやし、ワイがみとかんと」
問馬「応!多分忘れるから頼むぜ!」
俺達は引き続き入院していた。
その頃、アコンシャス7人が暴れ回っていた。
アコンシャス「人間だぁ~!!いただきま~す!」
一般人「キャァ~ッ!」
だがそこに3人ののものが現れた。
凌駕「アコンシャスか。」
日ノ下「うむ!」
一ノ瀬「そ、そうでやんす!」
一ノ瀬(怖いでヤンスゥゥウウウウウッ!)
アコンシャス「あれぇ~?SRぅ~?でも死んでねぇ!」
シュバンッ!
アコンシャスが糸を飛ばす。
一ノ瀬「ヒィィィッ!」
一ノ瀬がしゃがんでかわそうとする。
バコンッ!
大きな爆破がアコンシャスの糸を吹き飛ばす!
日ノ下「大筒轟爆ッッッ!(だいとうごうばく)」
2人アコンシャスが吹き飛ぶ!
アコンシャス「がはっ!」
間違いない、即死だ。
アコンシャス2「そんな!」
アコンシャス3「なら残った私たちで!」
アコンシャス達の糸が赤く染まり、大量の糸を飛ばそうとする
一ノ瀬「ヒィィィ!死にたくねぇでヤンスぅ!」
ここに来て一ノ瀬がビビる。
ズバンっ!
凌駕「刻水幻移…(こくすいげんい)」
アコンシャス達「えっ、」
アコンシャス達(嘘…もう後ろに…!瞬間移動…!?)
凌駕「フンッ!」
シャキン!シャキン!
アコンシャス達「ぐぁぁっ!」
ビシャビシャ!
凌駕が大量の血を浴びる。
凌駕が水刻槍剣をしまった
凌駕「終わりだな。」
一ノ瀬「よ、よし!た、倒したデヤンス!」
一ノ瀬(死ななくてよかったぁ~デヤンス~!)
その頃、問馬さんに接触しているものがいる。
天空寺「鹿之助君。はじめまして。」
問馬「?。誰だオッサン?」
天空寺「僕の名前は『福井龍馬』だ。SRの開発部だよ。」
問馬「ああ思い出した!田蔵さんが言ってたぜ!よろしくだぜ!」
天空寺「ところで鹿之助君。パワーアップに興味はあるかな?電気の攻撃ビリビリ出したりとかさ。」
問馬「おぉ!かっこよさそうだぜ!どうやって!どうやってやるんだぁ~ぜぇ~!!!」
天空寺「まあまあ落ち着いて。これなんだけどね。」
福井は鞄から設計図を取り出す。
天空寺「君の金属バッド。貸してくれないかな?改造するからさ。」
問馬「まじか!楽しみだぁ~ぜぇ~!」
それから5日後
天空寺「できたよ」
問馬「おぉ!かっけーぜ!」
問馬さんのバッドがメタリックになり、返ってきた。
天空寺「これを使うと君も変身ができるんだ。」
問馬「ま、まじか!!!遂に剣達の変身の仲間外れ脱却だぁ~ぜぇ~!!!男のロマンじゃぁ~ねぇ~かァッ!どうやって!?どうやって!?」
天空寺「まあまあ落ち着いて。まずはここを推して、スイッチを入れるんだ。ここを展開して、」
ガシャン!
天空寺「で、カードを入れて…。閉じるんだ!そして待機音が鳴ったら、ここのトリガーを引いて、変身!」
問馬「おぉ!カッケーぜ!早速変身だぁ~ぜぇ~!」
天空寺「待って!待って!説明しなきゃいけないことがあるのよ!」
問馬「なんだぁ~ぜぇ~?」
天空寺「あのね。これ変身すると強くなって、電気の打撃ができるようになるんだよ。更にアコンシャスカードと連係もできる。でもねこの力には”代償”がある。使うと全身に強い電流が流れて、失神したり、心臓に痛みを感じたり、めまいがしたりする。」
問馬「そうなのか?よくわかんねぇぜ」
天空寺「ん~…分かりやすく言えばピカチュウの10万ボルトを食らう?みたいな」
問馬「えっ!?それやばくねぇか!?」
天空寺「そうそう。だから安易に使わないこと。」
問馬「わかったぁ~ぜぇ~!」
天空寺(てかピカチュウで分かるんだ。)
その頃、ギモーヴも動いていた。
ギモーヴ「では私の獣をお呼びいたしましょう!血獣乱舞(けつじゅうらんぶ)!」
するとギモーヴの近くに獣が現れる。
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!お願いしますよ!」
獣「…………」
獣が有象無象と走り回る。
ギモーヴ「更にこれを上乗せすることで更に探知可能!
