36 / 96
【第8章】初めての「勝利」
エピソード.36
しおりを挟む
一ヶ月後。
拓海と美咲の名声は、魔王軍全体に広がっていた。
ダンジョン改善の専門家として、次々と依頼が舞い込む。
この日も、二人は別のダンジョンから戻ってきたところだった。
「疲れた……」
美咲が椅子に座り込んだ。
「今週だけで、三つのダンジョンを回ったよ」
「ああ」
拓海も疲れた様子で頷いた。
「少しペースを落とした方がいいかもしれない」
リリアが心配そうに二人を見た。
「無理してない?」
「大丈夫です」
拓海が答えた。
「でも、確かに忙しすぎますね」
「依頼を、少し断った方がいいわ」
リリアが提案した。
「あなたたちの体が一番大事なんだから」
「ありがとうございます」
その時、ノックの音が聞こえた。
「リリア様、お客様です」
ゴルグの声だ。
「また?」
リリアが驚いた。
「今日で五組目よ」
「入れて」
扉が開き、一人の男性が入ってきた。
しかし、その姿を見た瞬間、拓海は固まった。
田中誠。
かつての親友が、そこに立っていた。
「……田中?」
拓海が呟いた。
「拓海……」
田中も驚いた表情をしている。
まさか、ここで会うとは思っていなかった。
「知り合い?」
リリアが尋ねた。
「ええ」
拓海が答えた。
「元クラスメイトです」
気まずい沈黙が流れた。
田中は視線を逸らし、床を見つめている。
「……何の用だ」
拓海が冷静に尋ねた。
「その……」
田中が言葉に詰まった。
「頼みがあって、来た」
「頼み?」
「今の俺たちのパーティ……行き詰まってる」
田中が苦しそうに言った。
「ダンジョン攻略が、全然進まない」
「このままじゃ、帰れない」
拓海は黙って聞いていた。
「だから……」
田中が顔を上げた。
「お前の力を、貸してほしい」
その言葉に、美咲が驚いた表情をした。
「田中さん……」
「頼む」
田中が頭を下げた。
「俺たち、もう限界なんだ」
拓海は複雑な心境だった。
かつて自分を見捨てた相手。
囮にした相手。
しかし今は、頭を下げて助けを求めている。
「……報酬は?」
拓海が冷たく尋ねた。
「え……?」
田中が顔を上げた。
「俺たちは、今やプロだ」
拓海が淡々と答えた。
「無償で仕事はしない」
「報酬を払えるなら、引き受ける」
田中の顔が、苦渋に歪んだ。
「金なら……ある」
彼がポーチを取り出した。
「これで足りるか?」
中には、魔石が50個ほど入っている。
拓海は値踏みするように見た。
「足りない」
彼が答えた。
「相場は、最低でも100だ」
「そんな……」
田中が愕然とした。
「これが、俺たちの全財産なんだ」
「なら、他を当たれ」
拓海が冷たく言い放った。
「待って」
美咲が割って入った。
「拓海くん……」
彼女は拓海を見つめた。
その目には、何かを訴えるものがあった。
拓海は深く息を吐いた。
「……分かった」
彼が折れた。
「50で引き受ける」
「本当か!?」
田中の顔が明るくなった。
「ただし」
拓海が続けた。
「これは一回限りだ」
「次はない」
「分かった……ありがとう」
田中が深々と頭を下げた。
-----
田中が帰った後、リリアが拓海に尋ねた。
「良かったの?安く引き受けて」
「……仕方ないです」
拓海が答えた。
「あいつとは、腐れ縁ですから」
「優しいのね」
リリアが微笑んだ。
「口では冷たいこと言ってるけど」
「本当は、助けたいんでしょう?」
拓海は何も言わなかった。
ただ黙って、窓の外を見つめていた。
-----
翌日、拓海と美咲は田中のパーティと合流した。
集合場所には、田中を含めた五人が待っていた。
リーダーの中村、魔法使いの佐々木、僧侶の山本、盗賊の鈴木。
全員が疲れた表情をしている。
「来てくれたのか」
中村が驚いた。
「田中から聞いたけど、本当に協力してくれるのか?」
「報酬をもらってますから」
拓海が淡々と答えた。
「どのダンジョンを攻略したいんですか?」
「影の迷宮だ」
中村が地図を広げた。
「もう三ヶ月も挑戦してるが、第三層で詰まってる」
拓海は地図を見た。
影の迷宮。中級ダンジョンの中でも、特に難易度が高い。
「第三層の何が問題ですか?」
「罠が多すぎる」
