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第二十七話 だったらさ
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寝つけなかったのが災いしてか、翌朝は予定よりも起きるのが遅くなってしまった。目が覚めた時には相良は既に部屋にいなくて、僕は慌てて準備を済ませて学校へ向かった。
登校すると、教室の外にクラスメイトが集まっていた。隣同士で盛んに話をしているようで、ガヤガヤとしたざわめきが、僕のいる階段の方まで伝わってくる。
なんだろう、と疑問に思いながら急ぎ足で廊下を進む。早く教室に入って準備を始めないと、文化祭二日目の一般公開が始まってしまうんじゃないのだろうか。
「おはよ。どうしたの?」
入口付近の男子に事情を尋ねると、彼はひどく困った顔で体を避け、教室の中を見せてくれる。僕は首を伸ばして覗き込み、息をのんだ。
床一面がビーズの海になっていた。机の下にも、暗幕の下にも、色とりどりのビーズが端から端まで散らばっている。
それだけではない。後ろの扉付近、販売用の作品を置いてあったあたりには、今日使う予定の包装用のビニール袋が、細かく切り刻まれて散らばっていた。よくよく目をこらせば、テグスの切れ端やキーホルダーのストラップ部分が、その中に紛れ込んで落ちている。
まさか、と心臓が跳ねる。嘘であってほしいと願った直後、暗幕の裏から顔を出した文化祭実行委員が、「駄目だ。作っておいたキーホルダーも全部壊されてる……」と呆然とした表情でつぶやいた。
どうして、誰が、と、クラスメイトの間にどよめきが広がる。
ビーズ喫茶で、販売用のビーズ作品が壊されてしまったのだ。一生懸命作ったのにと、悲しそうなつぶやきをもらす生徒もいる。
「あんたでしょ、新妻」
やがて口を開いたのは、川崎さんだった。壁にもたれてスマートフォンをいじる新妻に向かって、泣きそうな顔でじりじりと近づいていく。
「私が昨日、あんな話したから……!」
はあ? と気だるげな調子で、新妻が顔を上げる。「なんの話?」と肩をすくめるが、その口元はうっすらと笑っている。
意味深に目配せをしあう取り巻き三人の様子を見れば、新妻たちのグループが犯人なのは明らかだった。
しかし新妻は決して認めず、責任を追及する川崎さんとの間で、やり取りはどんどんヒートアップしていく。
「ほんと最低。私こんなことしろなんて言ってない!」
「いやいや、なんで俺が犯人って決めつけられてるわけ?」
「だってあんた、相良くんのことずっと嫌ってるでしょ。だからビーズ喫茶自体気に入らなくて、それで……」
「だからってなんでクラスの出し物ごと台無しにする必要があるのよ。俺だって頑張って準備してたんだけど?」
なあ? と同意を求められたフントリオが、「そうだそうだ」とわざとらしくうなずく。品川が「証拠はあんのか」とヤジを飛ばし、川崎さんは悔しそうな顔をしながらも、なにも言い返せずに押し黙ってしまう。
目撃者はいないようだった。監視カメラもない以上、本人が認めなければ、犯人だとは断定できない。やったのは新妻だと誰もが思いつつも、それを決定づける証拠がない。
「まあまあ、でもさあ」
微妙な空気に包まれたクラスメイトたちの顔を見回しながら、新妻が口を開く。
「売る物ないならないで、仕方ねえんじゃねーの? ビーズなんてナヨナヨしててダッサいのやめて、普通にカフェしようぜ。元々そういう話も出てたんだし」
――ビーズなんて。
その言い草に、カチンと頭に血が上る。なんだその馬鹿にした言い方は。ナヨナヨって、ダサいって、どういう意味だ。
僕は相良がビーズ制作に一生懸命な姿を知っているし、ハンドメイドイベントでは、相良の作品を嬉しそうに手に取るお客さんをたくさん見た。
だからこそ悔しくて、ぐっと歯を食いしばりながら、拳を強く握ってしまう。
僕でこんなに悔しいんだ。相良なんてもっと……そうだ、相良。
はっと気づいて、僕はあたりを見回す。
そうして見つけた相良は、他のクラスメイトたちに紛れて廊下に立ちながらも、殺気立った表情で新妻を睨みつけていた。
「どういう意味だ、新妻」