血晶探知(けっしょうたんち)!」
ギモーヴが魔法を発動、それと同時ギモーヴは獣を通し、俺達の位置の探知を開始する。
やつは寝ず、食わず、福井と問馬の接触している間、5日間探索をしていた。
…そして遂に見つかる
ギモーヴ「おぉ…これは…!……見つけましたよぉ…!!!私の家族を殺したクズども!!!!」
ギモーヴがカフティーにそう報告する。
カフティー「よくやった!」
ギモーヴ「早速向かいます!ヒョヒョヒョ!」
ギモーヴが遂に俺達の居所を感知してしまった。
そのとき羽場が病院のまえにいた。
羽場(帰ってゲームして~…)
その時…
???「ヒョヒョヒョ!」
どこからか声がした!
佐俣「誰だ!?」
???「誰と言われると名前をいいたくなりますよぉ!」
羽場「おいおい…まじか…」
羽場がやつの目を見て、驚愕する。
やつの左目にはQⅡと刻まれていた。
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!私は『ギモーヴ』!そこをどきなさい!譲介達を…あのクズどもを殺しにきましたよ!ヒョヒョヒョ!」
羽場(準四騎士のⅡ!?おいおい冗談だろ!俺死ぬのか!?せめて彼女できてから死なせてくれよ!)
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!いきますよぉ!血晶探知(けっしょうたんち)!」
ギモーヴが感覚を研ぎ澄ませる。
ギモーヴ「譲介達はコッチ!」
ギモーヴが無理やり佐俣達を突破しようとする!
羽場「させるか!嵐斬り!」
…慧悟さんと同じ、風の能力、嵐斬りを放つ!
ギモーヴ「血獣乱舞!」
だがギモーヴが獣を召喚する。
獣「ガォォ!」
獣がギモーヴの盾となり、風をくらいながらも突っ込む!
羽場「突風・削ぎ!」
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!面倒ですねぇ!ならばこちらも容赦は必要なし!血刃死雨(けつじんしざめ)!」
ギモーヴの血が刃へと変わり、羽場を襲う!
羽場「い、いてぇ!」
羽場の体が切り刻まれていく!
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!避けないとしにますよ!」
羽場は内蔵に凄まじいダメージを負う
羽場「ゴフッ…!」
羽場(内蔵が…飛び出そうだ…やべぇ!)
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!貴方も死になさい!消血滅波(しょうけつめっぱ)!」
ギモーヴが地面を殴る
バゴンッ!
それと同時、血の波動が羽場を襲った。
羽場「ぐぉぉっ!」
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!」
羽場「やべぇぞ…どうする?」
だがギモーヴは冷静だった。
ギモーヴ「まあ今回はあなた達にトドメを刺すことが目的じゃない…。ではご機嫌よう。」
ギモーヴが羽場を見て背を向けた。
羽場(譲介達のところへ向かうのかよ…!やべぇ!)
だがギモーヴの目が見開かれる。
ギモーヴ「おっと…これは棚から牡丹餅ですなぁ…」
そうでてきたのは。
遊馬「二人をやらせるか。」
譲介「いつまでも寝てられない!来いよ!」
そうこの俺達だよ!
