昼休みの図書室

夜碧ひな

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〜11/25(水)〜 #12

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PM,12:25
【図書室】

「みーっけ。
珍しいじゃん。先にいるなんて。」
「今日は昼休み無いはずだけど?」
「それ裕人くんが言うんだ。作ってるんだよ。2人だけの昼休みを。」
「それはどうも。」
「突然ですが問題です。」
「ほんとに急だ事。なんでもこい!」
「今日はなんの日でしょうか?」
「金型の日。」
「違う。」
「ハイビジョンの日。」
「違う。」
「バイラルの日。」
「ちーがーうー。いや、正確にはあってるけど、それよりももっと身近なこと。」
「んー。。わかんない。」
「今日は11月の25日。1125、この数字に見覚えは?」
「ない。」
「はぁ。全くもう。私たち出会って、っていうか初めて会話してちょうど1年記念日だよ。覚えててよねー。」
「彼女かよ。確かにそういえばこの位の時期だったかもなぁ。ってか、よく覚えてんなぁ。」
「そりゃ人生初のお友達ですから!」
「えまって。人生で1回も友達できたことないの?」
「え、、そういう関係じゃなかったの…?」
「15年も生きてきて友達ゼロはやばいだろ。」
「嘘…なんかまた裏切られた気分。」
「別にいたとは言ってないけど?」
「ふっwいなかったんだw」
「君にだけはからかわれたくないですね…w」
「全部ここで始まったんだね。」
「初めて世界が色ずいた場所。図書室。」
「これから私たち、どうなるのかな。」
「0からの再出発。高校デビュー。」
「不安しかない。。」
「あんなに誰もいない高校行くって張り切ってたのに?」
「あの時は友達なんていなかったし。。もうちょっと早くに裕人くんと出会えてたら、もっと生活が楽しかったんだろうな。」
「2年の中盤。その距離と、時間が良かったんだ。」
「え?」
「早くても遅くてもダメ。1年前の今日だったからこそ、楽しく終われるんだよ。」
「確かに。これからも悔いなく終われるようにしようね。」
「あぁ。」
「なんか、エモいねw」
「1周年だもんな。」
「じゃあ、私帰るね。」
「おう。気をつけて。」
「うん。また明日。」

「なぁ!」
「ん?」
「俺、本気で怜奈と一緒の学校目指すわ!」
「え?」
「無理難題だってのは100も承知だ。けど、また、昼休みの図書室で。」
「わかった。一緒に頑張ろ。でも、支え合う仲間であり、座を奪い会うライバル。敵であり、仲間っていう関係になるけど、それでもいい?」
「望むところだ。」
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