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第3話「裏切りの真実」
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翔太が蓮のアパートで目を覚ましたのは、昼過ぎだった。リビングのソファで毛布にくるまって眠っていた翔太の隣で、蓮が本を読んでいる。
「おはようございます」
翔太の声に、蓮は穏やかに微笑んだ。
「おはよう。よく眠れましたか」
「はい……すみません、お邪魔して」
「気にしないでください」
蓮はコーヒーを淹れてくれた。昨夜と同じ、少し苦い味。しかし翔太にはこの苦さが心地よかった。
「今日はお仕事は?」
「休みです」
蓮の答えに、翔太はほっとした。もう少しこの人と一緒にいられる。
「翔太さんは?」
「俺も……有給を取りました」
実際には、もう会社に行く気になれなかった。佐藤のことを思うと、胸が締め付けられる。
「佐藤さんに連絡は?」
蓮の問いに、翔太は首を振った。
「まだ……何て言えばいいか分からなくて」
「一緒に考えましょう」
蓮の提案に、翔太の心が軽くなった。一人じゃない。この人がいてくれる。
昼食を一緒に作り、何気ない会話を交わしながら過ごす時間は、翔太にとって久しぶりの安らぎだった。蓮は多くを語らないが、その存在だけで翔太の心を落ち着かせてくれる。
「蓮さん」
「はい」
「どうして俺なんかに優しくしてくれるんですか」
蓮は少し考えてから答えた。
「あなたが泣いていたから」
「それだけ?」
「それだけです」
シンプルすぎる答えに、翔太は拍子抜けした。しかしその純粋さが、翔太の心に深く響いた。
夕方になって、翔太の携帯に着信があった。佐藤からだった。翔太の手が震える。
「出ないんですか?」
「怖いんです」
蓮は翔太の手に自分の手を重ねた。
「大丈夫。俺がいます」
翔太は意を決して電話に出た。
「もしもし、佐藤?」
「翔太……」
佐藤の声は疲れているようだった。
「昨日から連絡が取れなくて、心配してた」
翔太の目に涙がにじんだ。こんなに優しい人を裏切った自分が憎かった。
「佐藤……俺、お前に」
「会えないか?話したいことがあるんだ」
翔太は蓮を見た。蓮は頷いた。
「分かった。どこで?」
「いつもの公園で。夜八時」
電話を切ると、翔太の手はまだ震えていた。
「一緒に行きます」
蓮の申し出に、翔太は首を振った。
「これは俺の問題です」
「でも」
「大丈夫。蓮さんがいてくれるだけで、俺は強くなれます」
夜七時半、翔太は家を出た。蓮は玄関まで見送ってくれた。
「気をつけて」
「はい」
翔太は振り返ると、蓮にキスをした。短いキスだったが、それだけで勇気が湧いてきた。
公園には佐藤が先に来ていた。ベンチに座り、下を向いている。翔太は恐る恐る近づいた。
「佐藤」
佐藤が顔を上げた。やつれているように見えた。
「翔太……」
二人は並んでベンチに座った。しばらく沈黙が続く。
「俺、会社辞めることにした」
佐藤の言葉に、翔太の胸が痛んだ。
「佐藤……」
「でも翔太のせいじゃない」
「え?」
翔太は佐藤を見た。
「俺が辞めるのは、翔太を守るためだ」
「何を言って……」
「部長が俺に言ったんだ。翔太のアイデアだって証言しろって」
翔太の血の気が引いた。
「もしそうしなければ、翔太をクビにするって」
「そんな……」
「俺は断った。だから俺がクビになる」
翔太は立ち上がった。
「待って、佐藤。俺が……俺が先に企画を……」
「知ってる」
佐藤も立ち上がった。
「でも、お前がそんなことするのには理由があるはずだ」
翔太は言葉を失った。
「俺たち、ずっと友達だろ?友達が困ってる時は助ける。それだけだ」
翔太の目から涙があふれ出た。
「佐藤……ごめん……ごめん……」
「泣くなよ」
佐藤は翔太の肩を叩いた。
「お前らしくない」
「俺……最低だ……」