佐々木が答えた。
「魔法の罠で、私の魔力がすぐに尽きる」
「それに、モンスターも強い」
「分かりました」
拓海が頷いた。
「まず、実際に見てみましょう」
-----
影の迷宮に入ると、拓海は即座に分析を始めた。
スキル「情報収集」「傾向分析」をフル稼働させる。
第一層、第二層は比較的順調に進んだ。
田中たちも、拓海の指示に従って動く。
「右の通路に罠があります。左を通ってください」
「次の部屋に、モンスターが三体。火属性が弱点です」
的確な情報が、攻略を助ける。
そして、第三層に到達した。
「ここからが、本番だ」
中村が緊張した声で言った。
拓海は周囲を観察した。
複雑な通路構造。
至る所に罠の気配。
そして、濃密な魔力。
「……なるほど」
拓海が呟いた。
「問題が分かりました」
「何だ?」
「このダンジョン、わざと複雑にしてある」
拓海が説明を始めた。
「迷わせて、時間をかけさせる」
「その間に、罠で消耗させる」
「典型的な消耗戦の構造です」
「じゃあ、どうすれば……」
「最短ルートを見つけるんです」
拓海が地図を描き始めた。
「罠を避けつつ、最深部に直行する」
「時間をかけなければ、消耗もしない」
彼は分析結果を地図に落とし込んでいく。
田中たちは、その手際に見入っていた。
「すごい……」
佐々木が呟いた。
「こんなに正確に、ルートが分かるなんて」
「完成しました」
拓海が地図を見せた。
「このルートなら、罠を最小限に抑えられます」
「本当か?」
中村が信じられないという顔をした。
「信じてください」
拓海が真剣に答えた。
「これが、僕の仕事です」
-----
拓海のルートに従い、パーティは慎重に進んだ。
確かに、罠の遭遇回数が激減している。
モンスターとの戦闘も、最小限に抑えられている。
「すごい……本当にルート通りだ」
山本が感心した。
そして、ついに最深部の扉の前に到達した。
「ここが……最深部」
田中が呟いた。
「三ヶ月かかって、ようやく」
「まだ終わってません」
拓海が警告した。
「ボスがいます」
「分かってる」
中村が剣を構えた。
「行くぞ、みんな」
扉が開いた。
中は広い空間。
そして、中央には巨大な影が蠢いていた。
「シャドウ・デーモン……」
拓海が呟いた。
影でできた悪魔。
実体がなく、物理攻撃が効きにくい。
「拓海、弱点は!?」
中村が叫んだ。
「光属性です!」
拓海が即答した。
「それと、影が薄い部分が本体!そこを狙ってください!」
「了解!」
佐々木が光の魔法を詠唱した。
眩い光が、悪魔を包む。
悪魔が悲鳴を上げて怯んだ。
「今だ!」
中村が影の薄い部分——核を狙って斬りかかる。
剣が核に命中し、悪魔が崩れ落ちた。
「やった……」
全員が安堵の息を吐いた。
そして、部屋の奥に光る結晶が現れた。
魔力結晶。攻略の証。
「ついに……攻略できた」
田中が信じられないという顔をした。
「三ヶ月……ようやく」
中村が結晶を手に取った。
温かい光が、手のひらを照らす。
「これで……帰れる資格を得た」
全員の顔に、涙が浮かんでいた。
長い戦いが、ようやく実を結んだ。
拓海と美咲の名声は、魔王軍全体に広がっていた。
ダンジョン改善の専門家として、次々と依頼が舞い込む。
この日も、二人は別のダンジョンから戻ってきたところだった。
「疲れた……」
美咲が椅子に座り込んだ。
「今週だけで、三つのダンジョンを回ったよ」
「ああ」
拓海も疲れた様子で頷いた。
「少しペースを落とした方がいいかもしれない」
リリアが心配そうに二人を見た。
「無理してない?」
「大丈夫です」
拓海が答えた。
「でも、確かに忙しすぎますね」
「依頼を、少し断った方がいいわ」
リリアが提案した。
「あなたたちの体が一番大事なんだから」
「ありがとうございます」
その時、ノックの音が聞こえた。
「リリア様、お客様です」
ゴルグの声だ。
「また?」
リリアが驚いた。
「今日で五組目よ」
「入れて」
扉が開き、一人の男性が入ってきた。
しかし、その姿を見た瞬間、拓海は固まった。
田中誠。
かつての親友が、そこに立っていた。
「……田中?」
拓海が呟いた。
「拓海……」