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!傷がひっついてないのに自らでてくるとは!」
俺達は羽場が襲われていたとき、音から異変に気づいていた。
譲介「遊馬さん!これは!」
遊馬「ああ。まずは本部に連絡してから、俺達も行くぞ。」
譲介「はい!」
SRに連絡を入れてから、羽場を助けに行っていたのだ。
ベルト「Set!DragonNight!」
義鋼刀「抜刀!」
譲介「変身!」
遊馬「義鋼!」
ベルト「Burn it with dragon fire and tear it apart with sharp claws!」
義鋼刀「Flash like the storm-Azure Blade, unsheathe!」
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!ところで聞きますが…。私達の家族…キャリーを殺したことについて申しわけないとは思わないのですか?」
遊馬「なんだそれは?」
譲介「思わない。そんなこと。」
遊馬「ああ。アコンシャスを狩る。当然のことだ。」
するとギモーヴがブチギレる。
ギモーヴ「ふざけるなぁぁぁぁっ!『アコンシャスを狩る。当然のことだ。』だとぉ!?どうしてそうやっていつも!アコンシャスを差別しやがるんだ!このクソ人間共がぁぁっ!」
譲介(こんな仲間意識が高いアコンシャス…初めてだ…アコンシャスって単なる人間を襲うやばい奴らじゃないのか?いやそんなのはどうでもいい!やらなきゃ!)
俺は槍を構える。
遊馬「…そうか」
遊馬(まあ仕方のないことだ…それしかないんだよ。みんな割り切ってる。いや割り切るしかないんだ。)
遊馬さんは悲しそうな顔をしながら、刀を構えた。
ギモーヴ「容赦しねぇよ!クソどもぉ!血魂黒龍(けっこんこくりゅう)!」
すると血でできた大きな龍が現れる。
譲介「なんだこれは!」
遊馬「これは…!」
その龍が血の炎を吐く!
譲介「ぐぁぁっ!」
遊馬「チイィィ!」
それが俺達の装甲を溶かす。
更に龍の尻尾が俺達を横薙ぎで捉える。
バギンッ!
ゴロゴロッ!
俺達は激しく転がる!
運が悪いことにコンクリートの壁に頭を殴打した。
俺達は血を流しながら立ち上がる。
譲介(なんて強敵だ…)
ギモーヴ「許さん…!許さぁぁぁん!」
遊馬「どうすれば…!」
そこに剣さんと問馬さんが現れる!
剣「大丈夫かいな!?」
問馬「やべぇぜぇ!」
定期通院のおかげだ!
剣「変身!」
ポイズンソード「PoisonSowrd!TurnChange!SuperRex!」
問馬「いくぜ!」
二人が向かう!
ギモーヴ「貴様らも来たな!絶対逃さねぇ!死ねぇぇぇ!」
バギンッ!
龍の尻尾が飛ぶ。
ドガンッ!
二人が吹き飛ぶ!
譲介「剣さん!」
遊馬「問馬!」
剣「な、なんやこれ…」
剣(まずい…骨が…)
剣さんの片腕が折れる
問馬「いてぇ…なんだこりゃ…」
ギモーヴ「許さん!許さん!許さん!許さぁぁぁん!」
全員が血みどろ…これは骨が折れる相手だ…まずい…!
・次回予告
ギモーヴ「クズどもが…ふざけんなよ!」
バギンッ!
譲介「全く通じない!」
ギモーヴの圧倒的強さを前に全員が膝をつく。
問馬「やるしかねぇぜ!変身!」
バッド「PSY-X…On!」
問馬が変身!
次回「科学の鉄バット」
私の名前はジュリエット
グワァン!