「そんなことない。お前は俺の大切な友達だ」
翔太は佐藤に抱きついた。佐藤も翔太を抱き返した。
「許してくれ……許してくれ……」
「最初から怒ってない」
二人は長い間抱き合っていた。
公園を出た翔太は、急いで蓮のアパートに向かった。階段を駆け上がり、ドアを叩く。
「蓮さん!蓮さん!」
ドアが開くと、翔太は蓮に飛び込んだ。
「どうでしたか」
「佐藤は……佐藤は俺を許してくれました」
翔太は泣きながら話した。佐藤の優しさ、自分の愚かさ、そして今感じている複雑な気持ち。
「良かった」
蓮は翔太を抱きしめた。
「本当に良かった」
「でも俺は……まだ自分を許せない」
翔太は蓮を見上げた。
「蓮さんの言う通りです。自分を許すのが一番難しい」
「時間がかかります」
「蓮さんも……そういう経験が?」
蓮の表情が少し曇った。
「いつか話します。今はあなたのことが大事」
蓮の唇が翔太の唇に触れた。昨夜より深く、情熱的なキス。翔太は蓮にしがみついた。
「蓮さん……」
「翔太……」
二人は寝室に移った。蓮のベッドは大きくて、清潔なシーツが敷かれている。窓からは夜景が見えた。
蓮は翔太の服を脱がせながら、丁寧にキスを繰り返した。首筋、鎖骨、胸。昨夜とは違う、もっと時間をかけた愛撫だった。
「きれい」
蓮が翔太の裸体を見つめながら囁く。翔太は恥ずかしそうに体を隠そうとしたが、蓮がその手を止めた。
「隠さないで」
「恥ずかしい……」
「美しいものを隠す必要はありません」
蓮も服を脱いだ。がっしりとした肩幅、厚い胸板、平らな腹筋。翔太は蓮の男らしい体に見とれた。
ベッドに横になった翔太の上に、蓮が覆いかぶさる。蓮の重みが心地よかった。
「今夜は……もっと深く」
蓮の言葉に、翔太は頷いた。
「お任せします」
蓮は翔太の体をゆっくりと愛撫し始めた。胸、腹、太腿の内側。指先が敏感な部分を撫でると、翔太の体がびくりと反応する。
「んっ……」
蓮の舌が翔太の乳首を舐めた。昨夜覚えた快感が蘇り、翔太は背中を反らせた。
「感じてますね」
「は、恥ずかしい……」
しかし翔太の体は正直だった。下半身が熱くなり、勃起が始まっている。
蓮の手が翔太の勃起に触れた。熱く、硬く脈打っている。軽く握ると、翔太は甘い声を上げた。
「ああ……」
蓮の口が翔太のペニスに近づいていく。翔太の目が見開かれた。
「蓮さん……そんなところ……」
「汚くないです」
蓮の舌が翔太の先端を舐めた。翔太の体が跳ねる。
「あっ……」
蓮の唇が翔太のペニスを包み込んだ。温かく、柔らかい。翔太は頭が真っ白になった。
「だめ……気持ちよすぎて……」
蓮の口が上下に動く。舌が裏筋を刺激し、唇が亀頭を愛撫する。翔太の腰が無意識に動いていた。
「蓮さん……もう……」
翔太が限界を訴えると、蓮は口を離した。
「まだです」
蓮は翔太の脚を広げた。
「今度は……こっちも」
蓮の指が翔太の後ろの穴に触れた。翔太の体が硬くなる。
「大丈夫ですか」
「ちょっと……怖いです」
「痛かったら言ってください」
蓮は翔太の口にキスをしながら、ゆっくりと指を挿入し始めた。最初は一本だけ。翔太の体が緊張で固くなる。
「力を抜いて」
蓮の優しい声に、翔太は深呼吸した。だんだん慣れてきて、痛みが和らいでくる。
「どうですか」
「大丈夫……です」
蓮の指が奥に進んでいく。翔太の中を探るように動かすと、突然翔太の体がビクンと跳ねた。
「あっ!」
「ここですね」
蓮の指が翔太の前立腺を刺激した。翔太の勃起がさらに硬くなる。
「変な感じ……」
「気持ち良くなります」
蓮は二本目の指を挿入した。翔太の顔が歪む。
「痛い……」
「すぐに慣れます」
蓮の指がゆっくりと動き、翔太の中を広げていく。痛みがだんだん快感に変わってきた。
「あ……ああ……」
翔太の声が甘くなる。蓮の指が前立腺を的確に刺激し続けていた。
「準備できました」
蓮は指を抜き、自分のペニスに潤滑剤を塗った。大きく、硬く勃起している。翔太は少し不安になった。