田中も驚いた表情をしている。
まさか、ここで会うとは思っていなかった。
「知り合い?」
リリアが尋ねた。
「ええ」
拓海が答えた。
「元クラスメイトです」
気まずい沈黙が流れた。
田中は視線を逸らし、床を見つめている。
「……何の用だ」
拓海が冷静に尋ねた。
「その……」
田中が言葉に詰まった。
「頼みがあって、来た」
「頼み?」
「今の俺たちのパーティ……行き詰まってる」
田中が苦しそうに言った。
「ダンジョン攻略が、全然進まない」
「このままじゃ、帰れない」
拓海は黙って聞いていた。
「だから……」
田中が顔を上げた。
「お前の力を、貸してほしい」
その言葉に、美咲が驚いた表情をした。
「田中さん……」
「頼む」
田中が頭を下げた。
「俺たち、もう限界なんだ」
拓海は複雑な心境だった。
かつて自分を見捨てた相手。
囮にした相手。
しかし今は、頭を下げて助けを求めている。
「……報酬は?」
拓海が冷たく尋ねた。
「え……?」
田中が顔を上げた。
「俺たちは、今やプロだ」
拓海が淡々と答えた。
「無償で仕事はしない」
「報酬を払えるなら、引き受ける」
田中の顔が、苦渋に歪んだ。
「金なら……ある」
彼がポーチを取り出した。
「これで足りるか?」
中には、魔石が50個ほど入っている。
拓海は値踏みするように見た。
「足りない」
彼が答えた。
「相場は、最低でも100だ」
「そんな……」
田中が愕然とした。
「これが、俺たちの全財産なんだ」
「なら、他を当たれ」
拓海が冷たく言い放った。
「待って」
美咲が割って入った。
「拓海くん……」
彼女は拓海を見つめた。
その目には、何かを訴えるものがあった。
拓海は深く息を吐いた。
「……分かった」
彼が折れた。
「50で引き受ける」
「本当か!?」
田中の顔が明るくなった。
「ただし」
拓海が続けた。
「これは一回限りだ」
「次はない」
「分かった……ありがとう」
田中が深々と頭を下げた。
-----
田中が帰った後、リリアが拓海に尋ねた。
「良かったの?安く引き受けて」
「……仕方ないです」
拓海が答えた。
「あいつとは、腐れ縁ですから」
「優しいのね」
リリアが微笑んだ。
「口では冷たいこと言ってるけど」
「本当は、助けたいんでしょう?」
拓海は何も言わなかった。
ただ黙って、窓の外を見つめていた。
-----
翌日、拓海と美咲は田中のパーティと合流した。
集合場所には、田中を含めた五人が待っていた。
リーダーの中村、魔法使いの佐々木、僧侶の山本、盗賊の鈴木。
全員が疲れた表情をしている。
「来てくれたのか」
中村が驚いた。
「田中から聞いたけど、本当に協力してくれるのか?」
「報酬をもらってますから」
拓海が淡々と答えた。
「どのダンジョンを攻略したいんですか?」
「影の迷宮だ」
中村が地図を広げた。
「もう三ヶ月も挑戦してるが、第三層で詰まってる」
拓海は地図を見た。
影の迷宮。中級ダンジョンの中でも、特に難易度が高い。
「第三層の何が問題ですか?」
「罠が多すぎる」
佐々木が答えた。
「魔法の罠で、私の魔力がすぐに尽きる」
「それに、モンスターも強い」
「分かりました」
拓海が頷いた。
「まず、実際に見てみましょう」
-----
影の迷宮に入ると、拓海は即座に分析を始めた。
スキル「情報収集」「傾向分析」をフル稼働させる。
第一層、第二層は比較的順調に進んだ。
田中たちも、拓海の指示に従って動く。
「右の通路に罠があります。左を通ってください」
「次の部屋に、モンスターが三体。火属性が弱点です」
的確な情報が、攻略を助ける。
そして、第三層に到達した。
「ここからが、本番だ」
中村が緊張した声で言った。
拓海は周囲を観察した。
複雑な通路構造。
至る所に罠の気配。
そして、濃密な魔力。
「……なるほど」
拓海が呟いた。
「問題が分かりました」
「何だ?」
「このダンジョン、わざと複雑にしてある」
拓海が説明を始めた。
「迷わせて、時間をかけさせる」
「その間に、罠で消耗させる」
「典型的な消耗戦の構造です」
「じゃあ、どうすれば……」
「最短ルートを見つけるんです」
拓海が地図を描き始めた。
「罠を避けつつ、最深部に直行する」
