43 / 96
【第10章】再会、そして変化
エピソード.43
しおりを挟む
第二のダンジョン「深淵の穴」への調査を終えた拓海と美咲は、一時的に魔王軍本部に戻っていた。
進捗報告のためだ。
廊下を歩いていると、見覚えのある人物とすれ違った。
佐藤恵。
高瀬パーティの僧侶だ。
「あ……」
佐藤が立ち止まった。
「拓海くん、美咲ちゃん」
「佐藤さん」
美咲が驚いた。
「どうしてここに?」
「物資の補給に来てて……」
佐藤が答えた。
彼女の顔には、疲労の色が濃く出ている。
服も汚れていて、傷の手当ての跡がある。
「大丈夫ですか?」
拓海が尋ねた。
「……正直、きつい」
佐藤が弱々しく笑った。
「ダンジョン攻略、全然進まなくて」
「高瀬くんは焦ってるし、みんなギスギスしてる」
彼女の目に、涙が浮かんでいた。
「もう、限界かも……」
「佐藤さん……」
美咲が彼女の手を握った。
「無理しないでください」
「でも……」
佐藤が首を振った。
「帰らなきゃいけないから」
「家族に、会いたいから」
拓海は黙っていた。
帰還への執着。
それが、彼らを追い詰めている。
「佐藤さん」
拓海が口を開いた。
「一つ、聞いていいですか?」
「何?」
「本当に、帰りたいですか?」
その質問に、佐藤は言葉に詰まった。
「それは……」
「もし、帰れないとしたら」
拓海が続けた。
「この世界で生きていくことは、考えませんか?」
佐藤は数秒、沈黙した。
そして、小さく答えた。
「……分からない」
「でも、高瀬くんは絶対に帰るって言ってる」
「だから、私たちも……」
「高瀬くんのために?」
拓海が尋ねた。
「自分のためじゃなく?」
佐藤は何も言えなかった。
ただ、俯いているだけだった。
「佐藤さん」
美咲が優しく言った。
「もし、疲れたら」
「私たちに言ってください」
「力になれるかもしれないから」
「……ありがとう」
佐藤が涙を拭いた。
「でも、大丈夫」
「私、まだ頑張れるから」
彼女は無理に笑顔を作り、去っていった。
拓海と美咲は、その背中を見送った。
「……大丈夫かな」
美咲が心配そうに呟いた。
「分からない」
拓海が答えた。
「でも、あれは俺たちの問題じゃない」
「彼らが、自分で決めることだ」
-----
ゼノスの執務室で、進捗報告を行った。
「黒鉄の要塞、85%達成」
ゼノスが資料を見ている。
「深淵の穴、78%達成」
「どちらも、目標を大幅に上回っている」
「はい」
拓海が答えた。
「両方とも、清掃と魔力循環の改善が功を奏しました」
「素晴らしい」
ゼノスが満足そうに頷いた。
「このペースなら、半年以内に全て完了するな」
「はい」
「では、次は嵐の塔だ」
ゼノスが地図を指差した。
「あそこは、特に重要な拠点だ」
「気を引き締めて臨んでくれ」
「承知しました」
-----
執務室を出ると、廊下で別のクラスメイトと遭遇した。
今度は、女子パーティのリーダー、橋本彩だ。
「拓海くん、美咲ちゃん」
彼女が声をかけた。
「お疲れ様」
「橋本さん」
美咲が挨拶した。
「元気そうですね」
「まあね」
橋本が笑った。
「私たちのパーティ、低難度のダンジョンを少しずつ攻略してるの」
「無理しない範囲で」
「賢明ですね」
拓海が言った。
「そう?」
橋本が首を傾げた。
「高瀬くんたちは、私たちのこと臆病者だって言うけど」
「でも、私は生き延びたいもん」
彼女は真剣な顔になった。
「帰れなくてもいいから、生きたい」
「その考え、正しいと思います」
拓海が答えた。
「無理して死ぬより、生き延びる方が大事です」
「……ありがとう」
橋本が微笑んだ。
「あのね」
彼女が声を潜めた。
「実は、私たちのパーティ、帰還を諦めたの」
「え……?」
美咲が驚いた。
「この世界で生きていくことにした」
橋本が説明した。
「魔王軍に就職して、普通に働く」
「ダンジョンには挑まない」
「そんなことができるんですか?」
「できるわよ」
橋本が頷いた。
「魔王軍は、戦う人だけを求めてるわけじゃない」
「事務職も、生産職も必要」
