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第4章
第4章 第63話「孤立の始まり」
制限が実施されて三日が経った。
私は今、王宮の地図を睨んでいた。
赤い印が、そこかしこに付いている。案内石の位置だ。
大聖堂の前、中庭、東の回廊、謁見の間への通路。
全て、半径五十メートル以内は立ち入り禁止。
つまり、私は王宮のほぼ半分に、近づけない。
「姫様、お茶の時間です」
コーデリアが声をかけた。
「ああ、ごめん。今行く」
私は地図を折りたたんだ。
サロンへ向かう。でも、いつもの近道は使えない。案内石があるから。
遠回りをして、裏の廊下を通る。
すれ違う従僕たちが、私を見て目を逸らす。
以前は、笑顔で挨拶してくれたのに。
-----
サロンに着くと、セラフィーヌが待っていた。
「遅くなってごめん」
「いえ、大丈夫です」
彼女は笑顔を作ったが、どこか硬い。
お茶を飲みながら、彼女が口を開いた。
「姫様、市街の様子を聞きました」
「市街?」
「ええ。民衆の間で、姫様への不安が広がっています」
セラフィーヌは、カップを置いた。
「『戦術姫は、案内石を壊す』『導きの姫ではなく、呪いの姫だった』……そういった噂が」
私は、カップを握りしめた。
「でも、まだ何も悪いことは起きてないよね?案内石から離れているし」
「それでも、人々は不安なのです。案内石は、王国の守護の象徴ですから」
彼女は、窓の外を見た。
「特に、守護団の方々が動揺しています」
「守護団が?」
「ええ。彼らは、姫様を慕って自警団を結成しました。でも今、『自分たちが守っている姫が、実は王国に害をなす存在かもしれない』という疑念に苛まれているのです」
セラフィーヌの言葉が、胸に刺さる。
「私、直接話してみようかな。誤解を解きたい」
「それは……難しいかもしれません」
彼女は、私を見た。
「姫様が市街に出るには、案内石のある場所を避けねばなりません。でも、市街の主要な広場には、全て案内石があります」
「じゃあ、どうすれば……」
「今は、時間を置くしかないかと」
セラフィーヌは、静かに言った。
「状況が落ち着くまで、姫様は宮殿内で静かに過ごされるのが、最善だと思います」
私は、何も言えなかった。
-----
午後、ローランド将軍が訪ねてきた。
彼の表情は、いつもより硬い。
「姫殿下、軍の状況をご報告します」
「はい」
「兵士たちの間で、動揺が広がっています」
将軍は、立ったまま話した。
「バスティオンでの勝利以来、兵たちは姫殿下を『戦術の女神』として信奉していました。しかし、案内石の件が広まり、一部の兵が『女神ではなく、災厄の予兆だったのでは』と囁き始めています」
「そんな……」
「私は、そのような風評を許しません」
将軍の声が、厳しくなった。
「しかし、事実として、バスティオンの案内石が光を失ったこと。そして、姫殿下が制限を受けたこと。これらが、兵たちの信頼を揺るがしているのです」
彼は、私を見た。
「姫殿下、今は耐える時です。案内石の状態が回復すれば、全ての疑念は晴れます」
「はい……」
私は、頷いた。
将軍は、一礼して部屋を出た。
一人になると、私は窓辺に立った。
中庭が見える。
そこに、案内石が立っている。
五十メートル。
遠い。
でも、それ以上に遠いのは、人々の心だ。
-----
夕方、枢密院が再び召集された。
またか、と思いながら、私は議場に向かった。
レイノルド子爵が、すぐに口火を切った。
「諸君、案内石の状況は改善していない。それどころか、悪化している」
彼は、書類を掲げた。
「エドリアン学士の最新の報告によれば、王都の案内石の輝度は、さらに五パーセント低下したとのことだ」
ざわめきが広がる。
エドリアン学士が立ち上がった。
「その通りです。制限を実施したにもかかわらず、案内石の状態は回復していません」
宰相が尋ねた。
「なぜだ?姫は案内石から離れているはずだが」
「二つの可能性があります」
学士は、冷静に答える。
「一つは、既に与えられた損傷が深刻で、回復が追いついていない。もう一つは——」
彼は、私を見た。
「姫殿下の存在そのものが、案内石に影響を与えている可能性です」