ジュリエット「あら…?」
いきなり空間が歪む感覚がする。
これは間違いない。騎士達が集まる合図。
ジュリエット「フフフ…来たわね…」
薄暗い血の池の中に落とされていく。
ストン…
血痕の操者「………」
・準Ⅲ騎士「血痕の操者」
仮面を被った、老婆。右目に「Q Ⅲ」の刻印。あれは準Ⅲ騎士の「血痕の操者」ちゃん。
ジュリエット「みんな。お久しぶりね。」
目の前の血の池からゆっくりとアコンシャスが現れる。
ギモーヴ「ヒョッヒョッヒョッ!久しぶりですなぁ!ジュリエットォ!」
・準Ⅱ騎士「ギモーヴ」
右目に「Q Ⅱ」と刻印があるアコンシャス。彼は「ギモーヴ」
ジュリエット「ギモーヴちゃん!元気してたかしら!また遊びましょ!」
オースティン「騎士達だけが集められている…一体何が起きてるんじゃ…」
・準Ⅰ騎士 オースティン
右目に「Q Ⅰ」と刻印が刻まれたアコンシャス。彼は「オースティン」
バッファ「騎士達が集められたということは…SRに騎士がやられた…!?」
・Ⅳ騎士「バッファ」
左目にはK、右目Ⅳ。顔の右半分には火傷がある男。彼はバッファ。
ストン…
グレーゴル「久しぶりだなぁ…坊やぁ…」
グレーゴルはそういいながらバッファの肩に手を置く。
グレーゴル「死んでなくてよかったぜぇ…お前は四騎士最弱だからなぁ…。俺はよぉ心配してたんだぜぇ…?大切な家族だからなぁ…」
ジュリエット「久しぶりね。グレーゴル。」
グレーゴル「よぉ…ジュリエット。何年ぶりか忘れたけどなぁ…」
・Ⅲ騎士「グレーゴル」
右目に左目にはK、右目Ⅲ。彼は「グレーゴル」。
バッファ「手をどかせ……」
グレーゴル「あ…?なんて…?」
バッファ「手を…どかせ…!!」
バゴンッ!
バッファの炎の拳がグレーゴルの顔面の下半分を破壊する。
グレーゴル「ちぃは強くなったかぁ…?坊や…いいねぇ…ヒヒヒ…」
ピキッ!
バッファの血管が盛り上がる音がした。分かるわ怒ってるのね。
ジュリエット「あらあら。バッファちゃん。グレーゴルちゃん。兄弟喧嘩かしら?」
・Ⅱ騎士「ジュリエット」
バッファ「ちっ、ったく…」
スカル「静粛にしろ…」
・Ⅰ騎士「スカル」
左目にはK、右目Ⅰ。死神のような黒い服、胸の奥には燃え盛る青色の炎があり、命を刈り取らんとする大きな鎌と6本の腕を持っている。そう彼こそ騎士最強の男・スカルちゃん。
彼が現れた途端、空気が揺れる。
私達騎士は大丈夫だったけど、準四騎士からはダラダラと汗が流れる。
カフティー「………」
スカル「カフティー様が…御見えだ…」
カフティー「みなの者。久しぶりだな。何故今回集めたのか…。察しの良い者は分かっているだろう。キャリーがやられた。やったのは『天城譲介』『遊馬慧悟』『問馬鹿之助』『剣』『平野田蔵』の5人。騎士から欠落者が現れた。」
グレーゴル「そりゃ残念だなぁ…」
カフティー「大切な家族が欠けた。私は本当に悲しい。だがな革命には一定の犠牲が不可欠…受け入れなければなるまい。革命のために。キャリーをやった5人を確実に仕留める必要がある。加えて禍達の撃破も必要だ。」
グワァン!