「私たち、そっちで働くことにした」
拓海は感心した。
「良い選択だと思います」
「でしょ?」
橋本が笑った。
「あなたたちを見てて、思ったの」
「戦うことだけが、全てじゃないって」
「それに……」
彼女が少し寂しそうに笑った。
「もう、日本のこと思い出せなくなってきた」
「家族の顔も、曖昧になってきた」
「なら、無理に帰ることないかなって」
美咲が橋本の手を握った。
「橋本さん、頑張ってください」
「うん」
橋本が頷いた。
「あなたたちも」
-----
その夜、リリアのダンジョンに戻った。
久しぶりの帰還に、ゴルグたちが喜んで迎えてくれた。
「拓海!美咲!おかえり!」
ゴルグが駆け寄ってきた。
「久しぶり!元気だった!?」
「ああ、元気だよ」
拓海が笑った。
「ゴルグたちは?」
「元気!ダンジョン、順調!」
ゴルグが誇らしげに言った。
「マニュアル通り、ちゃんとやってる」
「そうか」
拓海が満足そうに頷いた。
リリアも執務室から出てきた。
「お帰りなさい」
彼女が微笑んだ。
「お疲れ様」
「ただいま戻りました」
美咲が嬉しそうに答えた。
その夜、久しぶりに三人で食事を取った。
ゴルグたちも加わり、賑やかな夕食になった。
「二つのダンジョン、成功したんですって?」
リリアが尋ねた。
「はい」
拓海が答えた。
「どちらも、予想以上の成果が出ました」
「素晴らしいわ」
「でも……」
美咲が少し暗い顔をした。
「今日、クラスメイトに会ったんです」
「そう」
「みんな、疲れてた」
美咲が続けた。
「高瀬くんたちは、まだ攻略に執着してる」
「でも、橋本さんたちは諦めて、就職することにしたって」
「賢明ね」
リリアが言った。
「無理して死ぬより、生きる道を選ぶ方がいい」
「でも……」
美咲が呟いた。
「みんな、バラバラになっちゃったんだなって」
「三ヶ月前は、同じクラスだったのに」
拓海は黙って聞いていた。
クラスの分断。
それは、避けられない現実だった。
「美咲」
リリアが優しく言った。
「それは、仕方ないことよ」
「人には、それぞれの道がある」
「あなたたちは、あなたたちの道を選んだ」
「他の人たちも、それぞれの道を選ぶ」
「それでいいの」
「……そうですね」
美咲が頷いた。
-----
翌朝、拓海は一人で屋上にいた。
朝日が昇り、ダンジョンの周囲を照らしている。
足音が聞こえた。
振り返ると、美咲が立っていた。
「おはよう」
「おはよう」
美咲が隣に立った。
「考え事?」
「少し」
拓海が答えた。
「クラスメイトのこと」
「……うん」
美咲も同じだった。
「みんな、それぞれの道を選んでる」
「高瀬くんたちは、攻略に執着」
「橋本さんたちは、就職」
「佐藤さんたちは、苦しみながらも頑張ってる」
「そして、俺たちは……」
拓海が呟いた。
「魔王軍の幹部を目指してる」
「これで、良かったのかな」
「良かったと思うよ」
美咲が答えた。
「だって、私たち幸せだもん」
「ここに居場所があって、やりがいのある仕事があって」
「みんなに認められてる」
「これ以上、何を望むの?」
拓海は美咲を見た。
彼女は、本当に幸せそうだった。
「……そうだな」
拓海が笑った。
「俺たちは、正しい選択をした」
「後悔は、ない」
「うん」
美咲も笑った。
二人は並んで、朝日を見つめた。
新しい一日が、始まろうとしている。
それぞれの道を選んだクラスメイトたち。
もう、一つに戻ることはない。
しかし、それでいい。
人には、それぞれの人生がある。
拓海と美咲は、自分たちの道を進む。
それだけだ。
進捗報告のためだ。
廊下を歩いていると、見覚えのある人物とすれ違った。
佐藤恵。
高瀬パーティの僧侶だ。
「あ……」
佐藤が立ち止まった。
「拓海くん、美咲ちゃん」
「佐藤さん」
美咲が驚いた。
「どうしてここに?」
「物資の補給に来てて……」
佐藤が答えた。
彼女の顔には、疲労の色が濃く出ている。
服も汚れていて、傷の手当ての跡がある。
「大丈夫ですか?」
拓海が尋ねた。
「……正直、きつい」