相良が低く唸るように言うと、周囲のクラスメイトが皆一様に、びくりと肩を震わせて相良から離れた。そうしてできた空間に、挑発的な笑みを浮かべた新妻が一歩二歩と近寄ってくる。
「どういう意味って?」
「ビーズのこと、お前今なんつった?」
「あー、『ナヨナヨしててダサい』?」
「……訂正しろ」
「はあ? なんで」
「いいから早く」
「ヤダね。そもそもハンドメイドなんて、既製品買えない貧乏人がすることだろ――まあお前みたいにオンボロ寮に住んでるような人間には、笑っちゃうくらいお似合いだけどな」
瞬間、怒りに目を剥いた相良が一歩踏み出し、新妻の制服の胸元を掴み上げた。
握り込まれて振り上げられた拳に、「ひゃっ」とクラスメイトから悲鳴が上がる。
「やめろっ、相良!」
力いっぱい地面を蹴って、僕は反射的に、相良の背中にしがみついていた。
ぐっと引き寄せたお陰か、相良の拳は新妻に当たる前に空に留まった。よかったと内心安堵しつつ、未だ怒りに震える相良に向かって、なんとか気持ちを落ち着かせるよう声をかける。
「よせ相良。殴っちゃ駄目だ」
相良は依然、ギロリと恐ろしい目で新妻を見ている。新妻はそれに気圧されつつ、半笑いの口元はどこか嬉しそうにも見えて――。
そうだ、と僕は気づく。「相良」ともう一度呼びかけ、たった今たどり着いた仮説を口にする。
「……新妻はお前を挑発して、特待生の資格を失わせたいのかもしれないっ」
僕の言葉に、新妻は驚いたように目を見開いた後、チッと舌打ちをした。咄嗟に思いついたことだったけど、図星だったようだ。
暴力行為があった場合、特待生の資格は当然、剥奪となる。
だから新妻は、ビーズを利用して相良を挑発し、暴力をふるわせたかった。クラスメイトを証人にするために、ビーズ喫茶自体を滅茶苦茶にするという派手な手段に出た。
「新妻お前、マジで卑怯なやつなんだな」
相良を背後に押しやりながら、僕は新妻を睨み上げる。「ああ?」とドスのきいた声で返す新妻に向かって、込み上げてくる怒りに任せて声を張る。
「相良がなんでもできるからって、嫉妬して突っかかって嫌がらせしてくるとかクソだせえ。自分が特待生になれなかったからって相良を嵌めてどうすんだよ。うらやましいなら素直に認めろ。負けたくないならもっとちゃんと努力しろよ。そういうとこみっともないから、彼女にもフラれるんだろ!」
「っ、てめえ……!」
顔を真っ赤にして、新妻が拳を振り上げるのが見えた。避け切るだけの反射神経は僕にはない。咄嗟に両腕を顔の前に出し、身を屈めて、くるであろう衝撃に対して精一杯身構える。
「……、……。……?」
しかし一向に、予想していた痛みは襲ってこない。
僕は恐る恐る顔を上げた。目の前では、新妻が目を白黒させながら苦しげな表情を浮かべている。
「岳に触んなって、前にも言ったよな……?」
絶対零度の声色に振り向けば、僕の背後から腕を伸ばした相良が、新妻の手首をしっかりと掴んでいた。
骨ばった腕や指先にがっつり血管が浮き出ている。新妻の表情から察するに、相当強く掴んでいるに違いない。
「いっ……、痛っ、痛い、折れっ、折れる……!」
「は? こんな手一回、折れればいいだろ」
「駄目だよ相良! 折っちゃ駄目だ!」
せっかく殴りかかるのを止めたのに、結局骨折させたら意味がない。「もういい。大丈夫だから」と必死に止めてようやく、相良は渋々といった様子で新妻から手を離す。
「っ、」
新妻は素早く後退りして、解放された右手をブンブン振った。「お前マジふざけんな。後で絶対……」と口を開きかけるが、「ああ?」と相良にガラ悪く睨まれて、悔しそうに唇を噛む。
その顔を見て、僕は新妻が少し気の毒になった。相良にあんな目で睨まれたら、僕だったら怖すぎて、もう二度と学校に来れないかもしれない。
「……っと、とにかく。まずは皆で床のビーズを片づけようよ。早くしないと一般公開の時間になっちゃうし」
呆然と成り行きを見守っていたクラスメイトたちに向かって、僕は訴えかけた。皆は一応うなずきつつ、理解が追いつかないといった様子で、お互いにお互いの様子をうかがい合っている。
「でもどうしよう。ビーズがないんじゃ、本当にただジュース出すだけの喫茶店になっちゃう」
