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告白
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原則19時が下校時間なのだが~文化祭前には申請を出せば20時まで学校にいてもOKになる
美術部の展示の用意が終わったので美海のクラスに迎えに行ったら 何かしら不具合があったらしく20時ギリギリまで準備するという事なのでそれまで七海ちゃんとふたりで校庭で待つ事にした
過保護とか言われるけど 暗い夜道を美海も七海ちゃんもひとりで歩かせるのが嫌なのだ
今日の夜小さな花火大会があるので海の見渡せる校庭のベンチに七海ちゃんとそれぞれジュースを持ち座り対岸を見つめる
祭りのせいなのだろう高台の学校から見える街が何時もより明るい
ここからだと町中の喧騒は聞こえて来ないけれど
背中越しにざわめいてる学校の喧騒がイイ感じにお祭りっぽい
まぁ 学際の準備にてんやわんやな学生達の殆どはそれどころじゃないと思うけど
「あの…」
と不意に声を掛けられ振り向くと 夏なのに白いカーディガンを羽織った女生徒が立っていた
「えっと?」
「川内です あの時はお世話になりました」
とペコリと頭を下げる女生徒に俺は慌ててベンチを立つと七海ちゃんも立ち上がり俺の横に並んだ
「あの……私… あなたこそが私の運命の人だって思って」
きゅと唇を噛み俺を潤んだ瞳で見つめる彼女に
「はぁ??」
俺は思わずあっけにとられ… すごく間抜けな声を上げてしまったのだった…
「あの時抱きしめて…落ちてくる危険物から私を庇ってくれたでしょう 自分の身を呈して…今まで付きってきた男にそんな人居なかった」
あ~~まあ 少なくとも有平はしなさそうだなぁ
つーか あいつに付き飛ばれたんだったけか 今思い出してもムカムカする
「だから……あなたは私の運命の人だって思うんです」
と瞳を潤ませて俺を見つめる彼女にどう言えばよいのか言葉が浮かばない とりあえず七海ちゃんとふたり顔を見合わせて困ってると彼女がいきなり俺の手を握りしめて来て……そして言うのだ!
「付き合って下さい!!私と!!」
事件あったの1ヶ月前だよ前向きになるのはイイと思うけど 何故俺? ちゅ~かさ この人俺の事ほとんど知らないだろうに思い込みがなんか凄い 正直引く…てか 悪いけどこの調子で突っ走った結果があの事件の大きな要因のひとつじゃないかとさえ思えてきた
悪いのは有平だ うんでもさ~妻帯者だった事ここの生徒なら皆知ってる筈だよね?
「私の事軽蔑してるから駄目なんですか? 生徒と先生なんて 確かに禁断の恋だけど…」
追いすがる彼女に突然これまで静観していた七海ちゃんが口を開いた
「君は恋に恋してるだけだよ 君何ひとつ空也の事知らないだろ?」
「え?」
と彼女が七海ちゃんに視線を向ける
「空也はね~誰にでも優しいんだよ 庇ったのは君だからじゃない 自分より弱い者が困っていたら誰にでも手を差し伸べるんだ」
七海ちゃんの声が凄く冷たい
「だから そんな空也さんの特別に私なりたいんです!!」
川内さんが叫ぶ
「君は有平に恋してなかったし 空也の事だって特別に想ってるわけじゃない!!自分の中の妄想で作り上げた理想を空也に押し付けて欲しがってるだけだ」
そう言い切った七海ちゃんが彼女の俺を掴む手を払い退けた
「七海ちゃん」
と俺が呼ぶけど七海ちゃんはこちらを向く事なく真っ直ぐ彼女を見据える
「何も知らないくせに!! 許されない恋がどんなに辛かったか 優しい人が欲しいの私の傷を癒やしてくれる人が ねぇ頂戴よ 空也くんを頂戴!!」
とヒステリックに叫ぶ彼女が今度は七海ちゃんに懇願する
なんつー身勝手な… いやまぁ あんな事あってまだ1ヶ月だまだ彼女の精神状態は今でも普通じゃないんだろうけどさ それにしてもさ…
「空也はあんたの傷薬じゃない」
吐き捨てる七海ちゃんが 執拗な彼女に切れかかっている
出会って十数年 こんな七海ちゃんは数える程しか見たは無いけど 怒ると渚の兄弟の中で1番怖いんだよね……
「何よ!!あんたには関係ないでしょう?!!私の苦しみを何ひとつ知らないくせに!!!」
叫ぶ川内さんに七海ちゃんが鼻で笑う
「禁断の恋の苦しみ? 知ってるよ だってずっとずっと僕は空也に恋していたのだもの」
「!!!!!!!!!!!」
え?ちょっと 何??ナニ言っての??
ななななな 七海ちゃ~~~~~~~~~~~~~~ん!!
美術部の展示の用意が終わったので美海のクラスに迎えに行ったら 何かしら不具合があったらしく20時ギリギリまで準備するという事なのでそれまで七海ちゃんとふたりで校庭で待つ事にした
過保護とか言われるけど 暗い夜道を美海も七海ちゃんもひとりで歩かせるのが嫌なのだ
今日の夜小さな花火大会があるので海の見渡せる校庭のベンチに七海ちゃんとそれぞれジュースを持ち座り対岸を見つめる
祭りのせいなのだろう高台の学校から見える街が何時もより明るい
ここからだと町中の喧騒は聞こえて来ないけれど
背中越しにざわめいてる学校の喧騒がイイ感じにお祭りっぽい
まぁ 学際の準備にてんやわんやな学生達の殆どはそれどころじゃないと思うけど
「あの…」
と不意に声を掛けられ振り向くと 夏なのに白いカーディガンを羽織った女生徒が立っていた
「えっと?」
「川内です あの時はお世話になりました」
とペコリと頭を下げる女生徒に俺は慌ててベンチを立つと七海ちゃんも立ち上がり俺の横に並んだ
「あの……私… あなたこそが私の運命の人だって思って」
きゅと唇を噛み俺を潤んだ瞳で見つめる彼女に
「はぁ??」
俺は思わずあっけにとられ… すごく間抜けな声を上げてしまったのだった…
「あの時抱きしめて…落ちてくる危険物から私を庇ってくれたでしょう 自分の身を呈して…今まで付きってきた男にそんな人居なかった」
あ~~まあ 少なくとも有平はしなさそうだなぁ
つーか あいつに付き飛ばれたんだったけか 今思い出してもムカムカする
「だから……あなたは私の運命の人だって思うんです」
と瞳を潤ませて俺を見つめる彼女にどう言えばよいのか言葉が浮かばない とりあえず七海ちゃんとふたり顔を見合わせて困ってると彼女がいきなり俺の手を握りしめて来て……そして言うのだ!
「付き合って下さい!!私と!!」
事件あったの1ヶ月前だよ前向きになるのはイイと思うけど 何故俺? ちゅ~かさ この人俺の事ほとんど知らないだろうに思い込みがなんか凄い 正直引く…てか 悪いけどこの調子で突っ走った結果があの事件の大きな要因のひとつじゃないかとさえ思えてきた
悪いのは有平だ うんでもさ~妻帯者だった事ここの生徒なら皆知ってる筈だよね?
「私の事軽蔑してるから駄目なんですか? 生徒と先生なんて 確かに禁断の恋だけど…」
追いすがる彼女に突然これまで静観していた七海ちゃんが口を開いた
「君は恋に恋してるだけだよ 君何ひとつ空也の事知らないだろ?」
「え?」
と彼女が七海ちゃんに視線を向ける
「空也はね~誰にでも優しいんだよ 庇ったのは君だからじゃない 自分より弱い者が困っていたら誰にでも手を差し伸べるんだ」
七海ちゃんの声が凄く冷たい
「だから そんな空也さんの特別に私なりたいんです!!」
川内さんが叫ぶ
「君は有平に恋してなかったし 空也の事だって特別に想ってるわけじゃない!!自分の中の妄想で作り上げた理想を空也に押し付けて欲しがってるだけだ」
そう言い切った七海ちゃんが彼女の俺を掴む手を払い退けた
「七海ちゃん」
と俺が呼ぶけど七海ちゃんはこちらを向く事なく真っ直ぐ彼女を見据える
「何も知らないくせに!! 許されない恋がどんなに辛かったか 優しい人が欲しいの私の傷を癒やしてくれる人が ねぇ頂戴よ 空也くんを頂戴!!」
とヒステリックに叫ぶ彼女が今度は七海ちゃんに懇願する
なんつー身勝手な… いやまぁ あんな事あってまだ1ヶ月だまだ彼女の精神状態は今でも普通じゃないんだろうけどさ それにしてもさ…
「空也はあんたの傷薬じゃない」
吐き捨てる七海ちゃんが 執拗な彼女に切れかかっている
出会って十数年 こんな七海ちゃんは数える程しか見たは無いけど 怒ると渚の兄弟の中で1番怖いんだよね……
「何よ!!あんたには関係ないでしょう?!!私の苦しみを何ひとつ知らないくせに!!!」
叫ぶ川内さんに七海ちゃんが鼻で笑う
「禁断の恋の苦しみ? 知ってるよ だってずっとずっと僕は空也に恋していたのだもの」
「!!!!!!!!!!!」
え?ちょっと 何??ナニ言っての??
ななななな 七海ちゃ~~~~~~~~~~~~~~ん!!
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