佐藤が弱々しく笑った。
「ダンジョン攻略、全然進まなくて」
「高瀬くんは焦ってるし、みんなギスギスしてる」
彼女の目に、涙が浮かんでいた。
「もう、限界かも……」
「佐藤さん……」
美咲が彼女の手を握った。
「無理しないでください」
「でも……」
佐藤が首を振った。
「帰らなきゃいけないから」
「家族に、会いたいから」
拓海は黙っていた。
帰還への執着。
それが、彼らを追い詰めている。
「佐藤さん」
拓海が口を開いた。
「一つ、聞いていいですか?」
「何?」
「本当に、帰りたいですか?」
その質問に、佐藤は言葉に詰まった。
「それは……」
「もし、帰れないとしたら」
拓海が続けた。
「この世界で生きていくことは、考えませんか?」
佐藤は数秒、沈黙した。
そして、小さく答えた。
「……分からない」
「でも、高瀬くんは絶対に帰るって言ってる」
「だから、私たちも……」
「高瀬くんのために?」
拓海が尋ねた。
「自分のためじゃなく?」
佐藤は何も言えなかった。
ただ、俯いているだけだった。
「佐藤さん」
美咲が優しく言った。
「もし、疲れたら」
「私たちに言ってください」
「力になれるかもしれないから」
「……ありがとう」
佐藤が涙を拭いた。
「でも、大丈夫」
「私、まだ頑張れるから」
彼女は無理に笑顔を作り、去っていった。
拓海と美咲は、その背中を見送った。
「……大丈夫かな」
美咲が心配そうに呟いた。
「分からない」
拓海が答えた。
「でも、あれは俺たちの問題じゃない」
「彼らが、自分で決めることだ」
-----
ゼノスの執務室で、進捗報告を行った。
「黒鉄の要塞、85%達成」
ゼノスが資料を見ている。
「深淵の穴、78%達成」
「どちらも、目標を大幅に上回っている」
「はい」
拓海が答えた。
「両方とも、清掃と魔力循環の改善が功を奏しました」
「素晴らしい」
ゼノスが満足そうに頷いた。
「このペースなら、半年以内に全て完了するな」
「はい」
「では、次は嵐の塔だ」
ゼノスが地図を指差した。
「あそこは、特に重要な拠点だ」
「気を引き締めて臨んでくれ」
「承知しました」
-----
執務室を出ると、廊下で別のクラスメイトと遭遇した。
今度は、女子パーティのリーダー、橋本彩だ。
「拓海くん、美咲ちゃん」
彼女が声をかけた。
「お疲れ様」
「橋本さん」
美咲が挨拶した。
「元気そうですね」
「まあね」
橋本が笑った。
「私たちのパーティ、低難度のダンジョンを少しずつ攻略してるの」
「無理しない範囲で」
「賢明ですね」
拓海が言った。
「そう?」
橋本が首を傾げた。
「高瀬くんたちは、私たちのこと臆病者だって言うけど」
「でも、私は生き延びたいもん」
彼女は真剣な顔になった。
「帰れなくてもいいから、生きたい」
「その考え、正しいと思います」
拓海が答えた。
「無理して死ぬより、生き延びる方が大事です」
「……ありがとう」
橋本が微笑んだ。
「あのね」
彼女が声を潜めた。
「実は、私たちのパーティ、帰還を諦めたの」
「え……?」
美咲が驚いた。
「この世界で生きていくことにした」
橋本が説明した。
「魔王軍に就職して、普通に働く」
「ダンジョンには挑まない」
「そんなことができるんですか?」
「できるわよ」
橋本が頷いた。
「魔王軍は、戦う人だけを求めてるわけじゃない」
「事務職も、生産職も必要」
「私たち、そっちで働くことにした」
拓海は感心した。
「良い選択だと思います」
「でしょ?」
橋本が笑った。
「あなたたちを見てて、思ったの」
「戦うことだけが、全てじゃないって」
「それに……」
彼女が少し寂しそうに笑った。
「もう、日本のこと思い出せなくなってきた」
「家族の顔も、曖昧になってきた」
「なら、無理に帰ることないかなって」
美咲が橋本の手を握った。
「橋本さん、頑張ってください」
「うん」
橋本が頷いた。
「あなたたちも」
-----
その夜、リリアのダンジョンに戻った。
久しぶりの帰還に、ゴルグたちが喜んで迎えてくれた。