血痕の操者「新たな情報が入ってきました…。禍が会議を行い。剣の死刑が撤廃されました。」
カフティー「なるほど。貴重な情報感謝する。死刑の撤廃…私は認められないな。人間とアコンシャスが共存の道へ向かうなどありえんのだよ。」
スカル「その通りです…やつらは…甘い…」
血痕の操者「譲介達は…現在入院しているかと…」
ギモーヴ「ヒョ!ヒョ!ヒョ!ならば私の探知能力でSRの病棟を見つけてさしあげましょう!!」
カフティー「なるほど。わかった。ギモーヴ。頼むぞ。他のものよ質問などはないな?では本日の会議は終わりとする。」
こうしてこの会議は終わりを告げた。
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!では探してみますか!」
ギモーヴは探索を始めた。譲介たちは知らないでしょうね…
・譲介side
その頃、白衣着た男が研究室にいた。
福井「なるほど…また失敗か。やっぱ僕のシステムに適応する人間はそうそうでないか。」
彼はSR開発部「天空寺龍馬」
天空寺「人間には限界あるよね。やっぱり彼に頑張ってもらわないとね…鹿之助君」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
俺の名前は天城譲介。
俺達は笹川にやられた傷は勿論、キャリーや仲間割れの時の傷もひどく、SR病棟で入院していた。
俺達は入院をし、1ヶ月がたった。
その中で退院が早かったのは問馬さんと剣さんだった。
笹川とキャリーにやられた傷が俺達にも比べ、あまりなかった。それに加え、問馬さんは分厚い筋肉が傷を浅くしていた。剣さんもアコンシャスの再生力がある。
問馬「退院だぁ~ぜぇ~!!!」
剣「やな!」
医者「でもリハビリが必要なので、一応定期通院はお願いします!」
問馬「わかったぁ~ぜぇ~」
剣「問馬忘れそうやし、ワイがみとかんと」
問馬「応!多分忘れるから頼むぜ!」
俺達は引き続き入院していた。
その頃、アコンシャス7人が暴れ回っていた。
アコンシャス「人間だぁ~!!いただきま~す!」
一般人「キャァ~ッ!」
だがそこに3人ののものが現れた。
凌駕「アコンシャスか。」
日ノ下「うむ!」
一ノ瀬「そ、そうでやんす!」
一ノ瀬(怖いでヤンスゥゥウウウウウッ!)
アコンシャス「あれぇ~?SRぅ~?でも死んでねぇ!」
シュバンッ!
アコンシャスが糸を飛ばす。
一ノ瀬「ヒィィィッ!」
一ノ瀬がしゃがんでかわそうとする。
バコンッ!
大きな爆破がアコンシャスの糸を吹き飛ばす!
日ノ下「大筒轟爆ッッッ!(だいとうごうばく)」
2人アコンシャスが吹き飛ぶ!
アコンシャス「がはっ!」
間違いない、即死だ。
アコンシャス2「そんな!」
アコンシャス3「なら残った私たちで!」
アコンシャス達の糸が赤く染まり、大量の糸を飛ばそうとする
一ノ瀬「ヒィィィ!死にたくねぇでヤンスぅ!」
ここに来て一ノ瀬がビビる。
ズバンっ!
凌駕「刻水幻移…(こくすいげんい)」
アコンシャス達「えっ、」
アコンシャス達(嘘…もう後ろに…!瞬間移動…!?)
凌駕「フンッ!」
シャキン!シャキン!
アコンシャス達「ぐぁぁっ!」
ビシャビシャ!
凌駕が大量の血を浴びる。
凌駕が水刻槍剣をしまった
凌駕「終わりだな。」
一ノ瀬「よ、よし!た、倒したデヤンス!」
一ノ瀬(死ななくてよかったぁ~デヤンス~!)
その頃、問馬さんに接触しているものがいる。
天空寺「鹿之助君。はじめまして。」
問馬「?。誰だオッサン?」
天空寺「僕の名前は『福井龍馬』だ。SRの開発部だよ。」
問馬「ああ思い出した!田蔵さんが言ってたぜ!よろしくだぜ!」
天空寺「ところで鹿之助君。パワーアップに興味はあるかな?電気の攻撃ビリビリ出したりとかさ。」
問馬「おぉ!かっこよさそうだぜ!どうやって!どうやってやるんだぁ~ぜぇ~!!!」
天空寺「まあまあ落ち着いて。これなんだけどね。」
福井は鞄から設計図を取り出す。
天空寺「君の金属バッド。貸してくれないかな?改造するからさ。」
問馬「まじか!楽しみだぁ~ぜぇ~!」
それから5日後
天空寺「できたよ」
問馬「おぉ!かっけーぜ!」
問馬さんのバッドがメタリックになり、返ってきた。
天空寺「これを使うと君も変身ができるんだ。」
問馬「ま、まじか!!!遂に剣達の変身の仲間外れ脱却だぁ~ぜぇ~!!!男のロマンじゃぁ~ねぇ~かァッ!どうやって!?どうやって!?」
天空寺「まあまあ落ち着いて。まずはここを推して、スイッチを入れるんだ。ここを展開して、」
ガシャン!