女子生徒の一人が不安げにつぶやいた。
その言葉に、僕は勇気を出して、「だったらさ」と切り出してみる。
「だったらさ、僕一個、思いついたんだけど――」
登校すると、教室の外にクラスメイトが集まっていた。隣同士で盛んに話をしているようで、ガヤガヤとしたざわめきが、僕のいる階段の方まで伝わってくる。
なんだろう、と疑問に思いながら急ぎ足で廊下を進む。早く教室に入って準備を始めないと、文化祭二日目の一般公開が始まってしまうんじゃないのだろうか。
「おはよ。どうしたの?」
入口付近の男子に事情を尋ねると、彼はひどく困った顔で体を避け、教室の中を見せてくれる。僕は首を伸ばして覗き込み、息をのんだ。
床一面がビーズの海になっていた。机の下にも、暗幕の下にも、色とりどりのビーズが端から端まで散らばっている。
それだけではない。後ろの扉付近、販売用の作品を置いてあったあたりには、今日使う予定の包装用のビニール袋が、細かく切り刻まれて散らばっていた。よくよく目をこらせば、テグスの切れ端やキーホルダーのストラップ部分が、その中に紛れ込んで落ちている。
まさか、と心臓が跳ねる。嘘であってほしいと願った直後、暗幕の裏から顔を出した文化祭実行委員が、「駄目だ。作っておいたキーホルダーも全部壊されてる……」と呆然とした表情でつぶやいた。
どうして、誰が、と、クラスメイトの間にどよめきが広がる。
ビーズ喫茶で、販売用のビーズ作品が壊されてしまったのだ。一生懸命作ったのにと、悲しそうなつぶやきをもらす生徒もいる。
「あんたでしょ、新妻」
やがて口を開いたのは、川崎さんだった。壁にもたれてスマートフォンをいじる新妻に向かって、泣きそうな顔でじりじりと近づいていく。
「私が昨日、あんな話したから……!」
はあ? と気だるげな調子で、新妻が顔を上げる。「なんの話?」と肩をすくめるが、その口元はうっすらと笑っている。
意味深に目配せをしあう取り巻き三人の様子を見れば、新妻たちのグループが犯人なのは明らかだった。
しかし新妻は決して認めず、責任を追及する川崎さんとの間で、やり取りはどんどんヒートアップしていく。
「ほんと最低。私こんなことしろなんて言ってない!」
「いやいや、なんで俺が犯人って決めつけられてるわけ?」
「だってあんた、相良くんのことずっと嫌ってるでしょ。だからビーズ喫茶自体気に入らなくて、それで……」
「だからってなんでクラスの出し物ごと台無しにする必要があるのよ。俺だって頑張って準備してたんだけど?」
なあ? と同意を求められたフントリオが、「そうだそうだ」とわざとらしくうなずく。品川が「証拠はあんのか」とヤジを飛ばし、川崎さんは悔しそうな顔をしながらも、なにも言い返せずに押し黙ってしまう。
目撃者はいないようだった。監視カメラもない以上、本人が認めなければ、犯人だとは断定できない。やったのは新妻だと誰もが思いつつも、それを決定づける証拠がない。
「まあまあ、でもさあ」
微妙な空気に包まれたクラスメイトたちの顔を見回しながら、新妻が口を開く。
「売る物ないならないで、仕方ねえんじゃねーの? ビーズなんてナヨナヨしててダッサいのやめて、普通にカフェしようぜ。元々そういう話も出てたんだし」
――ビーズなんて。
その言い草に、カチンと頭に血が上る。なんだその馬鹿にした言い方は。ナヨナヨって、ダサいって、どういう意味だ。
僕は相良がビーズ制作に一生懸命な姿を知っているし、ハンドメイドイベントでは、相良の作品を嬉しそうに手に取るお客さんをたくさん見た。
だからこそ悔しくて、ぐっと歯を食いしばりながら、拳を強く握ってしまう。
僕でこんなに悔しいんだ。相良なんてもっと……そうだ、相良。
はっと気づいて、僕はあたりを見回す。
そうして見つけた相良は、他のクラスメイトたちに紛れて廊下に立ちながらも、殺気立った表情で新妻を睨みつけていた。
「どういう意味だ、新妻」
相良が低く唸るように言うと、周囲のクラスメイトが皆一様に、びくりと肩を震わせて相良から離れた。そうしてできた空間に、挑発的な笑みを浮かべた新妻が一歩二歩と近寄ってくる。
「どういう意味って?」
「ビーズのこと、お前今なんつった?」
「あー、『ナヨナヨしててダサい』?」