「拓海!美咲!おかえり!」
ゴルグが駆け寄ってきた。
「久しぶり!元気だった!?」
「ああ、元気だよ」
拓海が笑った。
「ゴルグたちは?」
「元気!ダンジョン、順調!」
ゴルグが誇らしげに言った。
「マニュアル通り、ちゃんとやってる」
「そうか」
拓海が満足そうに頷いた。
リリアも執務室から出てきた。
「お帰りなさい」
彼女が微笑んだ。
「お疲れ様」
「ただいま戻りました」
美咲が嬉しそうに答えた。
その夜、久しぶりに三人で食事を取った。
ゴルグたちも加わり、賑やかな夕食になった。
「二つのダンジョン、成功したんですって?」
リリアが尋ねた。
「はい」
拓海が答えた。
「どちらも、予想以上の成果が出ました」
「素晴らしいわ」
「でも……」
美咲が少し暗い顔をした。
「今日、クラスメイトに会ったんです」
「そう」
「みんな、疲れてた」
美咲が続けた。
「高瀬くんたちは、まだ攻略に執着してる」
「でも、橋本さんたちは諦めて、就職することにしたって」
「賢明ね」
リリアが言った。
「無理して死ぬより、生きる道を選ぶ方がいい」
「でも……」
美咲が呟いた。
「みんな、バラバラになっちゃったんだなって」
「三ヶ月前は、同じクラスだったのに」
拓海は黙って聞いていた。
クラスの分断。
それは、避けられない現実だった。
「美咲」
リリアが優しく言った。
「それは、仕方ないことよ」
「人には、それぞれの道がある」
「あなたたちは、あなたたちの道を選んだ」
「他の人たちも、それぞれの道を選ぶ」
「それでいいの」
「……そうですね」
美咲が頷いた。
-----
翌朝、拓海は一人で屋上にいた。
朝日が昇り、ダンジョンの周囲を照らしている。
足音が聞こえた。
振り返ると、美咲が立っていた。
「おはよう」
「おはよう」
美咲が隣に立った。
「考え事?」
「少し」
拓海が答えた。
「クラスメイトのこと」
「……うん」
美咲も同じだった。
「みんな、それぞれの道を選んでる」
「高瀬くんたちは、攻略に執着」
「橋本さんたちは、就職」
「佐藤さんたちは、苦しみながらも頑張ってる」
「そして、俺たちは……」
拓海が呟いた。
「魔王軍の幹部を目指してる」
「これで、良かったのかな」
「良かったと思うよ」
美咲が答えた。
「だって、私たち幸せだもん」
「ここに居場所があって、やりがいのある仕事があって」
「みんなに認められてる」
「これ以上、何を望むの?」
拓海は美咲を見た。
彼女は、本当に幸せそうだった。
「……そうだな」
拓海が笑った。
「俺たちは、正しい選択をした」
「後悔は、ない」
「うん」
美咲も笑った。
二人は並んで、朝日を見つめた。
新しい一日が、始まろうとしている。
それぞれの道を選んだクラスメイトたち。
もう、一つに戻ることはない。
しかし、それでいい。
人には、それぞれの人生がある。
拓海と美咲は、自分たちの道を進む。
それだけだ。
29
あなたにおすすめの小説
魔力ゼロで出来損ないと追放された俺、前世の物理学知識を魔法代わりに使ったら、天才ドワーフや魔王に懐かれて最強になっていた
黒崎隼人
ファンタジー
「お前は我が家の恥だ」――。
名門貴族の三男アレンは、魔力を持たずに生まれたというだけで家族に虐げられ、18歳の誕生日にすべてを奪われ追放された。
絶望の中、彼が死の淵で思い出したのは、物理学者として生きた前世の記憶。そして覚醒したのは、魔法とは全く異なる、世界の理そのものを操る力――【概念置換(コンセプト・シフト)】。
運動エネルギーの法則【E = 1/2mv²】で、小石は音速の弾丸と化す。
熱力学第二法則で、敵軍は絶対零度の世界に沈む。
そして、相対性理論【E = mc²】は、神をも打ち砕く一撃となる。
これは、魔力ゼロの少年が、科学という名の「本当の魔法」で理不尽な運命を覆し、心優しき仲間たちと共に、偽りの正義に支配された世界の真実を解き明かす物語。
「君の信じる常識は、本当に正しいのか?」
知的好奇心が、あなたの胸を熱くする。新時代のサイエンス・ファンタジーが、今、幕を開ける。