「入りそうですか」
「分からない……でも、蓮さんなら……」
蓮は翔太の脚を肩に乗せ、ゆっくりと腰を進めた。先端が翔太の入り口に触れる。
「行きます」
蓮がゆっくりと挿入を始めた。翔太の顔が苦痛に歪む。
「痛い……」
「我慢して」
蓮は少しずつ進んでいく。翔太の中は熱く、きつく蓮を締め付けていた。
「半分入りました」
翔太は荒い息をついていた。痛みで涙が浮かんでいる。
「大丈夫?」
「大丈夫……続けて」
蓮は最後まで挿入した。翔太の中に完全に埋まった感覚に、蓮も息を呑んだ。
「入りました」
「ああ……いっぱい……」
しばらく動かずにいると、翔太の体がだんだん慣れてきた。
「動いて……」
蓮はゆっくりと腰を動かし始めた。出し入れの度に、翔太は小さく声を上げる。
「んっ……ああ……」
痛みが快感に変わり始めていた。蓮のペニスが翔太の前立腺を擦る度に、電気のような快感が走る。
「気持ちいい……」
翔太の言葉に、蓮の動きが激しくなった。ベッドが軋む音が部屋に響く。
「翔太……」
「蓮さん……もっと……」
二人は激しく結合していた。翔太は蓮の背中に爪を立て、蓮は翔太の名前を呼び続けた。
「もう……だめ……」
翔太が限界を訴える。蓮も同じ状態だった。
「一緒に……」
「ダメ……」
翔太が先に達した。何も触れていないのに、アナルの刺激だけで射精していた。精液が腹部に飛び散る。
「ああああっ!」
翔太の絶頂に合わせて、蓮も限界に達した。翔太の中に熱いものが注がれていく。
「翔太……」
蓮は翔太に覆いかぶさったまま、荒い息を整えていた。
「すごかった……」
翔太が呟く。
「初めての感覚でした」
「俺も……こんなに気持ちいいなんて」
蓮は翔太から離れ、汚れた体を拭いてくれた。
「痛くないですか」
「少し……でも幸せです」
二人は抱き合ったまま眠りについた。翔太の心は、生まれて初めて真の安らぎに包まれていた。
しかし翔太はまだ知らない。蓮もまた、翔太と同じような過去を抱えていることを。そしてその真実が明かされる時が、もうすぐそこまで来ていることを。
「おはようございます」
翔太の声に、蓮は穏やかに微笑んだ。
「おはよう。よく眠れましたか」
「はい……すみません、お邪魔して」
「気にしないでください」
蓮はコーヒーを淹れてくれた。昨夜と同じ、少し苦い味。しかし翔太にはこの苦さが心地よかった。
「今日はお仕事は?」
「休みです」
蓮の答えに、翔太はほっとした。もう少しこの人と一緒にいられる。
「翔太さんは?」
「俺も……有給を取りました」
実際には、もう会社に行く気になれなかった。佐藤のことを思うと、胸が締め付けられる。
「佐藤さんに連絡は?」
蓮の問いに、翔太は首を振った。
「まだ……何て言えばいいか分からなくて」
「一緒に考えましょう」
蓮の提案に、翔太の心が軽くなった。一人じゃない。この人がいてくれる。
昼食を一緒に作り、何気ない会話を交わしながら過ごす時間は、翔太にとって久しぶりの安らぎだった。蓮は多くを語らないが、その存在だけで翔太の心を落ち着かせてくれる。
「蓮さん」
「はい」
「どうして俺なんかに優しくしてくれるんですか」
蓮は少し考えてから答えた。
「あなたが泣いていたから」
「それだけ?」
「それだけです」
シンプルすぎる答えに、翔太は拍子抜けした。しかしその純粋さが、翔太の心に深く響いた。
夕方になって、翔太の携帯に着信があった。佐藤からだった。翔太の手が震える。
「出ないんですか?」
「怖いんです」
蓮は翔太の手に自分の手を重ねた。
「大丈夫。俺がいます」
翔太は意を決して電話に出た。
「もしもし、佐藤?」
「翔太……」
佐藤の声は疲れているようだった。
「昨日から連絡が取れなくて、心配してた」
翔太の目に涙がにじんだ。こんなに優しい人を裏切った自分が憎かった。
「佐藤……俺、お前に」
「会えないか?話したいことがあるんだ」
翔太は蓮を見た。蓮は頷いた。
「分かった。どこで?」
「いつもの公園で。夜八時」
電話を切ると、翔太の手はまだ震えていた。
「一緒に行きます」
蓮の申し出に、翔太は首を振った。
「これは俺の問題です」
「でも」
「大丈夫。蓮さんがいてくれるだけで、俺は強くなれます」
夜七時半、翔太は家を出た。蓮は玄関まで見送ってくれた。
「気をつけて」
「はい」
翔太は振り返ると、蓮にキスをした。短いキスだったが、それだけで勇気が湧いてきた。
公園には佐藤が先に来ていた。ベンチに座り、下を向いている。翔太は恐る恐る近づいた。
「佐藤」
佐藤が顔を上げた。やつれているように見えた。
「翔太……」
二人は並んでベンチに座った。しばらく沈黙が続く。
「俺、会社辞めることにした」
佐藤の言葉に、翔太の胸が痛んだ。
「佐藤……」
「でも翔太のせいじゃない」
「え?」
翔太は佐藤を見た。
「俺が辞めるのは、翔太を守るためだ」
「何を言って……」
「部長が俺に言ったんだ。翔太のアイデアだって証言しろって」
翔太の血の気が引いた。
「もしそうしなければ、翔太をクビにするって」
「そんな……」
「俺は断った。だから俺がクビになる」
翔太は立ち上がった。
「待って、佐藤。俺が……俺が先に企画を……」
「知ってる」
佐藤も立ち上がった。
「でも、お前がそんなことするのには理由があるはずだ」
翔太は言葉を失った。
「俺たち、ずっと友達だろ?友達が困ってる時は助ける。それだけだ」
翔太の目から涙があふれ出た。
「佐藤……ごめん……ごめん……」
「泣くなよ」
佐藤は翔太の肩を叩いた。
「お前らしくない」
「俺……最低だ……」
「そんなことない。お前は俺の大切な友達だ」
翔太は佐藤に抱きついた。佐藤も翔太を抱き返した。
「許してくれ……許してくれ……」
「最初から怒ってない」
二人は長い間抱き合っていた。
公園を出た翔太は、急いで蓮のアパートに向かった。階段を駆け上がり、ドアを叩く。
「蓮さん!蓮さん!」
ドアが開くと、翔太は蓮に飛び込んだ。
「どうでしたか」
「佐藤は……佐藤は俺を許してくれました」
翔太は泣きながら話した。佐藤の優しさ、自分の愚かさ、そして今感じている複雑な気持ち。
「良かった」
蓮は翔太を抱きしめた。
「本当に良かった」
「でも俺は……まだ自分を許せない」
翔太は蓮を見上げた。
「蓮さんの言う通りです。自分を許すのが一番難しい」
「時間がかかります」
「蓮さんも……そういう経験が?」
蓮の表情が少し曇った。
「いつか話します。今はあなたのことが大事」
蓮の唇が翔太の唇に触れた。昨夜より深く、情熱的なキス。翔太は蓮にしがみついた。
「蓮さん……」
「翔太……」
二人は寝室に移った。蓮のベッドは大きくて、清潔なシーツが敷かれている。窓からは夜景が見えた。
蓮は翔太の服を脱がせながら、丁寧にキスを繰り返した。首筋、鎖骨、胸。昨夜とは違う、もっと時間をかけた愛撫だった。
「きれい」
蓮が翔太の裸体を見つめながら囁く。翔太は恥ずかしそうに体を隠そうとしたが、蓮がその手を止めた。
「隠さないで」
「恥ずかしい……」
「美しいものを隠す必要はありません」
蓮も服を脱いだ。がっしりとした肩幅、厚い胸板、平らな腹筋。翔太は蓮の男らしい体に見とれた。
ベッドに横になった翔太の上に、蓮が覆いかぶさる。蓮の重みが心地よかった。
「今夜は……もっと深く」
蓮の言葉に、翔太は頷いた。
「お任せします」
蓮は翔太の体をゆっくりと愛撫し始めた。胸、腹、太腿の内側。指先が敏感な部分を撫でると、翔太の体がびくりと反応する。
「んっ……」
蓮の舌が翔太の乳首を舐めた。昨夜覚えた快感が蘇り、翔太は背中を反らせた。
「感じてますね」
「は、恥ずかしい……」
しかし翔太の体は正直だった。下半身が熱くなり、勃起が始まっている。
蓮の手が翔太の勃起に触れた。熱く、硬く脈打っている。軽く握ると、翔太は甘い声を上げた。