「……訂正しろ」
「はあ? なんで」
「いいから早く」
「ヤダね。そもそもハンドメイドなんて、既製品買えない貧乏人がすることだろ――まあお前みたいにオンボロ寮に住んでるような人間には、笑っちゃうくらいお似合いだけどな」
瞬間、怒りに目を剥いた相良が一歩踏み出し、新妻の制服の胸元を掴み上げた。
握り込まれて振り上げられた拳に、「ひゃっ」とクラスメイトから悲鳴が上がる。
「やめろっ、相良!」
力いっぱい地面を蹴って、僕は反射的に、相良の背中にしがみついていた。
ぐっと引き寄せたお陰か、相良の拳は新妻に当たる前に空に留まった。よかったと内心安堵しつつ、未だ怒りに震える相良に向かって、なんとか気持ちを落ち着かせるよう声をかける。
「よせ相良。殴っちゃ駄目だ」
相良は依然、ギロリと恐ろしい目で新妻を見ている。新妻はそれに気圧されつつ、半笑いの口元はどこか嬉しそうにも見えて――。
そうだ、と僕は気づく。「相良」ともう一度呼びかけ、たった今たどり着いた仮説を口にする。
「……新妻はお前を挑発して、特待生の資格を失わせたいのかもしれないっ」
僕の言葉に、新妻は驚いたように目を見開いた後、チッと舌打ちをした。咄嗟に思いついたことだったけど、図星だったようだ。
暴力行為があった場合、特待生の資格は当然、剥奪となる。
だから新妻は、ビーズを利用して相良を挑発し、暴力をふるわせたかった。クラスメイトを証人にするために、ビーズ喫茶自体を滅茶苦茶にするという派手な手段に出た。
「新妻お前、マジで卑怯なやつなんだな」
相良を背後に押しやりながら、僕は新妻を睨み上げる。「ああ?」とドスのきいた声で返す新妻に向かって、込み上げてくる怒りに任せて声を張る。
「相良がなんでもできるからって、嫉妬して突っかかって嫌がらせしてくるとかクソだせえ。自分が特待生になれなかったからって相良を嵌めてどうすんだよ。うらやましいなら素直に認めろ。負けたくないならもっとちゃんと努力しろよ。そういうとこみっともないから、彼女にもフラれるんだろ!」
「っ、てめえ……!」
顔を真っ赤にして、新妻が拳を振り上げるのが見えた。避け切るだけの反射神経は僕にはない。咄嗟に両腕を顔の前に出し、身を屈めて、くるであろう衝撃に対して精一杯身構える。
「……、……。……?」
しかし一向に、予想していた痛みは襲ってこない。
僕は恐る恐る顔を上げた。目の前では、新妻が目を白黒させながら苦しげな表情を浮かべている。
「岳に触んなって、前にも言ったよな……?」
絶対零度の声色に振り向けば、僕の背後から腕を伸ばした相良が、新妻の手首をしっかりと掴んでいた。
骨ばった腕や指先にがっつり血管が浮き出ている。新妻の表情から察するに、相当強く掴んでいるに違いない。
「いっ……、痛っ、痛い、折れっ、折れる……!」
「は? こんな手一回、折れればいいだろ」
「駄目だよ相良! 折っちゃ駄目だ!」
せっかく殴りかかるのを止めたのに、結局骨折させたら意味がない。「もういい。大丈夫だから」と必死に止めてようやく、相良は渋々といった様子で新妻から手を離す。
「っ、」
新妻は素早く後退りして、解放された右手をブンブン振った。「お前マジふざけんな。後で絶対……」と口を開きかけるが、「ああ?」と相良にガラ悪く睨まれて、悔しそうに唇を噛む。
その顔を見て、僕は新妻が少し気の毒になった。相良にあんな目で睨まれたら、僕だったら怖すぎて、もう二度と学校に来れないかもしれない。
「……っと、とにかく。まずは皆で床のビーズを片づけようよ。早くしないと一般公開の時間になっちゃうし」
呆然と成り行きを見守っていたクラスメイトたちに向かって、僕は訴えかけた。皆は一応うなずきつつ、理解が追いつかないといった様子で、お互いにお互いの様子をうかがい合っている。
「でもどうしよう。ビーズがないんじゃ、本当にただジュース出すだけの喫茶店になっちゃう」
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「だったらさ、僕一個、思いついたんだけど――」
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