海は今日も大荒れ(完結)

三森まり

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2階の窓からこんにちわ(・∀・)b

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夏休みの宿題をしていたら歴史の教科書を学校に忘れてた事に気に付いた

クラブの合間にやっつけてしまおうと思いながら持って行って クラブ活動に夢中になって一行もやらず~~
教科書だけクラブの道具を入れるロッカーに忘れて…美術室に置きっぱとかとか

『バカすぎる…』

まったくどうしようもない…しかたないので自室の窓を開けてお向かいの窓に向かって消しゴムを投げる

コツンという軽い音

すると窓をカラリと開けて七海ちゃんが顔を出した

「どうしたの 空也?」

俺を見つけて小首を傾げる七海ちゃんは今日も可愛い♡

「行くよ!」

と声をかける
さっと七海ちゃんが窓から身体を遠ざけるのを確かめて自分の部屋の窓から七海ちゃんの部屋の窓に飛び移る

とっ 同時に怒号が飛んできた

「危ないでしょ空也!! 七も止めなさいよ!!
ここは2階なのよ 落ちたら大怪我するわよ もうっ!!聞いてる?!ふたりとも」

美海怖い

「美海!」

「美海ちゃん」

と怒る美海に 七海ちゃんとハモってしまった

双子である二人は幼い頃同じ部屋だったけど 現在は隣部屋に美海はいて窓からの行き来は知らなかった

美海の手には漫画が握られて3巻と書かれていた あの漫画は俺の記憶が正しければ6巻まで出ている
たぶん続きを借りるため美海は七海ちゃんの部屋にやってきたのだろう…

うむうむ確かに…2階から2階に飛び移るのは危ないかもしれない…

昔の建売の並びは狭くて 何気なく玄関伝いでなく 2階の窓から行き来してきたけれども本当に落ちたら大変だ
怒られるのもしかたないだろう…

「ごめん、美海」

素直に謝ると 美海がつんと顔を横に向けながらも

「で 何の用よ」

と問いかけてくる

「歴史の教科書学校に忘れてきたから貸してほしくて」

と答える俺に

「はぁ……仕方ないわね。ちょっと待ってなさい」

と言って部屋に引っ込んだ 暫くすると美海が歴史の教科書を持って戻ってきたので受け取る
七海ちゃんに借りようと思ってきたんだけど まっいいか

「サンキュ、美海」

と礼を言うと美海が照れた様に横を向いたままぶっきらぼうに言う

「別に……たいした事じゃないわ……」

「うん、ありがとうな。宿題終わったら直ぐ返すから」

そう言って俺は七海ちゃんの部屋の窓を自分の部屋に再び飛び移るため開けたら
七海ちゃんに着ていたTシャツの端っこを引っ張られた
巻末置かず

「あんた 本当にバカねぇ!!」

と再び美海の罵声が飛んで来る…

あっはい バカでした… テヘペロと舌を出し 俺はそのまま2階から 1階に降りた俺は玄関にある叔父さんのサンダルを借り…自分の家に帰ったのだった…
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