「存在そのもの?」
「はい。距離を置いても、姫殿下が王都にいる限り、案内石は何らかの影響を受け続けている、ということです」
レイノルド子爵が、すかさず畳みかけた。
「ならば、答えは明白だ。姫殿下には、王都から離れていただくべきだ」
静寂が落ちる。
宰相が立ち上がった。
「子爵、それは行き過ぎだ。姫殿下は、王子殿下の婚約者だぞ」
「だからこそ、慎重に対処すべきなのです」
子爵は、私を見た。
「姫殿下、これは貴女を排除しようとしているのではありません。王国を守るための、やむを得ない措置なのです」
「しかし——」
「宰相閣下」
マルキス伯爵が立ち上がった。
「私も、子爵の意見に賛成します。一時的でも良い、姫殿下には王都を離れ、学都ノヴェスなどで静養していただくのが最善ではないでしょうか」
また賛同の声が上がる。
保守派の貴族たちだ。
私は、椅子に座ったまま、動けなかった。
アウレリウスが立ち上がった。
「待て。彼女を王都から追い出すなど——」
「追い出すのではありません、殿下」
レイノルド子爵が、丁寧に言った。
「一時的な静養です。案内石の状態が安定すれば、すぐにお戻りいただけます」
「それは、事実上の追放ではないか」
「違います。これは、姫殿下ご自身のためでもあるのです」
子爵は、私を見た。
「姫殿下、貴女も苦しいでしょう。王都にいる限り、案内石を傷つけているのではないかという疑念に苛まれる。ならば、距離を置いて、状況を見守るのが、最善ではありませんか」
彼の言葉は、丁寧だった。
でも、その目は冷たい。
国王が手を上げた。
「今日は、ここまでにしよう。決定は、次回の枢密院で行う」
槌が打ち下ろされる。
私は、立ち上がることができなかった。
-----
議場を出ると、アウレリウスが駆け寄ってきた。
「大丈夫か?」
「……うん」
嘘だ。
でも、彼を心配させたくない。
「大丈夫。まだ決まったわけじゃないし」
私は、笑顔を作った。
「それに、私、考えがあるんだ」
「考え?」
「うん。案内石を傷つけない方法を、見つけてみせる」
私は、自分に言い聞かせるように言った。
「今までだって、色々と乗り越えてきた。市場の混乱も、外交の問題も、戦場の危機も、全部、段取りで解決してきたから」
「でも、今回は——」
「大丈夫。私が、ちゃんと解決策を見つける」
私は、廊下を歩き出した。
でも、心の中では、小さな声が囁いている。
——本当に?
——今まで、全部、案内石のおかげだったんじゃない?
——私自身には、何もないんじゃない?
私は、頭を振った。
考えちゃダメだ。
-----
夜、部屋に戻ると、侍女たちが待っていた。
四人とも、沈んだ顔をしている。
「姫様……」
マルタが、小さな声で言った。
「私たち、守護団の人たちと話してきました」
「うん」
「みんな、混乱しています。姫様を信じたい、でも、案内石のことも心配で……」
彼女は、言葉に詰まった。
エリンが続ける。
「それに、市場の人たちの中には、『もう姫様には近づかない方がいい』って言う人もいて……」
その言葉が、胸に突き刺さる。
私は、窓辺に立った。
「大丈夫。私が、解決策を見つけるから」
「姫様……」
「今まで、色々と何とかしてきたでしょ?だから、これも、きっと何とかなる」
私は、強がった。
でも、侍女たちは、何も言わなかった。
ただ、悲しそうな目で、私を見ていた。
夜更け、一人になると、窓を開けた。
遠くで、大聖堂の案内石が、赤く光っている。
もう、炎のようだ。
そして、その光が、さらに強く明滅した。
まるで、何かを警告するように。
私は、腕の鈴を見た。
四つの鈴。
でも、今は、その重さが苦しい。
私は、窓を閉めた。
そして、机に向かった。
羊皮紙を広げて、ペンを取る。
解決策を、考えなきゃ。
案内石を傷つけない方法を、見つけなきゃ。
段取りを、組まなきゃ。
でも、ペンを持つ手が、震えている。
頭の中が、真っ白だ。
何も、思いつかない。
私は、ペンを置いた。
そして、頭を抱えた。
遠くで、案内石の赤い光が、強く明滅し続けていた。
まるで、笑っているように。
私は今、王宮の地図を睨んでいた。
赤い印が、そこかしこに付いている。案内石の位置だ。
大聖堂の前、中庭、東の回廊、謁見の間への通路。
全て、半径五十メートル以内は立ち入り禁止。
つまり、私は王宮のほぼ半分に、近づけない。
「姫様、お茶の時間です」
コーデリアが声をかけた。
「ああ、ごめん。今行く」
私は地図を折りたたんだ。
サロンへ向かう。でも、いつもの近道は使えない。案内石があるから。
遠回りをして、裏の廊下を通る。
すれ違う従僕たちが、私を見て目を逸らす。
以前は、笑顔で挨拶してくれたのに。
-----
サロンに着くと、セラフィーヌが待っていた。
「遅くなってごめん」
「いえ、大丈夫です」
彼女は笑顔を作ったが、どこか硬い。
お茶を飲みながら、彼女が口を開いた。
「姫様、市街の様子を聞きました」
「市街?」
「ええ。民衆の間で、姫様への不安が広がっています」
セラフィーヌは、カップを置いた。
「『戦術姫は、案内石を壊す』『導きの姫ではなく、呪いの姫だった』……そういった噂が」
私は、カップを握りしめた。
「でも、まだ何も悪いことは起きてないよね?案内石から離れているし」
「それでも、人々は不安なのです。案内石は、王国の守護の象徴ですから」
彼女は、窓の外を見た。
「特に、守護団の方々が動揺しています」
「守護団が?」
「ええ。彼らは、姫様を慕って自警団を結成しました。でも今、『自分たちが守っている姫が、実は王国に害をなす存在かもしれない』という疑念に苛まれているのです」
セラフィーヌの言葉が、胸に刺さる。
「私、直接話してみようかな。誤解を解きたい」
「それは……難しいかもしれません」
彼女は、私を見た。
「姫様が市街に出るには、案内石のある場所を避けねばなりません。でも、市街の主要な広場には、全て案内石があります」
「じゃあ、どうすれば……」
「今は、時間を置くしかないかと」
セラフィーヌは、静かに言った。
「状況が落ち着くまで、姫様は宮殿内で静かに過ごされるのが、最善だと思います」
私は、何も言えなかった。
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午後、ローランド将軍が訪ねてきた。
彼の表情は、いつもより硬い。
「姫殿下、軍の状況をご報告します」
「はい」
「兵士たちの間で、動揺が広がっています」
将軍は、立ったまま話した。
「バスティオンでの勝利以来、兵たちは姫殿下を『戦術の女神』として信奉していました。しかし、案内石の件が広まり、一部の兵が『女神ではなく、災厄の予兆だったのでは』と囁き始めています」
「そんな……」
「私は、そのような風評を許しません」
将軍の声が、厳しくなった。
「しかし、事実として、バスティオンの案内石が光を失ったこと。そして、姫殿下が制限を受けたこと。これらが、兵たちの信頼を揺るがしているのです」
彼は、私を見た。
「姫殿下、今は耐える時です。案内石の状態が回復すれば、全ての疑念は晴れます」
「はい……」
私は、頷いた。
将軍は、一礼して部屋を出た。
一人になると、私は窓辺に立った。
中庭が見える。
そこに、案内石が立っている。
五十メートル。
遠い。
でも、それ以上に遠いのは、人々の心だ。
-----
夕方、枢密院が再び召集された。
またか、と思いながら、私は議場に向かった。
レイノルド子爵が、すぐに口火を切った。
「諸君、案内石の状況は改善していない。それどころか、悪化している」
彼は、書類を掲げた。
「エドリアン学士の最新の報告によれば、王都の案内石の輝度は、さらに五パーセント低下したとのことだ」
ざわめきが広がる。
エドリアン学士が立ち上がった。
「その通りです。制限を実施したにもかかわらず、案内石の状態は回復していません」
宰相が尋ねた。
「なぜだ?姫は案内石から離れているはずだが」
「二つの可能性があります」
学士は、冷静に答える。
「一つは、既に与えられた損傷が深刻で、回復が追いついていない。もう一つは——」
彼は、私を見た。
「姫殿下の存在そのものが、案内石に影響を与えている可能性です」
「存在そのもの?」
「はい。距離を置いても、姫殿下が王都にいる限り、案内石は何らかの影響を受け続けている、ということです」
レイノルド子爵が、すかさず畳みかけた。
「ならば、答えは明白だ。姫殿下には、王都から離れていただくべきだ」
静寂が落ちる。
宰相が立ち上がった。
「子爵、それは行き過ぎだ。姫殿下は、王子殿下の婚約者だぞ」
「だからこそ、慎重に対処すべきなのです」
子爵は、私を見た。
「姫殿下、これは貴女を排除しようとしているのではありません。王国を守るための、やむを得ない措置なのです」
「しかし——」
「宰相閣下」
マルキス伯爵が立ち上がった。
「私も、子爵の意見に賛成します。一時的でも良い、姫殿下には王都を離れ、学都ノヴェスなどで静養していただくのが最善ではないでしょうか」
また賛同の声が上がる。
保守派の貴族たちだ。
私は、椅子に座ったまま、動けなかった。
アウレリウスが立ち上がった。
「待て。彼女を王都から追い出すなど——」
「追い出すのではありません、殿下」
レイノルド子爵が、丁寧に言った。
「一時的な静養です。案内石の状態が安定すれば、すぐにお戻りいただけます」
「それは、事実上の追放ではないか」
「違います。これは、姫殿下ご自身のためでもあるのです」
子爵は、私を見た。
「姫殿下、貴女も苦しいでしょう。王都にいる限り、案内石を傷つけているのではないかという疑念に苛まれる。ならば、距離を置いて、状況を見守るのが、最善ではありませんか」
彼の言葉は、丁寧だった。
でも、その目は冷たい。
国王が手を上げた。
「今日は、ここまでにしよう。決定は、次回の枢密院で行う」
槌が打ち下ろされる。
私は、立ち上がることができなかった。
-----
議場を出ると、アウレリウスが駆け寄ってきた。
「大丈夫か?」
「……うん」
嘘だ。
でも、彼を心配させたくない。
「大丈夫。まだ決まったわけじゃないし」
私は、笑顔を作った。
「それに、私、考えがあるんだ」
「考え?」
「うん。案内石を傷つけない方法を、見つけてみせる」
私は、自分に言い聞かせるように言った。
「今までだって、色々と乗り越えてきた。市場の混乱も、外交の問題も、戦場の危機も、全部、段取りで解決してきたから」
「でも、今回は——」
「大丈夫。私が、ちゃんと解決策を見つける」
私は、廊下を歩き出した。
でも、心の中では、小さな声が囁いている。
——本当に?
——今まで、全部、案内石のおかげだったんじゃない?
——私自身には、何もないんじゃない?
私は、頭を振った。
考えちゃダメだ。
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夜、部屋に戻ると、侍女たちが待っていた。
四人とも、沈んだ顔をしている。
「姫様……」
マルタが、小さな声で言った。
「私たち、守護団の人たちと話してきました」
「うん」
「みんな、混乱しています。姫様を信じたい、でも、案内石のことも心配で……」
彼女は、言葉に詰まった。
エリンが続ける。
「それに、市場の人たちの中には、『もう姫様には近づかない方がいい』って言う人もいて……」
その言葉が、胸に突き刺さる。
私は、窓辺に立った。
「大丈夫。私が、解決策を見つけるから」
「姫様……」
「今まで、色々と何とかしてきたでしょ?だから、これも、きっと何とかなる」
私は、強がった。
でも、侍女たちは、何も言わなかった。
ただ、悲しそうな目で、私を見ていた。
夜更け、一人になると、窓を開けた。
遠くで、大聖堂の案内石が、赤く光っている。
もう、炎のようだ。
そして、その光が、さらに強く明滅した。
まるで、何かを警告するように。
私は、腕の鈴を見た。
四つの鈴。
でも、今は、その重さが苦しい。
私は、窓を閉めた。
そして、机に向かった。
羊皮紙を広げて、ペンを取る。
解決策を、考えなきゃ。
案内石を傷つけない方法を、見つけなきゃ。
段取りを、組まなきゃ。
でも、ペンを持つ手が、震えている。
頭の中が、真っ白だ。
何も、思いつかない。
私は、ペンを置いた。
そして、頭を抱えた。
遠くで、案内石の赤い光が、強く明滅し続けていた。
まるで、笑っているように。
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