「ああ……」
蓮の口が翔太のペニスに近づいていく。翔太の目が見開かれた。
「蓮さん……そんなところ……」
「汚くないです」
蓮の舌が翔太の先端を舐めた。翔太の体が跳ねる。
「あっ……」
蓮の唇が翔太のペニスを包み込んだ。温かく、柔らかい。翔太は頭が真っ白になった。
「だめ……気持ちよすぎて……」
蓮の口が上下に動く。舌が裏筋を刺激し、唇が亀頭を愛撫する。翔太の腰が無意識に動いていた。
「蓮さん……もう……」
翔太が限界を訴えると、蓮は口を離した。
「まだです」
蓮は翔太の脚を広げた。
「今度は……こっちも」
蓮の指が翔太の後ろの穴に触れた。翔太の体が硬くなる。
「大丈夫ですか」
「ちょっと……怖いです」
「痛かったら言ってください」
蓮は翔太の口にキスをしながら、ゆっくりと指を挿入し始めた。最初は一本だけ。翔太の体が緊張で固くなる。
「力を抜いて」
蓮の優しい声に、翔太は深呼吸した。だんだん慣れてきて、痛みが和らいでくる。
「どうですか」
「大丈夫……です」
蓮の指が奥に進んでいく。翔太の中を探るように動かすと、突然翔太の体がビクンと跳ねた。
「あっ!」
「ここですね」
蓮の指が翔太の前立腺を刺激した。翔太の勃起がさらに硬くなる。
「変な感じ……」
「気持ち良くなります」
蓮は二本目の指を挿入した。翔太の顔が歪む。
「痛い……」
「すぐに慣れます」
蓮の指がゆっくりと動き、翔太の中を広げていく。痛みがだんだん快感に変わってきた。
「あ……ああ……」
翔太の声が甘くなる。蓮の指が前立腺を的確に刺激し続けていた。
「準備できました」
蓮は指を抜き、自分のペニスに潤滑剤を塗った。大きく、硬く勃起している。翔太は少し不安になった。
「入りそうですか」
「分からない……でも、蓮さんなら……」
蓮は翔太の脚を肩に乗せ、ゆっくりと腰を進めた。先端が翔太の入り口に触れる。
「行きます」
蓮がゆっくりと挿入を始めた。翔太の顔が苦痛に歪む。
「痛い……」
「我慢して」
蓮は少しずつ進んでいく。翔太の中は熱く、きつく蓮を締め付けていた。
「半分入りました」
翔太は荒い息をついていた。痛みで涙が浮かんでいる。
「大丈夫?」
「大丈夫……続けて」
蓮は最後まで挿入した。翔太の中に完全に埋まった感覚に、蓮も息を呑んだ。
「入りました」
「ああ……いっぱい……」
しばらく動かずにいると、翔太の体がだんだん慣れてきた。
「動いて……」
蓮はゆっくりと腰を動かし始めた。出し入れの度に、翔太は小さく声を上げる。
「んっ……ああ……」
痛みが快感に変わり始めていた。蓮のペニスが翔太の前立腺を擦る度に、電気のような快感が走る。
「気持ちいい……」
翔太の言葉に、蓮の動きが激しくなった。ベッドが軋む音が部屋に響く。
「翔太……」
「蓮さん……もっと……」
二人は激しく結合していた。翔太は蓮の背中に爪を立て、蓮は翔太の名前を呼び続けた。
「もう……だめ……」
翔太が限界を訴える。蓮も同じ状態だった。
「一緒に……」
「ダメ……」
翔太が先に達した。何も触れていないのに、アナルの刺激だけで射精していた。精液が腹部に飛び散る。
「ああああっ!」
翔太の絶頂に合わせて、蓮も限界に達した。翔太の中に熱いものが注がれていく。
「翔太……」
蓮は翔太に覆いかぶさったまま、荒い息を整えていた。
「すごかった……」
翔太が呟く。
「初めての感覚でした」
「俺も……こんなに気持ちいいなんて」
蓮は翔太から離れ、汚れた体を拭いてくれた。
「痛くないですか」
「少し……でも幸せです」
二人は抱き合ったまま眠りについた。翔太の心は、生まれて初めて真の安らぎに包まれていた。
しかし翔太はまだ知らない。蓮もまた、翔太と同じような過去を抱えていることを。そしてその真実が明かされる時が、もうすぐそこまで来ていることを。
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