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【第2章】絶望の烙印
エピソード.7
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その日の午後、拓海は訓練場で情報を整理していた。
昨日図書館で集めた知識を、頭の中で体系化していく。スキル「傾向分析」が自然に発動し、膨大な情報が整理されていく感覚があった。
美咲は隣で、自分のスキルを練習していた。
地面に落ちた葉や小石を浄化する。最初は一つずつだったが、徐々に範囲が広がっていく。
「少しずつ、慣れてきた」
美咲が嬉しそうに言った。
「いい調子だ」
拓海は頷いた。
「もっと大きなものでも試してみよう」
そう言って、訓練場の隅にある使い古された的を指差した。矢が刺さり、泥で汚れている。
美咲が手をかざすと、淡い光が的を包んだ。
汚れが消え、刺さっていた矢まで綺麗になっていく。
「すごい……」
拓海は感心した。
「物理的な汚れだけじゃなく、ダメージの痕跡まで消せる」
「でも、これがダンジョンで役に立つのかな……」
美咲が不安そうに呟いた。
「分からない。でも可能性はある」
拓海は断言した。
「ダンジョンには瘴気や呪いがあるって本に書いてあった。それを浄化できれば……」
「私たちでも、進めるかもしれない」
美咲の目に、わずかな希望が灯る。
その時、訓練場の入り口から声が聞こえた。
「おい、見ろよ。無能コンビが何かやってるぜ」
振り返ると、数人のクラスメイトが笑いながらこちらを見ていた。
その中には、木村と山田がいた。高瀬のパーティメンバーではないが、彼らに近い立場の生徒たちだ。
「掃除の練習か?」
木村が嘲笑った。
「ダンジョンで掃除して、モンスターに『綺麗にしてあげるね』って言うのか?」
山田も笑い声を上げた。
「やめてよ……」
美咲が小さく呟いた。
「ああ?何か言ったか?」
木村が一歩近づいてくる。
「聞こえなかったなあ。もっと大きな声で言えよ、掃除係」
「やめろ」
拓海が二人の間に立った。
「何だよ、情報分析官さん」
木村が鼻で笑った。
「お前こそ何ができんだ?敵の情報を分析して、それで?戦えないんだろ?」
「戦うだけが全てじゃない」
「は?何言ってんだ?」
山田が呆れたように言った。
「ここは異世界だぞ?モンスターと戦って生き延びるしかないんだ」
「戦えない奴は、死ぬしかない」
木村が冷たく言い放った。
「お前ら、早く諦めて隅っこで震えてろよ」
二人は笑いながら、訓練場の中央に戻っていった。
拓海は拳を握りしめた。
悔しさが込み上げてくる。
しかし、反論できない。
彼らの言うことは、ある意味正しいから。
「……拓海くん」
美咲が震える声で呼んだ。
振り返ると、彼女は涙を堪えていた。
「私たち……やっぱり、無理なのかな」
「そんなことない」
拓海は即座に否定した。
「絶対に、方法はある」
「でも……」
「諦めるな」
拓海は美咲の肩を掴んだ。
「俺たちには、俺たちのやり方がある」
美咲は涙を拭い、小さく頷いた。
-----
夕方、拓海は再び図書館に向かった。
もっと情報が必要だ。ダンジョンを戦わずに攻略する方法。そんなものが本当に存在するのか。
図書館に入ると、老人の司書が顔を上げた。
「また来たか、小僧」
「はい」
拓海は頭を下げた。
「もっと詳しい情報が欲しいんです。ダンジョンの構造、罠の種類、モンスターの行動パターン……」
「ほう」
老人は興味深そうに拓海を見た。
「お前、本気でダンジョンを攻略するつもりか?」
「はい」
「戦闘能力もなしに?」
「別の方法で」
拓海は真剣に答えた。
老人は数秒、黙って拓海を見つめていた。
そして、ゆっくりと立ち上がった。
「ついてこい」
老人は奥の書庫に向かって歩き出した。
拓海はその後に続いた。
書庫の奥には、鍵のかかった棚があった。老人が鍵を開けると、古い本が数冊並んでいた。
「これは……一般には公開していない資料だ」
老人は一冊の本を取り出した。
「『ダンジョン攻略の非常識な方法』……変なタイトルだが、内容は確かだ」
拓海は本を受け取った。革装丁の、古びた本だ。
「これには、戦わずにダンジョンを攻略した事例が記録されている」