「時間をかけなければ、消耗もしない」
彼は分析結果を地図に落とし込んでいく。
田中たちは、その手際に見入っていた。
「すごい……」
佐々木が呟いた。
「こんなに正確に、ルートが分かるなんて」
「完成しました」
拓海が地図を見せた。
「このルートなら、罠を最小限に抑えられます」
「本当か?」
中村が信じられないという顔をした。
「信じてください」
拓海が真剣に答えた。
「これが、僕の仕事です」
-----
拓海のルートに従い、パーティは慎重に進んだ。
確かに、罠の遭遇回数が激減している。
モンスターとの戦闘も、最小限に抑えられている。
「すごい……本当にルート通りだ」
山本が感心した。
そして、ついに最深部の扉の前に到達した。
「ここが……最深部」
田中が呟いた。
「三ヶ月かかって、ようやく」
「まだ終わってません」
拓海が警告した。
「ボスがいます」
「分かってる」
中村が剣を構えた。
「行くぞ、みんな」
扉が開いた。
中は広い空間。
そして、中央には巨大な影が蠢いていた。
「シャドウ・デーモン……」
拓海が呟いた。
影でできた悪魔。
実体がなく、物理攻撃が効きにくい。
「拓海、弱点は!?」
中村が叫んだ。
「光属性です!」
拓海が即答した。
「それと、影が薄い部分が本体!そこを狙ってください!」
「了解!」
佐々木が光の魔法を詠唱した。
眩い光が、悪魔を包む。
悪魔が悲鳴を上げて怯んだ。
「今だ!」
中村が影の薄い部分——核を狙って斬りかかる。
剣が核に命中し、悪魔が崩れ落ちた。
「やった……」
全員が安堵の息を吐いた。
そして、部屋の奥に光る結晶が現れた。
魔力結晶。攻略の証。
「ついに……攻略できた」
田中が信じられないという顔をした。
「三ヶ月……ようやく」
中村が結晶を手に取った。
温かい光が、手のひらを照らす。
「これで……帰れる資格を得た」
全員の顔に、涙が浮かんでいた。
長い戦いが、ようやく実を結んだ。
25
あなたにおすすめの小説
魔力ゼロで出来損ないと追放された俺、前世の物理学知識を魔法代わりに使ったら、天才ドワーフや魔王に懐かれて最強になっていた
黒崎隼人
ファンタジー
「お前は我が家の恥だ」――。
名門貴族の三男アレンは、魔力を持たずに生まれたというだけで家族に虐げられ、18歳の誕生日にすべてを奪われ追放された。
絶望の中、彼が死の淵で思い出したのは、物理学者として生きた前世の記憶。そして覚醒したのは、魔法とは全く異なる、世界の理そのものを操る力――【概念置換(コンセプト・シフト)】。
運動エネルギーの法則【E = 1/2mv²】で、小石は音速の弾丸と化す。
熱力学第二法則で、敵軍は絶対零度の世界に沈む。
そして、相対性理論【E = mc²】は、神をも打ち砕く一撃となる。
これは、魔力ゼロの少年が、科学という名の「本当の魔法」で理不尽な運命を覆し、心優しき仲間たちと共に、偽りの正義に支配された世界の真実を解き明かす物語。
「君の信じる常識は、本当に正しいのか?」
知的好奇心が、あなたの胸を熱くする。新時代のサイエンス・ファンタジーが、今、幕を開ける。
ユニークスキルの名前が禍々しいという理由で国外追放になった侯爵家の嫡男は世界を破壊して創り直します
かにくくり
ファンタジー
エバートン侯爵家の嫡男として生まれたルシフェルトは王国の守護神から【破壊の後の創造】という禍々しい名前のスキルを授かったという理由で王国から危険視され国外追放を言い渡されてしまう。
追放された先は王国と魔界との境にある魔獣の谷。
恐ろしい魔獣が闊歩するこの地に足を踏み入れて無事に帰った者はおらず、事実上の危険分子の排除であった。
それでもルシフェルトはスキル【破壊の後の創造】を駆使して生き延び、その過程で救った魔族の親子に誘われて小さな集落で暮らす事になる。
やがて彼の持つ力に気付いた魔王やエルフ、そして王国の思惑が複雑に絡み大戦乱へと発展していく。
鬱陶しいのでみんなぶっ壊して創り直してやります。
※小説家になろうにも投稿しています。
職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!