天空寺「で、カードを入れて…。閉じるんだ!そして待機音が鳴ったら、ここのトリガーを引いて、変身!」
問馬「おぉ!カッケーぜ!早速変身だぁ~ぜぇ~!」
天空寺「待って!待って!説明しなきゃいけないことがあるのよ!」
問馬「なんだぁ~ぜぇ~?」
天空寺「あのね。これ変身すると強くなって、電気の打撃ができるようになるんだよ。更にアコンシャスカードと連係もできる。でもねこの力には”代償”がある。使うと全身に強い電流が流れて、失神したり、心臓に痛みを感じたり、めまいがしたりする。」
問馬「そうなのか?よくわかんねぇぜ」
天空寺「ん~…分かりやすく言えばピカチュウの10万ボルトを食らう?みたいな」
問馬「えっ!?それやばくねぇか!?」
天空寺「そうそう。だから安易に使わないこと。」
問馬「わかったぁ~ぜぇ~!」
天空寺(てかピカチュウで分かるんだ。)
その頃、ギモーヴも動いていた。
ギモーヴ「では私の獣をお呼びいたしましょう!血獣乱舞(けつじゅうらんぶ)!」
するとギモーヴの近くに獣が現れる。
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!お願いしますよ!」
獣「…………」
獣が有象無象と走り回る。
ギモーヴ「更にこれを上乗せすることで更に探知可能!
血晶探知(けっしょうたんち)!」
ギモーヴが魔法を発動、それと同時ギモーヴは獣を通し、俺達の位置の探知を開始する。
やつは寝ず、食わず、福井と問馬の接触している間、5日間探索をしていた。
…そして遂に見つかる
ギモーヴ「おぉ…これは…!……見つけましたよぉ…!!!私の家族を殺したクズども!!!!」
ギモーヴがカフティーにそう報告する。
カフティー「よくやった!」
ギモーヴ「早速向かいます!ヒョヒョヒョ!」
ギモーヴが遂に俺達の居所を感知してしまった。
そのとき羽場が病院のまえにいた。
羽場(帰ってゲームして~…)
その時…
???「ヒョヒョヒョ!」
どこからか声がした!
佐俣「誰だ!?」
???「誰と言われると名前をいいたくなりますよぉ!」
羽場「おいおい…まじか…」
羽場がやつの目を見て、驚愕する。
やつの左目にはQⅡと刻まれていた。
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!私は『ギモーヴ』!そこをどきなさい!譲介達を…あのクズどもを殺しにきましたよ!ヒョヒョヒョ!」
羽場(準四騎士のⅡ!?おいおい冗談だろ!俺死ぬのか!?せめて彼女できてから死なせてくれよ!)
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!いきますよぉ!血晶探知(けっしょうたんち)!」
ギモーヴが感覚を研ぎ澄ませる。
ギモーヴ「譲介達はコッチ!」
ギモーヴが無理やり佐俣達を突破しようとする!
羽場「させるか!嵐斬り!」
…慧悟さんと同じ、風の能力、嵐斬りを放つ!
ギモーヴ「血獣乱舞!」
だがギモーヴが獣を召喚する。
獣「ガォォ!」
獣がギモーヴの盾となり、風をくらいながらも突っ込む!
羽場「突風・削ぎ!」
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!面倒ですねぇ!ならばこちらも容赦は必要なし!血刃死雨(けつじんしざめ)!」
ギモーヴの血が刃へと変わり、羽場を襲う!
羽場「い、いてぇ!」
羽場の体が切り刻まれていく!
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!避けないとしにますよ!」
羽場は内蔵に凄まじいダメージを負う
羽場「ゴフッ…!」
羽場(内蔵が…飛び出そうだ…やべぇ!)
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!貴方も死になさい!消血滅波(しょうけつめっぱ)!」
ギモーヴが地面を殴る
バゴンッ!
それと同時、血の波動が羽場を襲った。
羽場「ぐぉぉっ!」
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!」
羽場「やべぇぞ…どうする?」
だがギモーヴは冷静だった。
ギモーヴ「まあ今回はあなた達にトドメを刺すことが目的じゃない…。ではご機嫌よう。」
ギモーヴが羽場を見て背を向けた。
羽場(譲介達のところへ向かうのかよ…!やべぇ!)
だがギモーヴの目が見開かれる。
ギモーヴ「おっと…これは棚から牡丹餅ですなぁ…」
そうでてきたのは。
遊馬「二人をやらせるか。」
譲介「いつまでも寝てられない!来いよ!」
そうこの俺達だよ!
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!傷がひっついてないのに自らでてくるとは!」
俺達は羽場が襲われていたとき、音から異変に気づいていた。
譲介「遊馬さん!これは!」
遊馬「ああ。まずは本部に連絡してから、俺達も行くぞ。」
譲介「はい!」
SRに連絡を入れてから、羽場を助けに行っていたのだ。
ベルト「Set!DragonNight!」
義鋼刀「抜刀!」
譲介「変身!」
遊馬「義鋼!」
ベルト「Burn it with dragon fire and tear it apart with sharp claws!」
義鋼刀「Flash like the storm-Azure Blade, unsheathe!」
ギモーヴ「ヒョヒョヒョ!ところで聞きますが…。私達の家族…キャリーを殺したことについて申しわけないとは思わないのですか?」
遊馬「なんだそれは?」
譲介「思わない。そんなこと。」
遊馬「ああ。アコンシャスを狩る。当然のことだ。」
するとギモーヴがブチギレる。
ギモーヴ「ふざけるなぁぁぁぁっ!『アコンシャスを狩る。当然のことだ。』だとぉ!?どうしてそうやっていつも!アコンシャスを差別しやがるんだ!このクソ人間共がぁぁっ!」
譲介(こんな仲間意識が高いアコンシャス…初めてだ…アコンシャスって単なる人間を襲うやばい奴らじゃないのか?いやそんなのはどうでもいい!やらなきゃ!)
俺は槍を構える。
遊馬「…そうか」
遊馬(まあ仕方のないことだ…それしかないんだよ。みんな割り切ってる。いや割り切るしかないんだ。)
遊馬さんは悲しそうな顔をしながら、刀を構えた。
ギモーヴ「容赦しねぇよ!クソどもぉ!血魂黒龍(けっこんこくりゅう)!」
すると血でできた大きな龍が現れる。
譲介「なんだこれは!」
遊馬「これは…!」
その龍が血の炎を吐く!
譲介「ぐぁぁっ!」
遊馬「チイィィ!」
それが俺達の装甲を溶かす。
更に龍の尻尾が俺達を横薙ぎで捉える。
バギンッ!
ゴロゴロッ!
俺達は激しく転がる!
運が悪いことにコンクリートの壁に頭を殴打した。
俺達は血を流しながら立ち上がる。
譲介(なんて強敵だ…)
ギモーヴ「許さん…!許さぁぁぁん!」
遊馬「どうすれば…!」
そこに剣さんと問馬さんが現れる!
剣「大丈夫かいな!?」
問馬「やべぇぜぇ!」
定期通院のおかげだ!
剣「変身!」
ポイズンソード「PoisonSowrd!TurnChange!SuperRex!」
問馬「いくぜ!」
二人が向かう!
ギモーヴ「貴様らも来たな!絶対逃さねぇ!死ねぇぇぇ!」
バギンッ!
龍の尻尾が飛ぶ。
ドガンッ!
二人が吹き飛ぶ!
譲介「剣さん!」
遊馬「問馬!」
剣「な、なんやこれ…」
剣(まずい…骨が…)
剣さんの片腕が折れる
問馬「いてぇ…なんだこりゃ…」
ギモーヴ「許さん!許さん!許さん!許さぁぁぁん!」
全員が血みどろ…これは骨が折れる相手だ…まずい…!
・次回予告
ギモーヴ「クズどもが…ふざけんなよ!」
バギンッ!
譲介「全く通じない!」
ギモーヴの圧倒的強さを前に全員が膝をつく。
問馬「やるしかねぇぜ!変身!」
バッド「PSY-X…On!」
問馬が変身!
次回「科学の鉄バット」
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