「本当ですか!?」
拓海の声が高ぶった。
「ああ。まあ、成功例は少ないがな」
老人は苦笑した。
「大抵の冒険者は、力で押し切ろうとする。お前みたいに、別の方法を探す奴は稀だ」
「ありがとうございます!」
拓海は本を胸に抱いた。
「礼はいい。ただし……」
老人は真剣な表情になった。
「その本に書いてある方法は、リスクも高い。下手をすれば、戦うより危険かもしれん」
「覚悟はできてます」
拓海は迷わず答えた。
「今の俺には、これしか道がない」
老人は静かに頷いた。
「なら、頑張れ」
-----
その夜、拓海は部屋で本を読み耽った。
ページをめくるたびに、新しい発見があった。
モンスターの習性を利用した罠の回避法。音や光で注意を逸らす方法。ダンジョンの構造的な弱点を突く戦略。
全てが、拓海の頭の中に刻み込まれていく。
「これなら……いけるかもしれない」
拓海は呟いた。
窓の外には、異世界の夜空が広がっている。
見知らぬ星々が、静かに輝いていた。
拓海は本を閉じ、ベッドに横になった。
明日からは、本格的にパーティ編成が進むだろう。
そして、俺たちは誰からも誘われない。
なら、自分たちだけでやるしかない。
「美咲と二人で……パーティを組む」
その決意を胸に、拓海は目を閉じた。
昨日図書館で集めた知識を、頭の中で体系化していく。スキル「傾向分析」が自然に発動し、膨大な情報が整理されていく感覚があった。
美咲は隣で、自分のスキルを練習していた。
地面に落ちた葉や小石を浄化する。最初は一つずつだったが、徐々に範囲が広がっていく。
「少しずつ、慣れてきた」
美咲が嬉しそうに言った。
「いい調子だ」
拓海は頷いた。
「もっと大きなものでも試してみよう」
そう言って、訓練場の隅にある使い古された的を指差した。矢が刺さり、泥で汚れている。
美咲が手をかざすと、淡い光が的を包んだ。
汚れが消え、刺さっていた矢まで綺麗になっていく。
「すごい……」
拓海は感心した。
「物理的な汚れだけじゃなく、ダメージの痕跡まで消せる」
「でも、これがダンジョンで役に立つのかな……」
美咲が不安そうに呟いた。
「分からない。でも可能性はある」
拓海は断言した。
「ダンジョンには瘴気や呪いがあるって本に書いてあった。それを浄化できれば……」
「私たちでも、進めるかもしれない」
美咲の目に、わずかな希望が灯る。
その時、訓練場の入り口から声が聞こえた。
「おい、見ろよ。無能コンビが何かやってるぜ」
振り返ると、数人のクラスメイトが笑いながらこちらを見ていた。
その中には、木村と山田がいた。高瀬のパーティメンバーではないが、彼らに近い立場の生徒たちだ。
「掃除の練習か?」
木村が嘲笑った。
「ダンジョンで掃除して、モンスターに『綺麗にしてあげるね』って言うのか?」
山田も笑い声を上げた。
「やめてよ……」
美咲が小さく呟いた。
「ああ?何か言ったか?」
木村が一歩近づいてくる。
「聞こえなかったなあ。もっと大きな声で言えよ、掃除係」
「やめろ」
拓海が二人の間に立った。
「何だよ、情報分析官さん」
木村が鼻で笑った。
「お前こそ何ができんだ?敵の情報を分析して、それで?戦えないんだろ?」
「戦うだけが全てじゃない」
「は?何言ってんだ?」
山田が呆れたように言った。
「ここは異世界だぞ?モンスターと戦って生き延びるしかないんだ」
「戦えない奴は、死ぬしかない」
木村が冷たく言い放った。
「お前ら、早く諦めて隅っこで震えてろよ」
二人は笑いながら、訓練場の中央に戻っていった。
拓海は拳を握りしめた。
悔しさが込み上げてくる。
しかし、反論できない。
彼らの言うことは、ある意味正しいから。
「……拓海くん」
美咲が震える声で呼んだ。
振り返ると、彼女は涙を堪えていた。
「私たち……やっぱり、無理なのかな」
「そんなことない」
拓海は即座に否定した。
「絶対に、方法はある」
「でも……」
「諦めるな」
拓海は美咲の肩を掴んだ。
「俺たちには、俺たちのやり方がある」
美咲は涙を拭い、小さく頷いた。
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夕方、拓海は再び図書館に向かった。
もっと情報が必要だ。ダンジョンを戦わずに攻略する方法。そんなものが本当に存在するのか。
図書館に入ると、老人の司書が顔を上げた。
「また来たか、小僧」
「はい」
拓海は頭を下げた。
「もっと詳しい情報が欲しいんです。ダンジョンの構造、罠の種類、モンスターの行動パターン……」
「ほう」
老人は興味深そうに拓海を見た。
「お前、本気でダンジョンを攻略するつもりか?」
「はい」
「戦闘能力もなしに?」
「別の方法で」
拓海は真剣に答えた。
老人は数秒、黙って拓海を見つめていた。
そして、ゆっくりと立ち上がった。
「ついてこい」
老人は奥の書庫に向かって歩き出した。
拓海はその後に続いた。
書庫の奥には、鍵のかかった棚があった。老人が鍵を開けると、古い本が数冊並んでいた。
「これは……一般には公開していない資料だ」
老人は一冊の本を取り出した。
「『ダンジョン攻略の非常識な方法』……変なタイトルだが、内容は確かだ」
拓海は本を受け取った。革装丁の、古びた本だ。
「これには、戦わずにダンジョンを攻略した事例が記録されている」
「本当ですか!?」
拓海の声が高ぶった。
「ああ。まあ、成功例は少ないがな」
老人は苦笑した。
「大抵の冒険者は、力で押し切ろうとする。お前みたいに、別の方法を探す奴は稀だ」
「ありがとうございます!」
拓海は本を胸に抱いた。
「礼はいい。ただし……」
老人は真剣な表情になった。
「その本に書いてある方法は、リスクも高い。下手をすれば、戦うより危険かもしれん」
「覚悟はできてます」
拓海は迷わず答えた。
「今の俺には、これしか道がない」
老人は静かに頷いた。
「なら、頑張れ」
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その夜、拓海は部屋で本を読み耽った。
ページをめくるたびに、新しい発見があった。
モンスターの習性を利用した罠の回避法。音や光で注意を逸らす方法。ダンジョンの構造的な弱点を突く戦略。
全てが、拓海の頭の中に刻み込まれていく。
「これなら……いけるかもしれない」
拓海は呟いた。
窓の外には、異世界の夜空が広がっている。
見知らぬ星々が、静かに輝いていた。
拓海は本を閉じ、ベッドに横になった。
明日からは、本格的にパーティ編成が進むだろう。
そして、俺たちは誰からも誘われない。
なら、自分たちだけでやるしかない。
「美咲と二人で……パーティを組む」
その決意を胸に、拓海は目を閉じた。
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ここでも前代未聞の遊び人。止められるも3度目の正直で挑むも結果は遊び人。
同年代の連中は皆良い職業を選定してもらい、どんどん成長していく。
皆に馬鹿にされ、蔑まれ、馬鹿にされ、それでも何とかレベル上げを行うデルク。
こんな中2年ほど経って、12歳になった頃、1歳年下の11歳の1人の少女セシル・ヴァウテルスと出会う。凄い職業を得たが、成長が遅すぎると見捨てられた彼女。そんな2人がダンジョンで出会い、脱出不可能といわれているダンジョン下層からの脱出を、2人で成長していく事で不可能を可能にしていく。
そんな中2人を馬鹿にし、死地に追い込んだ同年代の連中や年上の冒険者は、中層への攻略を急ぐあまり、成長速度の遅い上位職を得たデルクの幼馴染の2人をダンジョンの大穴に突き落とし排除してしまう。
しかし奇跡的にもデルクはこの2人の命を救う事ができ、セシルを含めた4人で辛うじてダンジョンを脱出。
その後自分達をこんな所に追い込んだ連中と対峙する事になるが、ダンジョン下層で成長した4人にかなう冒険者はおらず、自らの愚かな行為に自滅してしまう。
そして、成長した遊び人の職業、実は成長すればどんな職業へもジョブチェンジできる最高の職業でした!
更に未だかつて同じ職業を3つ引いた人物がいなかったために、その結果がどうなるかわかっていなかった事もあり、その結果がとんでもない事になる。
これはのちに伝説となる4人を中心とする成長物語。
ダンジョン脱出までは辛抱の連続ですが、その後はざまぁな展開が待っています。
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