よっしぃ
ファンタジー
この物語は、通常1つの職業を選定する所を、一つ目で遊び人を選定してしまい何とか別の職業を、と思い3つとも遊び人を選定してしまったデルクが、成長して無双する話。
10歳を過ぎると皆教会へ赴き、自身の職業を選定してもらうが、デルク・コーネインはここでまさかの遊び人になってしまう。最高3つの職業を選べるが、その分成長速度が遅くなるも、2つ目を選定。
ここでも前代未聞の遊び人。止められるも3度目の正直で挑むも結果は遊び人。
同年代の連中は皆良い職業を選定してもらい、どんどん成長していく。
皆に馬鹿にされ、蔑まれ、馬鹿にされ、それでも何とかレベル上げを行うデルク。
こんな中2年ほど経って、12歳になった頃、1歳年下の11歳の1人の少女セシル・ヴァウテルスと出会う。凄い職業を得たが、成長が遅すぎると見捨てられた彼女。そんな2人がダンジョンで出会い、脱出不可能といわれているダンジョン下層からの脱出を、2人で成長していく事で不可能を可能にしていく。
そんな中2人を馬鹿にし、死地に追い込んだ同年代の連中や年上の冒険者は、中層への攻略を急ぐあまり、成長速度の遅い上位職を得たデルクの幼馴染の2人をダンジョンの大穴に突き落とし排除してしまう。
しかし奇跡的にもデルクはこの2人の命を救う事ができ、セシルを含めた4人で辛うじてダンジョンを脱出。
その後自分達をこんな所に追い込んだ連中と対峙する事になるが、ダンジョン下層で成長した4人にかなう冒険者はおらず、自らの愚かな行為に自滅してしまう。
そして、成長した遊び人の職業、実は成長すればどんな職業へもジョブチェンジできる最高の職業でした!
更に未だかつて同じ職業を3つ引いた人物がいなかったために、その結果がどうなるかわかっていなかった事もあり、その結果がとんでもない事になる。
これはのちに伝説となる4人を中心とする成長物語。
ダンジョン脱出までは辛抱の連続ですが、その後はざまぁな展開が待っています。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
防御力ゼロと追放された盾使い、実は受けたダメージを100倍で反射する最強スキルを持ってました
黒崎隼人
ファンタジー
どんな攻撃も防げない【盾使い】のアッシュは、仲間から「歩く的」と罵られ、理不尽の限りを尽くされてパーティーを追放される。長年想いを寄せた少女にも裏切られ、全てを失った彼が死の淵で目覚めたのは、受けたダメージを百倍にして反射する攻防一体の最強スキルだった!
これは、無能と蔑まれた心優しき盾使いが、真の力に目覚め、最高の仲間と出会い、自分を虐げた者たちに鮮やかな鉄槌を下す、痛快な成り上がり英雄譚! 「もうお前たちの壁にはならない」――絶望の底から這い上がった男の、爽快な逆転劇が今、始まる。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる