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準備室
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準備室とやらに連れて来られて思わず皐月はあとずさった
なんだよ、、あれ
部屋のど真ん中に変な椅子…座るところがほとんど無い
両側に足を置くような台があり、台の先端にはベルト
まさか、ここに座らせる気じゃ…
「777番、ここで楽園の職員と交代する。ここの職員はほんの数人Ωだが、ほぼβだ。αは唯一、最高責任者の先生だけ。詳しくはここの職員に聞けよ。逃げようとすれば…分かっているな?容赦なくバチっとされるから気をつけるように」
船の職員の説明と同時に部屋の奥から現れたのは手術室にいるような格好の、1人は片手にオレンジの新品ジャージを持ち筋肉質なラガーマンみたいな笑顔の男、もう1人は小柄だが手術着の下は無駄の無い筋肉がついていそうな優男…
一見優しそうに見えるのに目は全然笑っていない。手には何故だか大きなハサミ
「ちょ…まっ!置いていかないでっ」
慌てて船の職員に手を伸ばす皐月を見たラガーマンはニカっと笑い
「おいおい。俺らは取って食いやしねーよ。ちゃんといい子にしてたらそれなりの対応をする。怖い思いをするかはお前次第だ」
ラガーマンの話を聞き、船の職員たちは頷き
「担当看護師が一さんと、1番人気の三神さんとはついてるぞ。777番。失礼の無いようにな。じゃ、元気な子を産むんだぞ」
「かんごし?こいつ…じゃなくこの人たちが?オレは何されんの?」
?でいっぱいの皐月は涙目になりながら船の職員を見送り、見慣れない看護師2人からなるべく距離をとろうとじりじりと後ずさった
「ふぅ、やれやれ。この仕事が1番キツいんですよね。早く終わらせましょう」
「だな?三神」
「1度しか言わないからよく聞いてくださいね?777。今から着替えをします。ジャージに変える前に身を清潔にしますから指示通りに動いていただきます。理解しました?」
「えと、、」
ひらひらと一はジャージを揺らし、これに着替えるぞと口パクした
「777番?理解しましたか?」
「は、はい」
「よろしい。じゃあ、まずは選びなさい。自ら潔く脱ぐか…我々に無理やり脱がされるか。僕ならハサミで切ります。ニノ先輩なら引き裂きますかね?」
キラっとハサミを輝かせ三神は脱がねば切るぞと脅し、脅された皐月は即座に衣服をパンツと靴下を残して脱ぎ去った
なんだよ、、あれ
部屋のど真ん中に変な椅子…座るところがほとんど無い
両側に足を置くような台があり、台の先端にはベルト
まさか、ここに座らせる気じゃ…
「777番、ここで楽園の職員と交代する。ここの職員はほんの数人Ωだが、ほぼβだ。αは唯一、最高責任者の先生だけ。詳しくはここの職員に聞けよ。逃げようとすれば…分かっているな?容赦なくバチっとされるから気をつけるように」
船の職員の説明と同時に部屋の奥から現れたのは手術室にいるような格好の、1人は片手にオレンジの新品ジャージを持ち筋肉質なラガーマンみたいな笑顔の男、もう1人は小柄だが手術着の下は無駄の無い筋肉がついていそうな優男…
一見優しそうに見えるのに目は全然笑っていない。手には何故だか大きなハサミ
「ちょ…まっ!置いていかないでっ」
慌てて船の職員に手を伸ばす皐月を見たラガーマンはニカっと笑い
「おいおい。俺らは取って食いやしねーよ。ちゃんといい子にしてたらそれなりの対応をする。怖い思いをするかはお前次第だ」
ラガーマンの話を聞き、船の職員たちは頷き
「担当看護師が一さんと、1番人気の三神さんとはついてるぞ。777番。失礼の無いようにな。じゃ、元気な子を産むんだぞ」
「かんごし?こいつ…じゃなくこの人たちが?オレは何されんの?」
?でいっぱいの皐月は涙目になりながら船の職員を見送り、見慣れない看護師2人からなるべく距離をとろうとじりじりと後ずさった
「ふぅ、やれやれ。この仕事が1番キツいんですよね。早く終わらせましょう」
「だな?三神」
「1度しか言わないからよく聞いてくださいね?777。今から着替えをします。ジャージに変える前に身を清潔にしますから指示通りに動いていただきます。理解しました?」
「えと、、」
ひらひらと一はジャージを揺らし、これに着替えるぞと口パクした
「777番?理解しましたか?」
「は、はい」
「よろしい。じゃあ、まずは選びなさい。自ら潔く脱ぐか…我々に無理やり脱がされるか。僕ならハサミで切ります。ニノ先輩なら引き裂きますかね?」
キラっとハサミを輝かせ三神は脱がねば切るぞと脅し、脅された皐月は即座に衣服をパンツと靴下を残して脱ぎ去った
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