離島の監獄で冤罪Ωと医師αが出会ったら、運命の番はそこにいました

さゆり

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検査(直腸エコー) 2

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「あー…何すんのか言っちゃった。ななちゃん大丈夫だぜ?怖くないから」
「や、やだーーっいやー」
「まあ、そうなるよな?どうします?先生」
「薬、あまり効いていないな。けど、やるぞ」

問答無用で天使は皐月の睾丸を退かし、エコーの先端部を皐月にあてがい、ナカへと押し進めた。
その痛みに皐月は眉を寄せ、逃げようともがくが両側から体を押さえられて動けず首を横に振った

「ひぁっ」
「息を吐け。痛いだけだぞ」
「い゛…った…無理」
「吐け」
「う゛ーっ…ぃあ゛ーっ」

天使は容赦なく皐月のナカにエコーを沈め、左右に傾けて内部構造を見ると、口を開いた
「カルテNo.777。restart。構造上の特異形成無いも、子宮内壁5mmと:菲薄(ひはく)。卵巣内に卵胞確認…あー…小さいな、、サイズは…と15mmか」

天使の話とともにノートパソコンに文字が記入されていくと、天使は考えごとをはじめしばらく皐月のナカをぐりぐりとエコーで観察した

その間、味わったことのない痛みと恥ずかしさに皐月は声を押し殺し、唇を噛んで耐え
噛んでいるのを見た三神はそっと皐月の唇を触り
「だめ」
「え?」
「辛いのは分かります。けど、これはよくない。先生はただ不妊の傾向にあるか心配しているだけです。僕のデータはもっとよくなかったですがちゃんと授かったので安心するといです」

淡々と話す三神の言葉に親近感を覚え、皐月は言いにくそうにもったいぶりながら話した
「あ、あの…さ。その…怖いんだよ、、痛いし。だから…その、えと」
おずおずと三神に向けて手を伸ばすと三神は察し、皐月の手を握り
「先生、授かりにあたり問題はありそうですか?」
「んー…詳しく診てみないことにはな」

ぐりん
「ぃあーっそれ痛いぃ」
「よしよし、後少しだ。辛抱」
抑揚の無い声であやしながら天使はエコーを容赦なく動かし、思案した

発情期ヒートまでおそらく…後10日、、と言ったところか?発情期前後のホルモン値もみたいな。今日の夜勤誰?」
九十九つくもです」
「彼か、、やれるか分からないが明日早朝採血を指示しておく。卵胞サイズ自体は小さめだが充分数があるから大丈夫だろう。それはそうと777。精通は?」
「え?」
「え、じゃない。精通」
「えと…分かんないや」
「まさかまだか?発情期は?もうそろそろ入りそうな状態ではあるが」
「それは来た…って言っても数えるほどだけど…」
「成人していて数えるほど?よし、分かった。今夜はゆっくり寝て明日から治療に入ろう」

治療?

「んぁっ!んんっ」
体内からエコーが消えていく違和感に耐えれず皐月は声を漏らした
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