ユニークスキルの名前が禍々しいという理由で国外追放になった侯爵家の嫡男は世界を破壊して創り直します
かにくくり
ファンタジー
エバートン侯爵家の嫡男として生まれたルシフェルトは王国の守護神から【破壊の後の創造】という禍々しい名前のスキルを授かったという理由で王国から危険視され国外追放を言い渡されてしまう。
追放された先は王国と魔界との境にある魔獣の谷。
恐ろしい魔獣が闊歩するこの地に足を踏み入れて無事に帰った者はおらず、事実上の危険分子の排除であった。
それでもルシフェルトはスキル【破壊の後の創造】を駆使して生き延び、その過程で救った魔族の親子に誘われて小さな集落で暮らす事になる。
やがて彼の持つ力に気付いた魔王やエルフ、そして王国の思惑が複雑に絡み大戦乱へと発展していく。
鬱陶しいのでみんなぶっ壊して創り直してやります。
※小説家になろうにも投稿しています。
職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!
よっしぃ
ファンタジー
この物語は、通常1つの職業を選定する所を、一つ目で遊び人を選定してしまい何とか別の職業を、と思い3つとも遊び人を選定してしまったデルクが、成長して無双する話。
10歳を過ぎると皆教会へ赴き、自身の職業を選定してもらうが、デルク・コーネインはここでまさかの遊び人になってしまう。最高3つの職業を選べるが、その分成長速度が遅くなるも、2つ目を選定。
ここでも前代未聞の遊び人。止められるも3度目の正直で挑むも結果は遊び人。
同年代の連中は皆良い職業を選定してもらい、どんどん成長していく。
皆に馬鹿にされ、蔑まれ、馬鹿にされ、それでも何とかレベル上げを行うデルク。
こんな中2年ほど経って、12歳になった頃、1歳年下の11歳の1人の少女セシル・ヴァウテルスと出会う。凄い職業を得たが、成長が遅すぎると見捨てられた彼女。そんな2人がダンジョンで出会い、脱出不可能といわれているダンジョン下層からの脱出を、2人で成長していく事で不可能を可能にしていく。
そんな中2人を馬鹿にし、死地に追い込んだ同年代の連中や年上の冒険者は、中層への攻略を急ぐあまり、成長速度の遅い上位職を得たデルクの幼馴染の2人をダンジョンの大穴に突き落とし排除してしまう。
しかし奇跡的にもデルクはこの2人の命を救う事ができ、セシルを含めた4人で辛うじてダンジョンを脱出。
その後自分達をこんな所に追い込んだ連中と対峙する事になるが、ダンジョン下層で成長した4人にかなう冒険者はおらず、自らの愚かな行為に自滅してしまう。
そして、成長した遊び人の職業、実は成長すればどんな職業へもジョブチェンジできる最高の職業でした!
更に未だかつて同じ職業を3つ引いた人物がいなかったために、その結果がどうなるかわかっていなかった事もあり、その結果がとんでもない事になる。
これはのちに伝説となる4人を中心とする成長物語。
ダンジョン脱出までは辛抱の連続ですが、その後はざまぁな展開が待っています。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
防御力ゼロと追放された盾使い、実は受けたダメージを100倍で反射する最強スキルを持ってました
黒崎隼人
ファンタジー
どんな攻撃も防げない【盾使い】のアッシュは、仲間から「歩く的」と罵られ、理不尽の限りを尽くされてパーティーを追放される。長年想いを寄せた少女にも裏切られ、全てを失った彼が死の淵で目覚めたのは、受けたダメージを百倍にして反射する攻防一体の最強スキルだった!
これは、無能と蔑まれた心優しき盾使いが、真の力に目覚め、最高の仲間と出会い、自分を虐げた者たちに鮮やかな鉄槌を下す、痛快な成り上がり英雄譚! 「もうお前たちの壁にはならない」――絶望の底から這い上がった男の、爽快な逆転劇が今、始まる。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる